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2022年5月 1日 (日)

大安寺のすべて特別展 奈良国立博物館

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4月23日から6月19日まで奈良国立博物館にて「大安寺のすべて 特別展」が始まりましたので、拝観してきました。

河野貫主が「大安寺のほとけ様が空っぽになる」と言われるくらい、奈良時代の木造のほとけ様はじめ、初めて拝見する品々が展示されています。また大安寺とゆかりのあるいろいろなお寺などからも出品されています。

現在の境内の広さは、奈良時代の境内の4%とのことですが、奈良時代の境内をCG(コンピューターグラフィック)で大画面で再現された映像も流れています。

展覧会のホームページです⇒https://www.narahaku.go.jp/exhibition_cat/special/

わが国最初の天皇発願ほつがんの寺を原点とし、平城へいじょう京きょうに壮大な寺地と伽藍がらんを構えた大安寺。
奈良時代、東大寺や興福寺などとともに南都七大寺の1つに数えられ、一時期を除き筆頭ひっとう寺院としての格を有していました。
1250年の時を経て今も大安寺に伝わる9体の仏像は、奈良時代を代表する木彫もくちょう群の1つです。
かつての伽藍の発掘調査で出土した品々からは、往時の壮大な堂塔や華やかな営みの様子をうかがい知ることができます。
また、菩提僊那ぼだいせんな、空海くうかい、最澄さいちょうをはじめ、1,000人にも及ぼうかという国内外の僧侶たちがここに集い、後に諸方面で活躍しました。
天智天皇の発願により造られたとみられるかつての本尊・釈迦如来像は、今は失われてしまいましたが、平安時代には奈良・薬師寺金堂の薬師三尊像よりも優れていると評され、古代から中世の仏像制作に影響を与えました。
本展では、まさに時代をリードする大寺院であった大安寺の歴史を、寺宝、関連作品、発掘調査成果など様々な角度からご紹介します。

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ある人によれば2時間かかるくらいという事前の評判でしたが、たしかに内容豊富です。わたしは1時間半ほどかけて拝観しました。なら仏像館はこの日は拝観できずまた後日の拝観としました。(期間中は残ったチケットでなら仏像館に入れるそうです)

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出口あたりには「つづいて大安寺にお越しください」と案内がありました。大安寺ではコントローラーをつかってのCGの天平伽藍の拝見ができるそうです。

この日の夕方に出会った、奈良まほろばソムリエの会の「やいちさん」は案内のように奈良国立博物館のあと大安寺に行き、そして平城京の羅城門あとまで行ったそうです。

 

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