保山さんの10月上映会へ
10月8日、奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで、保山耕一さんの10月上映会がありました。
(画像はクリックすると拡大します)
この日のプログラムです。
ピアノ すみかおりさんのウエルカムミュージック。
「784キャンディーズ」の清水真貴さんと岡本ひとみさんの前説。
新しく出た、ならどっとFMのフリーペーパーのくわしいお話がありました。
第1部は、ならどっとFM「岡本彰夫の奈良の奥の奥」公開収録でした。
奈良で一番美味しい松花堂弁当を作って、奈良で一番頑張っている人に届けよう、ということで4人の料理人による松花堂弁当の作成から試食の美しい映像が流れました。保山さんは料理の映像も長年撮っていたとのことです。
(写真、松元智恵子さん撮影)
第2部は、新月から9月29日の満月までの、稲穂や彼岸花や連日の「月」を撮った映像でした。
保山さんは場所も安倍の文殊院から、三輪山、生駒山、興福寺などからの「月」を連日撮影されました。
わずかしか月が顔をのぞかせない日もあったが、これだけ連日、月を撮っているのは初めてとのことでした。(このあとも新月まで月を連日撮るということでした)
保山さんのお話。
かつては月を中心とした太陰暦であったから、日本人はより月など細やかに見ていたのではないか。いまは太陽を中心とした太陽暦になっている。かつての日本人の方がよほど自然に親しんでいたのではないだろうかと語っておられました。
また、インバウンドが増えすぎたり、鹿との共存がなくなったならば、奈良はどうなるだろうか。これからも奈良のほんとうの良さを伝えていきたいとも強調されていました。
9月29日の満月の平城宮跡の映像です。(写真、松元智恵子さん撮影)
https://www.youtube.com/watch?v=ZBT9a8pgjv4
わたしは、新月から満月までの保山さんの連日の映像を見て、つぎのような短歌を作り、上映会で上本京子さんに朗読していただきましたので、記録しておきます。
細きより日々移(うつ)ろいて秋の月 みごと満ちたり大和しうるわし 松森重博
最後に秋の月の映像が流れ、大垣さんらによる「いのちの歌」の素晴らしい演奏がありました。そして保山さんの素晴らしい夕焼けの映像がありました。写真はリハーサルの様子を拝借。
来月は11月12日(日)1時30分開場で、保山さんの上映会があります。どうぞお楽しみにお出かけください。
(追記)
いつもお世話になっている、松元智恵子さんに写真をいただきました。ありがとうございます。
11月12日の行基さん大感謝祭の紹介をさせて頂きました。よろしくお願いします。
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