東大寺知足院のナラノヤエザクラ
フェースブック知り合いのIさんのアドバイスを受けて、東大寺知足院のナラノヤエザクラを初めて拝見しました。どちらの方向からもフェンス越しです。今年はまだ咲くのが遅いそうです。
天然記念物の石碑が建っています。大正13年3月と読めます。(画像をクリックすると拡大します)
奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブックには以下のように載っています。
知足院ナラノヤエザクラ。「東大寺の塔頭、知足院の裏山崖上の八重桜がナラノヤエザクラと命名され、天然記念物に指定された。当時、東京帝国大学教授であった三好学博士が、伊勢大輔が詠んだ古歌 「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな」の八重桜を探し求め、やっと発見された。ナラノヤエザクラは、ほかの八重桜より開花が遅く、四月下旬から五月上旬になる。蕾は濃紅色を帯び、開花すると淡紅色で、むしろ白味が強いが、終わり近くなると花弁に紅色を増してくる。花弁の数は二十~三十五枚で、少ないものは十二枚、多いものは百枚もある(奈良市雑司町)」
紹介頂いたIさん、ありがとうございました。(2022年4月19日撮影)
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知足院ナラノヤカザクラの開花状況を教えて頂いて有り難うございます。この桜は、天然記念物指定木で大切な原木です。
15年程前に奈良八重桜の会が遺伝子解析をして、枯渇する前の天然記念物指定木の遺伝子を受け継ぐ物である事が証明された桜なのだす。
投稿: 上田トクエ | 2022年4月21日 (木) 10時22分
上田会長様、コメントありがとうございます。
投稿: matsumori | 2022年4月21日 (木) 11時21分