奈良文化財研究所(奈文研)では、以下のようなアプリ公開のためのクラウドファンディングをはじめられたとのことです。

「ひかり拓本」アプリ公開のためのクラウドファンディング
風化する先祖からのメッセージ、みんなで解き明かすアプリをお手元に
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奈良文化財研究所と文化財活用センターは、研究所創立70周年を記念し、石に刻まれた文字や文様に光を当ててその影から拓本をとる技術「ひかり拓本」をスマートフォンに搭載し、全国の石碑に残された貴重なメッセージを守り伝えていくプロジェクトを始動します。その第一歩として、文化財活用センターと共同で、「ひかり拓本」スマートフォンアプリの開発・公開費を集めるクラウドファンディングを始動します。
目標金額は380万円です。
私たちの先祖からのメッセージを解き明かし、石碑に込められた思いに「ひかり」を当てる本プロジェクトに、ご支援をお待ちしています。
【募集期間】
2022年10月5日(水)10:00 ~ 12月2日(金)23:00
【目標金額】
3,800,000円(目標を達成しなかった場合は返金いたします。)
【寄附金の使途】
アプリ開発・公開費(iPhone、iPadおよびAndroid)
【支援方法】
クラウドファンディングサービス「READYFOR」内のプロジェクトページより承ります。
プロジェクトページ https://readyfor.jp/projects/hikaritakuhon01
【支援コース】
5,000円から1,000,000円まで13コース
●早期のご支援に、少ない金額で「ひかり拓本」を堪能できる特典適用コース
●「ひかり拓本」を開発した研究員が出張調査し、調査報告会を開催するコース など
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毎日新聞10月6日付も以下のように伝えています。
奈良市の奈良文化財研究所(奈文研)などは5日、石碑の文字を判読する技術をスマートフォンで活用できるようにするため、アプリ開発の費用を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。
判読技術は同研究所の上椙英之研究員(46)が2016年に開発した「ひかり拓本」。石碑に刻まれた文字をさまざまな角度から光を当てて撮影し、画像の影のみを重ね合わせることで文字を浮かび上がらせる技術だ。風化した災害伝承碑を判読することにも使われ、災害に強い町作りにも生かされてきた。
これまではパソコン用ソフトを使っていたが、教育現場などより多くの人に技術を活用してもらおうとスマートフォン向けアプリを開発することにした。スマートフォンと懐中電灯などの光源があれば、小学校高学年程度でも手軽に石碑の文字を判読できるようになるという。
5日に記者会見した上椙研究員は「研究者だけでは各地にある石碑の調査は対応できない。皆さんに協力していただければ」と話し、将来的には「ひかり拓本」の画像を登録できるデータベースを構築したいとしている。
アプリの一般公開は23年3月中を目指している。CFの目標金額は380万円。12月2日午後11時まで、CFサイト(https://readyfor.jp/projects/hikaritakuhon01)で受け付けている。【塩路佳子】
以下は奈良新聞より。
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