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2023年9月30日 (土)

手向山八幡宮の転害会の情報

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手向山八幡宮のお知らせを紹介します。

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当社の御例大祭 転害会の渡御はコロナ禍でやむなく中止しておりましたが、今年は4年ぶりに転害門までのお渡りを斎行いたします。
宵宮 10月4日 祭典 午後5時
本宮 10月5日
祭典 午前9時
神幸(渡御)
発輦 10時30分頃
転害門着輦 11時30分頃
転害門御旅所祭 正午頃
舞楽 納曽利 、蘭陵王
還幸 14時頃
東大寺八幡殿参拝
八幡宮還幸 15時頃
※雨天の場合は神幸行列及び転害門での神事 舞楽は中止いたします。

 

 

 

2023年9月29日 (金)

行基さん大感謝祭 氷置晋さんの歌 「繋ぐ千年」 「繋ぐ千年」

行基さん大感謝祭テーマソング

シンガーソングライター  氷置晋さんの歌

「繋ぐ千年」
https://www.youtube.com/watch?v=IcC5dEqTtnU

2023のチラシです。

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2023年9月28日 (木)

10月8日から大阪・中津では

10月8日(日)から14日(日)まで大阪・中津のピアスギャラリーではGallerism2023in中津という展覧会の集りがおこなわれます。

旧知の大阪芸術大学陶芸コースに勤める甥の松森洋駆君も出品するということです。どうぞご高覧下さいとのことです。

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松森洋駆くんのページです。

https://www.yohkumatsumori.com/

​略歴

1997年 奈良県生まれ
2020年 大阪芸術大学 工芸学科陶芸コース 卒業
現在 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース 技術指導員 勤務

個展
2021 松森洋駆展(ギャラリー白kuro・大阪)

グループ展
2019 Hifumi 123(ギャラリー白・大阪)

2020 大阪アンデパンダン展(アトリエ三月・大阪)
京都野外彫刻展(京都府立植物園・京都)

2021 大阪アンデパンダン展(gekirin.・大阪)

陶のかたち展vol.18(ギャラリー北野坂・兵庫)

工芸のちから2021(あべのハルカス近鉄本店・大阪)

第15回京都高瀬川彫刻展(高瀬川・京都)

2022  京阪神藝大在卒生グループ展(阪神百貨店 ハローカルチャー3・大阪) 

Osaka Indecompe 2022(gekirin.・大阪)

 陶芸の提案2022 -story(ギャラリー白kuro・大阪)

 Art Continuation Project (阪神百貨店 ハローカルチャー・大阪)

工芸のちから2022-教員スタッフ展-(大阪芸術大学展示ホール・大阪)

 Art Continuation Project vol.2(阪神百貨店 ハローカルチャー・大阪)

初春の寿ぎ~若手作家による新春絵画・工芸展~(阪神百貨店 ハローカルチャー・大阪)

2023 Art Continuation Project vol.3(阪神百貨店 ハローカルチャー・大阪)

陶芸の提案2023-リアル(ギャラリー白3・大阪)

工芸のちから2023-教員スタッフ展-(大阪芸術大学展示ホール・大阪)

 


展覧会のフェースブックです

https://www.facebook.com/gallerism/?locale=ja_JP

 

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2023年9月27日 (水)

10月5日(木) 正倉院展チケット販売スタート

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いよいよ10月5日から、正倉院展のチケット販売スタートということです。


くわしくは以下のページをご覧下さい。

https://shosoin-ten.jp/info/ticket/

2023年9月26日 (火)

10月7、8,9日、鹿の角きり

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奈良公園の鹿の角きりは、10月7,8,9日です。

以下は、南都銀行本店の奈良市提供のウィンドーにて。

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2023年9月25日 (月)

10月1日から執金剛立像特別拝観

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良弁僧正の1250年遠忌特別企画として、東大寺法華堂(三月堂)のふだんは12月16日しか公開されない、執金剛神立像の特別拝観がことしは特別に行われます。

きれいな彩色の現代の模作も展示されるようです。

10月1日から16日まで、朝8時30分から4時まで。

 

2023年9月24日 (日)

10月1日、奈良酒 世界遺産で乾杯!

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10月1日は、日本酒の日。

奈良県酒造組合では、吉野山金峯山寺にて法要のあと、日本酒の振る舞いとのことです。

(画像をクリックすると拡大します)

 

2023年9月23日 (土)

奈良 氷室神社の例祭

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奈良・氷室神社の例祭は10月1日です。前日の9月30日は宵宮祭りです。(画像をクリックすると拡大します)

公式ホームページです。

https://himurojinja.jp/

10月は奈良のあちこちで秋祭りがおこなわれます。

 

2023年9月22日 (金)

9月28-29日 采女祭

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9月29日、中秋の名月の日、采女祭りがおこなわれます。

夕方JR奈良駅を御渡行列が出発、三条通り、東向通り、小西通り、餅飯殿通りなどを通って、猿沢池へ。

采女神社で神事が行われたあと、管弦船2艘によって、猿沢池を巡ります。

沿道及び猿沢池で見ることが出来ます。良い天気に恵まれることを願いたいと思います。

采女祭りの情報⇒

https://narashikanko.or.jp/topics/unemematsuri/

2023年9月21日 (木)

もちいどの かわら版 第10号 ウラ面

(画像をクリックすると拡大します)

古今東西のコーナーはメリーポピンズポシェットさん。西口さんです。

 

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あの店この店は have  a  golden dayさん、  そして喫茶デイジーさん 

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もいちど夜市、こにし夜市は10月13日、14日に開催決定。いままでで最高の80数店舗出店予定とのこと。期待されます。

2023年9月20日 (水)

もちいどの かわら版 第10号

奈良もちいどのセンター街の「かわら版」第10号が9月15日付で発行されましたので紹介します。

オモテ面。

今回の路地裏探訪は、率川(いさがわ)暗渠がいろいろ書かれています。

(画像をクリックすると拡大します)

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2023年9月19日 (火)

祝!!「墨に五彩あり-墨の不思議な魅力」綿谷正之著  第26回日本自費出版文化賞の大賞受賞

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京阪奈情報教育出版の住田社長からの情報です。

もと呉竹、社長の綿谷正之氏の著作が日本自費出版文化賞の大賞受賞とのことです。おめでとうございます。

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最終審査会で、第26回日本自費出版文化賞の大賞受賞が決まりました!
嬉しいです‼️
綿谷さんおめでとうございます🎊㊗️
「墨に五彩あり-墨の不思議な魅力」綿谷正之著

奈良は数々の日本文化発祥の地。
その文化を支え続けてきた墨は、奈良の地において1300年間作り続けられている最も古い伝統産業のひとつ。呉竹の創業者一族として生まれ、「筆ぺん」の開発者である著者の、生涯をかけて得た知見をまとめた渾身の一冊。

これ1冊で、墨の歴史や製造方法、硯と紙との関係などの使い方までわかる墨の大百科!!

表彰式は11月11日、東京市ケ谷で開催される自費出版フェスティバルで執り行われます。

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ほんとうにおめでとうございます。あらためて拝読しています。

 

2023年9月18日 (月)

奈良女子大学附属中等教育学校の学園祭へ

9月16-17日に行われた奈良女子大学附属中等教育学校の学園祭に行ってきました。

今年は第79回。テーマは灯源郷とのこと、アーチをくぐって教室や講堂での展示などを見学しました。

卒業生はネットによる事前登録が必要でした。好天に恵まれ、多数の方が来られて賑わっていました。

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大きなテーマの装飾です。

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野外ステージの写真はいただきました。バンドなどがつぎつぎと演奏され盛り上がっていました。

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2023年9月17日 (日)

保山さんの10月8日上映会の受付は 9月17日夜9時から

保山さんの上映会の情報です。

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【10月8日公演、チケット予約】

9月17(日)午後9時0分からチケットの予約を開始します。
https://event.nara.jp/sp/oct
3名様以上のお申し込みはメールでお願いします。
hozan4kmovie@gmail.com

「映像と音楽で巡る奈良」
2023年10月8日(日)
開場:午後1時30分
開演:午後2時
終演:午後5時

奈良公園バスターミナル2階レクチャーホール
大人3,000円
学生500円
全席指定、当日清算

*出演者情報は追ってお知らせします。

保山さん9月上映会 奈良新聞より

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奈良県生駒市在住の映像作家、保山耕一さんの作品上映会「映像と音楽で巡る奈良」が10日、奈良市登大路町の奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開かれた。第1部では講談師の四代目玉田玉秀斎さんが、かつて奈良町にあった映画館「尾花座」(現在のホテル尾花)を題材とした講談「尾花座ものがたり」を披露した。

 芝居小屋を前身とした尾花座は1920(大正9)年に開業。長年、奈良の人々に愛されたが、テレビの普及などにより1979(昭和54)年に閉館した。玉田さんは、映画に未練を残しつつも娘のためにホテルへ転換を決意した元支配人の中野重宏さんの思いや、閉館を惜しむ人たちの熱意で建物解体前に開かれた最後の上映会の様子などを名調子で聞かせた。

 会場には中野さんと、ホテル尾花社長で長女の聖子さんも姿をみせ、在りし日の劇場をしのんだ。

 第2部は「春日大社中元万燈籠」や「水上池と遠雷」をはじめ、奈良の夏の行事や風景を撮影した保山さんの作品をバイオリンなどの生演奏を交えて上映。約150人の観客は美しい映像を楽しみ、行く夏を惜しんだ。

2023年9月16日 (土)

森鴎外の歌碑 奈良・十輪院に

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1918年を中心に、森鷗外は帝室博物館総長として、毎年奈良に来ており、奈良の短歌五十首を残しています。そのひとつ十輪院で詠まれた歌です。

 

「なつかしき十輪院は青き鳥 子等のたづぬる老人(おいびと)の庭」

 

9月14日に歌碑を寄贈され除幕式がありました。制作は彫刻家の坂口紀代美さん。

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朝日新聞の記事です。(画像をクリックすると拡大します)

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森鷗外の「奈良五十首」の歌碑が十輪院に 青い鳥モチーフ

 明治の文豪・森鷗外(1862~1922)が晩年、帝室博物館(現在の東京、京都、奈良国立博物館)総長として訪れた奈良の印象を短歌に詠んだ「奈良五十首」の1首の歌碑が、奈良市十輪院町の十輪院(橋本昌大〈しょうだい〉住職)に完成した。歌に登場する「青い鳥」をモチーフにしたデザイン。14日に除幕式が開かれる。

 森鷗外は陸軍軍医として軍医総監まで勤め上げた傍ら、「舞姫」「高瀬舟」などの小説を発表した文学者。陸軍退官後の1917年から帝室博物館総長に就き、毎年秋には所管していた正倉院の開封や拝観に立ち会うため、奈良を訪れた。亡くなる半年前に発表された「奈良五十首」には、正倉院や興福寺、奈良帝室博物館など、様々な場所が登場する。

 奈良県内で長年、ボランティアガイドをしている上牧町の竹村照雄さん(88)は、25年ほど前から「奈良五十首」に注目し、その舞台をたどるコースを企画。自費出版のガイドブックも出した。しかし、奈良ではこの作品があまり知られておらず、歌碑もないことを残念に思ってきたという。

 そんな時、五十首の舞台を案内した書家から「なつかしき 十輪院は 青き鳥 子等(こら)のたづぬる 老人(おいびと)の庭」という鷗外の歌をしたためた礼状を受け取った。「十輪院の庭は、今も奈良町らしい風景を残している。いつか、この歌を歌碑にしたいと思うようになりました」。今年、米寿を迎えるのを機に、歌碑を寺に寄贈することを決めた。

 碑の制作は、奈良市を拠点に活動している彫刻家の坂口紀代美さんに依頼。坂口さんは歌に登場する青い鳥を、緑の御影石で表現した。「この寺を訪れる人の願いや祈りが、世界に羽ばたいていくことをイメージしました」という。

 歌碑は竹村さんが88歳の誕生日を迎えた9月4日に合わせて完成した。「この歌碑を見た人が、鷗外と奈良のつながりを知るきっかけになれば」と竹村さんは話す。十輪院では14日午前10時から、竹村さんや坂口さんも出席して歌碑の除幕式が行われる。(今井邦彦)

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9月14日に歌碑の除幕式が行われたと奈良新聞15日付は早速伝えています。

写真を出席された友人のMさんにいただきました。

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(追記)実際に拝見して、写真を撮らせていただきました。

揮毫は、書家の小谷多嘉子様とのことです。

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(追記)除幕式のビデオが届きました。

https://www.youtube.com/watch?v=RYqfo1eTGk8

 

 

 

2023年9月15日 (金)

阪神タイガース リーグ優勝!!

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9月になって11連勝とか。阪神はぶっちぎりでリーグ優勝しました。

ちょうどBS朝日のテレビで見ることが出来ました。

佐藤輝の2ランホームランなどで4点。巨人にも3点ととられましたが、9回2アウト3塁でセカンドフライに打ち取り、みごと優勝でした。

18年ぶり。6回目の優勝とのこと。スポーツ新聞をようやく買うことが出来ました。

関西の読売新聞にも阪神優勝が大きく出ています。

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早速友人が手にいれた優勝グッズを見せてもらいました。

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保存版動画が、YOUTUBEにアップされていました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Cq4UU84yohM

 

行基さんのこと

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読売奈良ライフさんの奈良の総合情報サイト「Narakko! 奈良っこ」
にて行基さん大感謝祭が紹介されましたので紹介します。

 

〈奈良のスター〉東大寺の大仏を造った『行基さん』波乱万丈の生涯

https://www.narakko.jp/naraster_gyoki/

2023年9月14日 (木)

松森洋駆展 「陶説」より

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大阪芸術大学の陶器コースの副手である、陶芸家、松森洋駆くんの個展のことが、陶芸の本「陶悦」9月号に載っていますので紹介します。

(画像はクリックすると拡大します)

なお、松森洋駆くんは、私の弟(陶芸家 松森哲重)の息子です。よろしくお願いします。

2023年9月13日 (水)

ラグビーワールドカップ開幕

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フランスでラグビーのワールドカップが始まりました。日本はチリに42-12で快勝しました。

野球の阪神、ラグビーの日本と応援に忙しいことです。

ラグビー予選リーグを突破して前回のベスト8をまずは目指して欲しいと思います。

10月20日過ぎまでラグビーワールドカップです。

2023年9月12日 (火)

奈良のまちの動画 YouTube2本

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YouTubeに、東京からの旅行客が撮られた、この夏の奈良のまちの動画がありました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Su0Gmgo2dfU

 

JR奈良駅から三条通り、小西通り商店街、東向商店街、もちいどのセンター街、再び三条通り、猿沢池、興福寺、奈良国立博物館、鹿、
市内循環バスでJR奈良駅へ。

 

もう一本ありました。やはり2023年の夏に撮られたものです。奈良国立博物館の南山城展が写っていました。

https://www.youtube.com/watch?v=ZJcGbRrXvdg

JR奈良駅から三条通り、小西通り、近鉄奈良駅前、東向通り、もちいどのセンター街、しもみかど町、西寺林町、猿沢池、興福寺、登大路園地から奈良国立博物館、大仏前の商店街を往復、県庁前から近鉄奈良駅、大宮通りを西へ、近鉄新大宮駅、奈良市役所、マリオットホテル、コンベンションセンターから、三条通りを東へ、最後JR奈良駅あたりまで。奈良市の中心市街地を歩くという動画です。

 

こういう動画が投稿されるのを見ると、奈良市は注目の町といえると思います。

2023年9月11日 (月)

保山さんの9月上映会へ

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9月10日(日)奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで、保山耕一さんの9月の上映会がありました。

 

保山さんの映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=JCvzRdtiCE8

 

夕暮れの水上池(みなかみいけ)に雲映し 遠雷光り暑き夏逝く  松森重博

 

平城宮跡の北にある、水上池(みなかみいけ)から撮影された保山さんの映像を見て、つくった短歌です。

 


テレビで気象庁からも伝えられていましたが、とくにことしの夏は暑かったとのことです。実感として暑かったですね。

ことしの夏もようやく終わりが感じられるようになりました。

上映会では台風が近づき門を閉めて神職だけで行われた、春日大社の万燈籠の映像も映しだされました。
特別に保山さんが要請されて撮影された映像でした。このようにして伝統の万燈籠が続けられることがよくわかりました。

また元興寺では地蔵会が開かれ、素焼きの小皿に油を入れて藺草の灯心に多くの火がともされました。小皿にはそれぞれに願い事が墨で書かれています。

逝く夏を惜しむ映像がつぎつぎと上映されました。

保山さん、清水さん、皆さんありがとうございました。

 

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(画像はクリックすると拡大します)

 

そして、10月の上映会は、10月8日(日)と発表されました。

(追記)

カメラレディのMさんが、最前列で写真を撮ってくれていましたので拝借します。Mさんありがとうございます。

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2023年9月10日 (日)

美ビット見て歩き ※120

1923年(大正12年)9月1日の関東大震災からことしはちょうど100年ということです。先日、NHKでは関東大震災の映像をカラー化して、場所の特定などをしながら、地震とその後の火災の広がりなどを生々しく伝えていました。

毎月、奈良新聞に書かれている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、120回目を迎え、関東大震災の絵で伝える半蔵門ミュージアムの展覧会を紹介されています。

 

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *120 川嶌一穂

 

半蔵門ミュージアム「竪山南風《大震災実写図巻》と近代の画家」展

 

写真 宮武外骨「上野山王台の西郷隆盛銅像」『震災画報』(児玉千尋編『文豪たちの関東大震災』皓星社・2023年)より

 

 「関東大震災は、東京だけではなく横浜の被害もひどかった。閑院宮(かんいんのみや)さんのお姫(ひい)さんは、横浜のお宅でピアノの下敷きになって亡くならはった」。父親が閑院宮の侍医だった義母が、あるとき話してくれた。閑院宮を「最後まで京都に居てはった宮さん」と説明するのが、リアルで面白かった。

 調べると、閑院宮も明治10年には東京に移住しているので、大正初めに生まれた義母は、お屋敷に往診に行く父親の姿を実際には見ていないはずだが、京都寺町通り一保堂の隣にあった医院にお屋敷からお使いが来ると、斎戒沐浴して、全身白の袴姿で伺ったそうだ。

 また鎌倉市材木座に住む友人は、大震災発生の10分後に、界隈を4メートルの津波が襲ったという話を伝え聞いている。関東大震災はマグニチュード7・9だったから、津波が発生するのも考えてみれば不思議はないのだが、「関東大震災では、東京下町の火災による被害が大きかった」というイメージが強かったので、聞いたときは何か虚をつかれたような気がした。

 大正12(1923)年9月1日に発生した関東大震災から、今年はちょうど100年である。発生時間が昼食時だったため、火災が同時多発的に発生し、折からの強風にあおられて、東京市(当時)の約4割が焼失し、死者・行方不明者が10万人を超えるという未曽有の大惨事となった。
 このところ関東大震災100年を記念した行事や展覧会を目にすることが多かった中で、半蔵門ミュージアムで日本画家・竪山南風(かたやまなんぷう・明治20<1887>年〜昭和55<1980>年)の「大震災実写図巻」が展示されるというチラシを見つけた。南風のこの作品は知らなかったが、怖がりのわたしでも見られそうな絵だったので、まだまだ酷暑真っ盛りの8月終わりに出かけた。

15年前、鎌倉時代の仏師運慶の作と見られる「大日如来像」が、海外のオークションにかけられ、「すわ、海外流出か!」と危ぶまれたが、宗教教団・真如苑が落札し、国内にとどまることになったことがニュースになった。東京都千代田区にある半蔵門ミュージアムは、その大日如来像(重要文化財)を所蔵し、その他の仏教美術の所蔵品とともに、無料で一般公開する5年前にできた美術館である。
半蔵門は、徳川家家来・服部半蔵が警護を担ったところから名付けられた江戸城西端に位置する門であるが、桜の名所・千鳥ヶ淵や、英国大使館も近い都心の一等地である。前館長の西山厚さんは、奈良の方にはお馴染みだろう。

 震災の発生した9月1日は、再興第十回院展(岡倉天心が東京美術学校を辞職した後、横山大観、下村観山、菱田春草らと結成した美術団体)の初日で、横山大観の名作「生々流転」が出品され、注目された。横山大観に師事していた竪山南風は、初日に巣鴨の自宅から上野の会場に行き、帰宅して裸で縁側に座っているところを「突然に突きのめされるような激動」に襲われる。

 翌日も一帯は「まだ燃えつづいていて天を焦がしている」が、上野池の端にある大観の家が心配になって、電車が動いてないため二里の道を歩いて行った。大観は、「尻端折で一升ビンをぶら下げて見舞客にコップ酒を振る舞っていた」(竪山南風『想い出のままに』求龍堂・昭和57年)。大震災の翌日の豪快な大観の様子を伝えていて興味深いが、南風の「大震災実写図巻」は、まさにこの時に道筋で見聞きした体験が元になっているだろう。

 今回は、全31図のうちおよそ半分の、地震直後を描く上巻から「大地震」「大地欠裂」「列車顛覆」「凌雲閣飛散」「呪ノ火」「大紅蓮」、被災の混乱を描く中巻から「不安ノ一夜」「失望ト疲労」「市中ノ混雑」「貼札ヲ着タ銅像」、復興を描く下巻から「復興ノ曙光」「寂シキ月」「諸行無常」「大悲乃力」が出ていた。

 墨を基調として淡彩、時には濃彩を施し、確かな筆力で、実際に起きたことを淡々と描いた実写絵巻である。見る者は目を背けることなく見入り、深く内省に向かう。

 南風は図巻の「序」でこう語る。「吾この惨状を描かんと志して、筆渋りて動かざることしばしばなりき。然れども観世音の擁護によりて、ようやく一巻をなし終りぬ。願くは事実の惨を見ず、深く教訓のこもれるを察せられんことを」。
文中の「観世音」というのは、浅草寺の観音さまだと思われる。大震災の火災が四方から浅草寺に迫り、隣接する仲見世も全焼したのに、御本尊の観音像をはじめ主要なお堂は奇跡的に残った。南風は『実写図巻』の最後で「大悲乃力」と題した観音坐像を描いている。

中巻の「市中ノ混雑」は、人々が人の名を書いた板や旗を手に持って尋ね歩いている図。「貼札ヲ着タ銅像」は、上野の西郷像に貼られた尋ね人の札を描いたもの。ああ、人間は自分の身も危うい中で、大切な人を探して回るのだ、と胸が詰まった。

写真には、同じく大震災後の西郷像を描いた宮武外骨の「上野山王台の西郷隆盛銅像」を挙げた。宮武の画中説明文「尋ね人の貼紙数百枚 前例の無い悲痛な奇現象 歴史にも記録にも小説にも口碑にもない 哀れな共通的人情の発露」。

南風の「大震災実写図巻」については、メモに挙げた小学館版をご覧下さい。

 

=次回は令和5年10月13日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

メモ 半蔵門ミュージアム 東京都千代田区一番町25。電話=03(3263)1752。東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」下車すぐ。https://www.hanzomonmuseum.jp. 会期は11月5日(日)まで。毎週月曜日・火曜日休館。「大日如来坐像」の常設展示あり。
竪山南風『大震災実写図巻』真如苑蔵。大正14(1925)年。紙本着色。巻子装三巻。縦各46.5cmx903cm、984cm、859cm。(飯島勇『現代日本絵巻全集13川端龍子・竪山南風』小学館・昭和59年)。
児玉千尋編『文豪たちの関東大震災』皓星社・2023年。

 

2023年9月 9日 (土)

「陶業時報」創刊70周年を祝う会へ

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各業界にはそれぞれ業界紙があると思います。

陶磁器業界の業界紙に、このほど70周年を迎えた「陶業時報」があります。以前は数紙ありましたが、現在では唯一の業界紙です。

そのお祝いの会が東京ドームホテルでありましたので、全国の消費地の専門店の集りである趣味の百撰会を代表し、所用重なり出席出来なかった川村和彦理事長に代わって、わたし前理事長として出席してきました。

写真のご挨拶される現社長の村井 慶治さんは三代目です。

厳しい内外の情勢のもと、村井 社長からは30年後に100周年をむかえるべく努めていきたいと熱い決意が述べられました。

 

陶業時報は70年前、戦後の陶磁器業界の業界紙としてスタート、そして熱海での見本市や陶芸家の展覧会などを開催されました。石油ショックやリーマンショックなど大きな時代の変化もありました。2代目社長である元気な村井博会長からは、70年の歩みのくわしいお話もありました。
陶業時報の見本市の集まりから、わたしども「趣味の百撰会」の誕生を迎えたということです。
(私ども趣味の百撰会も2年後70周年を迎えます)

また、100名に及ぶ陶磁器業界からそうそうたる皆さんが、全国からご参加されていました。

代表して何人もの方が70年の長きにわたって情報発信され、オピニオンリーダーを果たされている陶業時報に対して祝辞を述べられました。

最後に、私はこの祝う会の締めのあいさつをさせていただきました。「陶業時報のますますのご発展とご参加の皆様のご健勝、ご繁栄をお祈りいたします。きょうの陶業時報の70周年を祝う会は、将来、必ずや大きな節目の会になったと言われることになるでしょう」と。

そして一本締めを行いました。

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70周年を祝う、陶業時報の特別紙面の一部です。(画像をクリックすると拡大します)

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(追記)陶業時報 2023年10月1日号が届きました。

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2023年9月 8日 (金)

来村先生と松原さんの対談、天武持統陵

来村先生と松原さんの対談、天武持統陵です。

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https://www.youtube.com/watch?v=RBkmbSawuAw&t=34

 

 </p今回は、来村 多加史(きたむら たかし)先生との対談「天武・持統天皇陵(檜隈大内陵)について」です。
こちらの陵は明治時代に発見された『阿不幾乃山陵記(あおきのさんりょうき)』が見つかったことにより、その被葬者が確定したという古墳です。
特徴は、
・飛鳥時代の天皇陵の証である「八角墳」
・高貴な方にしか使用されない「夾紵棺(きょうちょかん)」と横には「金銅製の骨蔵器」
・『日本書紀』・『続日本紀』の記述と合う「合葬陵」
・地名「檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)」:檜隈地域にある。

 

すぐ南には「中尾山古墳」、そのすぐ南には「高松塚古墳」と並んで造成されている点が大変興味深いです。
こちらの動画をきっかけに、足を運んで頂き、一礼後、陵の周りを巡ってみて下さい。

 

0:00 オープニング
0:28 天武・持統天皇陵の立地について
1:09 天武・持統天皇陵の治定
3:07 埋葬の記述について
4:18 八角墳
6:09 天武・持統陵に関係する古墳

 

【来村先生の経歴】
来村先生は兵庫県明石市のご出身で、幼い頃から考古学に興味を持っておられました。
高松塚古墳を発掘された関西大学「網干 善教(あぼし よしのり)先生」に憧れ、関西大学に入学して網干先生に師事。
関西大学大学院博士課程終了後、中国陵墓研究により博士号を取得されました。
現在は阪南大学の教授として学生に「観光学」を指導。
他にもテレビ出演や書籍の出版、また観光ガイドとして「クラブツーリズム」の講師など多方面で活躍されております。

 

「来村 多加史先生 Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/来村多加史

 

「阪南大学 講師紹介ページ」
https://www.hannan-u.ac.jp/doctor/tou...

 

「来村多加史講師同行ツアー」
https://tour.club-t.com/tour/relation...

 

「来村先生の著書(Amazon)」
https://www.amazon.co.jp/s?k=来村多加史&ad...
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2023年9月 7日 (木)

9月11日 きたまちといろ 映画上映会

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9月11日(月)には、きたまちといろで、映画上映会があるそうです。

画像をクリックすると拡大します。

きたまちといろの映画のページです。

https://kitamachi-toiro.com/eiga/

2023年9月 6日 (水)

16-17日、奈良クラフトビール祭り

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奈良クラフトビール祭りが9月16-17日にひらかれます。春日野音楽祭りと同時開催とのこと。

今回の場所は奈良公園の春日野園地(大仏前交差点の東南、かつての春日野グランド)、間違えなくとのことです。

以前は県庁南の登大路園地でした。

フェースブックです。

https://www.facebook.com/nara.craftbeer/

2023年9月 5日 (火)

10月27日から 星 伸二展 IN奈良

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春から話題になっている、星 伸二展 奈良の古寺・町屋を描く

が奈良市でこの秋開かれます。

10月27日(金)から11月5日(日)。ちょうど正倉院展の頃です。

場所は、奈良市もちいどのセンター街の ギャラリーまつもりにて(器まつもり2F)にて、個展です。

ご本人が新潟から期間中奈良に来られます。12時から4時まで在廊とのことです。

どうぞお楽しみにお待ちください。

 

2023年9月 4日 (月)

阪神のアレ(優勝)見えてきました。

ことしは、阪神タイガースを取り上げないわけにはいかないでしょう。

いつも秋になると早々と諦めていた阪神ですが、ことしは違うようです。8月の進撃はすばらしかったし3連敗の後、立ち直りました。

アレと表現してあえて優勝のプレッシャーをかけないようにしているようですが、今月にはアレ(優勝)のゴールがあると予想されています。

それにしてもクライマックスシリーズというわけのわからない仕組みが興業のためか、なぜかあるようですが、最終日本シリーズでも日本一を実現してもらいたいと思います。

 

阪神の快進撃はオカダ良し投手陣良し打線よく打つ   よみびと知らず

 

 

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毎日新聞2023年9月4日より

(画面をクリックすると拡大します)

 

2023年9月 3日 (日)

法隆寺金堂壁画クラウドファンディング

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(画像をクリックすると拡大します)

毎日新聞9月1日付です。

以前もされていた、法隆寺金堂壁画クラウドファンディングが開始され、11月に880名限定で見学できるということです。

わたしも昨年クラウドファンディングして、見学に行くことができました。

鹿鳴人のつぶやき http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-e8508a.html

おすすめです。

法隆寺金堂壁画クラウドファンディングのページです。

https://readyfor.jp/projects/horyujikondo2023

2023年9月 2日 (土)

興福寺の五重塔の改修とやまと歌壇など

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(画像はクリックすると拡大します)

興福寺の五重塔の改修が始まりました。

来年夏には完全に覆われて、見えなくなるとのことです。

8月31日付の毎日新聞奈良版のやまと歌壇に、短歌が載りました。

 

興福寺の五重塔の改修成る十年後まで元気でいたし

 

選者の横山季由先生の評です。

「松森詠は、興福寺の近くで商店を営む作者にとって五重塔は特別のものだ。その改修が終わる10年後まで元気でいたいと望む思いのよく出た歌だ」

 

それからちょうど8月31日は満月で、映像作家の保山耕一さんが、興福寺五重塔と満月の映像をYOUTUBEで公開されていますので、

紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=BTAYOfBLGEo

 

9月10日(日)午後1時50分から、奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで保山さんの上映会があります。

「映像作家保山耕一作品上映会」
チケットのウェブ受付
https://event.nara.jp/sp/sep
メールでの申し込み
hozan4kmovie@gmail.com
お名前と人数、連絡先をお願いします。
第一部の見所は講談師四代目玉田玉秀斎師匠による新作講談「尾花座ものがたり」の初演となります。
第二部のフィナーレは「いのちの歌」
ご期待ください。

2023年9月 1日 (金)

きたまちといろ

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9月になりました。

9月9日から15日まで、きたまちといろ、という催しが開かれます。

くわしくはホームページをご覧下さい。https://kitamachi-toiro.com/

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