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2022年7月31日 (日)

「ならら」8月号は「行基 天平の名僧」特集

毎月愛読している「ならら」ですが、8月号の表紙を見て驚きました。

「行基、天平の名僧」とあります。

とても時機を得た特集です。

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まず特集1は、やまとの行基ーー行基創建の寺院とその教えーー

書いておられるのは、薬師寺本坊主事(前喜光寺副住職)の高次喜勝師です。5年前の行基さん大感謝祭の立ち上げ以来、存知あげている方です。(画像はクリックすると拡大します)

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そして特集2は、行基と長屋王。6頁にわたってぎっしり、行基さんのことを書かれています。
書かれているのは、もと建設省河川局長、第3回世界水フォーラム事務局長、6年ほど前、故郷である奈良に帰ってこられて、行基さん大感謝祭実行委員会の会長をつとめられている尾田栄章さんです。主な著書に「セーヌに浮かぶパリ」「行基と長屋王の時代」があります。

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特集3は、初期の初期の行基と道慈。

書かれているのは、若井敏明さん。生まれも奈良市の伏見で、行基さんにもくわしく、第1回行基さん大感謝祭りのシンポジウムの講師を務められています。

今回は、大安寺でよくお話しに出てくる道慈と行基さんに焦点をあてられています。

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特集4は、行基建立の隆福院。

帝塚山大学附属博物館長の清水昭博さんが、瓦から隆福院を説き起こされています。

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そして「行基の生馬直道」を生駒民俗会会長の今木義法さんが語られています。インタビューされているのは、「ならら」編集部の旧知の加藤なほさん。「行基年譜」「天平十三年記」に記す「直道」の推定ルート、大阪の淀川の高瀬大橋から茨田郡、そして生駒大山登道あたりまでを語られています。

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さらに毎月、奈良の行事の写真と文を提供されている、写真家の野本 暉房さんの素晴らしい写真が載っています。

野本 暉房さんは、山田法胤喜光寺住職(薬師寺長老)とともに、
行基さん大感謝祭のフォトコンテストの特別審査委員長をおつとめ頂いています。

行基さん大感謝祭フォトコンテストの締切りは8月31日です。⇒http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2022/06/post-33aa43.html

 

たいへん内容が濃い「ならら」8月号です。税込660円。縁あって当方の器まつもりでも販売しています。

2022年7月30日 (土)

8月6日まで円成寺のクラウドファンディング

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奈良市内から車で20分、柳生の郷の円成寺は代々の住職のご努力で整備されていますが、このほど本堂の修理などのためクラウドファンディングされているということです。ぜひ協力したいものです。

「現在、円成寺本堂屋根修復工事クラウドファウンディングを開催中です。 開催期間は2022年8月6日まで。ぜひご支援、ご協力をお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/528664?list=fresh
円成寺本堂は昭和に修復をされて以来、堂内の仏像・絵画を守ってきました。この度、本堂の屋根から雨漏りが起きていることが分かり、急遽修復工事をせざるを得ない状況となりました。コロナ禍による急激な拝観者の激減などにより地方寺院の財政状況は、現在苦しい状況にあります。広く皆様のお力をいただきますようよろしくお願いいたします。」

円成寺のホームページです⇒http://www.enjyouji.jp/

奈良新聞にくわしく書かれています。

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2022年7月29日 (金)

30日「美の壺」

ときどき拝見しておもしろい番組のNHK「美の壺」ですが、30日BSプレミアムで「昭和の貴重なデザイン等」として奈良デザイン協会会長様から村上さんのデザイン企画商品が登場するとの案内いただきましたので、紹介します。

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「NHK放送のお知らせ」   7/30(土)午後6時~●NHKの「美の壺」に村上氏のデザイン企画商品と取材を受けられていますので、ぜひこの機会に「昭和の貴重なデザイン等」をご覧ください。(※なを、実物の展示も中之島美術館にて予定されているとのこと)
件名: スペシャル 「昭和レトロ」 - 美の壺 - NHK

https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/episode/te/5Z2PLKZL1G/

シベリアの靴と伊丹

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伊丹市ミュージアムで見た展示です。

シベリア抑留の時にロシアから支給されたという靴と毒マスクです。

戦争でシベリア抑留された人からの提供されたものと思います。

七十数年前のことですが、とても現実味をもって感じることでした。

以下は伊丹あたりの進駐軍の様子です。

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2022年7月28日 (木)

奈良の戦争の傷跡

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毎日新聞の奈良版7月27日に、県戦跡デジタルマップを公開という大きな記事がでていました。

帝塚山大学の末吉洋文先生のゼミが作成されたとのことです。

高校生と現地で調査とのこと。大仏前の森奈良漬店、水門町の入江泰吉旧居、興福寺、奈良ホテル、ホテル尾花などを訪ねたとのことです。

お元気な94才のホテル尾花会長の中野重宏さんが戦争中の岡山大学での体験などを話しされたとのことです。

以下の末吉先生のゼミのホームページに、奈良県の戦争の傷跡などがアップされています。⇒https://sueyoshi0.wixsite.com/tzk-peacestudies

2022年7月27日 (水)

はっけん!ほとけさまのかたち展

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奈良国立博物館の今回の受付・展示は、まず東新館のほとけさまのかたち展を拝観。如来、菩薩、明王、天がわかりやすく展示されています。

そしてそのあと西新館の當麻曼荼羅展の受付があります。

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そして奈良ぶつぞう館(本館)を拝観します。

内容豊かな展示です。

2022年7月26日 (火)

とびっきり奈良ガイド グルメ第2弾

奈良まほろばソムリエの会、広報グループの佳山隆生さんのグルメ編第2弾がYOUTUBEにアップされましたので紹介します。

奈良グルメベスト20② 県民おすすめ奈良グルメPART2。
洋食 春 
若草カレー本舗 
麺屋 K 
煮干しラーメン にぼしこいし 
植村牧場 
ほうせき箱など。

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https://www.youtube.com/watch?v=Qj-kjb34_3Y

とくに、2015年もちいどの夢CUBEから始まった、ほうせき箱を、奈良の氷ブームの先駆けと的確に紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=IFNSzyN_EQE

 

2022年7月25日 (月)

橋本町地蔵法要へ

24日は恒例の奈良市橋本町自治会の地蔵法要がありましたのでお参りしてきました。
地蔵菩薩や薬師如来など町有文化財は興福寺にお預かりしていただいています。

興福寺大御堂へ。

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大御堂のご本尊。

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その左に、安置されています。

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多川俊映・寺務老院、辻師、南師の3人による読経があげられました。20人近い町内の人たちとお参りしました。

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2022年7月24日 (日)

氷置晋さん、ぴよっきーカーで歌のデリバリー

シンガソングライターの氷置晋さん、新しいぴよっきーカーで歌のデリバリーを始めたとのことです。
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ぴよっきーカーで歌のデリバリー始めます】【全国どこでも呼んでください】
奈良に帰ってきて、今年の3月でちょうど丸6年になりました。
帰ってきた当初から掲げている「奈良に大勢の人を呼べるアーティストになりたい」という目標は、今も全く変わっていません。

くわしくは、ホームページを見てくださいとのことです。⇒https://shinhioki.com/piyockey-car/

 

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2022年7月23日 (土)

興福寺五重塔の修理について

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奈良国立博物館からの帰り道、ひさしぶりに興福寺五重塔を訪ねたら、修理についての説明が出ていました。ガラスに光が反射して少し見にくいのですが、画像をクリックすると拡大します。工事費の総額は47億円ということです。2030年3月31日までということです。

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近づいて見ると、

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調査で明らかになった破損状況とのことです。

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興福寺のホームページです⇒https://www.kohfukuji.com/

 

2022年7月22日 (金)

奈良国立博物館へ

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南の庭の池には一本の蓮が咲いていました。

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今回は1686年に作られた、貞享本の当麻曼荼羅の修理完成とのことですが、300年以上前のものとは思えない保存の良い大型の当麻曼荼羅でした。

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この日、なら仏像館では、東大寺の橋村別当以下多くの僧侶が仏像への夏季の法要が営まれていました。

また奈良マラソンのポスターに出ている、走る大黒さまも展示されていました。8月28日まで。

 

2022年7月21日 (木)

田原本町 津島神社参拝

田原本に所用あり、お祭りの後になりましたが、先週の週末、ぎおんまつりが行われた、田原本町の津島神社に参拝してきました。

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以下は毎日新聞奈良版の、奈良まほろばソムリエの会の浦谷大啓さんの記事です。

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第9回 2022年06月16日掲載
県中部一の夏祭り  津島神社(田原本町)

津島神社拝殿(奥)。境内は夏、「祇園さん」でにぎわう=田原本町で

 毎年7月に田原本町で開催される県中部一の夏祭りとされる「祇園さん」。五穀豊穣(ほうじょう)と疫病退散を祈念して江戸時代から続いており、津島神社はその祭礼が盛大に開かれる神社として知られます。
 平安時代、荘園管理を行なう寺の鎮守社として祇園社が創建されたと伝わります。社殿の棟札に平安時代後期の1125(天治2)年再建との記録があることから、創建はそれ以前とされます。
 江戸時代初期、田原本2代領主、平野長勝は尾張国津島の出身で、津島社の祭神・牛頭天王(ごずてんのう)を信仰していたとされます。田原本の祇園社の祭神も同じだったことから信仰を深め、毎年米を寄進したと伝わります。
 祇園社はその後、石清水八幡宮から八幡神を、春日社(現春日大社)から武甕槌命(たけみかづちのみこと)ほか三神を勧請(かんじょう)して現在の社殿の形が整いました。
 津島神社に改称したのは1869(明治2)年。2014(平成26)年までに本殿、拝殿、社務所、戎(えびす)神社、玉垣の修復事業を終え、装いを一新しました。
 夏祭りでは、立山や子ども神輿(みこし)が町内を練り、神社隣のイベント広場の舞台では漫才・演劇や、中学校吹奏楽部員による演奏会などが華やかに行われます。

(奈良まほろばソムリエの会会員 浦谷大啓)

(住所)田原本町549
(主祭神)素戔嗚命(すさのおのみこと)(牛頭天王)、櫛名田姫命(くしなだひめのみこと)
(交通)近鉄田原本駅から徒歩約5分
(拝観)境内自由
(駐車場)有(2台)
(電話)0744・32・3914

2022年7月20日 (水)

奈良まほろばソムリエの会のガイドのご案内

奈良まほろばソムリエの会ガイドグループから、以下のお誘いが届きましたので紹介します。
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秋の「参加者募集ツアー」を行います。
皆さまのご参加をお待ちしています。

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8/1(月)9時から、下記のホームページで、https://sguide81.blog.fc2.com/

10,11月実施のN1〜N4コースの受付を開始します。(N5〜N9の受付は9/1から)

参加者募集ツアー
  奈良まほろばソムリエと巡る2022秋 大和路の紅葉・黄葉・褐葉     
  
   N1)山辺の道・記紀万葉の風景を歩く:2022年10月9日(日)
   N2)三天皇陵から奈良阪界隈を巡る:2022年10月15日(土)
   N3)下ツ道からコスモスの藤原宮跡へ:2022年10月22日(土)
   N4)柳本藩邸跡から山辺の道、朝日寺跡へ:2022年10月30日(日)
   N5)飛鳥西部~橿原南部の古墳を探索!!:2022年11月5日(土)


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   N6)5つ世界遺産が遠望できる明神山:2022年11月13日(日)
   N7)大神神社の摂社・末社めぐり:2022年11月23日(水・祝)
   N8)晩秋の葛城路を悠々散策:2022年12月3日(土)
   N9)奈良の近代建築物をみてまわる:2022年12月18日(日)
 

 

2022年7月19日 (火)

8月14日 保山耕一さん作品上映会

 

映像作家の保山耕一さんの作品上映会、8月14日の受付が始まりました。

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くわしくは以下の通りです。

【お知らせ】*追記
「映像と音楽で巡る奈良」8月、開催します! 


8月14日(日)14時開演、奈良公園バスターミナルレクチャーホール
明日、7月17日午後9時からウェブにてチケット受付を開始します。
https://event.nara.jp/sp/joeikai8        


全席指定、3,000円*学生500円、当日精算 


■第一部:映像作家保山耕一作品上映会
歌:大垣知哉、檜垣里枝子、ピアノ:すみかおり、朗読:上本京子 


■第二部:「語り尽くす」岡本彰夫 x 大垣知哉 x 保山耕一             


■フィナーレ:「いのちの歌」歌:Madoca、ギター:牧野由希子、バイオリン:秦進一、パーカッション:森内清敬、ピアノ:すみかおり           


司会:中川直子(ならどっとFM)
*第二部は3人でじっくり話します!
ラジオが始まって5年が経ちますが、3人でのトークは今回が初めての試みとなります。
プライベートなトークから奈良との関わり、奈良での第二の人生、普段は話せないような話題にも触れます。
お楽しみに!

2022年7月18日 (月)

高校野球奈良大会

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高校野球奈良大会が開かれています。奈良女子大学附属は初戦の2回戦、西ノ京高校に4-1と快勝しました。

奈良女子大附属は全員1,2年生チームとのこと。これからのますますのご活躍を期待したいと思います。

西ノ京高校はこれが最後の高校野球出場とのことです。

22日-24日、尾花座復活上映会

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ならシネマテークから案内が来ました。

「かつて奈良の皆様に愛された映画館「尾花座」が『なら国際映画祭2022』開催に先駆け、尾花座復活上映会と題しまして、
7月22日(金)・23日(土)・24日(日)までの3日間限定で華々しく復活致します。
上映会はホテル尾花・桜の間にて、今回の復活上映の為に厳選された邦画3作品の上映が行われます。
1上映1,000円となります。

🎟チケットの販売については、事前予約制で、2つの購入方法がございます。
①ホテル尾花フロントにて(予約チケット配布中)
②オンラインチケット「パスマーケット」にて→チケット販売サイトへ
https://passmarket.yahoo.co.jp/.../detail/01zaxis2t5e21.html
*なら国際映画祭サポーターズクラブ2022のメンバーの方は無料でご覧いただけます。
お席が限られているため、事前予約をおすすめいたします!

7月22日(金)
🎬10:30 「茜色に焼かれる」
🎬14:00 「ぼけますから、よろしくお願いします。」
🎬17:30 「わたしは光をにぎっている」

7月23日(土)
🎬10:30 「わたしは光をにぎっている」
🎬14:00 「茜色に焼かれる」
🎬17:30 「ぼけますから、よろしくお願いします。」*上映後信友監督オンライン出演

7月24日(日)
🎬10:30 「ぼけますから、よろしくお願いします。」*上映後信友監督オンライン出演
🎬14:00 「わたしは光をにぎっている」
🎬17:30 「茜色に焼かれる」

上映作品については、なら国際映画祭HPをご覧ください。」とのことです。

https://nara-iff.jp/event/2250/

2022年7月17日 (日)

とびっきり奈良ガイドのおすすめグルメ

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奈良まほろばソムリエの会の広報グループで活躍いただいている佳山隆生さんの「とびっきり奈良ガイド」です。

グルメ20選. YOUTUBEの動画です。パート1。釜めし 志津香 そば処 喜多原 巾着うどん 麺闘庵 松籟まつのおと 豆腐庵 こんどう 魚万【奈良グルメおすすめ】

https://www.youtube.com/watch?v=9xrG18IKba0

2022年7月16日 (土)

奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス

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17日から、若草山トワイライト・夜景観賞バスがはじまります。ホームページの案内です⇒https://narashikanko.or.jp/event/twilightbus//

 

2022年7月15日 (金)

今村翔吾氏のまつり旅、啓林堂・奈良店へ

☆★今村翔吾先生の早朝サイン会を開催します!!
「今村翔吾のまつり旅 ~47都道府県まわりきるまで帰りません~」キャンペーンで、 直木賞作家・今村翔吾先生がいよいよ奈良に!!

2022年7月14日(木)9:15 ~ 
啓林堂書店 奈良店にて

奈良県内の書店訪問のスタートは啓林堂書店奈良店で「朝イチ!サイン会」です!!
お店の開店と同時に来店いただき、すぐにサイン会が始まりますよ!
朝イチから直木賞作家と会えるまたとないチャンス!ぜひご来店くださいませ!!
サイン会はご参加無料・お申し込みも不要です。

という案内を啓林堂の西田大栄さんからいただいていましたので、行ってきました。

全国149店目とのこと、半分くらいまで来たということです。

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近鉄奈良駅前の啓林堂・奈良店の2階で行われました。地元奈良であるだけに、奈良女子大学附属中等教育学校の同窓生や知り合いの方が多数来られました。わたしも久しぶりに会う同窓生にもお会い出来ました。

つぎつぎサインしながらにこやかに話しされる今村翔吾さん。

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写真も一緒に撮ってもらいました。

ちょうど東京から奈良に帰ってこられていた同窓生の望月惠理子さんと今村翔吾さんと3ショットです。

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ちょうど出版されたばかりの、初期の短編を集めた『蹴れ彦五郎』(祥伝社発行、1800円+税)にサインしてもらいました。

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来月あたりから、某大手新聞で奈良を舞台にした新聞小説が連載されるとのこと、南北朝のころの吉野が舞台とのことです。もう少ししたら情報公開とのことです。

また、中学高校の6年間、近鉄奈良駅から小西や東向、もちいどのセンター街そしてならまちを通って奈良女子大学附属中等教育学校に通って

いたことなども話しされていました。もちいどの、小西が良くなったと印象を語ってくれました。

現在までに西日本を走ってほぼ中間まで来たとのこと、最後は山形県の新庄市がゴールとのことです。

暑さのおりがらですが、からだに気をつけて頑張って頂きたいと思います。

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15日の読売新聞・奈良版にも「ホームのような感じ」と報道されています。(画像をクリックすると拡大します)

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2022年7月14日 (木)

7月16日から県立美術館では

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美術・解体新書という展覧会が開かれます。

以下、ホームページの引用です。

 当館では、主に中世から現代までの日本の美術工芸品約4,300件を所蔵し、展示・公開しています。これらの作品は、単に姿形が美しいというだけでなく、様々な時代や地域の歴史や文化を知る手立てとなり、作品を通して多様な感性や価値観に触れることができます。しかし一方で、美術特有の専門用語や、美の範疇では捉えきれない表現方法などにより、「美術」にはしばしば難解なイメージがつきまとい、理解や鑑賞の妨げとなっています。
「美術・解体新書」と題した本展では、当館の所蔵品・寄託品の中から選りすぐりの名品をご覧いただくと同時に、素材や技法、主題といった基本的な事柄から、制作背景や意図、意味や目的など、作品を理解する上で役に立つような知識や情報をわかりやすく解説し、その魅力と特徴を紹介します。本展が鑑賞の手引きとなり、より多くの方々に美術に親しんでいただく機会となれば幸いです。

 

◆展示構成と主な出品作品
0 はじめにー「美術」ってナニ?
「美術」は明治時代につくられた言葉ですが、今日、その表すところは様々です。
美術とは一体何でしょう? 本展を通じて考えてみましょう。
・歌川芳藤《唐の子がよりかたまって人になる》江戸時代(19世紀)
・普門暁《化粧》大正7年(1918)
1. 前編―「美術」以前
今日とは異なる環境や慣習のもとで生まれた江戸時代以前の作品を中心に、日本美術と世界、宗教、文学、芸能、歴史、生活、社会の7つのテーマから展示し、素材や技法、表現といった基本的な事柄から制作背景や意図、意味や目的など、様々な視点からその魅力と特徴を紹介します。
・《加彩婦女俑》中国・唐時代
・《洛中洛外図屏風》江戸時代(17世紀)


2. 後編-「美術」以後
「美術」とともに「絵画」「彫刻」「工芸」といったジャンルが確立し、さらに多様な価値観のもとで既存の枠組みを打ち破るような芸術活動が展開された明治時代以降の作品を、日本美術の誕生(日本画・洋画・彫刻)、展開(平面・立体)、源流(工芸)の3つのテーマから展示し、鑑賞のポイントを紹介します。
・久米桂一郎《清水秋景図》明治26年(1893) 
・上村松園《春宵》昭和11年(1936)
・柳原義達《犬の唄》昭和36年(1961) 
・富本憲吉《楽焼 草花模様 蓋付壺》大正3年(1914)

 

●前期:2022年7月16日(土)~8月7日(日)
●後期:2022年8月9日(火)~8月28日(日)
*会期中、一部の作品を入れ替え展示します
●開館時間:9時~17時(入館は閉館の30分前まで)
●休館日:月曜日、ただし7月18日(月・祝)は開館、19日(火)は休館
●観覧料:一般400(300)円、大学生・高校生250(200)円、中学生・小学生150(100)円
*(  )内は20名以上の団体料金
*次の方は無料でご観覧いただけます。
・65歳以上の方、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名
・教職員に引率された奈良県内の小中高校及びこれに準ずる学校の児童・生徒
 なお、7/30(土)~8/7(日)の期間、県内在住または在学する小中学生は無料です
・毎週土曜日は県内外問わず、小中高生及びこれに準ずる学校の児童・生徒
・外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティアガイドの方p>

2022年7月12日 (火)

没後30年 入江泰吉「大和のみほとけ」展へ

奈良市写真美術館では没後30年 入江泰吉「大和のみほとけ」展が開催中 で、行ってきました。

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開催日: 2022.7.2(土)ー2022.8.21(日)


 入江泰吉の没後30年を機に、入江の写真人生を振り返ります。今回は、戦後から長年にわたって対峙してきた「大和の仏像」を取り上げます。

 みほとけとは、祈りの対象であり、私たちに安らぎをもたらしてくれるものです。6世紀に伝来した仏教は、私たちの苦悩や煩悩を取り除いてくれるものとして全国に普及し、日本独自の文化を形成してきました。そして国家の安泰や民衆の病、貧困を救う願いを込め、各時代の声を反映しながら多種多様なみほとけが造られてきたのです。人々は、祈りの対象として日々礼拝し、いくつもの時代を超えて今日まで護り伝えられてきました。


 写真家・入江泰吉自身も、戦災に遭った体験から、みほとけを「心の拠り所」として接してきました。そして何度もみほとけと対峙するうちに、その内面に秘められた精神性や“祈りの心”を注視するようになりました。入江は「心の構えが整わなければ、み仏の心は開かれない」と語り、みほとけの崇高な美と心をとらえ、私たちを祈りの世界へ誘うような作品を表現することに苦心してきたのです。入江が約半世紀にわたってとらえてきた大和の仏像を、モノクロとカラー作品約60点で紹介します。

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会場には入江泰吉さんの小学館発行の巨大本を自由に見ることが出来ましたので、全ページを拝見しました。

紙厚が厚くとても重い(重量も中身も)本です。

工事されたところが再び水が張られていました。景観として良かったと思います。

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近くのホームの庭木も美しく咲いていましたが、何という木かはわかりません。

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2022年7月11日 (月)

7月7日、理源大師の法要ひらかれる。 もちいどのセンター街

毎年7月7日朝から行われている、もちいどのセンター街のスーパーオーケスト入口横にある理源大師堂で橋村東大寺別当ら僧侶を迎えて商店街の人たちによる法要がありました。

 

8日の奈良新聞です。(画像をクリックすると拡大します)

 

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また、奈良テレビでもニュースで紹介されています。YOUTUBEにアップされましたので紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=Uk1XCJcpHQQ

 

商店街とまちづくりセミナーへ

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先日、奈良県の主催の商店街とまちづくりセミナーがありましたので、出席してきました。

この1年間充実したセミナーが期待できそうです。

ご指導の株式会社プランニングコンサルタント代表取締役であり、中小機構の中心市街地サポートアドバイザーの大橋賢也さんには、以前からお世話になっております。よろしくお願いします。

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ワークショップ。

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奈良テレビの県政フラッシュで紹介されていました⇒https://www.youtube.com/watch?v=hg53SyjCQdY

2022年7月10日 (日)

美ビット見て歩き 大阪中之島美術館

毎月、奈良新聞で楽しみにしている、川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、大阪中之島美術館のことです。出来てたいへん評判ですがまだ行ったことありませんので参考になります。

 

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *107 川嶌一穂

 

大阪中之島美術館開館記念特別展「モディリアーニー愛と創作に捧げた35年―」

 

写真 アメデオ・モディリアーニ作『髪をほどいた横たわる裸婦』(1917年 油彩)大阪中之島美術館蔵(会場にて著者撮影)

 

ようやく開館した大阪中之島美術館を、先月訪れたのでレポートしたい。
「ようやく」というのは、こうだ。昭和58年(1983)に、大阪の実業家にして美術コレクター・山本發次郎(1887―1951)のご遺族から、佐伯祐三の油彩画や、墨蹟を中心とするコレクション約600点が大阪市に寄贈された。それをきっかけに、大阪市市制100周年記念事業として近代美術館建設構想がスタートして、構想から実に39年を経て今春ようやく開館した、というわけだ。
その間、「大阪市立近代美術館(仮称)」の「心斎橋展示室」で開かれたコレクション展を見に行ったり、そこから貸し出された佐伯祐三やモディリアーニ作品を見たりしたこともあった。バブル崩壊後「財政難で計画暗礁に」などという記事を時々目にしたが、何年かかってもこうして実現したのは、きっと息長く奔走された方々の存在があるのだろう。

これで大阪市の美術館は、敷地を住友本家から寄贈されて天王寺公園内に開館した、堂々たる建物と素晴らしいコレクションを持つ市立美術館(改修工事による長期休館の間、東京・サントリー美術館で今秋大規模コレクション展開催予定)、やはり中之島にある、住友グループから寄贈された珠玉の安宅コレクションを中心とする東洋陶磁美術館(来年秋までこちらも改修工事のため長期休館中)との三館体制となる。市レベルの美術館としては全国的にも例を見ない充実ぶりである。三館とも、江戸時代からの大阪商人の豊かさと、趣味の洗練と、心意気を象徴していて、同じ関西人として誇らしい。

写真のアメデオ・モディリアーニ(1884〜1920)作『髪をほどいた横たわる裸婦』は、彼のあまりにも若すぎる晩年の傑作。
イタリアはフィレンツェのはるか西に位置するリヴォルノという海岸都市で生まれたモディリアーニは、1906年にパリに渡り、エコール・ド・パリ(パリ派)の一人として活躍し、35歳という若さで亡くなった。

本作も山本發次郎が大切にしていたコレクションだったが、アメリカ軍による本土空襲が激しさを増す大戦末期の1945年、芦屋の自宅から故郷の岡山に軍用トラックで疎開させることになった天皇の御宸翰(自筆文書)の中に忍ばせて運んだ。奇策はみごとに成功したが、芦屋の自宅は空襲に遭い、美術品はすべて焼失した(本展『図録』)。

戦後、本作品はいったん売却されるが、1989年に大阪市が19億円で購入した。何たる英断!今や、百年前の作品とは思えない新鮮な輝きを放つ、新美術館の顔となる作品である。

モディリアーニの描く人物は、紙を貼り付けたような目をしていることが多いが、この裸婦は白目も瞳もちゃんと描かれ、強い視線を見る者に投げかける。ポーズそれ自体は、マネの『オリンピア』やティツィアーノの『ウルビーノのヴィーナス』など、ヨーロッパ絵画の伝統を踏まえた裸婦のポーズだが、今にも画面から飛び出して来そうな生々しさである。

それでもなお、絵が下品でないのは不思議だ。1913年にパリに渡り、モディリアーニと親しくなった藤田嗣治が、彼のことをこう記している。
「強い酒を日に必ず一、二本平らげながら絵を描いていた。…随分乱暴な恰好をしてモデルを恐れさせた事だった。反して出来る画は優しい美しいものであった。」<藤田嗣治著『腕(ぶら)一本』>さすが藤田の透徹した観察である。

20世紀の初頭に、ヨーロッパの田舎から、またアジアの東の果てからそれぞれの文化と伝統を背負った若者が集まり、互いに影響を与えながら、後にエコール・ド・パリと呼ばれる一時代を築いた。モディリアーニの本作品に描かれた、ヨーロッパ絵画の伝統にはなかった黒い輪郭線に、藤田の影響が見て取れると思う。

なおモディリアーニが藤田を描いた素描が、本展第2章「1910年代パリの美術」に出ているのでお見逃しなきように。

行ったことのない、しかも出来立てほやほやの美術館を訪れるのは、滅多にない心踊る瞬間だ。肥後橋駅から歩くと、大きな彫刻のような国際美術館の入り口の向こうに、巨大な黒い「箱」が見えた。「近代」美術館にふさわしい斬新な建築デザインだ。

中に入って、展覧会場の入り口が分からず不安なまま廊下を進むと、突然大空間が開けた。何階分もある長い階段やエスカレーターが交差している。内部空間もおしゃれだ。しかし、帰りにエレベーターの場所を係りの人に聞いて、教えられた方向へ行ったのだが、それでも見つからず、うろうろした。素晴らしい空間デザインに、観客にとって動線の分かり易いサインがあれば、さらに格好いいと思う。

 

=次回は8月12日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

メモ
大阪中之島美術館5階展示室。 大阪市北区中之島4−3−1。電話06(6479)0550。京阪中之島線渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩5分。大阪メトロ四つ橋線肥後橋駅(4番出口)より西へ徒歩10分。JR大阪環状線福島駅(2番出口)より南へ徒歩10分など。会期は7月18日(月・祝)まで。11日(月)は休館。https://nakka-art.jp

 

2022年7月 9日 (土)

7月8日 安倍元首相 銃撃され死亡

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参議院議員選挙の応援に奈良の近鉄西大寺駅北口で演説していた、安倍元首相が銃撃され死亡したとのニュースです。

8日昼前に友人からの連絡で知りました。信じられない事件です。謹んで哀悼の意を表します。

隅田川沿いの芭蕉記念館へ

2日目は都営地下鉄駅「森下」からしばらく歩いて、江東区立芭蕉記念館に行きました。
松尾芭蕉が芭蕉庵をひらいていたところのすぐ近く、隅田川のそばでした。

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この芭蕉記念館の近くは、文学ゆかりの地がいろいろあるということでした。芭蕉、正岡子規、伊藤左千夫、芥川龍之介など多くの人ゆかりということです。

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2階の展示室にはいろいろな展示もされていました。

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もっとも、この芭蕉記念館を訪ねたのは、三年ぶりにひらかれた新アララギの全国歌会に参加のためでした。朝から夕方までみっちりと勉強することが出来ました。

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江東区立芭蕉記念館のホームページ⇒https://www.kcf.or.jp/basho/

 

2022年7月 8日 (金)

渋谷駅あたりと、新橋の奈良まほろば館へ

山手線で渋谷駅で途中下車。ハチ公前広場あたりにでました。もっともハチ公の銅像は見つけられませんでした。

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あちこちの新しいビルに入ったり、建築中のビルを外から見たり、うろうろしました。

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行基さん大感謝祭実行委員会の会長、尾田栄章さんのお話しによく出てくる渋谷川の暗渠の上の川を見ることができました。

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うろうろしていると、JR渋谷駅の線路は見えるのですが、改札口が分からず迷子状態になってしまいました。

あちこち工事されていて接続がまだのところも多く、結局探し歩いて、降りた改札口に戻ることが出来て山手線に乗ることができました。

そして山手線に乗り新橋駅へ。

三越近くから新橋に移転した、奈良まほろば館は新橋駅の烏森口(からすもりぐち)改札から少し歩くとうまく見つけることが出来ました。

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奈良のいろいろな物産などが販売されています。

珍しい品もあっていろいろ見学。

そしてカウンターの喫茶BAR食事コーナーで一服。

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きなこふりかけの、ミルク金時をいただきました。

おなじみの植村牧場の牛乳とか中西与三郎商店の小豆とか入っているかき氷、美味しくいただきました。税込1000円。

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2階のレストラン「トキ」は休み、先日奈良まほろばソムリエの会の池内力さんが講演された部屋は会議中で見学はできませんでした。

奈良まほろば館には、奈良がいっぱい詰まっているように思います。

奈良まほろば館のホームページです⇒https://nara-mahoroba.pref.nara.jp/

 

2022年7月 7日 (木)

早稻田大学へ

機会があり久しぶりに友人たちと早稻田大学へ行きました。コロナがあって、東京へは実に2年半ぶりに出かけました。

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まず會津八一記念館へ。

會津八一の書や集められた瓦、美術品などの展示を拝観。

大隈講堂の模型など、早稻田の建築の歴史の展覧会がひらかれていました。こちらは写真撮影可。

大隈講堂の模型。

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會津八一記念館の模型。細部もきちんと作られているとのことでした。

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早稻田大学歴史館は以前見学しました。

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今回は新しく公開されている、国際文学館へ。村上春樹ライブラリーとのことです。かつての政経学部の建物をリニューアルされたとのことです。

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以前「1Q84」を読み始めましたが、展開が理解できないため途中で読書終了。

最近、有名な「ノルウェーの森」を借りて何とか読み終えました。同じ時期に在学していたのですが別世界の物語に思えました。何とか読了。

赤は生、緑は死を表しているとのこと。生と死は別物ではなく、生のなかに死があるとの解説でした。

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村上春樹の作品がたくさん並んでいる有名な階段とのことで、係のお姉さんが写真を撮ってくれました。

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早稻田大学のホームページです⇒https://www.waseda.jp/top/

 

2022年7月 6日 (水)

7月16日から、奈良国立博物館では

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(画像をクリックすると拡大します)

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中将姫と當麻曼荼羅ー祈りが紡ぐ物語ー特別展とのことです。8月28日まで。

奈良・當麻寺の本尊である綴織當麻曼荼羅つづれおりたいままんだら(国宝、當麻寺蔵)は、およそ1250年前に現れた奇跡の曼荼羅として尊ばれてきました。そして、極楽浄土の様子を表す曼荼羅の成立に、極楽往生を望んだ奈良時代の貴族の娘である中将姫ちゅうじょうひめが関わったという伝承は、鎌倉時代から現在にいたるまで、広く知られています。

 當麻曼荼羅と中将姫への長い信仰の歴史のなかで、およそ4メートル四方の巨大な織物である綴織當麻曼荼羅の絵画による写しが多数描かれてきました。中世以降、縮小版が多数作られた一方、同じ大きさの写しも製作されています。そのような中で、最も詳細に綴織當麻曼荼羅の図様を伝え、鮮やかな色彩で描かれた名品が、江戸時代の延宝7年(1679)に描かれ、貞享3年(1686)に霊元天皇の宸筆しんぴつを得て完成した、貞享本當麻曼荼羅じょうきょうぼんたいままんだら(重要文化財、當麻寺蔵)です。

 本展では、修理を終えた貞享本の美しい姿をご覧いただき、修理過程で確認された資料を紹介しながら、貞享本製作プロジェクトの全貌をお示しします。そして貞享本の製作を當麻曼荼羅信仰史のひとつの画期と捉え、周辺の當麻曼荼羅信仰や、連動する中将姫信仰の動向についても、くわしくご紹介します。日本一の霊像として信仰され続けてきた當麻曼荼羅と、女人往生にょにんおうじょうの主人公として長く愛されてきた中将姫が人々に尊ばれ、そして人々を救ってきた歴史に触れていただければ幸いです。


重要文化財 當麻曼荼羅(貞享本)
江戸時代・貞享3年(1686)
(奈良 當麻寺)

中将姫物語(あらすじ)
奈良時代、貴族の娘として生まれた中将姫は、美しく清らかな心をもつ女性であった。しかし実母の死後、継母(ままはは)に疎(うと)まれ山中で殺害されそうになる。純粋な中将姫は助けられ山中で育つが、偶然父と再会し都に戻る。その後中将姫は當麻寺で出家。極楽浄土への思いを募らせていると、阿弥陀如来と観音菩薩の化身が現れ、蓮糸で當麻曼荼羅を織りあげ中将姫に極楽の姿を示す。そして中将姫は29歳のとき阿弥陀の来迎を受け無事極楽へ往生する。

 

奈良国立博物館のホームページです⇒https://www.narahaku.go.jp/exhibition_cat/special/

 

2022年7月 5日 (火)

7月14日、啓林堂書店へ今村翔吾さん登場

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新聞で全国書店めぐりに出発したと拝見していましたが、いよいよ7月14日(木)9時15分から啓林堂書店・奈良店に

直木賞作家の今村翔吾さんが来られると、啓林堂書店の西田大栄さんからのご案内です。

☆★今村翔吾先生の早朝サイン会を開催します!!
「今村翔吾のまつり旅 ~47都道府県まわりきるまで帰りません~」キャンペーンで、 直木賞作家・今村翔吾先生がいよいよ奈良に!!

2022年7月14日(木)9:15 ~ 
啓林堂書店 奈良店にて

奈良県内の書店訪問のスタートは啓林堂書店奈良店で「朝イチ!サイン会」です!!
お店の開店と同時に来店いただき、すぐにサイン会が始まりますよ!
朝イチから直木賞作家と会えるまたとないチャンス!ぜひご来店くださいませ!!
サイン会はご参加無料・お申し込みも不要です。

既にお手持ちの今村先生の本があればどなたでも参加いただけます。
もちろん奈良店には直木賞受賞作「塞王の楯」や文庫最新刊「八本目の槍」など、
先生の御著書をたくさん展開しておりますので、ぜひご覧くださいね!

『今村翔吾先生 朝イチ!サイン会』
日時:2022年7月14日(木) 9:15~9:45
会場:啓林堂書店奈良店2Fイベントスペース
奈良市西御門町 1-1(近鉄奈良駅 4 番出口すぐ) 
(会場は充分な換気と消毒で感染対策を行っています。)
参加方法:ご参加無料/お申し込み不要
(今村翔吾先生の本を当日ご購入またはご持参の上、直接2Fへお越しください)

※ご参加の際はマスク着用と検温・手指の消毒にご協力をお願いいたします。
【お問合わせ先】 啓林堂書店 奈良店 (TEL 0742-20-8001)

2022年7月 4日 (月)

路線価の動向

奈良新聞7月2日は以下のように伝えています。

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また、奈良市中心市街地活性化研究会のS専務理事が、奈良市中心市街地の路線価の動向を調べてくれています。

公開された情報のまとめですので、労作を以下に紹介させて頂きます。

ダウンロード - e8b7afe7b79ae4bea1e58b95e590910507efbc860922.xlsx

 

2022年7月 3日 (日)

喜光寺参拝

2日は行基さんの日。朝から、菅原町の喜光寺参拝。

本堂、阿弥陀如来にお参り。

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境内には多数の蓮の鉢が並んでいます。

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行基さんにお参り。

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會津八一の歌碑もまわりの木が育って涼しげです。

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東北から来たのでしょうか。津波によって蘇ったミズアオイとのことです。

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蓮はこれからつぎつぎに咲いていくのではないでしょうか。

2022年7月 2日 (土)

7月2日3日、もちいどの謎解き探偵団

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いよいよ7月2日(土)もちいどの謎解き探偵団が始まります。

謎解きキット800円を買って、商店街にあるヒントを参考に解いていくようです。

もちいどの駐車場前にて謎解きキットは販売されるとのことです。

(わたしもくわしくは知りません)

ともかく挑戦してみてください。

奈良の夏冷酒

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数年前から始まっている、奈良の夏冷酒です。豊祝と猩々の2つの銘柄をいただきました。

7月17日18日には、平城宮跡の遣唐使船の前に、奈良の銘酒が大集合ということです。

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2022年7月 1日 (金)

没後30年入江泰吉「大和のみほとけ」展

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入江泰吉さんは亡くなられてもう30年にもなるのですね。

7月2日から8月21日まで、没後30年入江泰吉「大和のみほとけ」展です。

そして新鋭展が同時開催です。

 

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