「ラーゲリより愛を込めて」
買ってきたプログラムより。
ようやく、いま上映されている「ラーゲリより愛を込めて」を見ることが出来ました。上映時間150分。
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満州のハルビンでのソ連による爆撃。主人公の山本幡男と妻と子4人。
ぎゅうぎゅう詰めの貨車で連行される山本ら日本兵。シベリアの奥深くまで。
貨車の中での、いとしのクレメンタインの歌。
強制労働。極寒。黒パンとカーシャ(かゆ)の粗末な食事。病気。亡くなる人。
ラーゲリ(収容所)の抑留生活。
シベリアの厳しい抑留生活が描き出されます・・・・・。
終戦から9年。
山本幡男の家族への遺書。
最後のダモイ(帰国)の船。
文はソ連兵によって没収されるため、山本の遺書を手分けして記憶して持ち帰られました。
帰国後、山本幡男の妻、山本モジミに伝える4人の共に抑留された人たち。
山本モジミと家族。
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この映画は実話に基づくと最初に画面にあらわれました。
実際にシベリアから記憶にて持ち帰られた「遺書」にもとづく映画です。
映画のホームページです。https://lageri-movie.jp/
原作は、辺見じゅん。
NHK「あの人に会いたい」https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0009250438_00000
この夏、最初に読みました。
そして脚本を担当した林民夫の「ラーゲリより愛を込めて」を読みました。
かつて、映画を見てから読むか、本を読んでから見るか、というカドカワの映画のコピーがありました。
本を読んでから映画をみて、物足りなさを感じることが多いのですが、
この「ラーゲリより愛を込めて」の映画は、期待以上の映画でした。
そして、実際のシベリア抑留の過酷さを想像することでした。
シベリアの抑留のさま 映画にて「ラーゲリ」「ダモイ」父を偲びぬ 重博
*ラーゲリ 強制収容所 *ダモイ 帰国 ロシア語
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