POETRY LEAVES うたの葉
このほど奈良・キャンベラ姉妹都市三十周年を記念して本が出版されました。
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アマゾンで取り寄せできます。⇒ うたの葉の歌集
アマゾンの紹介文です。
「このアンソロジーは豪州と日本の独特の自然を写し、豊か な情緒を吐露する詩を集めた。 日本では、古来の時代の人々と同様に現代人もこの詩形を 今なお日常的に楽しんでいる。英語国民は、このアンソロ ジーを読んで、英詩としての短歌の優れた力を知るであろ う。 読者は、頁をめくるごとに、日本と豪州の短歌歌人が、互 いの未知の自然の姿を、また、両国の人々に共通する感情 を表現しているのを見出すだろう。 この短歌というスタイルが、短いながら、奥深い余韻を、 読者の心に響かせるアンソロジーである。
is anthology comprises poems written about the particularities of nature in Australia and Japan, together with the multi-faceted emotions engendered thereby. Japanese people cherish the tanka form as much now as they did in ancient times. And for English-speaking people, this anthology will provide an excellent way of experiencing tanka as English poetry. Composed by poets in Australia and Japanese, the tanka within these pages reveal previously unknown aspects of the natural world, while also enabling mutual understanding of shared feelings between the two countries. ey may be brief, but these poems will leave deep reverberations in their readers' hearts and minds.」
お世話いただいた田中教子さんによれば、
「キャンベラでは、TANKAを行う詩人がたくさんおられ、この日本との交流を喜んでおられます。
9月23日キャンベラのアートセンターで行われたイベントに、本当にたくさんのオーストラリアのTANKA作者が参加してくださいました。
なお、この集はキャンベラ在住のアメリア・フィールデンさん(ドナルド・キーン賞受賞)と小城小枝子さん(オーストラリアへ初めて日本語教師として渡豪され50年)が中心となって翻訳してくださいました。
また、メルボルン短歌会の伊藤さとさん(元メルボルン大学講師)と、マーガレット・ニューマンさん(元メルボルン大学講師、日本の大学で英語を教えておられた経験もあり)も後半部分を翻訳にしてくださっています。
豪日協会ACT(首都キャンベラ)の主催、CJCキャンベラ・ジャパンクラブの協力のもとに出版されました。」とのことです。
オーストラリアの方の TANKA です。
また、川嶌一穂さんや田中教子さんからのお誘いをうけて、わたしも短歌を投稿したところ、英語訳もつけられて載りました。
奈良公園に百日紅の赤き花咲きて夕べに燈花の灯る 松森重博
in Nara Park
scarlet crepe myrtle
is blooming,
and evenings
the flowers are lit up
ーMATSUMORI Shigehiro
燈花会のころを歌った歌です。英語の翻訳もありがとうございます。
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