佐保川桜まつり燈火会は閉幕
毎年3月末から4月はじめ、佐保川べりのJR関西線から大宮大橋のあたりで、桜と行燈で楽しませていただいた、佐保川桜まつり燈火会は、代表の橋本征一さん(84才)が2022年12月、急逝されたので閉幕とのことです。
23年間、お世話されたということです。とても残念なことです。橋本征一さまのご冥福をお祈りいたします。
悼 橋本征一様 二首ささげます。
・佐保川の桜まつりは橋本氏逝きて終えぬとたよりの届く
・佐保川の桜まつりを二十三年世話を尽くせし画家橋本氏逝く
2017年の佐保川桜まつり燈火会にて、橋本征一さま。
(画像はクリックすると拡大します)
また、橋本征一さまは毎日新聞奈良版のやまと歌壇や、やまと俳壇、柳壇のページに毎週、花の挿絵を描き続けておられました。
毎年、いろいろな課題のメッセージで短歌や俳句を集められ、絵とともに行燈を掲げられていました。閉幕はほんとうに惜しまれます。
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「佐保川桜まつり燈火会」 23年もの永い間、奈良市の風物詩にもなるイベントを主催された功績には、頭が下がります。今年は無くなると思うと寂しくも悲しくもあります。
これが時代の流れなんでしょうか。後継者が居ない現実。地域社会の世代交代が、いろんな分野で途切れているのが顕著です。 奈良市観光協会さん辺りが是非、市の年中行事の一つとして佐保川流域全体を纏めていただければと願うばかりです!
日本中探しても、この長さの桜堤はここだけです。 奈良市の川上から大和郡山へ!
橋本征一さんありがとうございました。 ご冥福をお祈りを申し上げます。
投稿: 德田 勝行 | 2023年2月19日 (日) 09時34分