東大寺二月堂青石段の展覧会へ
美術作家であり歌人であり文体論研究者(博士)である田中教子(のりこ)さんの展覧会が19日まで東大寺金鐘会館でひらかれていますので初日拝見してきました。
「菩薩界への道」というフランスの2022SNBAソシエテ・ナショナル・デ・ボザールの総合金賞・インスタレーション金賞のW受賞の作品です。
140×1400cmという大作でその一部の写真です。二月堂の南階段、青階段を東大寺の許可を得て、早朝拓本にとられた作品です。和紙、墨、金泥。
田中教子さんの紹介は近畿大学のページにあります⇒https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/news/topics/2022/10/037028.html
そしてお水取りのお話を90分間にわたり聞きました。このほどお水取りを満行された望月大仙師とそばでお世話をされたという佐藤慧雲さんに対して、
日本画家であり造形作家であり歌人であり華厳宗僧侶である中田文花(もんか)さんが対談されたものです。なかなかうかがえないお水取りの深いお話でした。お風呂のこと。南無観のお話など。紙衣やさしかけなどいろいろな道具なども拝見できました。
真ん中が鎌倉のお寺の望月大仙師、右が佐藤慧雲さん、左が中田文花さん(写真も拝借しました)。
望月大仙師のHP⇒https://www.fugenkoumyouji.jp/
中田文花さんのHP⇒http://bunchoji.com/
展覧会は19日まで(10時~16時30分まで)。東大寺金鐘会館の地下小ホールにて。入場無料。
毎日新聞大阪本社の花澤茂人記者の奈良版の記事です。(画像はクリックすると拡大します)
« 薬師寺の花会式 | トップページ | 松原純さん×松森重博の対談 YouTubeで公開されました »
コメント