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先日、読売新聞の部長さんに聞きました。10月から1年間、奈良謎解き寺巡りが始まっていて若い人に好評とのことです。
スマホが必要です。参加費は2700円とのこと。興福寺辺りそして奈良国立博物館から東大寺二月堂辺りまで、のべ3から4時間歩き回って解くとのことです。奈良の町も散策できるとか。かなり楽しめるそうです。
以下をご覧ください。
https://realdgame.jp/s/naraterameguri/?fbclid=IwAR0_875kx6oaL_1cd49REuKgLUgpuzltZRARx-GnGEBxApWN4kFh9AE_ajY
知り合いのSさんの説明です。
「奈良 謎解き寺めぐり」事前にネットで購入して、興福寺の中金堂前で、現物受け取るんやな。
「じゃらん」で買えるというのは、旅行客向けやな。
この秋、読売さんが仕掛けて、1年間遊べる仕組み。
ちょうど、もちいどのセンター街で、赤い袋をもってスマホを見ているふたりがおられましたので、聞きましたらなかなか面白いとのことでした。
(画像をクリックすると拡大します)
紀寺町の璉城寺において11月23 日(祝)19時から20時35分まで、第121回の京終さろんが行われ、90分あまり、もちいどの夢CUBEの話をさせていただきました。30人を超える熱心な皆様のご参加と、ネット中継が行われました。
主催の事務局の安西さん、そしてネットを担当された京阪奈情報教育出版の住田社長から写真をいただきました。
皆様ありがとうございました。
聞けなかった人がいると、ネット担当の京阪奈情報教育出版の住田さんにいうと、
「配信後も購入できるサービスがありますので、下記よりチケットをご購入の上ご
覧いただければ幸いです。
当日参加費と同額なので交通費と時間が節約できて、何度でも視聴できるので好
評です。
https://twitcasting.tv/c:narahon/shopcart/258197
よろしくお願い申し上げます。」とのことです。
参考までに、当日の配付資料です。
ダウンロード - 202311_e69dbee6a3aee79bb4e5898de794a8e38380e382a4e382b8e382a7e382b9e3838828e694b929.docx
開会前に、近隣の飛鳥小学校の150周年のお祝いの花火がたくさん打ち上げられました。あとで聞けば佐保短大から150発打ち上げられたということです。記念の花火もうまく見ることが出来ました。
「キトラ古墳・高松塚古墳を解説(地形と立地)」【対談】松原純 × 来村多加史
https://www.youtube.com/watch?v=ILre9DMKAwE
奈良観光コンシェルジュ JUN
チャンネル登録者数 4750人
今回は、来村 多加史(きたむら たかし)先生との対談「キトラ古墳・高松塚古墳について」の地形と立地編です。
兄弟古墳と呼ばれる両古墳の立地のあり方、またその周辺の地形も含めて来村先生に解説していただいております。壁画古墳ということでそこばかりが注目されますが、周りの景観も含めて見学して頂き、被葬者や墳丘を造った方々の想いを感じ取っていただけましたら幸いです。
0:00 オープニング
0:20 キトラ古墳・高松塚古墳の立地
1:25 キトラ古墳の周辺の地形
4:03 高松塚古墳の周辺の地形
4:53 キトラ古墳・高松塚古墳の立地の共通点
6:13 まとめ
【来村先生の経歴】
来村先生は兵庫県明石市のご出身で、幼い頃から考古学に興味を持っておられました。
高松塚古墳を発掘された関西大学「網干 善教(あぼし よしのり)先生」に憧れ、関西大学に入学して網干先生に師事。
関西大学大学院博士課程終了後、中国陵墓研究により博士号を取得されました。
現在は阪南大学の教授として学生に「観光学」を指導。
他にもテレビ出演や書籍の出版、また観光ガイドとして「クラブツーリズム」の講師など多方面で活躍されております。
12日に行われた行基さん大感謝祭が伝えられています。
行基の功績たたえ感謝祭 奈良市〔地域〕
(記事の写真省略)
奈良時代の僧侶で、東大寺の大仏建立に貢献した行基の功績をたたえる「行基さん大感謝祭2023」が奈良市で開かれた。普段は行基にゆかりのある寺にまつられている座像を会場に設置。宮大工の体験教室などが開かれ、約500人が訪れた。
行基は、東大寺の大仏建立前の749年に亡くなったとされる。メインイベントでは、生前見ることができなかった大仏を見てもらおうと、行基像を大仏殿まで運んだ。会場では「行基さんを語る」と題した講演会も行われた。
感謝祭は今年で6回目。実行委員会の尾田栄章会長は「行基さんの当時の偉業を知ってほしい。82歳で亡くなったとされるため、82回は開催したい」と笑顔で話した。
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大仏殿中門前にて、大仏参詣の集合写真が届きました。
喜光寺・竹林寺の僧侶に春日大社の神官、東大寺上司執事長、森本様、上野様、筒井様ら僧侶の皆様。
そして参詣の皆様です。皆様ありがとうございました。
天気予報は曇りでしたが、時折小雨が降るなか、無事終了。
大仏参詣も、行基像は自動車でお運びして無事おこなわれました。
皆様ありがとうございました。
NHKの翌朝の「おはよう関西」で放映されました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231113/2000079511.html
奈良時代の高僧 行基の功績をしのぶ催し
11月13日 05時53分
東大寺の大仏の造立に力を尽くした奈良時代の高僧、行基の功績をしのぶ催しが奈良市で開かれました。
行基は飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した僧侶で、東大寺の大仏を造立するための寄付を呼びかけたほか、関西各地に道路や橋を造るなど多くの土木工事を行ったことで知られています。
催しは地元の住民などで作る実行委員会が行基の功績を知ってもらおうと毎年この時期に開いていて、会場となった奈良市の春日大社の境内には市内の寺に伝わる行基の像が安置され、訪れた人が手を合わせていました。
会場では行基の功績を振り返る紙芝居が上演されたほか、仏像を造る際にも使われる鋳造の技術を体験する教室が開かれ、参加した人たちは自分の名前などが刻まれた型に流し込まれた金属が冷えるのを待って慎重に取り出していました。
奈良市の60代の女性は、「行基は多くの人を集めてインフラ整備をしたすごい人だと思いました。感謝を伝えたいです」と話していました。
実行委員会の尾田栄章会長は、「日本の国づくりの基礎になるインフラ整備や治水に取り組んだ人で学ぶべきことも多いので広く知ってもらいたいです」と話していました。
奈良新聞で毎月楽しみにしている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、12日まで高畑町で開かれている田中教子展です。先日わたしも会場の藤間家住宅で拝見してきたところです。川嶌一穂さんと田中教子さんは、以前からお知り合いです。
会期も12日(日曜日)までとなりました。改修なりつつある春日大社の旧社家の貴重な住宅が会場です。
美ビット見て歩き 私の美術ノート *122 川嶌一穂
「田中教子展―二月堂の青石壇と金箔画」
奈良町見知ル2023同時開催・藤間家住宅公開イベント
写真 田中教子「二月堂の青石壇〜End point of the Silk Road」
2022年パリ、ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール第160回記念展会場にて
百寿嫗ことしは暑いと呟かれ(板倉恒子・産経俳壇9月21日)
猛暑の夏三か月がようやく終わり、例年より一と月遅れながら、今年も彼岸花と金木犀が咲いてくれた。このところさすがに木々も重い腰を上げ、梢の葉先をほんのりと染めはじめた。
さわやかな風の吹く今日あたりは、銀杏の黄葉にはまだ早いだろうが、焼け門から東に入って、大仏池を左に見ながら、大仏殿の北側を通り、何段もの石段を上って、二月堂への道を歩きたい。
鬼子母神さんにお参りしてから、たいていそのまま北側の屋根のある登廊を登るが、「青石壇」と呼ばれる南側の屋根のない石段から登ることもある。子どもの頃から、石段の下三段と上三段に線刻されている「亀甲」や「青海波」の模様を見るのが楽しみなのだ。
しかし歌人の田中教子さんは、ただ楽しみに終わらせることなく、この刻印は、『華厳経』「入法界品(にゅうほっかいぼん)」の教義を表しているのではないかと研究された。
華厳宗の総本山である東大寺二一八世別当の森本公誠長老に『善財童子求道の旅』という編著がある(東大寺HP上のオンラインショップで購入可)。これは、華厳経の終章にして、全体の三分の一を占める「入法界品」を絵画化した「華厳五十五所絵巻」(十二世紀末・紙本著色・東大寺など所蔵)という国宝絵巻を、便宜的に各場面に区切り、それぞれに長老が解説を加えたもの。
内容は、長者の子・善財童子が、悟りへの道を求めて、のべ55人の善知識(正しく仏道に導いてくれる善き友)を訪ねる物語。生き生きとした描写が素晴らしく、すべての場面に登場する善財童子の清らかで、愛らしいこと。安倍文殊院「渡海文殊群像」の善財童子像を思い出してしまう。
石段の刻印は、その「入法界品」の中ほどにある、善財童子が険しい補陀落山をよじ登り、山頂付近に居ます観自在菩薩にようよう出会う場面を表しているのではないか。というのは、場面冒頭に「流泉浴池有り…地草柔軟にして…」という表現がある。これは青石壇の第一段の「流水」、第三段の「唐草」に符合するもので、曲線の意匠が続くので二段目に神秘的な力を宿す幾何学的な「亀甲」模様を入れた、というのが教子さんの解釈である。
長谷寺、清水寺、石山寺など観音様を御本尊とする寺はみな補陀落山を模して周囲より小高い所に位置し、建物も同じ懸崖造りである。納得できる説ではないだろうか。
しかし教子さんは紙の上での研究にとどまらず、みずから許可を頂いて石段模様の拓本を取り、なおかつそれを発想の源として絵画作品にされた。
写真にあげた「絹の道の最終地点」と題された作品は、和紙に金泥で描いた75cmX35cmのパネルを96枚組み合わせた、縦1.5m横16mという長大なもの。西洋的美意識からすれば、「禅スタイル」の墨絵に、おそらくロマネスク的稚拙さと、クリムト的豪華さの混じった、懐かしくも新しい抽象に見えるかもしれない。
今回の展覧会では、藤間家住宅の奥の間の4mの壁に合うように、組み合わせを変えて構成されている。
奈良県出身の歌人・田中教子(のりこ・1967年生)さんは、2008年に「乳房雲」で第3回中城ふみ子賞大賞を受賞した歌人で、現在「ヤママユ」に所属。もう10年近く「本願寺新報(旬刊)」歌壇の選者を続けておられる。
と思っていたら、2019年に教子さんの評論集『覚醒の暗指』が、第27回ながらみ書房出版賞を受賞された。わ、評論もされるのだ、と尊敬した。
と思っていたら、昨年の快挙である。写真の『エンド・ポイント・オブ・ザ・シルク・ロード』が、ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール(フランス国民美術協会)総合金賞と、インスタレーション部門金賞というダブル受賞となった。もともと書道は、読売書法展や日本書芸院展で特選を重ねておられることを知っていたが、絵も描かれるのか、と大いに驚いた。
お若い頃から知っているので、いつも勝手に「教子ちゃん」などと親しく呼んでいるが、実はこんなにも多才なアーティストだった!これからも、ますますのご活躍をお祈り致します。
=次回は令和5年12月8日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 藤間家住宅(登録有形文化財) 奈良市高畑町1325番1の1。電話=080(5541)9168。会期は、あさって11月12日(日曜日)まで。
3時から大仏参詣です。飛火野出発、東大寺大仏様へ。
●昨年の大仏参詣を、奈良まほろばソムリエの会、広報グループの佳山隆生さんが動画で紹介してくれています。
https://www.youtube.com/shorts/tgfz_GzKOEk
●奈良市観光協会のフェースブックでも紹介頂いています。
\行基さんを知る!行基さん大感謝祭2023/
11/12(日)は奈良時代の名僧・行基さんの1353回目の誕生日。春日大社境内 飛火野(とびひの)で開催される「行基さん大感謝祭」では行基さんが何をして、何を残したのかなど、楽しく学ぶことができます👏<In Japanese>
行基さんと一緒に大仏参詣をしたり、行基さんゆかりのお寺の「お砂踏み道場」でお参りもできます。どぼく体験や宮大工教室など行基さんの遺業の一端に触れる貴重な体験イベントが目白押し。キッチンカーや屋台も登場します🍩
また今年は奈良国立博物館仏教美術資料研究センターにて、行基誕生1355年記念シンポジウム(事前申込制)も開催されます。
📷写真提供=行基さん大感謝祭実行委員会
行基さん大感謝祭2023
📍春日大社境内 飛火野
📅2023/11/12(日)
🕐12:00~16:00(予定) ※イベントにより開催時間が異なります
💰入場無料
🚌JR・近鉄奈良駅から市内循環バス8分「春日大社表参道」下車すぐ
※雨天決行・荒天中止
※イベント内容は予告なく期間や内容等が変更・中止される場合があります。
詳しくはこちら👉
https://gyoki.jp/
● 産経新聞 9日付にも元興寺法輪館の展覧会と共に、12日の行基さん大感謝祭が紹介されました。
(画像はクリックすると拡大します)
●さらに11月8日(水)付の日刊建設工業新聞でも紹介されました。
地図で今回の行基さん南限の旅を振り返ってみました。宮崎県と熊本県です。1日目、宮崎空港からレンタカーで一路北へ、延岡市そして日向市へ。2つのお寺を訪ねて、一転南へ戻って宮崎市へ。そして都城市やえびの市を通って、熊本県へ。人吉市や八代市を走って熊本市へ(宿泊)2日目は熊本市内のお寺へ。そして南阿蘇村のお寺へ。折り返して熊本市から九州道を走って宮崎空港へ。レンタカーの走行距離は先の北限の旅の600キロをさらに上回り、700キロに達しました。ひとり運転の駒さんお疲れさまです。
若き日に全日本学生キャンプで1週間過ごしたえびの高原あたりの風景を遠く眺めました。
宮崎空港へ到着。搭乗までゆっくり反省会。宮崎空港発の最終便の出発遅れて、大阪伊丹空港の門限近い21時前大阪へ到着。空港バス、近鉄を乗り継いで無事奈良に帰り着きました。皆様お疲れさまでした。
清水峠にいく山道を登り、目的の清水寺(せいすいじ)にたどり着きました。
2020年の豪雨の影響で傷んだ建物の修理をされていました。そして、ちょうどおられたご住職にくわしくお話をうかがうことができました。
そして1冊の本をいただきました。雲龍山 清水寺の縁起と伝承とあります。
(画像をクリックすると拡大します)
ご住職と記念撮影させていただきました。
樹齢450年の神木「なし」の木のそばの「お砂」をいただいている尾田会長。
お寺の前で阿蘇の山を背に4名の記念撮影です。右から尾田会長、神戸高専の宇野先生、事務局駒さんとわたし。
無事4人でこの秋の大イベント、行基さんの北限の旅、南限の旅の最後のお寺にお参りすることが出来ました。
奈良まほろばソムリエの会のホームページのメンテナンス終了しました。
しばらく工事中でおやすみでしたが、無事工事終了しました。
一度ご覧ください。⇒https://stomo.jp/
まほろば歳時記
夕日に染まる曽爾高原のススキ
11月 曽爾高原のススキ
ススキの名所として知られる「曽爾高原」。見渡す限り広がるススキが風に揺れて波打つ光景は、多くの観光客を魅了します。夕日の映えスポットとしても有名で、日が沈むにつれて黄金色に染まりゆくさまはまさに絶景です。秋の象徴として万葉集にも多くの歌が詠まれているススキ。地元では保全活動を通じて、この美しい景観を維持する努力がなされています。※今年は例年行われている山灯りの実施はありません (礒兼 史洋)
(画像はクリックすると拡大します)
第121回を迎える「京終さろん」で11月23日(祝・木)に、もちいどのセンター街のこと、もちいどの夢CUBEのことを話するようにお招きを受けました。
京終は「きょうばて」と読みますが、もちいどのセンター街を南へ約10分あまり歩いたところにある歴史のある地域です。
そこで、京終さろんということでいろいろな方がゲストスピーカーでお話しになっています。最近では東大寺の上司執事長であったり、元興寺文化財研究所の研究者であったり。
璉城寺というお寺で19時から20時30分まで。1600円(弁当付き)
そしてオンラインでも参加できるそうです。オンライン視聴1000円。
申し込みは、https://twitcasting.tv/c:narahon/shopcart/258197
からとのことです。
フェースブックは
https://www.facebook.com/AnzaiShunju/?locale=ja_JP
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