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2022年6月 8日 (水)

森下惠介先生著「伊勢旧街道を歩く」

ずいぶん前になりますが、奈良大学の鎌田先生や学生たちが、菅笠とわらじ姿でよく伊勢詣りをされていたことがあります。
大阪から幟をたてた一行が伊勢詣りで奈良の三条通りを歩いておられたこともあります。

このほど、森下惠介先生が「伊勢旧街道を歩く」を上梓されました。東方出版。2545円+税、2800円。

早速買い求めました。

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歩く道は国土地理院の地図に黒く線が引かれています。尼ヶ辻から橋本町あたりの地図です。(クリックすると拡大します)
かつてはこのあたりでよく宿をとられました。
昔の人が1日歩くのはおよそ10里(38キロくらい)、大阪から奈良がちょうどそのくらいとのことです。

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橋本町御高札場は、1984年復元されました。ガイドのかたはよくこの前で説明をされますし、皆さんもよくご覧になっています。

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左手前には、奈良県里程元標です。2010年復元。

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東西南北の標柱への距離が書かれています。

この本のなかにも、標柱など写真や図でたくさん出てきます。

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奈良県内で見かけたところもありますし、見たことのないところも写真で載っています。

この本を読んで実際に歩くのが一番だと思います。本を読んでいるだけでも、点が線になってつながっていきます。

著者の森下先生は健脚ですからたぶん実際に歩いて書かれたのでしょう。

電車が並行して走っているところが多いので、それぞれが選んで何回か分けて歩いて伊勢に行くのも良いのでしょう。

読むだけでも楽しい本です。

本の帯です。

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2022年5月20日 (金)

続『大学的奈良ガイドーー新しい見どころ60編』

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12年ぶりに、奈良女子大学から『続 大学的奈良ガイド』が発刊されました。前回も好評で奈良女子大学をきっかけに全国の大学による地域ガイド本が同じ出版社から発行されたとか。昭和堂発行。

情報満載の地域月刊誌の『ならら』に書かれたものから選ばれた60編が集められています。

奈良新聞5月6日付に、旧知の奈良女子大学なら学センター長の寺岡伸悟先生が書かれています。(画像をクリックすると拡大します)

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2022年5月 4日 (水)

倉橋みどりさんの第一句集『寧楽』

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40年ほど俳句を作ってこられたという、山口県出身で現在奈良でご活躍の、倉橋みどりさんが第一句集をこのほど上梓されました。タイトルの「寧楽」(ねいらく)の通り、奈良を詠んだ俳句が多いということです。倉橋さんの俳句の先生はじめ多くの方が長年発行を待ち望まれた俳句集とのことです。倉橋さんは俳句結社「寧楽」も主宰されていて今回相当量の俳句から387句を選ばれたということです。角川書店発行。税込2970円。

4月30日夕方、小西通りの啓林堂書店奈良店2階でたくさんの人を集めて、ミニトークとサイン会がありましたのでいってきました。

今までの道のりを語られたあと、自選十句を解説していただきました。

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黄落(こうらく)や正倉院に錠(かぎ)おりて           黄落=紅葉のこと  錠おりて=正倉院の鍵がかけられること

秋の蚊に小指を食はれ業平寺(なりひらでら)           業平寺=佐保路の不退寺のこと        

つちふる(土降る)と都の址に都人                つちふる=中国大陸からの黄砂

去年(こぞ)今年(ことし)奈良太郎の音(ね)鎮(しず)もれる  去年今年(こぞことし)=除夜の11時45分から12時15分ころ                   

                                奈良太郎=東大寺の大鐘のこと

行く春や転害門(てがいもん)ある手貝町(てがいちょう)     転害門も手貝町も=てがい、字は違うが同じ事

再建の塔より秋の風の音(おと)                 再建の塔=斑鳩の再建された法輪寺の三重塔

大寺をつつんで若草山眠る                    大寺=東大寺のこと。山眠る=冬の季語

時雨(しぐれ)きて鹿も加はる雨やどり              冬急に雨が降り雨宿りをしたら私の両側に私をはさんで鹿も雨宿りした

佐保川の千鳥ぞ光る石拾ふ                    佐保川の千鳥=万葉集に出てくる歌をふまえて

満行や大和の春は調(ととの)ひぬ                満行=お水取りの終えたこと

 

俳句は季語がありますから、わたしなど解説がないとよくわかりませんが、辞書をひいたりインターネットの季語のサイトでしらべたりしながら味わっています。

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倉橋みどりさんとは、月刊誌「あかい奈良」の頃からの知り合いです。

倉橋みどりさんのプロフィールです⇒https://www.arca-nara.jp/about/kurahashim/

(追記)

読売新聞5月13日、2面の「四季」の欄に、倉橋みどりさんの俳句を発見しました。

長谷川櫂さんの欄です。

いま一片やがて一切花吹雪

満開の桜から花びらがひらひら舞い降りる。そのひとひらを見て、数かぎりない花びらの飛び交う光景を予感しているのだ。

ひとひらの静かさと無数の花吹雪の静かさ。何事もはじめはかすかだが、たちまち本流となる。句集『寧楽』から。

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2022年4月26日 (火)

『古寺行こう』東大寺

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小学館ウィークリーブック、『古寺行こう』東大寺です。入江泰吉さん、土門拳さん、小川光三さんらの写真がたっぷり掲載されています。そして奈良にも居をかまえて近年奈良や東大寺を撮られている三好和義さんの新しく撮られた写真も随所に掲載されています。

戒壇院の広目天を4人の写真家がそれぞれ撮られている写真が並べられているのも味わい深いものがあります。

近年の調査で、創建時の三月堂(法華堂)のほとけ様がわかったそうですが、不空羂索観音像を本尊に塑像七体を紙上で再現されています。

写真も文も素晴らしい本です。

『古寺行こう』東大寺、700円+税。小学館発行。

 

 

2022年4月18日 (月)

『復興・陸前高田 ゼロからのまちづくり』

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東日本大震災から11年が経ちました。独立行政法人 中小企業基盤整備機構のころ以来、陸前高田市の復興に長らく携わっておられる、現在神戸の流通科学大学商学部准教授の長坂泰之さんから紹介いただいた、『復興・陸前高田 ゼロからのまちづくり』という本です。

長坂泰之さんも多くのページに書かれ、本の編集者の主要メンバーです。

300ページにわたって、前代未聞の復興事業がくわしく書かれています。
またゼロからのまちづくりと掲げられているとおり、コンパクトシティ、中心市街地、まちづくり、まちなか広場、図書館、公園の子ども向けの遊具、高齢者や中高生むけのしかけ、などまちづくりの大きなヒントが込められているように思います。参考にしたいと思います。

 

鹿島出版会発行。2800円+税。

 

主要な目次です。上の写真は「うごく七夕まつり」とのことです。

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商店街の人々が、津波が来る前から避難を呼びかけ、震災直後から、救援に始まり商店街が必要なのだと仮設商店街づくりに始まり、祭りの復活など町の人々への献身的な活動が描かれています。当初自分の商売の復活よりも町の復活を心がけて、通信も交通もいろいろ不便な中、活動されています。国や県や市、いろいろな組織、人々のつながりや動きが多方面から書かれています。

以前、2015年、一度だけ三陸を訪ねたときの当方のブログです。あのときちょうど中心市街地のかさ上げ工事をされている真っ最中でした。どうなるのだろうと思いましたが、いまかなり復興されたようです。皆さんのご努力にエールを送りたいと思います。

http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-041c.html

とてもそんな生やさしいものではなかったことをこの本を読んで思うことです。長坂泰之さん、今後ともよろしくお願いします。

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長坂泰之さんからコメントいただきました。

「松森理事長。ありがとうございます。官民連携、公民連携はあるべき論としては間違っていませんが小さなまちでは容易くありません。それを皆さんが成し遂げたことが素晴らしいと思っています、」

 

2022年4月 2日 (土)

古寺行こう、東大寺

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小学館の古寺行こうで、東大寺が出版されました。いま全国の書店に並んでいると思います。

大仏さまではない東大寺のいろいろな側面を紹介されています。

東大寺のできる前のことや新しくわかったことなど、興味深い内容です。

東大寺の有名な広目天を撮られた、入江泰吉さん、土門拳さん、小川光三さん、三好和義さんの4人のそれぞれの写真はそれぞれに魅力的です。

三浦和義さん撮り下ろしの国宝音声菩薩の原寸ピンナップも素晴らしい。

小学館発行。700円+税。

2022年3月29日 (火)

『鬼灯』(ほおずき) 第二回京都文学賞・優秀賞受賞作品、出版されました。

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第二回京都文学賞・優秀賞受賞作品が出版されました。「鬼灯」は、ほおずき、と読みます。

奈良の啓林堂書店に3月27日(日)作者の家野未知代さん(わたしの奈良女子大学附属中学高校の同級生です)が来られ、トーク&サイン会がありました。

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大垣書店発行。1000円+税。

【書籍情報】
■ タイトル :「⿁灯」
■ 著 者 :家野未知代(いえの・みちよ)
■ 発行元 : (株)大垣書店
■ 価 格 : 1000 円(税抜)
■判型・頁数: 四六判・148 頁
■商品コード: 978-4-903954-47-9

【内容紹介】
十八で家を飛び出したあと、両親と音信不通のまま五十年近くを過ごし
胸の奥で⿁灯のような思いを抱き続けてきた主人公を軸に
「家族とは何ぞや」を問いかける。
京都・奈良・大阪河内へと舞台をひろげながら
隣人との交流を通して変化する心情が丁寧に綴られている。


第二回京都文学賞優秀賞 受賞作品。

書評です。

【 第二回 京都文学賞 優秀賞 受賞 】

「奥には、ひりひりと熱い熾火がくすぶりつづけている。」(選評より)――いしいしんじ氏

「細部の描写による圧倒的なリアリティで、付け焼き刃でない京都を感じさせる」――吉橋通夫氏

 

奈良市・大豆山町を生家と設定し、奈良から、京都へ、そして奈良へ、大阪河内と舞台にして話しは進んでいきます。

早速一気に読みました。

トークをされる、家野未知代さん。静かに聞く同級生、同窓生。

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サイン会にて。右から作者の家野未知代さん、真ん中は写真撮影の鳥博士、横田光夫さんと。(今回の写真は横田光夫さんにいただきました)

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同級生から進呈された、本物の鬼灯(ほおずき)の工芸作家作の手作りのボックスライトです。

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上の工芸作品の鬼灯(ほおずき)を見つけてきた、小松かおりさんと作者の家野未知代さん。テーブル狭しとプレゼントの品々が並んでいます。

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(追記)

以下は、啓林堂・奈良店の西田大栄店長のフェースブックです。

奈良ご出身の家野 未知代(いえの みちよ)さんが第2回 京都文学賞・優秀賞を受 賞されました! 
受賞作『鬼灯』の出版を記念し、先ほど中学・高校のご同窓の方々がトーク&サイン会を企画され、奈良店2Fのイベントスペースにお集まりいただきました。
当日は著者の家野様と同窓のご友人が久しぶりに再会され、受賞の喜びを分かち合い、学生時代の思い出ばなしを楽しみつつサインを書いていただきました。
家野様、ご同窓の皆さま、誠にありがとうございました。


【関連リンク】
第2回京都文学賞受賞作と表彰式・選評
https://kyotobungakusyo.com/news/470.php


大垣書店刊『鬼灯』紹介ページ
https://www.books-ogaki.co.jp/%e3%80%903%e6%9c%88%e6%9c.../

(追記)

毎日新聞奈良版やまと歌壇に、当方の作が載りました。

 

文学賞取りたる友のサイン会続々集まる同級生われら

 

 

2022年3月20日 (日)

おすすめ『地図で読み解く奈良』

近頃、奈良の本がよく出版されているように思います。かつて写真家の井上博道さんが「奈良は京都に比べて出版などが10分の1だ」と言われていました。今は、京都より奈良が好きという人が増えているように思います。ですから奈良の本が増えているのではないかと思います。

先日、近鉄奈良駅そばの啓林堂・奈良店にいくと、『地図で読み解く奈良』が入荷していました。西田店長のおすすめでした。
早速買い求め、読みました。

かもがわ出版。1700円+税。2022年3月10日発行。奈良女子大学文学部〈まほろば〉叢書。

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奈良女子大学や附属中等教育学校の先生方7人による、「地理学の面白さを伝えるにあたり、奈良県内の具体的な地域を題材に取り上げる」「地理学の視点で見れば、奈良県内には興味深い地域、注目すべき事象がたくさん存在する」

「本書を読んで地理学に関心を持たれた方は、地図を片手に、実際に地域の謎や問題を解き明かすたびに出かけて欲しいと思う」とはじめに書かれています。

7章のそれぞれのテーマは以下の通りです。

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それぞれに興味深いテーマで一気に読みましたが、折に触れてもう少し深く読み直そうと思う本でした。

そして、おすすめサイトとして、

「地理院地図」

https://maps.gsi.go.jp/#15/34.681658/135.836678/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

「ハザードマップ」https://disaportal.gsi.go.jp/

「今昔MAP」https://ktgis.net/kjmapw/

などいろいろのサイトが紹介されています。

google mapがよく話題になりますが、国土地理院による「地理院地図」はなかなか優れものだと思います。スマホからも見ることができます。

 

 

 

2022年3月16日 (水)

永島福太郎著『奈良』

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以前に古書店で買っていて、積ん読していた本ですが、先日買った佐藤亜聖氏の『中世都市奈良の考古学的研究』で奈良の通史を書かれた本として高く評価されている本です。

昭和38年初版、吉川弘文館発行。

目次

はしがき

Ⅰ 日本のふるさと

Ⅱ 平城京

Ⅲ 社寺の都

Ⅳ 郷および郷民の発展

Ⅴ 奈良町の成立

Ⅵ のどかな奈良町

Ⅶ 国際文化観光都市

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

著者のプロフィール。

永島 福太郎(ながしま ふくたろう、1912年12月22日 - 2008年8月19日)は、日本の歴史学者。関西学院大学名誉教授。

経歴
栃木県佐野市富士町生れ。旧制佐野中学校卒業。
1934年國學院大學国史学科卒業。卒業論文は「大和守護職として観たる興福寺没落過程の研究」。
東京大学史料編纂所員、奈良県立奈良高等学校教諭などを経て、1954年から関西学院大学に勤務し、その後教授まで昇任。
1981年定年退職。名誉教授。
立命館大学日本史学科講師を20年間務める。
禅文化研究所学術顧問、奈良県立橿原考古学研究所研究顧問・野村美術館理事・北村美術館評議員・今西家保存会理事・今日庵文庫研究員。小堀遠州顕彰会評議員。1960年に「中世畿内における都市の発達」により、関西学院大学から文学博士の学位を授与される。奈良市法蓮2丁目に住んだ。

2022年3月 9日 (水)

佐藤亜聖氏『中世都市奈良の考古学的研究』

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佐藤亜聖氏『中世都市奈良の考古学的研究』という立派な本が出版されたと紹介いただきました。

近鉄奈良駅前の啓林堂書店には並んでいましたので早速手に入れました。最後の1冊とのことでした。

3日後訪問すると西田大栄店長は早速追加注文して3冊入荷しているとのことです。さすがです。

以下に内容説明はくわしく書かれています。佐藤亜聖さんの学位請求論文でとても貴重な本です。

http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/NA20140101-20150300-0002.pdf?file_id=6743&fbclid=IwAR3hNZygtQ_nxnv0dcCyluiZmbOUBohXj2xqBV0Cs7wkO5deKFPlqqdahV8

目次は以下の通りです。

序章

第Ⅰ部 中世都市奈良の成立

  第1章 古代都市平城京における外京の位置づけとその実態

  第2章 長岡京遷都後の平城京と中世都市への萌芽

  第3章 中世都市奈良の成立

  第4章 治承兵火と奈良

第Ⅱ部 中世都市奈良の諸相

  第1章 都市空間の変化と機能分化

  第2章 中世都市奈良における葬送空間の変遷

  第3章 日本中世都市奈良における葬送地と奈良の特質

  第4章 遺物から見た元興寺の納骨信仰

第Ⅲ部 中世都市から近世都市へ

  第1章 元興寺旧境内主要伽藍域と中世都市奈良の終焉

  第2章 都市奈良から見た多聞城と松永政権

  第3章 来迎寺墓地墓標と近世的葬送空間の成立

  附章1 鎌倉時代末の奈良における産業再編

  附章2 大和における瓦質土器擂鉢の編年

  終章 日本中世都市における奈良

  あとがき

  索引

図表目次  図は103枚。

      表は12枚。

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A4版 220ページ  吉川弘文館発行  12,000円+税

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐藤亜聖氏 略歴

1972年 奈良県に生まれる

1999年 奈良大学大学院文学研究科博士前期課程修了

公益財団法人 元興寺文化財研究所 総括研究員を経て

現在  滋賀県立大学人間文化学部教授 博士(文学)

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外京あたりを1M間隔の等高線で描かれているのをみるとなるほど、体感で東にゆっくり登っているのがあらわされて実感します。この図の上にいろいろの角度から調べたことがらがつぎつぎと図示されます。

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そしてこの本の中で、奈良の通史として、再三紹介されている、永島福太郎著、日本歴史叢書『奈良』1963年、吉川弘文館の本ですが、

古書店で手に入れてわが家の書棚につん読しているのを見つけました。

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