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2023年1月31日 (火)

新聞スクラップ 「がんの壁」を越えよう

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毎週日経新聞夕刊で連載の記事です。
有料電子版を紹介します。

人生100年時代 「がんの壁」を越えよう
がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一

健康・医療
2023年1月11日 5:00 [有料会員限定]

「日本は移民などの受け入れを抑えながら国家を維持してきました。しかし、社会の成熟は少子化をもたらしますから、高齢者が社会を支えていかなければなりません。

がんは細胞の老化といえる病気ですから、働くがん患者が増えることは必然。私たちは「がん社会」を生きることになります。

現在、わが国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者の割合)は世界最高の29%で、2位のイタリアを5ポイントも上まわります。総人口が減るなかで、高齢者の人口は約3600万人と過去最多を記録しています。

高齢者の就業率は25%に達しています。特に65~69歳では10年連続で上昇し、50%を超えました。総就労人口に占める高齢者の割合も世界トップ級の13.5%で、ドイツ(2%)やフランス(1%)とは比べものになりません。

今後、日本人はさらに長く働くことになると思います。50年前と比べて、平均寿命は男女とも12年以上も延びていますが、定年は再雇用などを含めても55歳から10年の延びにとどまります。年金の支給開始年齢は50年前すでに60歳でしたが、今も65歳への移行途上です。

このままではわが国の年金制度の破綻は目に見えており、支給開始年齢の70歳への引き上げは避けられないと思います。私たちは70歳あるいはそれ以上まで働くことになりそうです。

本紙が2019年秋に実施した世論調査でも、60歳代の54%が70歳以上まで働くつもりだと答えています。18年秋の調査に比べて9ポイントも増えています。「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく変わっていることが分かります。高齢者が長く働き続ける制度づくりが求められるでしょう。

75歳、80歳まで仕事を続け、その後も社会との絆を保ちながら健やかに暮らす、そんな時代が来ると思います。「老後」が死語になるともいえるでしょう。

実際、日本人女性の半数以上が、男性でも4人に1人が90歳まで生きています。100歳以上の高齢者の数は52年連続して増加し、22年に9万人を突破しました。

ただし、百寿者の9割近くが女性です。そこで、男性諸氏に呼びかけたいと思います。一定の生産性を保ったまま90歳を迎え、さらに、100歳をめざそうではありませんか。

そのためには80歳までにがんで命を落とさないことが大切。60~74歳の男性、35~74歳の女性では、がんが死因の4割を超えています。まさに「がんの壁」です。超高齢社会のフロントランナーとしてこの壁を乗り越えていきましょう。

 

 

 

 

2023年1月30日 (月)

2月8日から14日まで、なら瑠璃絵 

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なら瑠璃絵2023 | なら瑠璃絵体験
なら瑠璃絵の幻想的な世界をお届け😌✨
一足先に動画でなら瑠璃絵を体験💫
注)ただ、実際お越しいただくときは暖かい格好でお願いします!
〈開催期間〉2023年2月8日(水)〜14日(火)
〈点灯時間〉18:00〜21:00
〈夜間特別拝観〉17:00~20:00
〈開催場所〉奈良公園一帯・春日大社・興福寺・東大寺

なら瑠璃絵のホームページです⇒https://rurie.jp/

2023年1月29日 (日)

28日 若草山焼き&花火 。

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昼間の様子です。このあと4時頃雪が降りました。

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花火は15分くらい打ち上げられました。冬の夜空に美しく打ち上げられました。

山焼きは残念ながらあまり燃えず、写真は撮れませんでした。

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当日の朝9時頃の様子です。

奈良女子大学の北にて。大仏殿と若草山。

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奈良県庁あたりの奈良公園。五重塔が見えます。うっすらと雪景色でした。

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(追記)

翌29日朝9時、良い天気です。近鉄奈良駅から見た若草山です。関係者の努力でしたが、やはり燃えなかったことがよくわかります。

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2023年1月28日 (土)

28日、若草山焼きです。

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いよいよ28日、若草山焼きです。

雪まじりの天気でしたので、うまく燃えるかどうかすこし気がかりですが、予定通りおこなわれると朝から発表がありました。

くわしいホームページです⇒https://www3.pref.nara.jp/yamayaki/

 

スマートフォンによる中継もあるそうです。

『若草山焼き』ライブ配信のお知らせ
ライブ配信の実施が決まりました!
今年のライブ配信では、飛火野から若草山麓まで御神火を運ぶ聖火行列に随行し、松明点火や野上神社祭典といった奥深い若草山焼きの魅力を、参列者の目線でお届けします。
ライブ配信ならではの映像が盛りだくさんです!

是非、奈良公園室Youtubeチャンネルでご覧ください!
【配信時間】17:05~18:40(予定)
【チャンネルURL】奈良公園ーNaraPark - YouTube

※スマートフォンにより撮影を行うため、電波状況により、映像や音声が乱れる場合があります。また、会場の雰囲気をお伝えするため、ナレーションやテロップの挿入は行いませんのでご了承ください。

 

 

通行規制も行なわれますので、気をつけてください。

 

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2023年1月27日 (金)

路地ぶら ならまち 2月28日まで

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奈良市観光協会の情報を紹介します。

冬の奈良大和路キャンペーン2022「路地ぶら ならまち」

大和の国・奈良へと続く道「大和路」をテーマに奈良市郊外から中心部にかけての魅力を発信する「冬の奈良大和路キャンペーン2022」が、今年は「ならまち」エリアで2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)に開催。

期間中は、世界遺産・元興寺(真言律宗)、華厳宗元興寺、十輪院、御霊神社(順不同)で冬の奈良大和路キャンペーン特別御朱印の授与を行うほか、1月、2月には11ヶ寺にて案内付き・予約不要の拝観や御朱印授与を行います。

また、市内の参加店舗・施設にて合言葉「路地ぶら(ろじぶら)」をお伝えいただくと割引などの特典が受けられる企画や、ガイド付きの関連ツアー、朝の風物詩「冬の鹿寄せ」など、奈良の街歩きをよりお楽しみいただける企画をご用意!
冬の奈良の街歩きをお楽しみください。

くわしくはホームページをご覧ください。

https://narashikanko.or.jp/topics/fuyunonaratabi/

2023年1月26日 (木)

もちいどのセンター街 新年祝賀パーティー

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1月25日、奈良ホテルにてコロナへの万全の対策をして、もちいどのセンター街の新年祝賀パーティーがひらかれました。

来賓を迎えての新年祝賀パーティーは3年ぶりのことです。(この2年間は、もちいどのセンター街のきらっ都・奈良で会員だけのパーティーをおこない、食事も商店街のお店による特別弁当のお持ち帰りでした)

冒頭の写真は、昨年春に理事長を交代してくれた、魚谷和良理事長のあいさつです。

わたしは乾杯の音頭をとらせていただきました。

荒井知事ほかお世話になっている方々多数に、奈良市中心市街地の商店街の理事長さんらもお越し頂きました。ありがとうございました。

会員も多数参加されました。

来賓のスピーチや会員の今年の抱負のインタビューなどがありました。

あちこちで歓談がくりひろげられました。記念写真も撮りあっていました。

あっという間に2時間あまりの時間が過ぎました。

ありがとうございました。

最後は能勢専務理事の閉会のご挨拶です。

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以下は奈良市中心市街地活性化研究会S専務理事のレポートと写真です。Sさんありがとうございます。

【奈良もちいどのセンター街の新年祝賀パーティー】

25日午後6時から、会員や来賓など60名を集めて奈良ホテルにて開催されました。


かつては、三条通りのホテルフジタで行われていましたが、ホテルフジタは閉館となり、今はコロナのホテル療養に使われています。


もちいどのでは、コロナ禍発生以来、県立医大の笠原先生に様々な指導を仰ぎ、今回のパーティー開催にあたって、同じく笠原先生の指導を受けて宴会での感染対策を行って来ている奈良ホテルでの開催を決断されたもの。

テーブル同士の間隔を確保し、ビュッフェも、密を避け動線を指定するなどの工夫がはらわれています。料理は一人分ずつの小さな皿や容器に、カバーをした状態で提供されました。

パーティーでは、昨年就任された魚谷理事長から先に制定された「もちいどのセンター街の目指す目標」などが提示され、来賓の紹介や挨拶の他、会員店舗の今年の抱負なども一人一人から語られました。折からの寒波の中でしたが、熱気の感じられるパーティーとなりました。

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春の奈良まほろばソムリエの会の募集ツァー

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奈良まほろばソムリエの会のガイドグループからの案内です。(画像はクリックすると拡大します)

春の「参加者募集ツアー」を行います。
皆さまのご参加をお待ちしています。
2/1(月)午前9時から、下記のホームページで、P1〜P4コースの受付を開始します。
https://sguide81.blog.fc2.com

 

(P5〜P8の受付は3/15から)

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2023年1月25日 (水)

保山耕一氏の映像がNHKで特別放映されます。

映像作家の保山耕一氏のフェースブックでの情報です。

この時期一挙に以下の通り放送されるということです。この際、ビデオ録画をおすすめします。

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やまとの季節七十二候」
「祈りの桜」
「春日大社」
「飛鳥」
深夜に放送されるフィラー番組、そのどれもが3年以上前に撮影した番組。
すべて再放送ですが、ノーカットでの放送となります。
珍しく番組欄にすべての番組が揃っていました。
ありがたいです。
いつまで放送されるのか私には分かりませんので、気になる方は是非ご覧下さい。
新作を提供できれば良いのですが、思うようにはなりませんね。
これまでも、これからも、理想と現実の間で前に進もうと懸命に生き続けるしかありません。いつの日にかいいお知らせが出来ると信じて。

 

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2月3日の節分行事

南都銀行本店の奈良市が提供の展示は奈良市観光協会のTさんたちがいつも工夫を凝らして展示されています。

2月3日の節分行事。くわしい開催情報は、それぞれのHPでご確認ください。

元興寺です。https://narashikanko.or.jp/event/setsubune_gangoji/

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興福寺です。https://www.kohfukuji.com/event/tsuinae/

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春日大社では節分万灯籠です。https://www.kasugataisha.or.jp/calendar/winter02/

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2023年1月24日 (火)

28日まで橋本商親会では

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ウエルカムインスタグラムキャンペーンを行なっているとのことです。

奈良市橋本町のとある風景を写真に撮ってくださいとのこと。

やり方は以下を拡大してご覧下さい。

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2月16日、奈良うまいものプラザの日帰りバスツァー

奈良まほろばソムリエの会の会議で聞きましたので、ご紹介します。

モニターバスツァーなので、とてもお得なおひとり6000円の参加費で先着20名とのことです。


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【奈良のうまいもの巡り(モニターバスツアー)開催】
奈良県アンテナショップ「奈良のうまいものプラザ」で取扱のある商品の生産者等を巡るバスツアーを開催します!今回のバスツアーの様子は動画にて後日配信いたします。ご協力いただける、モニター参加者を募集いたします!
●日程
令和5年2月16日(木) 
●応募人数
20名(先着)
●応募条件
動画撮影に承諾・協力していただける方であること。
●参加費
6,000円(税込)※お土産、昼食付き
●内容
奈良のうまいものプラザで取り扱う商品の生産者等を巡るバスツアーを開催し、その魅力を紹介。また、ツアーの様子を撮影し、Youtubeで公開します。
出発時間:8:30 大和西大寺駅、9:00 JR奈良駅
帰着目安:17:20 JR奈良駅、17:30 大和西大寺駅
(訪問先)
ミートショップ山口(牛舎見学)→レスティ唐古(買い物)→夢市茶屋(昼食:飛鳥鍋御膳)→フード三愛(大和肉鶏の説明)→旭製粉(工場見学)
※新型コロナウイルスの感染予防対策のため、内容を変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


●応募受付開始日時
令和5年1月18日(水)9時
※定員になり次第締め切らせていただきます。
●申込先
奈良交通ビューティフルツアー
https://www.narakotsu.co.jp/ryoko/bt/index.html
●問い合わせ先  
奈良のうまいものプラザ  電話:0742―26―0088

2023年1月23日 (月)

2月18日まほろばプロムナードコンサート

2月18日、3時から奈良県文化会館・国際ホールにて、まほろばプロムナードコンサートがあります。

テナーの錦織健さん、ソプラノ市原愛さん、関西フィルハーモニ管弦楽団、指揮藤岡幸夫さんらが出演されます。

お子様の無料招待券、1月24日から追加受付もあるそうです。

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 昨年11月に実施しましたお子様無料招待券の抽選につきまして、当選者の中からキャンセルの方が出ましたので、追加申込を受付します。

 会館事務室にて1月24日(火曜日)9時から先着順で実施いたしますので、ご希望の方はお越しください。

 所定枚数に達し次第、受付は終了いたします。

【お申込のみなさまへ ご来館の前に必ずお読みください】

・お子様無料招待券は令和5年2月18日時点で小学1年生~18歳以下の方が対象です。

・未就学児の方は入場できませんので受付対象外です。

・19歳以上の方はお子様と隣席になることはできません。お子様とご同伴の方は、別途チケットをご購入いただくとともに、お子様と離れた席になることをご了承ください。

・お一人につきお子様2名分までお申込できます。

・お申込時にご来館いただく方は19歳以上の方でも問題ございませんが、19歳以上の方はお子様無料招待券でご観覧いただけません。

・お子様無料招待券で公演当日ご来場される方は、年齢が確認できる書類(学生証、免許証、保険証など)をご持参ください。入場時に確認を行わせていただきます。

 

 

2023年1月22日 (日)

映像でつづる昭和史

YOUTUBEで、映像でつづる昭和史に出会いました。

平成をはさんで昭和から30数年経ちました。昭和は遠くなりにけり、ですが、戦前昭和 がおよそ20年。 戦後昭和がおよそ43年。

昭和は重いと思います。

映像は4本に分けられていますが、知らないことも多く、興味深く見ました。メモとして残します。

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昭和元年から昭和16年まで

https://www.youtube.com/watch?v=GO2DXGGN5oQ

映像でつづる昭和史・第一部(昭和元年~16年) - YouTube

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昭和17年から終戦まで

https://www.youtube.com/watch?v=2EmnpkxwV1Y&list=PLj84IGHcrzGadS56eBDDhuZrgNgB--kbn

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昭和20年から昭和35年まで

https://www.youtube.com/watch?v=W1w36otWxY4

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昭和35年以後

https://www.youtube.com/watch?v=rcSwtkJ-o6o

 

アップされた方、ありがとうございます。お礼申し上げます。

2023年1月21日 (土)

島田修三著「昭和遠近 短歌でたどる戦後の昭和」

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歌人の小島ゆかりさんの毎日新聞の書評を読んで、啓林堂書店でとりよせて読みました。風媒社発行。1500円+税。

多くの作者の短歌を取り上げて、その時代の思い出を、多くの話題で語られます。

著者の島田修三さんは昭和25年東京都大田区の生まれで、早稲田大学大学院を出られた歌人です。

忘れていたことを、そんなことがあったね、といろいろ思い出させてくれました。

すばらしい短歌の力も感じます。

目次より。

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歌人の小島ゆかりさんの毎日新聞の書評を引用させて頂きます。

「戦後を生きた 戦争の時代の影
 副題は「短歌でたどる戦後の昭和」。

著者は昭和25年生まれ。上代日本文学の専門家であり大学の学長であり、著名な歌人でもある。
 まずはその著者の歌。

・経木(きゃうぎ)もて包みてくれしコロッケのぬくときを提げ昭和少年 『東洋の秋』

 「経木」は、杉や檜(ひのき)などの樹皮を薄く剥いだ包装材。精肉店へのお使いの場面の回想である。昭和三十年代を背景とする、貧しげだが素朴な情感や生活感を感じとっていただければ、と言う。
 近所へのお使いや鰹節(かつおぶし)削りや、よく家の手伝いをしたことをわたしも思い出す。

 「私は誕生から三十代後半まで戦後の昭和という異様に長い時代を生きた。当然、掲出歌のような昭和の匂う歌を詠んで来たし、人の歌でもその種の作品にはおのずから関心が行く。ある世代以下には昭和はすでに遠い過去だろうが、現在の問題に直結する、つい昨日のようなシーンも歌は鮮明にとらえている。本稿は、主として私の生きた戦後における、昭和という時代の遠景、近景を歌から覗(のぞ)いてみようという趣向で筆を執った」(「昭和万葉集」)

 著者は幼少年期を東京・大田区の町で暮らし、まだ戦災跡の残る風景が、東京オリンピックを境に小ギレイな風景に変貌してゆくのをつぶさに見たという。
 変貌してゆく戦後の昭和を題材、背景とした短歌を幅広く集め、自身がほぼリアルタイムで体験、見聞した昭和固有の事物や生活文化、風俗、出来事に触れた作品を紹介し、当時へと思いを遡(さかのぼ)る。

 古き時代をなつかしむなどという感慨をはるかに超えて、時代と個人の生きる姿をくっきりと客観的に浮かび上がらせる。行間には、著者の人間の魅力も滲(にじ)む。読み進むうちに、変貌する時代のなかで失われたものと獲得したもの、そして変貌の末にある現在が照らし出される。

・校門の前にあやしき人ありぬたとへばひよこを売りゐしをぢさん 菅野節子『鉛筆』

・東京タワー見ればうれしも世界一高かりしこともありしタワーぞ 松崎健一郎『家族物語』

・くりかへしくり返し聴くなつかしき「イムジン河」はわれの十代 喜多弘樹『さびしき蛞蝓(なめくじ)』

・フランシーヌのようにひとりであるけれどさらにひとりになりたくて なつ 村木道彦『天唇(てんしん)』

 巻末には大正15年生まれ(つまり昭和と同い年)の歌人の連作「悼 昭和六十四年一月七日 昭和を送る」から作品が紹介されている。

・身を弾丸(たま)となして死にけり会う筈(はず)の夫も死にけむ 昭和を悼む 山本かね子『野草讃歌(さんか)』

 「長い戦後を、山本は働きながら老母を養い、独身を通した。(中略)身を弾丸さながらに投げ出して戦死をとげた青年たち、彼らの中に自分と『会う筈の夫』もいたのだろう、と遠い日の叶(かな)わなかった憧れを老い初(ぞ)めた歌人は歌うのである。/山本は私の父母とほとんど同世代。
つまり私は、戦争とともに生き、果ては国家から理不尽な献身や犠牲を強いられた『昭和の子』らの息子なのである。その重たい意味を本稿執筆中に私はしばしば嚙(か)みしめざるを得なかった。過ぎ去った昭和への思いは尽きない」

 いつまでも、机上から去らない一冊になった。(歌人)

 

 

2023年1月20日 (金)

23日、大安寺の癌封じ笹酒祭り

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1月23日、大安寺の癌封じ笹酒祭りです。朝8時から16時まで。

南都銀行本店の奈良市提供の展示です。

2023年1月19日 (木)

2月4日、奈良地域デザイン研究所の「市民フォーラム」

奈良地域デザイン研究所から、ご案内をいただきましたので紹介します。

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奈良地域デザイン研究所が毎年開催しています「市民フォーラム」を今年も開催いたします。

今年もお水取が行われる東大寺二月堂で「東大寺上院って、どんなところ?」をテーマに東大寺筒井長老にお話をいただき、引き続き「ごぼ」(修二会に参籠される練行衆の茶粥の夜食)の説明を元童子・野村輝男氏にしていただき、昼食としてお召し上がり頂きます。

その後、二月堂と四月堂の見学を行うなど、盛りだくさんの内容で興味を持っていただけると思います。

詳しくはチラシを参照してください。

《 開催概要 》

【日 時】令和5年2月4日(土)午前11時~(受付は午前10時30分~)

 11:00~ 東大寺長老・筒井寛昭師 講話

   「東大寺上院って、どんなところ?」

 12:15~ 昼 食

  「ごぼ」(修二会に参籠される練行衆の茶粥の夜食)を昼食としてお召し上がり頂きます。

   解説:元童子・野村輝男氏

 13:00~ 二月堂・礼堂での特別参拝、四月堂参拝

     ※筒井長老の講話に関しては、KCNのテレビ番組収録を 予定しています。ご了承ください。

【会 場】東大寺二月堂 参籠所(二月堂・北側の茶所の奥)

【会 費】5,000円(当日受付にて申し受けます)

【定 員】40人(申込先着順)

※新型コロナウイルス感染状況によっては中止させて頂く場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

申込方法:事前申込み(定員に達し次第終了)チラシの QRコードか メールで申し込み info@nara-design.org

   ( 氏名、住所、TEL、メールの記載をお願いいたします )

主 催:一般社団法人 奈良地域デザイン研究所

    一般社団法人 なら文化交流機構
*******************************************
 一般社団法人奈良地域デザイン研究所事務局
 メール;info@nara-design.org
*******************************************

2023年1月18日 (水)

2月1日「まちづくりセミナー」

奈良もちいどのセンター街(魚谷和良理事長)では、昨年から、中小企業庁の支援をうけて大橋賢也先生をお招きして、これからの商店街を検討しています。

さらに、今回検討を深める中、タウンマネージャーの国廣純子さんをお招きできることになりました。

つきましては、もちいどのセンター街にとどまらず、まちづくりに関心がある方にもお誘いして2月1日に、特別セミナーをひらきます。

場所は、もちいどのセンター街のきらっ都・奈良(bonchi)3Fにて。参加無料。

ただし定員は25名とのことですから、お早めに申し込んでください。

チラシをクリックすると拡大します。

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2023年1月17日 (火)

奈良女子大学の展覧会は22日まで。奈良市美術館にて

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ミ・ナーラの奈良市美術館で行なわれている、奈良を観る~奈良女子大学コレクション~の展覧会はなかなか面白い展覧会です。

会期は1月22日まで。

奈良を観る
~奈良女子大学コレクション~
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【時間】10:00~17:30(入館は17:00まで)

展覧会のホームページです。https://ncmoa.art/archives/7267

写真もOKでした。
明治41年(1908年)の奈良市街地図。畳より大きな精密な地図です。奈良明新社製とのことです。

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橋本町から猿沢池あたりです。(部分)

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そして今は一部暗渠になっている、奈良女子大学の北の佐保川から若草山を望む写真です。

 

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2023年1月16日 (月)

第16回奈良検定の申し込み締切りは1月末です。

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第16回奈良検定は令和5年3月5日(日)です。申し込み締切りは1月末日まで。

→商工会議所のページ⇒https://www.nara-cci.or.jp/narakentei/

特集問題テーマ2級は「飛鳥」、1級は「吉野山」とのこです。

まず2級、そして合格したらつぎは1級、そして最上級のソムリエ級です。

2級、1級は東京でも受験できます。

2級、1級、ソムリエ級は奈良の天理大学で受験できます。

ぜひチャレンジしてみてください。

NPO奈良まほろばソムリエの会のホームページもごらんください。参考になると思います。https://stomo.jp/

 

 

2023年1月15日 (日)

2月12日の保山耕一氏の作品上映会  予約受付中

予約が始まりました。

チケットウェブ予約
https://event.nara.jp/sp/feb

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【映像と音楽で巡る奈良】
2月12日(日)
奈良公園バスターミナル東棟2階レクチャーホール
会場:13時30分 開演:14時
大人3,000円、学生500円、全席指定、当日精算
コロナ感染予防対策として入場者数を減らして開催します。
■第一部、14時〜
ならどっとFM「岡本彰夫の奈良、奥の奥」公開収録
提供:株式会社淺沼組
■第二部、15時30分〜
映像作家保山耕一作品上映会
※お客様にもれなく萬葉ラムネをプレゼント。
チケットウェブ予約
https://event.nara.jp/sp/feb
お問い合わせ、チケット予約
hozan4kmovie@gmail.com
【出演者】
ゲスト:松田大児(画家)
司会:中川直子(ならどっとFM)
出演:岡本彰夫
出演:松森重博(歌人)
出演:西山美穂(萬葉ラムネ)
出演:竹田博康(奈良県地域デザイン推進局)
朗読:上本京子
歌:大垣知哉
歌:檜垣里枝子
ピアノ:すみかおり
ギター:牧野由希子
バイオリン:秦進一
パーカッション:森内清敬
ワールドシップアンサンブル
バイオリン:農澤明大




2023年1月14日 (土)

あをにまる「今昔 奈良 物語集」

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名作文学×現代奈良エンタメ

世界よ、奈良色に染まれ。

はてなインターネット文学賞の 大賞受賞作 収録

と、本の帯に書かれています。

先日、奈良の啓林堂書店でのサイン会はたいへん人が来られたとのことです。

ちょうど啓林堂・奈良店のレジーのところに積んでましたので買い求めました。

 

あをにまる「今昔 奈良 物語」角川書店 1595円(税込)

 

2023年1月13日 (金)

1月28日 若草山焼き

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若草山焼きのチラシです。

1月28日(土)第4土曜日に、ひさしぶりに通常通り開催されるとのことです。

花火も尺玉が上がるとのことです。

良い天気に恵まれますように。

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ホームページです⇒https://www3.pref.nara.jp/yamayaki/

2023年1月12日 (木)

「ならら」1月号

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NHKの大河が徳川家康ゆえか、いろいろなところで徳川家康がでてきて、「ならら」1月号も表紙が徳川家康です。

その中には餅飯殿の大峰山上講の前編も載っていますし、よく読んでみると、行基さん大感謝祭の記事が載っています。

(画像はクリックすると拡大します)

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2023年1月11日 (水)

18日、竹田次長とスティーヴエトウさん。

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18日、10時~11時30分、奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで、おふたりのステージがあるそうです。

チラシをクリックしてください。

 

2023年1月10日 (火)

氷置晋さんの、ひとまち大学(2月5日)情報

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生徒募集は30名とのことです。

【奈良ひとまち大学通信】第299号 2023.1.08 発行


◆授業情報◆
今回の先生、シンガーソングライターの氷置晋さんは、幼少期からクラシックバレエやピアノに親しみ、高校時代の軽音部をきっかけに音楽活動を開始したそうです。
歌手活動のほか、さまざまな団体のイメージソングや、ゆるキャラ「ぴよっきー」のプロデュース、他アーティストとのコラボイベントなど、多彩な活動を展開する氷置さん。
授業では、東京や海外でのライブ活動で自身が体感した音楽の持つ力や、奈良で音楽活動をする理由について話していただきます。
後半は、みなさんと一緒にその場で曲を作り、レコーディングをします!
氷置さんの魅力・音楽にふれ、楽しい時間を過ごしませんか。
お申込み、お待ちしています。

「ひとまちブログ」もご覧ください!!
「奈良で歌うアーティスト 氷置晋」
→http://nhmu.jp/blog/info/17031

歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~
日時:2023年2月5日(日) 14:00~16:00
教室:奈良女子大学附属中等教育学校(奈良市東紀寺町1-60-1)

内容:奈良を舞台にした歌づくり、メイドイン奈良のイベント開催、商店街のタイアップなど、多彩に活動するシンガーソングライター、氷置晋さん。海外や東京での音楽活動を経験した氷置さんが、地元の奈良にこだわる理由、音楽が持つ力などについて語ってもらいます。
参加費:無料
申込はこちら→http://nhmu.jp/class/38628

2023年1月 9日 (月)

1月8日、保山耕一氏の映像上映会へ そしてアーカイブ映像配信(投げ銭カンパよろしくお願いします。)

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今年最初の保山耕一氏の映像上映会が1月8日に奈良公園バスターミナルのレクチャーホールでありました。

1部は、ならどっとFMの番組「岡本彰夫の奈良、奥の奥」の公開収録。

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ゲストは、旧知の石工の左野勝司さんでした。石工になられて修行の頃や、1ドル360円の若き日にフランスやイタリアに行かれてヨーロッパの石造物に触れられ頃のこと。

その後東大寺、春日大社など多くの社寺の仕事をされたこと。
いろいろな人との出会いに恵まれたこと。
奈良文化財研究所の先生に出会われたこと。
飛鳥での多くの仕事。
命を賭けて高松塚古墳の壁画を高度な技術で薄く剥ぎ取られた保存のこと。

カンボジアのアンコールワットの修復のこと。イースター島のモアイ像の修復に苦労されたこと。
海外での修復には自分は指導して海外の人に技術を教えたこと、昨年火災にあったモアイ像の再修理に近日いくことなど。

短時間に多岐にわたって、岡本彰夫先生の矢継ぎばやの質問の答えて熱心に左野さんはお話しになられました。
この日は左野さんの豊富な経験の入門編のお話しでしたので、今後岡本先生との間で続きの各編ごとのお話しをしていただけるということでした。楽しみにしたいと思います。

私は2010年ころ、奈良市橋本町の奈良県里程元標の再建のときに、左野さんに私たちもとてもお世話になりました。
というのは左野さんは道路元標の基礎の石の奥深いかつての人の仕事がたいへん勉強になったということでしたが、そのときも石以外のことまで、木の仕事や金属の仕事などにお知恵をお借りしました。
もちいどのセンター街の北入口の道路元標はここにあったという金属のプレートは左野さんのポケットマネーだったことを思い出します。ほんとうにお世話になりました。
休憩時間に元のすし常のTさんと一緒にしばし左野さんとしばし旧交を温めることでした。

そして2部は、保山耕一氏の映像詩で振り返る2022年と題した上映がありました、1月から夏頃までの素晴らしい映像が流れました。

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あいだには保山さんの熱意あふれるお話しがありました。

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「世界中の世界遺産などを撮影して回ったが、奈良ほど季節の移り変わりがあり、素晴らしいところはないということ。

きょうはお世話になっている十津川村の2年前までの村長を務められ、奈良の良さを、十津川村の良さを追究された更谷もと村長が見に来て頂いているが、わたしも奈良の良さを提供していきたい。

いま奈良にも賑わいが戻りつつあるが、コロナ前のインバウンドで加熱した観光の再来を求めるのではなく、奈良のほんとうの良さのある観光を提供しなければならないし、奈良の人こそその奈良の良さを感じてもらいたい。感受性豊かに感じてもらいたい。わたしはほんものの良さを映像でこれからも提供していきたい。

この上映会も3年ほど続けてきたが、採算面など困難もあるが、素晴らしい受付スタッフ、上映に際して再現する色彩、音響などの技術スタッフたちなど多くの人に支えられてきた。そしてさらに見て頂く上質のお客様に支えられてきている。

奈良の365日の良さを今まで病気以降7年間撮り続けてきたが、これからも撮り続け上映していきたい。今後NHKで総集編が予定されている」

会場からは大きな拍手が送られました。


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そして式年造替があったばかりの春日大社の若宮社など、昨年12月の保山耕一氏の一晩雨にも打たれて苦労されて撮られた初雪の映像、そしてその映像を見てこのお正月に作った私の短歌のコラボがありましたので披露します。

6分間の映像です。https://youtu.be/EXgkqpIXtK0

あかつきの春日大社に 初雪のしんしんと降りて 朱の際立(きわだ)ちぬ  松森重博

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上本京子さんの朗読とそのあと、ならどっとFMの中川直子局長との話にわたしも登壇しました。

もちいどのセンター街のTさんが撮ってくれた写真です。 

最後に歌と音楽による「♪歌を歌おう」の素晴らしい演奏がありました。

今月もありがとうございました。

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そして、2023年1月上映会 オンライン配信です。

17分あたりから始まります。

https://www.youtube.com/watch?v=2wPJf6xjQ6U


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■活動支援のカンパ、投げ銭は下記までお願いし申し上げます。
===============
三井住友銀行
小阪支店
普通 5231131
ホザン コウイチ
===============
皆様からの投げ銭でのご支援をどうかお願い致します。
■第一部の配信はございません。

 

■第二部 15時30分〜17時30分
「映像作家保山耕一作品上映会」
映像詩で振り返る2022年
*ライブ配信15時20分〜

 

 

2023年1月 8日 (日)

11日から奈良市美術館では

奈良女子大学連携協力事業

奈良を観る
~奈良女子大学コレクション~があります。

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奈良女子大学連携協力事業
奈良を観る ~奈良女子大学コレクション~

近代奈良の歴史や文化、芸術に焦点をあて、古都奈良の創造力と奥深い魅力を紹介するシリーズ「奈良を観る」。

第9回目となる今回は、奈良市の中心部に位置し、110年以上の歴史を持つ国立大学の奈良女子大学を取り上げます。同校は、明治41年に女子の中等教育における女性教員養成機関として設置された奈良女子高等師範学校をその前身とし、今日に至るまで脈々とその歴史を刻んできました。本展覧会では、開校から収集されてきた貴重な備品や教材、資料、奈良女子大学所蔵の写真等を一挙公開。明治時代から昭和にかけての、西日本唯一の国立女子大学のあゆみを振り返ります。
モノクロームの時代から現代までのその変遷は、甘くて、少し苦い懐古へと導きます。

 

奈良女子大学連携協力事業

奈良を観る
~奈良女子大学コレクション~
2023年1/11㊌~1/22㊐
【時間】10:00~17:30(入館は17:00まで)

展覧会のホームページです。

https://ncmoa.art/archives/7267

2023年1月 7日 (土)

1月8日、保山耕一さん映像上映会 席があるそうです。

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1月8日(日曜日)2時から。奈良県庁の東隣の奈良公園バスターミナルのレクチャーホールにて、上映会があります。

今からでもまだ、席があるそうですのでどうぞよろしくお願いいたします。

【チケット受付中】

1月8日(日)
奈良公園バスターミナル東棟2階レクチャーホール
https://event.nara.jp/sp/jan 


第一部14時~
「岡本彰夫の奈良、奥の奥」公開収録


第二部15時20分~
「映像作家保山耕一作品上映会」


全席指定
大人3,000円
メールでも受け付けます。
hozan4kmovie@gmail.com

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2時から5時くらいまであるようです。

保山耕一さんの映像を見て作った、わたしの短歌も紹介されます。ご期待ください。

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それから堀尾さんのご紹介の保山耕一さんの映像です。

https://movie-a.nhk.or.jp/sns/Jsu/d305t109.html?fbclid=IwAR0ClBRHk1nn-mADtYNYWoH2f7g_BwodI4UFOin-6FDnEAcY9WCkj_qkkLE

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堀尾さんより。

2022年3月で終了したNHK奈良放送局放送
映像作家保山耕一さん作品「やまとの季節七十二侯」
もう一度その感動を皆様にお届けします。
やまとの季節七十二候「まほろばに陽光みちて」小寒 2022年1月5日放送
凛とした空気の中、山上で初日の出を待つ、自ずから心も厳かになる。
夜明けの雲の色や、雲海の美しさに目を奪われる。
冬の季節風に雲早く流れ、陽光みちて一日が始まる。
幾重にも重なる山並みの影が青黒く青垣のよう。
雲海に空から差す茜色は見たことが無い程美しい。
雲間から差す光芒はカーテンの如く、雲海は生き物のように流れて行く。
倭は 国の真秀ろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭しうるはし  
古事記の歌の世界が眼下に広がる雄大な景色です。
川上ミネさん奏でるピアノが厳かに初日の出を祝うかのようです。
保山さん、ありがとうございました、新年にふさわしいスケールの大きい映像です。
画像をクリック頂くと映像が見られます、どうぞご覧下さい。
関西ブログ「やまとの季節七十二侯」の公開が3月までとなりました。
できるだけ多くの作品を皆様に見て頂きたくアップさせて頂いております。

2023年1月 6日 (金)

5日、春日大社に正式参拝

5日は、奈良ロータリークラブの皆さんで、春日大社に正式参拝に行きました。

本殿のすぐ前で参加者一同でお参りしました。

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正式参拝のあと、春日大社の二ノ鳥居近くの国宝殿にて展覧会を拝見しました。現代美術作家として著名な杉本博司さんの作品があり、監修とのことです。

くわしい説明のページです。

https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/sugimoto_kasuga_news_20221128

 

日本を代表する現代美術作家として世界で活躍する杉本博司は、日本の仏教美術、神道美術に深い関心を持ち、自らも収集してきました。美術品の中に自身の眼で新たな美を見出し、その美、その精神を種々の展覧会を通じて再表現してきました。
中でも春日美術への関心は群を抜いており、その美の神髄である春日明神への崇敬から、昨年3月春日大社から御祭神を勧請し江之浦測候所に「甘橘山 春日社」を創建するに至りました。
春日大社にとって令和4年は、春には江之浦測候所に春日御神霊が遷座。秋には、春日若宮の御造替が完了するというめでたい年です。

 

春日大社 国宝殿では2022年12月23日(金)から2023年3月13日(月)まで、特別展 春日若宮式年造替奉祝「杉本博司―春日神霊の御生(みあれ) 御蓋山そして江之浦」を開催します。本展では、現代美術作家・杉本博司監修により、春日信仰・春日若宮信仰の名品が公開され、春日をテーマとした大作も複数公開されます。
春日信仰が誕生し、春日若宮が御生された、御蓋山の麓という聖地で行われる展覧会に相応しい内容となっております。鋭敏な感性の突出した杉本博司の示唆に導かれて、新たな美を見出すべく、御蓋山を目指して春日大社 国宝殿へとお出かけください。

前期: 2022年12月23日(金)〜2023年1月29日(日)
後期: 2023年1月31日(火)〜2023年3月13日(月)

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大きな屏風。

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おん祭りで使われる、大きな、だ太鼓一対。

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若宮神社でも杉本博司さんの大作が展示されていました。

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はるかな海と春日社が見えます。
一緒に拝見した、杉本博司さんにくわしいAさんによれば、昔の人が見た景色を写真で表現されているとのことです。

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この日、春日大社から頂いた絵馬と破魔矢、そして一刀彫りの「卯」の置物です。

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絵馬は今年から、現代の著名な絹谷幸二さん(奈良市元林院町出身)の絵ということです。

この日いただいた御朱印です。

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2023年1月 5日 (木)

5日 商店街から獅子舞

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きょうは、もちいどのセンター街の初売りです。

魚谷理事長が各店あいさつ回りをするのは聞いていましたが、獅子舞と事務の外海(とのがい)さんと一緒に来てくれました。

そしてお年賀をいただきました。「商売繁盛」のお札です。

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そして、わたしも獅子舞に、噛まれました。

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12時から、甘酒の振る舞いがありました。多くのお客様に来ていただきました。

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石清水八幡宮 初詣

京都の石清水八幡宮へ初詣にいきました。

4日ながら駐車場待ちで混み、御朱印もらうのにかなり待ちました。

以前行ったときは昇りはケーブルカー、下りは歩きだったように思いますが、今回は昇りも下りも表参道を歩きました。

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昇り坂に階段がかなりありました。

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南総門。

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国宝 本殿にて参拝。

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御朱印を書かれる方がひとりでしたので、待ちました。

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石清水八幡宮のホームページです。https://iwashimizu.or.jp/

2016年5月にお参りしたときの鹿鳴人のつぶやき⇒http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-6105.html

 

2023年1月 4日 (水)

令和5年 初えびす

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もちいどのセンター街のすぐ東隣、夢CUBEから東へ80メートル、南市のえびす神社のポスターです。

1月4日夕方宵えびす、5日は本えびすです。

もちいどのセンター街では、初売りです。ひさしぶりに、甘酒の振る舞いを再開です。

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年末から近鉄奈良駅行基広場やもちいどのセンター街にも、初えびすの幟が並んでいます。

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2023年1月 3日 (火)

天理高校ベスト4へ  高校ラグビー

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高校ラグビーも3日はベスト8の激突。

花園ラグビー場へ行けなかったので、MBSテレビのインターネット実況中継をみました。こんなサービスがあるのを初めて見ました。

天理は長崎北陽高校に3-5とリードされていましたが、天理バックスがつないでトライ。天理高校8-5長崎北陽高校、試合は、ロスタイムまで熱戦で、天理は守り勝ってみごとベスト4進出を決めました。

天理の準決勝の対戦相手は報徳学園に決まりました。

そしてもうひとつの準決勝は、京都成章と東福岡とのことです。

 MBSテレビのホームページです。https://www.mbs.jp/rugby/

 

京田辺市の一休寺へ

正月二日は、京田辺市の一休寺へお参りしました。あのとんちの一休師のお寺です。しばらくぶりのお参りでした。

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方丈の庭

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一休師の墓所

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本堂

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一休師の像

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一休寺のホームページです。http://www.ikkyuji.org/

絵馬

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ことしはうさぎ年です。

いただいた東大寺の絵馬です。森田りえ子画伯の画です。

そして、もちいどのセンター街、上をみるとアーケードに大きな絵馬です。

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2023年1月 2日 (月)

元旦の興福寺

2023年1月1日の興福寺五重塔です。(器まつもり屋上より)

元旦はとても良い天気でした。五重塔はことし後半には素屋根で覆われる予定とのことです。若草山の山焼きは1月28日(土)です。

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左に南円堂もいれてみました。

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そして、興福寺にお参りをしました。

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南円堂。

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2023年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

 

時を超え古え人とつなぐかにナラノヤエザクラは堂あとに咲く (奈良八重桜短歌大賞受賞)

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(東大寺知足院の天然記念物 ナラノヤエザクラ)

コロナも3年、一日も早い収束を願っています。

時代もいま大きな潮目にあると思います。

おたがい身体に気をつけて良い年を過ごしましょう。

本年もどうぞよろしくお願いします。  2023.1.1

 

               

 

 

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