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2022年10月17日 (月)

T先輩より

P1140185

行基さん大感謝祭でお世話になっているT先輩より、「閑話休題」として、三つの同じ字を集めた字のことをご紹介いただきました。

 

同じ文字を三つ重ねた文字がいくつかあります。「森」「姦」。

動物に限定して調べると、
「蟲 チュウ・ムシ」

「犇 ホン・ヒシメク」 
 牛の群れが驚いて走る意。①牛が驚く②走る・逃げる③ひしめく、大勢が集まり押しあっ  
 て騒ぎ立てる

「驫 ヒュウ・ヒョウ」 多くの馬が群がる意。多くの馬が群がり走るさま・

「麤 ソ」はなればなれにいる鹿の意。①離れる②粗らい③大きい など


私の思いは

 神のお使いの奈良を象徴する「鹿」が、ウシやウマと真逆な「離れる」は、深い意味があると思う。

 私は「離れる」前には集まりがある。では奈良に何が集まったのか?
 日本の基礎作り、律令制度・租庸調など国家の礎、更に仏教の戒律・智慧の終結・技術・文化の集 
 積などなど。
 数えきれない集合物が奈良にあり育って、それが、地方に拡張分散させた。
 その功績の役割が鹿であった。

なるほど、鹿は古い土器にも描かれているように、相当古い時代から人間のちかくにいたのでしょう。

奈良公園の鹿を見ていると、日頃、鹿は群れをなして過ごしているように思いますが、ときどき群れから離れて歩くひとり歩く鹿も見かけます。

また人間とこんなに近くで過ごしている鹿も奈良公園以外にはないように思います。訪れる人々の鹿せんべいが目的かも知れませんが、たいへんなおもてなしをしているようにも思います。

T先輩がいわれるように、「数えきれない集合物が奈良にあり育って、それが、地方に拡張分散させた。その功績の役割が鹿であった」

のかも知れません。鹿はそういう役割を担ったのでしょう。

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