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2023年7月31日 (月)

人間だけにあるシニアの価値 

毎日新聞の記事ならびに有料電子版で目にとまりましたので、紹介します。

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なぜヒトは老化? 小林武彦・東大教授(生物学)が語る「老いと死」 人間だけにあるシニアの価値
注目の連載
社会

夕刊総合
毎日新聞 2023/7/24 東京夕刊 有料記事 3018文字


 美容業界は、若さが第一。アンチエイジングがたけなわだ。老いなんて、忌み嫌われてしまう時代だが、そもそも野生動物は老いないって話、知ってました? 老化は人間だけが得た特権なんです、と言うのは、生物学が専門の小林武彦・東京大教授(59)だ。小林流「シン・老いの常識」論が、幕を開けた。

 野生の動物は老いないなんて、にわかには信じがたい。率直な感想を漏らすと、何だかうれしそうに、小林さんは首を振った。「いやいや、ヒト以外の動物って、みんなピンピンコロリで死んでしまうんですよ」。生きている間はずっと元気で、死ぬのは突然に、というアレだ。

 例えばね、と挙げたのがサケ。「あの魚って、海から遡上(そじょう)してオスは放精してメスは産卵して、すぐに死ぬでしょ。要は生殖を済ませるまでは現役バリバリ。ところが、その直後に脳が萎縮して、ホルモンが出なくなる。サケにとって、老化は死を意味しているんです」

 次の例は、ゾウ。「この動物はがんにならない。動物の細胞自体の大きさは、だいたい同じなので、大きければ細胞の数も増える。体がヒトより100倍大きかったら、100倍がんになりやすいはずなんです。だけどゾウはがんにならないで60年以上生きます。死ぬ時は心筋梗塞(こうそく)とか循環器系の不具合が多くて、基本的には老化せずにコロリ。野生には、老いたゾウというのは存在しないんです」


 動物でも、特に哺乳類は、基本的にヒトと作りが同じだという。チンパンジーなんて、遺伝情報(ゲノム)の99%がヒトと同じなんて言われるのに、老いる前に死ぬらしい。

 「確かに飼われたペットや動物園の動物は老いますが、あれは例外。本来は野生動物って老いないんです。老いてもあまりいいことがない。死ぬ前に感染症にでもなったらどうします? 集団全体に広がるでしょ。さっさと死んだ方がいいんです」


 じゃあ、なぜヒトは老いるのだろう。というか、そもそも老いって何なのか。小林さんの解説、まずは死の問題だ。

 「残念ながら、生物が必ず死ぬのは、多様性のためです」。学者の口から出たのは、最近はやりのキーワード。本来は前向きな言葉なのに、何だかネガティブに聞こえるんだけど……。


 「生物が激しく変わる環境で生き延びるには、それに合わせた変化と選択が迫られます。古い世代が死に、新しい世代が生まれることで、生物は環境に適応するように進化していく。つまり、死と引き換えに私たちの生がある。死は生物の生命を連続させる原動力なのです」

 死は個体にとっては生の終わり。でも、その種全体から見ると、進化に必須のプロセス、ということらしい。種としては、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返すことで、多様性を確保しているというわけだ。

 「私たちは、過去の無数の生物の死があるおかげで、今を生きています。生物は親より子の方が多様性が大きいという意味で優秀なので、子孫を残したら、親はとっとと死んだ方がいい、というのが生物の世界の常識なのです」。親から子へと受け継ぐバトン。命のリレーが成立するのは、そこに死があるからこそ、ということになる。

 小林さんによると、2500年以上前の縄文時代では、日本人の平均寿命は、何と15歳程度だった。その後も平均でならすと、長いとはいえない。平安時代でも30歳、明治時代でさえ43、44歳ぐらいだったという。それが今や衣食住の安定に加えて医療も発達し、女性は87歳、男性は81歳の長寿時代だ。

 「環境さえ整えばヒトは老いることができるので、今の平均寿命は、戦前の2倍程度にまで延びています。それに私が生まれた頃(1963年)は100歳以上の日本人なんて150人ほどでしたが、今や9万人超の時代ですからね」

 それでも、いくら寿命が延びても、やはり死は怖い。生物の中で、ヒトだけが老いると言っても、死はあらゆる生物に平等にやってくる。この怖い、という感覚はどうにかならないのか。すると、小林さんは、また首を振った。

 「死の感覚は、ヒトにとても顕著なものです。でも、その感覚って、あって悪いわけじゃないんです。ヒトの場合、死の恐怖は自分に限らず、身内や親しい人の死も強烈なストレスになりますよね。それはなぜなのか。ヒトには共感力があるからです。この共感力があるからこそ、ヒトは『人間』として、強い絆で結ばれた社会的な共同体をつくることができるのです」

 なるほど。こちらがうなずくと、それにね、と小林さんは続けた。「死のことを考えるより、老後の生のあり方を考えた方がいいんです。今やヒトの人生なんて長い老後なんですから」

 そもそも老いとは何か。毛が抜けるとか、シワが寄るとか、老化現象はいろいろあるけれど、老いとは「DNAが壊れること」。加齢と共に徐々にDNAが壊れて、細胞の機能が低下していくのだという。老化は生殖能力の終わりと不可分らしい。

 例えば、チンパンジーなどヒトと同じ哺乳類のメスは、閉経後、すぐに死んでしまう、と小林さんは指摘した。「生物学的に言えば、野生動物は閉経後に老化して死にます。ヒトの場合、女性の閉経が50歳前後ですから、それ以後は生物学的には『老後』になります」。そう考えると、日本の平均寿命からすれば、残りの40%超は老後、ということになる。

 老後なんて言われると何だか悲しい気分にもなるが、小林さんは「それは大きな間違い」ときっぱり。そして問いかけた。「そもそも、なぜヒトだけに長い老後があると思います?」

 そう、この話の核心だ。なぜヒトには老いがあるのだろう。「その方が生物として都合が良かったからです。進化の過程で、より長生きし、老いることができる遺伝子を持つタイプのヒトが生き残り、子孫を増やしているのです」。つまりね、と小林さんの話は続く。

 「おばあちゃん、おじいちゃんとも若い親の代わりに子守をしたり、経験知から若者を指導したりする。そういった共同体は統率が取れて効率的だったのです。シニアがいる共同体の方が生産性が上がるので、ヒトの進化には好ましかったのです」

 なるほど!と納得しかけて、疑問が浮かんだ。でもその話って、農業や狩猟がメインの時代じゃない今にも通じるの?

 小林さんは、それはちょっと違う、と否定した。「ヒトは若い時には私利私欲のために動くことが多いです。その点は野生動物と一緒。でもヒトは年を取るとだんだん利他的になってくる。野心がある若者を、公共性の高いシニアが支える二層構造ができれば、実は社会の効率は上がる。やはりヒトには老後を生きるシニアが重要なのです」

 政治も経済も低迷し、今や自慢できるものが少ない日本で、辛うじて誇れるのは世界一の長寿国であること、と小林さん。「まだ働けるのに定年にして、低賃金で再雇用なんてやる気を失わせるシステムを続けてはダメですよね。それより公共意識の高いシニアに意欲を失わせずに生涯現役で活躍してもらう。その方が、日本全体の生産性は高まります」。確かに。アンチエイジングより、そっちの方が大事かも。【川名壮志】

 ■人物略歴

小林武彦(こばやし・たけひこ)さん
 1963年、横浜市生まれ。九州大大学院医学系研究科修了後、米国立衛生研究所、国立遺伝学研究所などを経て現職。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合代表などを歴任。日本学術会議会員。近著に「なぜヒトだけが老いるのか」(講談社現代新書)。

2023年7月30日 (日)

喫茶デイジー 卒業オープン

もちいどの夢CUBEの、喫茶デイジーさんが、このほど無事卒業されました。そして7月23日もちいどのセンター街の中央のオーケスト広場のそばにオープンされました。

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鉄人28号も引っ越しです。

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店は2倍以上に広くなったようです。

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ますますのご活躍期待しています

2023年7月29日 (土)

奈良の茶粥は「飯屋の元祖」 江戸で大流行の郷土食追う

先日、奈良民俗文化研究所の鹿谷勲代表の記事が日経新聞に載っていました。

日経新聞有料電子版を紹介させて頂きます。

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奈良の茶粥は「飯屋の元祖」 江戸で大流行の郷土食追う
鹿谷勲(奈良民俗文化研究所代表)

カバーストーリー
2023年7月26日 2:00 [有料会員限定]

 

茶の渋みと米の甘さが混じり合い滋味深い
煮出した番茶で米を炊く茶粥(がゆ)は奈良の郷土食だ。ハレの食べ物に対するツネの食事であり、庶民が家庭で作るものだけにまとまった研究は少ない。しかし聞き取りと文献調査を進めると、一地域に留まらない歴史的な広がりが見えてくる。

 

大阪で育った私が初めて茶粥を食したのは昭和50年代、奈良県職員として民俗文化財の調査で東吉野村に赴いたときだ。ごちそういただいた西上家の茶粥は茶の渋みと米の甘さが渾然(こんぜん)一体となり、さらりとした食感。不思議なおいしさが心に残った。県立民俗博物館へ異動になった2005年、研究対象としてふと浮かんだのが茶粥だった。退職後に立ち上げた奈良民俗文化研究所でも調査を続けて今に至る。

 

茶粥の作り方は実に多様だ。土地の特徴と家庭の経済状況によって、米だけでなく麦を入れたり雑穀を入れたり、旬のものを使ってそれぞれに工夫を凝らす。茶は木綿や麻でできたチャンブクロ(茶袋)に入れて煮出し、米を入れるときに取り出すことが多いが、そのまま炊く家庭もある。チャガイ、オカイサンなど呼び方もさまざまだ。

 

奥の白い袋がチャンブクロ。竹製のチャンブクロ(右上)もある。
実態が見えてくると、歴史的な流れも少しずつ分かってくる。茶粥は明暦の大火(1657年)の後、江戸では粥ではなく飯のかたちをとり、「奈良茶飯」として大流行した。茶飯を出す店は「飯屋の元祖」、すなわち日本の外食産業の始まりと位置づけられている。茶飯を盛る蓋付きの茶碗(わん)は「奈良茶碗」と呼ばれ、有田などの磁器産地で製作された。奈良の民俗食が、江戸の流行食となり、その影響が九州まで及ぶ珍しい事例だったのだ。

 

一方で新たな疑問も生じた。それは粥と飯の関係だ。奈良茶飯は江戸で「奈良茶」とも呼ばれた。しかし文献を探ると、茶飯も奈良茶、茶粥も奈良茶と、粥と飯の混同が見られる。なぜなのか。

 

謎を解く手がかりとなったのは、東大寺のお水取りだった。僧侶たちはその日の行を終えると、夜食に茶粥を食す。練行衆の世話をする童子さんは、茶を10時間も煮出して炊いた粥から、米の一部をすくい上げておひつに入れておく。僧はおひつの米を食べても、鍋の粥を食べても、米に粥をかけて食べてもよい。茶粥と茶飯が未分化な食べ物として存在していた。

 

さらに近世の料理本から、「奈良茶」は茶飯流行以前に穀類の入った新しい茶として登場し、徐々に飯として分類されるようになったことも分かった。粥も飯も出は同じであるお水取りの茶粥の事例や、料理本にうかがえる茶から飯への変遷は、江戸での粥・飯の混同とつながっていよう。

こうして茶粥と茶飯の関係に迫ることができたのは一つの成果だ。21年には『茶粥・茶飯・奈良茶碗』(淡交社)を刊行、茶粥の起源について新たな説を掘り起こすなどもした。だが全てが明らかになったわけではない。

 

そもそもなぜ江戸では粥ではなく、飯が流行したのか。ひとつ考えられるのは、江戸では粥に貧者のための炊き出しのイメージがあることだ。上方ブランドの流行食としては、飯のほうが印象が良い。店で出す際に炊き置きしやすいとの事情もあったのではないかと推測している。どんな経緯で茶粥が江戸に伝わったのかも解明したい。滋味深く、奥の深い茶粥の探訪はまだまだ続く。(しかたに・いさお)

2023年7月28日 (金)

8月6日 星空上映会 もちいどのセンター街にある、春日大社大宿所にて

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なら国際映画祭では、9月のプレイベントとして8月6日(日)夕方6時から星空上映会がひらかれます。

場所は、もちいどのセンター街にある春日大社の大宿所です。

無料ですが、事前申し込みが必要とのことです。以下のチラシのQRコードから申し込みとのこと。

18時30分から、ユース映画制作WS上映会&トーク

19時50分から映画「フィールド・オブ・ドリームス」が上映されます。

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2023年7月27日 (木)

セミナー 商店街エリアの活性化と支援施策の活用

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「商店街エリアの活性化と支援施策の活用」というセミナーがyoutubeで紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=LXqk-RHZmtw

民間のコンサルタント専門の株式会社プラコンの大橋先生。

そして近畿経済産業局 流通・サービス産業課の吉田課長補佐がご出演です。

おふたりのとてもわかりやすいお話です。

わたしは中味は知らなかったのですが、実践事例としてワークショップ支援策を活用した、奈良もちいどのセンター街が事例としてくわしくお話に出てきました。夢CUBEのことから現在未来まで、奈良もちいどのセンター街のことをご紹介戴きありがとうございました。

 

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参考になると思いますので紹介させていただきます。

https://www.youtube.com/watch?v=LXqk-RHZmtw

2023年7月26日 (水)

正倉院展の日程

が発表になりました。

 

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南倉 平螺鈿背円鏡

 

令和5年10月28日(土)から11月13日(月)までということです。

奈良国立博物館のホームページです。

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/special_exhibition/202310_shosoin/

宮内庁のホームページです。

https://www.kunaicho.go.jp/event/shosoin-narahaku75.html?fbclid=IwAR07dCH3JeA_o-WizaOlVLDfC9SkF79fAfPN9yR15sEdOmK08kKvp7aQgvU

興福寺五重塔 改修工事はじまる

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7月24日、興福寺五重塔を近くから見ました。五重塔の前の道に、緑の鉄板を敷く工事をされていました。今後大型重機が通行するためとのことです。鹿も砂などに座り込んだりしています。

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この日は橋本町のお地蔵さんのお参りが興福寺大御堂でありました。寺務老院の多川俊映師ら3人の僧侶によるお参りを橋本町の人たちと一緒にお参りしました。

辻明俊執事長から、興福寺の五重塔の改修工事についてお話しがありました。

「現在の夜の興福寺五重塔のライトアップは8月20日で終了。

改修の準備工事が始まり、素屋根が来年4月にかけてかけられる。その後、五重塔の調査があり、2025年くらいからいまの予定では7年くらいかけて改修される。ただ調査してみないとその期間が7年で済むのか、延びるのかわからない。何しろ五重塔の大規模改修は120年ぶりの事です。改修期間中、見学などしてもらえるようにしたいと思っています。」

来年の若草山焼きのとき、素屋根がどうなっているのでしょうか。気になるところです。また見学会も期待されます。

 

 

2023年7月25日 (火)

星野文昭☆暁子 絵と詩展

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星野文昭☆暁子 絵と詩展in奈良が28日、29日ギャラリーまつもりでひらかれます。

2023年7月24日 (月)

一般社団法人 奈良地域デザイン研究所 創立五周年記念祝賀会へ

一般社団法人 奈良地域デザイン研究所 創立五周年記念祝賀会がありました。法人になって5年ですがそれ以前から数えると

10年以上の歩みがあるそうです。

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理事長の村内俊雄さんのご挨拶。結局は、人、が大事であると力説されました。

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奈良県知事に大和郡山市長、天理市長、広陵町町長に吉野町長、三郷町長ら多数の首長に、東大寺筒井寛昭長老らもご出席。奈良の多くの活躍されている人たち計120名ほどの大きな祝賀会です。

映像「5年のあゆみ」でこれまでのいろいろな活動が紹介されました。

理事長の村内俊雄さんのご挨拶。

理事・研究員紹介。

120名の大記念撮影のあと、

乾杯・開宴。あちこちで交流の輪が広がっていました。

わたしも多くの方と名刺交換やご挨拶をさせていただきました。

山下知事ともお話しさせていただきました。

そして

筒井長老作詞の「奈良におもえば」の歌の披露が子ども達によっておこなわれました。

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研究員の皆さんの発表ブースもありました。

(画像はクリックすると拡大します)

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8月から12月まで地域デザイナー養成講座があります。

奈良地域デザイン研究所のホームページです。

https://nara-design.org/

 

 

 

2023年7月23日 (日)

8月13日 保山耕一さんの映像上映会

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8月の上映会は、8月13日(日)です。現在受付中とのことです。

【8月上映会チケット受付】


ウェブ受付開始。
保山は体調不良でしばらくお休みとなります。そのために内容等が変更になる場合があります。
不本意な状況ではありますが、なんとしてでも8月上映会を成功させたい。
どうかよろしくお願い致します。

「映像と音楽で巡る奈良」
8月13日(日)、14時開演、17時15分終演予定
奈良公園バスターミナルレクチャーホール
全席指定、当日精算、大人3,000円、学生500円、小学生以下無料
ウェブ受付:20日午後9時から受付開始、先着順、車椅子席あり
https://event.nara.jp/sp/aug
3名様以上の申し込みはメールにて受付
hozan4kmovie@gmail.com

電話での受付:0742-24-5611:ならどっとFM(平日10時〜19時)

■第一部
ならどっとFM「岡本彰夫の奈良、奥の奥」公開収録
番組提供:株式会社淺沼組
「ゲスト対談」
並河健天理市長 x 岡本彰夫
「次の時代の豊さを奈良(天理)から一緒に考える」

■第二部
「岡本家の人々」*7月から好評の新企画
世にも奇妙な物語 in 奈良
中西康博(奈良県ビジターズビューロー)
新作講談「妖怪一本たたら」
講談師・玉田玉山
■第三部

映像作家保山耕一作品上映会
映像詩の上映と作品解説
松森重博(歌人)
上本京子(朗読家)
高橋みどり

■フィナーレ
歌:大垣知哉
ピアノ:すみかおり
ギター:牧野由希子
バイオリン:秦進一
パーカッション:森内清敬
ゲストプレーヤー、フルート:松井 優樹
司会:中川直子(ならどっとFM)

 

 

もちいどの夢CUBE「縫製基地」と応募者募集8月10日まで

もちいどの夢CUBEではつぎつぎと、新しい素晴らしい起業家が育っています。

現在、もちいどの夢CUBE、入口左角にある「縫製基地」もそのひとりです。

毎日新聞奈良版(7月22日付)を見ていると、大きく「縫製基地」の鹿岡さんが取り上げられていますので、紹介します。

デジタル版はこちら⇒https://mainichi.jp/articles/20230722/ddl/k29/070/210000c

(画像をクリックすると拡大します)

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そして

現在、夢CUBEでは卒業されたあとの5スペースを新たに募集しています。8月10日申し込み締切りです。

以下をご覧下さい。そしてご応募をお待ちしています。

http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8e0b45.html

 

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2023年7月22日 (土)

奈良県立美術館では

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9月3日まで、富本憲吉展のこれまでとこれから、が開かれています。

奈良が生んだ文化勲章受章の素晴らしい陶芸家です。

ちょうど奈良新聞に、富本憲吉展のことが詳しく紹介されています。

(画像をクリックすると拡大します)

 

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2023年7月21日 (金)

来村先生と松原さん「飛鳥の八角古墳の解説」

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来村先生と松原純さんの対談「飛鳥の八画古墳の解説」がYoutubeで紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=qKnEi_ktdSA

 

今回は、来村 多加史(きたむら たかし)先生との対談「飛鳥の八角形墳とその思想について」です。
古墳時代を代表する墳形「前方後円墳」に対して、飛鳥の古墳を語る上で欠かせない「八角墳」は天皇陵を表す墳形です。この八角という形や思想はどこから来たのか?また、それはどのような意味があるのか?など、図や写真を交えてわかりやすく解説して頂いております。
これをきっかけにして「八角思想」に興味を持っていただけたら幸いです。

 

0:00 オープニング
0:36 八角墳について
3:44 なぜ八角なのか?
6:54 八角のルーツは?

 

【来村先生の経歴】
来村先生は兵庫県明石市のご出身で、幼い頃から考古学に興味を持っておられました。
高松塚古墳を発掘された関西大学「網干 善教(あぼし よしのり)先生」に憧れ、関西大学に入学して網干先生に師事。
関西大学大学院博士課程終了後、中国陵墓研究により博士号を取得されました。
現在は阪南大学の教授として学生に「観光学」を指導。
他にもテレビ出演や書籍の出版、また観光ガイドとして「クラブツーリズム」の講師など多方面で活躍されております。

 

「来村 多加史先生 Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/来村多加史

 

「阪南大学 講師紹介ページ」
https://www.hannan-u.ac.jp/doctor/tou...

 

「来村多加史講師同行ツアー」
https://tour.club-t.com/tour/relation...

 

「来村先生の著書(Amazon)」
https://www.amazon.co.jp/s?k=来村多加史&ad...

2023年7月20日 (木)

奈良国立博物館へ 南山城展

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ホームページより。

「京都府の最南部、奈良市に隣接する地域は旧国名の山やま城しろの国くににちなんで、いま「南みなみ山やま城しろ」と呼ばれています。なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な地であり、仏教の伝来後、7世紀にはこの地域でも寺院の建立がはじまりました。

 

 南山城が歴史の表舞台に登場するのは、聖しょう武む天皇の恭く仁に京きょう造営によってであり、木津川への架橋や寺院の建立などに行ぎょう基きの活躍がありました。平城京から長岡京・平安京への遷せん都と以降も南山城は新旧両都をつなぐ回廊的な役割を果たす地域として、重要性を増すことになります。東大寺や興福寺といった奈良の大寺との深い関わりのなかで寺院があいついで建立され、また木津川流域の山々は俗世を離れた聖地として山さん岳がく修しゅ験げんの拠点とされました。

 

 鎌倉時代には、はじめ興福寺に学んだ解げ脱だつ上しょう人にん貞じょう慶けいが笠かさ置ぎ寺てらから海かい住じゅう山せん寺じへと拠点を移し、釈しゃ迦か如にょ来らいや弥み勒ろく菩ぼ薩さつ、観かん音のん菩薩に対する信仰を深めるとともに、南都の戒かい律りつ復ふっ興こうに努めたことが特筆されます。さらに江戸時代には、各地で念ねん仏ぶつを広めた袋たい中ちゅう上しょう人にんが晩年に瓶みかの原はら(木津川市加茂町)を拠点とするなど、南山城は各時代を通じて文字どおり日本仏教の聖地でありつづけました。  

 

 本展は、5か年に及ぶ保存修理が完成した浄瑠璃寺九体阿弥陀像のうち2軀くを修理後初公開するとともに、その優美な姿を寺外で拝することのできるまたとない機会となります。さらに南山城とその周辺地域の寺社に伝わる仏像や神像を中心に、絵画や典籍・古文書、考古遺品などを一堂に展観することで、この地に花開いた仏教文化の全貌に迫ります。多彩な作品を通して南山城のゆたかな歴史と文化を再認識していただくとともに、緑深いこの地域にいまもなお受け継がれる聖地の息づかいをご堪能ください。」

 

現在開催中の、奈良国立博物館の浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城」奈良と京都を結ぶ祈りの至宝ーー展を拝観してきました。

平日の朝9時30分開館。思いのほかたくさんの方が拝観されており、人気のほどがわかりました。

南山城、奈良から平城山を越えた、木津川市、笠置町、和束町、井手町、宇治田原町、京田辺市などにある多くのお寺のなかなか拝見できない仏様や史料が多く展示されています。京都よりむしろ奈良の範囲にかつてより位置づけられている地域です。

淀川の上流の木津川あたりと言えるかもしれません。

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かつての廃寺の仏様が集められていたり、かつての廃寺の塔や建物もパネルなどを使って見ることが出来ました。

また、行基菩薩の南山城への与えた影響ということで泉橋寺はじめ多くが紹介されていました。(第5章)

大仏殿を建立したときの、大きな梁でしょうか、木津で陸揚げされて、多くの人々によって東大寺に運ばれる様子の絵も展示されていました。

一度拝観しただけでは記憶から遠ざかるような感じがしましたので、内容豊富な図録も買い求めました。(3000円)

ずしりと重い図録です。ゆっくりと見返したいと思っています。

夏の暑い時期、涼しい館内で拝観できる素晴らしい展覧会です。ぜひおすすめです。9月3日まで。

 

くわしくは奈良国立博物館の特別展のホームページをご覧下さい。

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/special_exhibition/202307_minamiyamashiro/

 

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2023年7月19日 (水)

「やまからな」 もちいどのにオープン

奈良の秘境から、こんにちは、奥大和で作られた木工雑貨の専門店「やまからな」がもちいどのセンター街に戻ってきてこのほどオープンしました。

まず、もちいどの夢CUBE、そのあと、もちいどの「きらっと・奈良」そしてJR奈良駅近く、油阪あたり、を経由して三度

もちいどのセンター街に落ち着いてオープンということです。

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店のパンフです。ぜひ一度訪ねてみてください。

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2023年7月18日 (火)

保山耕一さんの7月上映会のアーカイブ映像公開されました

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保山耕一さんの7月の上映会のビデオが公開されました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Kt-z5bxaVbs

 

 

「映像と音楽で巡る奈良」7月公演

アーカイブ限定公開
〜前説:清水真貴

■10分50秒
興福寺五重塔と有明の月
ピアノ:すみかおり
バイオリン:秦進一

■18分40秒
第一部「岡本家の人々」番組提供:株式会社淺沼組
お客様、中野聖子(なら燈花会の会)
中西康博(奈良県ビジターズビューロー)
さだまさし様からの宅配便
大和果樹園から桃の贈り物

■1時間11分20秒
金峯山寺五条良知管長猊下からのメッセージ
1時間17分30秒
休憩、竹田次長のライブ配信レポート

■1時間29分30秒
第二部:映像作家保山耕一作品上映会
ボーカル:大垣知哉、檜垣里枝子
ギター:牧野由希子、
パーカッション:森内清敬
チェロ:鈴木黎子
上本京子(朗読家)
松森重博(歌人)
高橋みどり

■3時間8分
スタンド・バイ・ミー〜アンコール
司会:中川直子
配信トラブルでご覧頂けなかった7月上映会のアーカイブを公開します。

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■活動支援のカンパ、投げ銭は下記までお願いし申し上げます。
===============
三井住友銀行
小阪支店
普通 5231131
ホザン コウイチ
===============
皆様からの投げ銭でのご支援をどうかお願い致します。

2023年7月17日 (月)

神さまのお引っ越し日記 奈良・春日大社

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(画像をクリックすると拡大します)

7月22日(土)NHKBSプレミアム、BS4Kで午後11時から0時30分で配信予定とのことです。

2023年7月16日 (日)

高校野球観戦

7月15日(土)、朝9時の第1試合、奈良女子大附属中等教育学校(奈女大附)と橿原学院の試合を応援に行きました。

バックスタンド正面から。

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1回表、奈女大附のピッチャーが2ストライクからさらにストライク球で攻めて、みごとはじき返されました。その後ファーボールやヒットで、ピッチャー交代、エースナンバーが登場しましたが、さらに打たれ、早くも打者一巡以上まわり、9点取られました。31分の長い守備でした。

一方奈女大附の攻撃は短く、何回かには1,2塁のチャンスもつくりましたが後続が続かず、0点。スタンドには、黄色のおそろいの数十人のブラスバンドがつぎつぎと応援の演奏をしてくれました。試合前の3塁側ベンチとスタンドです。

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10点差がつくと5回コールドもあるとのことで、応援したのですが、5回表橿原学院に2点の追加点を許し、0-11で5回コールド負けとなりました。

選手の皆さん、応援の皆さんお疲れさまでした。

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毎日新聞奈良版 2023年7月16日(画像はクリックすると拡大します)

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朝日新聞奈良版7月16日付。(画像をクリックすると拡大します)

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奈良新聞 7月16日付 (画像をクリックすると拡大します)

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2023年7月15日 (土)

美ビット見て歩き *128 馬場あき子さん

奈良新聞に連載の今月の川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、歌人の馬場あき子さんです。

川嶌一穂さんは、馬場あき子さんのお能の解説を早くから聞いておられたそうです。

馬場あき子さんの1年間を撮影された映画「幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々」を紹介されています。

大阪の阪急電車の十三駅近くの第七藝術劇場で7月19日まで上映中とのことです。

わたしも6月末に、見に行きました。95才とは思えない元気さです。素晴らしい方だと思いました。そして良い映画と思いました。

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(画像をクリックすると拡大します)

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *118 川嶌一穂

 

映画『幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々』

 

写真 映画『幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々』チラシ

 

8年前に勤めを辞めるまで、近鉄大阪上本町駅の近くに住んでいた。生活全般何かと便利な所で、日本橋の国立文楽劇場へも歩いて行けたし、谷町六丁目にある大槻能楽堂へはぷらぷらと自転車に乗って行った。
大槻能楽堂で月に一度開かれていた「自主公演能」の企画が演目、演者とも素晴らしくて、よく通った。プログラムには、出演者紹介や、あらすじの他に上演詞章が全部載っていて、とても便利だった。たいてい公演の前には、30分ほどの解説があった。

梅若玄祥(当時)師による「関寺小町」を拝見したとき、はじめて馬場あき子の解説を聞いた。馬場あき子(昭和3年生まれ)と言っても、「鬼の研究」を書いた歌人、というくらいの知識しかなかった。

淡い色の着物をざっくりと、すそ短かに着て、足早に舞台に出て来られた馬場さんは、今計算すると86歳だったはずだが、とてもそんな風にはお見受けしない。声にハリはあるし、時々小さなメモをちらと見るだけで、固有名詞でも和歌でも淀むことなくすらすらと出て来る。
少し体を揺らしながら、生き生きと、楽しそうに話す。

その内容がまた分かりやすくて、何度も「そうだったのか!」と思わされる。
古典に詳しい歌人としての解説だろうと思っていたが、話が進むうちに、どうも違う、と気づく。演者でなければ持てない視点や、深い解釈が入る。調べると、戦後すぐに喜多流十五世宗家・喜多実師に入門、82歳まで舞を続け、新作能をいくつも書いているというとんでもない方だった。それ以来、「馬場あき子解説」という能会があれば、何はともあれ拝見する、と決めた。
先月うれしいことがあった。東京に引っ越して以来よく訪れる観世能楽堂で、山階彌右衛門師による「鸚鵡小町」を拝見したおりに、お手洗いの隣の鏡に馬場さんがいらしたのだ、観客の一人として。7月の本欄のテーマを馬場さんのドキュメンタリー映画にしよう、と思い付いた日だったので、驚いた。

映画は、馬場あき子の93歳から1年間の日々を見つめたドキュメンタリーだが、いつも行く大きな映画館ではやってないので、ちょっと遠出をした。観客はいっぱいで、年配の女性が多く、お隣の女性客に聞くと、やはり短歌をやっている方だった。

「幾春かけて老いゆかん」という映画のタイトルは、作者49歳の年の第五歌集「桜花伝承」の歌

さくら花幾春かけて老いゆかん
身に水流の音ひびくなり

から取られた。現在95歳の馬場あき子が、50歳を前にして「老いの覚悟」を詠った歌だ。早すぎる、と凡人は思うし、またその覚悟の通りに歳を重ねて来た、ということだ。

映画は、自宅で朝日新聞「朝日歌壇」の選歌をしている場面から始まる。2千数百首からⅠ0首を選ぶのだが、その早いこと。トランプのカードを切るようなスピードで、短歌の書かれたハガキを選っていく。それも「主に下の句を見ますね」などとおしゃべりしながら、である。その集中力たるや、驚異的だ。

映画の中で自分でも話しているが、ともかく好奇心が強い。「お笑い、好きよ。専門家ね」。
そして新しいものに偏見がない。これは映画には出て来ない話だが、「ニューウェーブ」歌人で日経歌壇の選者・穂村弘との対談で、穂村の「サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」という歌を、馬場は「いいわよ」と言う。

馬場は6年前、やはり歌人の夫・岩田正を亡くした。93歳だった。岩田の
イヴ・モンタンの枯葉愛して三十年
妻を愛して三十五年
という歌が二人の全てを語っている。幸せだった分、喪失の虚無も深かったことだろう。
が、馬場は言う、「日々面白い。うるさい程鳴いていた蝉が、ある日飛べなくなって、羽をバタバタさせて裏返って死ぬ。ああいう死に方がいい」と。

 馬場自身も自分を「妖怪変化」(「阿川佐和子のこの人に会いたい」<週刊文春>2023年6月1日号)と言うくらいだから、人生の目標とするには余りに巨大すぎるが、せめて死ぬ日まで、馬場さんのようにスタスタ歩き、ケラケラ笑っていたいな。

 

=次回は令和5年8月11日付(第2金曜日掲載)=
  ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

メモ 映画公式サイトhttps://www.ikuharu-movie.com/ 10分ほどの「初日舞台挨拶」は必見。

第七藝術劇場 大阪市淀川区十三本町1−7−27 サンポードシティ6F(上映は5Fシアターセブン)。電話=06(6302)2073。阪急十三駅西改札口から徒歩5分。www.nanagei.com。上映は7月19日(水)まで(17日休映)。

 

 

2023年7月14日 (金)

8月6日奈良公園バスターミナル・レクチャーホール

パフォーマンスグループ五蓮座の映像音楽朗読劇の案内です。

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8月6日(日)18時~、奈良公園バスターミナルレクチャーホールにて、奈良・高取町後援、壷阪寺企画による映像音楽朗読劇を上演します。

演目は、目の見えない沢市と妻・お里の夫婦愛を描いた「壷坂霊験記」をぬいぐるみ版にリメイクした壷阪 お里と沢市「光への祈り」です。

絵本のページをめくるように映し出された写真絵に、音楽と語りを合わせていく現代版の紙芝居形式で、パフォーマンスグループ「五蓮座」が演じます。

視覚障がい者の支援を行う壷阪寺の福祉事業を応援するイベントとなっています。ぜひ、見にいらしてください!

2023年8月6日(日)開場17:30 開演18:00

奈良公園バスターミナルレクチャーホール

全自由席
一 般 前売り2000円 当日2500円
中高生 前売り1000円 当日1500円
小学生以下無料
※公演時間 約100分(予定)

【五蓮座】
読み語り/倉橋みどり、豊島由香、中田達幸(遊劇体)
歌・音楽/Satoko、篠笛/SHINO、三味線/三宅良、ギター/塩崎雅朗、和太鼓/井筒童、映像・編集/今岡直人
写真・グラフィック/堀川宏幸、ぬいぐるみ/野原レンゲ、建物・民具制作/琴原恵、百田純子、記録/嶋田裕司、書/桃蹊
脚本/ 野原レンゲ、堀川宏幸、脚本協力/石川利枝 
演出/中田達幸
企画/壷阪寺住職・常盤勝範
主催/五蓮座
後援/高取町

2023年7月13日 (木)

28日、大人のならびと見聞録

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7月28日(金)の午後3時30分から、中野聖子氏に聞く夏の風物詩「なら燈花会」をつくる物語が、奈良公園バスターミナル・レクチャーホールで開催されるということです。あと堀川雅嗣なら燈花会専務理事、竹田博康・奈良県地域デザイン推進局次長兼観光局次長のお話です。

事前申し込みが必要とのことです。

2023年7月12日 (水)

もちいどの夢CUBE 新規出店者募集中です。

17年目を迎えた奈良もちいどのセンター街の起業家支援施設「夢CUBE」で今今、つぎつぎと3年の期限がきて卒業していかれています。

今回5スペース一挙募集中の奈良もちいどのセンター街からのお知らせを紹介します。

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もちいどの夢CUBE 挑戦者 募集~あなたの熱い想いを形に~

 

今でもたくさんの問い合わせ&応募を頂戴する「もちいどの夢CUBE」。

 

この度、既存ショップが卒業となりますので次なる「挑戦者」の募集を開始します。

 

既存業種や、従来の商業の型にとらわれず、もちいどのセンター街の刺激と魅力となるあなた!

 

Time is coming!

 

詳細は以下のホームページの「もちいどの夢CUBE チャレンジショップ(テナント)募集要項」を熟読のうえ、応募用紙をダウンロード、印刷して記入、郵送下さい。

皆さまの熱い挑戦…お待ちしております!

 

[応募書類送付先]

 

〒630-8222 奈良市餅飯殿町12番地 もちいどの夢CUBE2階  奈良もちいどのセンター街協同組合 

電話0742-22-2164

 

[応募締切]

 

2023年8月10日(木) 必着

 

くわしくは以下のホームページをご覧ください。

応募用紙をご覧下さい。

 

https://www.mochiidono.com/yumecube_shop_guide.html?fbclid=IwAR1KyrNSjiSASpwxhS1asWLRfELbC66WPQQS0WQvlYW1vT8J4DJnXTJF84E

2023年7月11日 (火)

7月保山耕一さん上映会に

7月9日(日)、奈良公園バスターミナル・レクチャーホールで保山さんの映像上映会がありました。

いろいろありましたが5年目に突入したということです。
4年前、五條の生蓮寺のご住職とわたしはご一緒に登壇しました。通路まで座られて超満員、多くの方が入れず帰られたということでした。

昨年8月から、保山さんの映像とわたしの短歌のコラボの要請を受けて早くも1年経ちました。

今月は、梅雨空の中4日間、たいへんな時間をかけて保山さんは東大寺で映像を撮られました。

それを27分ほどにまとめらた大作の映像が上映されました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=3ykuvnyycyg

 

事前に見せて戴いた私は何度も映像を拝見して短歌を作らせていただきました。

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悠然と時流れゆく東大寺

良弁杉に月かかりたり    松森重博

 

ことしは東大寺の初代別当の良弁上人が亡くなられて1250年。東大寺では10月14-16日に、良弁上人1250年大遠忌が行われます。

二月堂の前の良弁杉に、生まれたてでしょうか、月がかかりました。上の吊り燈篭の下の良弁杉のすぐかたわらに月がみえます。

わたしが中学生の頃の第2室戸台風で、先代の良弁杉がちょうど閼伽井屋(あかいや)の方に倒れたことを思い出します。

当代の良弁杉がいま立派に育っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

映像作家の保山耕一氏のフェースブックのメッセージとお祝いのひまわりです。

5年目の上映会。
多くの皆様に支えて頂き、5年目に突入。
無事に終演をむかえました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

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そして、いつも上映スタッフとしてご活躍であった、青井三保子さんが6月末に急逝されました。追悼の「山の辺の道」の映像も上映されました。わたしは青井さんとは団長をされていた天理第9合唱団でも十数年前でしょうか一度「第九」を歌いましたし、最近は、奈良県のムジークフェストでも「第九」をご一緒に歌うことができました。心よりご冥福をお祈りいたします。

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(追記)

7月の上映会の全体の映像が公開されました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Kt-z5bxaVbs

 

 

■活動支援のカンパ、投げ銭は下記までお願いし申し上げます。 =============== 三井住友銀行 小阪支店 普通 5231131 ホザン コウイチ =============== 皆様からの投げ銭でのご支援をどうかお願い致します。 【プログラム】 *********************** 第一部 ならどっとFM「岡本彰夫の奈良、奥の奥」公開収録 出演:岡本彰夫、 司会:中川直子、大垣知哉 第二部 映像作家保山耕一作品上映会 ***********************

2023年7月10日 (月)

朝日新聞奈良版「女子大」の挑戦 5 最終回

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朝日新聞奈良版の「女子大」の挑戦も最終回です。

5,以心伝心で好プレー

15日朝9時からいよいよ橿原学院の試合とのことです。

(画像はクリックすると拡大します)

※チケットですが、球場では売っていないそうです。ローソンもしくはセブンイレブンで事前購入とのこと。

(ファミリーマートでは売っていませんでした)

以下をご覧ください。

http://www1.kcn.ne.jp/~nhsbbf/public_html/natu/ticket2023natu.pdf

2023年7月 9日 (日)

朝日新聞奈良版 「女子大」の挑戦 4

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部にカンバック。マネージャーの分析。

(画像はクリックすると拡大します)

2023年7月 8日 (土)

朝日新聞奈良版 「女子大」の挑戦 3

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第3回です。(画像はクリックすると拡大します)

朝日新聞奈良版の「女子大」の挑戦 2

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朝日新聞奈良版の「女子大」の挑戦 2です。

バッテリーの本気力。

180センチ超の宝 躍進支える

(画像はクリックすると拡大します)

朝日新聞奈良版より、「女子大」の挑戦1

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高校野球の奈良県予選も始まろうとしています。

朝日新聞奈良版に、「女子大」の挑戦

が載っていると友人からいただきました。ありがとうございます。

1回目は指導力で勝負する 山口琢士監督です。

(画像はクリックすると拡大します)

2023年7月 7日 (金)

7月7日もちいどの理源大師と辨財天法要そしてお渡り行列

7月7日、朝からもちいどのセンター街のスーパーオーケスト入口横のお堂で、理源大師と辨財天法要が、東大寺別当、橋村師そして執事、録事の3名の僧侶こられて営まれました。

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法要のあとご説明をされる橋村別当。

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下の写真は餅飯殿財団のお世話役、飯田さんからいただきました。

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夕方からは本祭りのあと、子ども神輿のお渡りです。商店街の子どもだけでなく、近隣の子ども達が元気な声を出してお渡りしてくれました。

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バスケットのバンビシャスの選手、サッカーの奈良クラブの選手に監督さんも参加してくれていたようです。

そして沿道には多くの外国の方が見守ってくれていました。

祝 アゴラ通信 300号

長年活動を続けられているアゴラ音楽クラブです。

その音楽クラブの会報誌、アゴラ通信、300号を発行されました。

おめでとうございます。

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下記で読むことができます。

https://agora-mc.com/wp-content/uploads/2023/07/agora300.pdf?fbclid=IwAR0G_nj8dwPhLGWO3O-qYI6gcAqyPn6dheiiSUEtksHKV7ZUHDDnp0YS1Ng

2023年7月 6日 (木)

新アララギ全国歌会へ

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先日、東京の都立清澄庭園 大正記念館において、短歌の新アララギ全国歌会がありました。

全国から多数の歌人が来られていました。指定された、わたしの席は、正面の最前列、5人の選者の先生や司会者の目の前でした。

学生時代も最近の講演会でもめったに最前列は座ったことはありません。

朝から夕方までみっちりと学びました。

スナップ写真です。

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庭園は3000坪とかでとても東京とは思えません。

紀伊国屋文左衛門の別邸であったのを明治時代に岩崎家のものになり、庭園別邸として使用されたとのことです。

この日は、とても良い天気でまぶしいくらいの日差しでした。

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庭園は散策できるようです。暑いのと歩く時間はありませんでしたので、ゆっくりと庭園を眺めました。

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2023年7月 5日 (水)

東京新橋の奈良まほろば館へ

ちょうど東京で短歌の新アララギ全国歌会があり、新橋の奈良まほろば館を訪ねました。

ちょうど、京阪奈情報教育出版フェアが開催中で、拝見できました。

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光栄にも、わたしの歌集「大和まほろば」も1番の数字がつけられ展示販売されていました。

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早稻田大学以来の友人、藤田育男君と。

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そして知り合いの綿谷正之さんの墨の本2冊、柳井さんの本。

奈良まほろばソムリエの会の本も。

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2008年創業から15年、これだけの奈良ゆかりの本を出版された京阪奈情報教育出版さん、壮観です。

フェアは7月28日までとのこと。どうぞお立ち寄りください。

奈良まほろば館は多くの人が来られていました。わたしは友人と共に、本の展示の前のカウンター席で、そうめんと柿の葉寿司のセットを美味しく頂きました。

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2023年7月 4日 (火)

7月21,22,23日「尾花座復活上映会」情報

なら国際映画祭の中野聖子さんからの情報です。

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今年も「尾花座復活上映会」を開催いたします✨
かつて奈良の皆様に愛された映画館「尾花座」が『なら国際映画祭』開催に先駆け、尾花座復活上映会と題しまして、
7月21日(金)・22日(土)・23日(日)までの3日間限定で華々しく復活致します。
上映会はホテル尾花・桜の間にて、今回の復活上映の為に厳選された邦画3作品の上映が行われます。
今年の作品は・・・
🎬『土を喰らう十二ヵ月』
(2022年製作/111分/日本 監督・脚本:中江裕司)

🎬『乳房よ永遠なれ』
  (1955年製作/110分/日本 監督:田中絹代)

🎬『そばかす』
(2022年製作/104分/日本 監督:玉田真也)
🎬『土を喰らう十二ヵ月』の中江裕司監督のトークショー決定!

詳しくはWebをチェック👆
https://nara-iff.jp/cinematheque/2606/

2023年7月 3日 (月)

7月8日から 南山城聖地  ―奈良と京都を結ぶ祈りの至宝―展

奈良国立博物館では、7月8日から、浄瑠璃寺の阿弥陀仏修復を記念して、南山城聖地 
―奈良と京都を結ぶ祈りの至宝―展が開かれます。

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京都府の最南部、奈良市に隣接する地域は旧国名の山やま城しろの国くににちなんで、いま「南みなみ山やま城しろ」と呼ばれています。なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な地であり、仏教の伝来後、7世紀にはこの地域でも寺院の建立がはじまりました。

 

 南山城が歴史の表舞台に登場するのは、聖しょう武む天皇の恭く仁に京きょう造営によってであり、木津川への架橋や寺院の建立などに行ぎょう基きの活躍がありました。平城京から長岡京・平安京への遷せん都と以降も南山城は新旧両都をつなぐ回廊的な役割を果たす地域として、重要性を増すことになります。東大寺や興福寺といった奈良の大寺との深い関わりのなかで寺院があいついで建立され、また木津川流域の山々は俗世を離れた聖地として山さん岳がく修しゅ験げんの拠点とされました。

 

 鎌倉時代には、はじめ興福寺に学んだ解げ脱だつ上しょう人にん貞じょう慶けいが笠かさ置ぎ寺てらから海かい住じゅう山せん寺じへと拠点を移し、釈しゃ迦か如にょ来らいや弥み勒ろく菩ぼ薩さつ、観かん音のん菩薩に対する信仰を深めるとともに、南都の戒かい律りつ復ふっ興こうに努めたことが特筆されます。さらに江戸時代には、各地で念ねん仏ぶつを広めた袋たい中ちゅう上しょう人にんが晩年に瓶みかの原はら(木津川市加茂町)を拠点とするなど、南山城は各時代を通じて文字どおり日本仏教の聖地でありつづけました。  

 

 本展は、5か年に及ぶ保存修理が完成した浄瑠璃寺九体阿弥陀像のうち2軀くを修理後初公開するとともに、その優美な姿を寺外で拝することのできるまたとない機会となります。さらに南山城とその周辺地域の寺社に伝わる仏像や神像を中心に、絵画や典籍・古文書、考古遺品などを一堂に展観することで、この地に花開いた仏教文化の全貌に迫ります。多彩な作品を通して南山城のゆたかな歴史と文化を再認識していただくとともに、緑深いこの地域にいまもなお受け継がれる聖地の息づかいをご堪能ください。

2023年7月 2日 (日)

興福寺 五重塔 

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日本の美を伝える、紡ぐプロジェクトに、興福寺五重塔の改修のことなどがくわしくアップされていますので

紹介させていただきます。

読売新聞 6月4日付

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/gojunoto-shuri-kofukuji/?fbclid=IwAR23BFanPL4kPUY30yOn0vlzh5qFuG2InDEzAFNcj03x_IjHdgWf96L9xiI

また工事のお知らせが届きました。いよいよ素屋根工事が予定では7月5日から始まるようです。

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2023年7月 1日 (土)

7月9日(日) 映像と音楽で巡る奈良

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7月の保山耕一さんの作品上映会のポスターが届きました。7月9日(日曜日)午後1時30分開場、2時開演。奈良公園バスターミナルのレクチャーホールです。全席指定、大人3000円、学生500円。

わたしの短歌も紹介されることになりました。会場でお会い出来ることを楽しみにしています。

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