3月17日から19日、「二月堂の青石段 〜End of the Silk Road〜田中教子展」
いろいろな知り合いとつながりがある、田中教子さんから、ご案内いただきましたので紹介します。どうぞお出かけください。
(画像をクリックすると拡大します)
3月17日〜19日 奈良東大寺総合文化センター金鐘会館(東大寺ミュージアム地下)にて、
「二月堂の青石段 〜End of the Silk Road〜田中教子展」
を開催します。 (入場無料)
従来あまり注目されてこなかった、二月堂の南側の青石段。
上下3段に連続した可憐な吉祥文様が刻印されていますが、現在かなりすり減っており、そこをよく通るひとでも、ほとんど気づかれません。
いつからあるのか、どのような意味があるのか。深い謎に包まれています。
これを調べたところ、華厳経入法界品に由来する、意味深いものであると考えられます。
このたび、この階段をモチーフに単独で大型インスタレーションを制作しました。
そして、同作品は2022年フランスの五大美術団体のひとつ、SNBAソシエテ・ナショナル ・デ・ボザールの160周年記念展で、総合金賞ならびにインスタレーション部門の金賞をダブル受賞しました。
また会期中、会場にて以下の催しが行われます。
17日13時〜 オープニング
14時〜 お水取りのお話(話し手:望月大仙さん/聞き手:中田文花さん)
東大寺の尼僧である中田文花さんのコーディネートで、お水取りに参籠されたばかりの権処世界・望月大仙さんのお話を伺います。
18日13時〜 二月堂青石段の文様について(田中教子)
アーティストトーク。二月堂の南側の階段の文様についてのお話をさせていただきます。
14時〜 東大寺の石工について(山川均さん)
東大寺を中心に古代の石造物をご専門に研究されている山川さんに、二月堂のすぐ下にある三月堂の石灯籠のお話などを伺います
15時〜 奈良市キャンベラ市姉妹都市30周年詩歌朗読 〜キャロル・ヘイズさんを偲んで〜(菊地利奈さん、田中教子他)
日豪の短歌交流に尽力されたオーストラリア国立大学教授・キャロル・ヘイズさんが翻訳された田中の短歌(お水取りの歌)ほか、キャンベラと関わりの深い翻訳研究家・菊地利奈さんと二か国語で朗読します。
参加費無料
(資料代500円)
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