東寺のすべて展 31日まで
紹介されて、東寺のすべて展を見てきました。
食堂では土門拳展もされていました。金堂、講堂、五重塔なども拝見。広くてすべては見ることはできませんでした。
数年前に建てられた、會津八一の歌碑も洛南会館前に見つけ、拝見できました。(會津八一の京都での初めての歌碑です)
五重塔
金堂
講堂
立体曼荼羅といわれたくさんの仏像がおられました。
會津八一が詠んだ、軍荼利(ぐんだり)も拝観することができました。
食堂(じきどう)では、土門拳展が開かれていました。
洛南会館前の會津八一の歌碑。(画像をクリックすると拡大します)
歌碑の裏
以下は會津八一研究家の服部素空氏の解説です。
「この日醍醐を経て夕暮に京都に出で教王護国寺に詣づ 平安の東寺にして空海に賜(たま)ふところなり講堂の諸尊神怪を極む(第1首)
たち いれば くらき みだう に ぐんだり の
しろき きば より もの の みえ くる
(たち入れば暗きみ堂に軍荼利の白き牙より物の見えくる)
歌意
暗いみ堂に立ち入るとまず最初に軍荼利明王の白い牙が浮かび上がり、その後から次第に他のいろいろな物が見えてくる。
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2018年3月の鹿鳴人のつぶやきに書いていました。http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-223b.html
歌碑が建立されて早や5年、ようやく拝見することができました。
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