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2022年4月25日 (月)

ナラノヤエザクラ満開と奈良新聞とやまと歌壇

19日に続いて24日、東大寺知足院のナラノヤエザクラを拝見させていただきました。小雨の中、5日ぶりの知足院のナラノヤエザクラは満開になっていました。ナラノヤエザクラの下には花びらは落ちていませんでしたので、まさに満開ということでした。

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撮影中の映像作家の保山耕一さんと清水真貴さん。この日、雨の中2時間半ほど熱心に撮影されていました。

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そして23日にひらかれた奈良八重桜の会の20周年記念式典のことが奈良新聞25日に大きく報じられています。

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(以下有料 奈良新聞電子版より)

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短歌大賞の賞状などを受け取る松森さん(手前右)=23日、奈良市登大路町の奈良公園バスターミナルレクチャーホール


 県花・ナラノヤエザクラの普及、保護育成に尽力する奈良八重桜の会(上田トクヱ会長、74人)の設立20周年記念式典が23日、奈良市登大路町の奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開かれた。関係者や来賓ら約150人が出席し、節目を祝い、「いにしえの奈良八重桜を永久(とこしえ)に―もう幻の桜にはしない」を合言葉に一層の活動充実を誓った。

 同会は2001年に発足。昨年20周年を祝う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で断念し、ようやく開催にこぎつけた。

 式典では上田会長があいさつし、各種団体との協力によるナラノヤエザクラの植樹やイベントを通してのファン拡大、天皇皇后両陛下(当時)への献上、室町時代の能「八重桜」の復曲など20年間の活動の一端を紹介。「これからもナラノヤエザクラの語り部として花守を続けていきたい」と話した。

 続いて、来賓の荒井正吾知事や奈良国立博物館の井上洋一館長、同会の大川靖則顧問が祝辞を述べた。

 このあと20周年記念の短歌大賞の表彰式を実施。全国635首の応募の中から選ばれた入賞者8人のうち、出席した大賞の松森重博さん(73)=奈良市=ら3人に賞状などが手渡された。

 また興福寺の多川俊映寺務老院が同寺とナラノヤエザクラの関わり、能の復曲などについて語った記念講演、映像作家の保山耕一さんの作品「大和し 美し」の上映なども行われた。

(追記)

東大寺知足院のナラノヤエザクラの短歌が、5月26日の毎日新聞奈良版やまと歌壇に一席で載りました。

 

雨にも負けず東大寺知足院の裏山にナラノヤエザクラ満開に咲く

 

横山季由先生の評、

松森詠は、天然記念物のナラノヤエザクラがある知足院を訪ねての作。「雨にも負けず」「満開に咲く」が良い。

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