5月20日21日、 薪御能
今年は5月20日21日、薪御能は開かれます。南都銀行本店のウィンドーにきれいにディスプレイされていました。
くわしくは薪御能のホームページをご覧ください。https://narashikanko.or.jp/topics/takigiono/
世界遺産の春日大社と、興福寺で2022年5月20日(金)、21日(土)、歴史と伝統を誇る奈良の伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」が執り行われます。
薪御能は、全国各地で行われている「薪能(たきぎのう)」の起源とされ、奈良を代表する伝統行事の1つ。
貞観11年(869年)に興福寺西金堂で執り行われた修二会始行での薪猿楽(たきぎさるがく)が最も古く、その後数々の変遷を経て今日に至ります。
平成2年(1990年)には奈良市の無形民俗文化財に指定。まさに、能の始まりを考える上で重要な位置づけにある行事です。
かつて春日大社や興福寺などの神事で奉仕していた「大和猿楽四座(やまとさるがくしざ)」を原点に、現在は観世(かんぜ)・金春(こんぱる)・宝生(ほうしょう)・金剛(こんごう)の「能楽四座」による能と、大藏(おおくら)流による狂言が、2日間にわたって奉納されます。
燃える薪の灯りの下、長い年月を経て受け継がれてきた「薪御能」が演じられる様子は幻想的!
幽玄の世界を味わいに、能発祥の地・奈良へぜひお越しください。
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