保山さんの上映会 朝日新聞より
保山さんの上映会の存続について、心配をされていましたが存続することが実行委員会から発表されました。朝日新聞デジタル版は15日つぎのように伝えています。
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山下真知事が就任後に予算執行の一時停止を指示した事業の一つ、「奈良公園バスターミナルイベント実行委員会事業」について、関連する映像と音楽のイベントが14日開かれ、その中で事業が継続の方向であることが明らかになった。
継続の見通しが報告されたのは、ターミナル併設のホールで開かれた「映像と音楽で巡る奈良」。イベント終盤、実行委から、今後も継続の方向性であることが確認されたというアナウンスがなされ、会場は拍手と歓声に包まれた。
県は今年度、1千万円の予算を計上。「映像と音楽で巡る奈良」を含む、奈良公園バスターミナルと周辺で行われるイベント約50回分の運営費の一部にあてられてきた。ターミナル併設施設の活用と、県内の情報発信が主な目的だ。
「映像と音楽で巡る奈良」は、県内在住の映像作家・保山(ほざん)耕一さんを中心に、2019年からおおむね月1回のペースで続いてきた。保山さんによる四季折々の奈良の景色の映像が4Kプロジェクターで投影され、県内のミュージシャンたちが歌や楽器の生演奏で盛り上げる。
実行委によると、入場料は3千円で毎回完売。保山さんの映像に魅入られた県外客が半数を占め、撮影地を「巡礼」する人も少なくないという。
山下知事は初登庁の8日、イベントを含む21事業について予算の執行をいったん停止し、必要性や費用対効果を検証する意向を示していた。これを受け、保山さんがSNSで「今回が最後になる可能性がある」と発信したことから、愛好者からは不安の声が上がっていた。
イベントに毎回のように通ってきた五條市の女性は「どうしたらこんなに清らかな映像が撮れるのだろうと、表現のすばらしさに涙してきた。県外のお客さんともつながる場にもなっている」と意義を語る。
保山さんによると、山下知事が予算執行停止を明らかにして以降、「税金泥棒」といったメールが日に数十通届いていたという。
「奈良のファンを増やしてきたと自負しており、継続の判断は当然と思っている。予算を切るというのは、人の思い・時間・労力を断ち切ること。今回のやり方は少し乱暴だったのではないか」と語り、「知事にはぜひ直接イベントに足を運んで、自分の目で見てほしい」と要望した。(机美鈴)
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