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2022年3月31日 (木)

歴史街道「餅飯殿」4月1日から14日までの放送。

関西のケーブルテレビ会社によるリレー番組

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わたしたちのまちの歴史と文化
『歴史街道~わたしたちのまちの歴史と文化~』は、「歴史街道メインルート 伊勢-飛鳥-奈良-京都-大阪-神戸」にサービスエリアをもつケーブルテレビ会社と歴史街道推進協議会が協力して制作している番組です。地域の身近な歴史や文化を生活者の視点で紐解きながら、様々な“物語”を掘りおこし、忘れかけていたわたしたちとまちの“つながり”を再発見していきます。“物語”の主人公は、地域に暮らし、働く人たち。様々な地域の人たちといろんな発見をしながら、一緒につくっていく番組です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで、先日、奈良市餅飯殿通りに、取材がありました。

4月1日から14日までテレビ放映されるとのことです。

先ず、奈良ではKCNの放送時間です。

4/1~4/14までの放送で
月曜12:15~
火曜22:45~
水曜8:30~
木曜10:30~
金曜22:00~
土曜24:30~
日曜11:00~

とのことです。

また、KCN以外での放送局ですが以下のようになっています。

BAN-BANネットワークス
アドバンスコープ
洛西ケーブルビジョン
テレビ岸和田
全関西ケーブルテレビジョン
ベイ・コミュニケーションズ
ZTV
伊賀上野ケーブルテレビ
JCOМ
姫路ケーブルネットワーク

以上の関西のケーブルテレビで見ることができるそうです。

餅飯殿だけではなく、吉野も取材されたとのことです。

うまく見ることの出来る地域の方はご覧いただければ幸いです。 <番組紹介ページ> https://www.rekishikaido.gr.jp/catv/2022/9184/

 

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もちいどのセンター街の理源大師堂前での収録風景。

興福寺三重塔 

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興福寺三重塔。三条通りから見上げて。2022.3.30朝10時。

2022年3月30日 (水)

大仏鉄道記念公園

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奈良市法蓮町の大仏鉄道記念公園のしだれ桜です。2022.3.29夕方4時撮影。

平城宮跡の東院庭園へ

久しぶりに平城宮跡の東院庭園を訪ねました。

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池の池の水が抜かれてすこし工事をされていました。

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東の方向です。

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説明を読んでいると、1967年に発掘調査がはじまったということです。

大極殿から少し離れていますが、なかなか良いところです。

2022年3月29日 (火)

『鬼灯』(ほおずき) 第二回京都文学賞・優秀賞受賞作品、出版されました。

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第二回京都文学賞・優秀賞受賞作品が出版されました。「鬼灯」は、ほおずき、と読みます。

奈良の啓林堂書店に3月27日(日)作者の家野未知代さん(わたしの奈良女子大学附属中学高校の同級生です)が来られ、トーク&サイン会がありました。

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大垣書店発行。1000円+税。

【書籍情報】
■ タイトル :「⿁灯」
■ 著 者 :家野未知代(いえの・みちよ)
■ 発行元 : (株)大垣書店
■ 価 格 : 1000 円(税抜)
■判型・頁数: 四六判・148 頁
■商品コード: 978-4-903954-47-9

【内容紹介】
十八で家を飛び出したあと、両親と音信不通のまま五十年近くを過ごし
胸の奥で⿁灯のような思いを抱き続けてきた主人公を軸に
「家族とは何ぞや」を問いかける。
京都・奈良・大阪河内へと舞台をひろげながら
隣人との交流を通して変化する心情が丁寧に綴られている。


第二回京都文学賞優秀賞 受賞作品。

書評です。

【 第二回 京都文学賞 優秀賞 受賞 】

「奥には、ひりひりと熱い熾火がくすぶりつづけている。」(選評より)――いしいしんじ氏

「細部の描写による圧倒的なリアリティで、付け焼き刃でない京都を感じさせる」――吉橋通夫氏

 

奈良市・大豆山町を生家と設定し、奈良から、京都へ、そして奈良へ、大阪河内と舞台にして話しは進んでいきます。

早速一気に読みました。

トークをされる、家野未知代さん。静かに聞く同級生、同窓生。

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サイン会にて。右から作者の家野未知代さん、真ん中は写真撮影の鳥博士、横田光夫さんと。(今回の写真は横田光夫さんにいただきました)

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同級生から進呈された、本物の鬼灯(ほおずき)の工芸作家作の手作りのボックスライトです。

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上の工芸作品の鬼灯(ほおずき)を見つけてきた、小松かおりさんと作者の家野未知代さん。テーブル狭しとプレゼントの品々が並んでいます。

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(追記)

以下は、啓林堂・奈良店の西田大栄店長のフェースブックです。

奈良ご出身の家野 未知代(いえの みちよ)さんが第2回 京都文学賞・優秀賞を受 賞されました! 
受賞作『鬼灯』の出版を記念し、先ほど中学・高校のご同窓の方々がトーク&サイン会を企画され、奈良店2Fのイベントスペースにお集まりいただきました。
当日は著者の家野様と同窓のご友人が久しぶりに再会され、受賞の喜びを分かち合い、学生時代の思い出ばなしを楽しみつつサインを書いていただきました。
家野様、ご同窓の皆さま、誠にありがとうございました。


【関連リンク】
第2回京都文学賞受賞作と表彰式・選評
https://kyotobungakusyo.com/news/470.php


大垣書店刊『鬼灯』紹介ページ
https://www.books-ogaki.co.jp/%e3%80%903%e6%9c%88%e6%9c.../

(追記)

毎日新聞奈良版やまと歌壇に、当方の作が載りました。

 

文学賞取りたる友のサイン会続々集まる同級生われら

 

 

2022年3月28日 (月)

佐保川桜まつり

佐保川桜まつりを28日朝から見て来ました。新大宮駅の北、橋の所から左岸を歩きました。

桜がきれいに咲いていました。若草山が見えます。

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ことしのメッセージは「あいさつ」ということでした。

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多くの行灯の並ぶなか、わたしの作も掲げられていました。

 

桜咲く佐保川べりに今年また元気に会いて交わすあいさつ

 

 

手作りあんどんと夜桜を楽しむ。第23回佐保川桜まつり燈火会/大宮橋周辺~JR佐保川鉄橋付近の佐保川
2022/3/27(日)~4/8(金) ※あんどんの灯火は4/1(金)・4/2(土)日没~20:30

奈良市と大和郡山市を流れる佐保川(さほがわ)は、桜の名所。川沿いに美しい桜並木が続き、シーズンになると多くの人で賑わいます。毎年3月末から4月上旬にかけては、大宮橋周辺からJR佐保川鉄橋にかけてのエリアで、佐保川桜まつり燈火会(とうかえ)が開催。夜桜と書画の書かれた手作りあんどんの風情が楽しめます。

今年の開催テーマは「挨拶」とし、あんどんには公募で集められた参加者のメッセージが揮毫されます。4月1日(金)~2日(土)は、日没~20:30にろうそくによる灯火も(雨天中止)。新型コロナウイルス感染予防のため、マスク着用で静かに桜をお楽しみください。

 

2022年3月27日 (日)

坂口紀代美記念館、第2回講演会へ

彫刻家の坂口紀代美さんが、建築家の長澤正雄さんを迎えての講演会が、3月26日(土)奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで開催されました。当日スタッフとして参加してきました。当日の講演のビデオが、村内敏雄さんの撮影・編集で動画、YouTubeにアップされました。(2時間10分の大作です)⇒https://www.youtube.com/watch?v=19xz60b8Z6A

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建築家の長澤正雄さんの実際に建設された建物、100以上の作品例が解説と共にスライドで1時間以上にわたって紹介されました。

公開コンペで採用された建物や注文で造った建物、中には残念ながら予算不足などの理由で実際には作られなかった建物の数々の模型など・・・。

中でも、周辺とうまく調和できるかどうか、周辺から見た建物、造る過程でのさまざまな出来事などのお話が印象的です。あとの奈良のお酒を飲み交しながらの反省会でのお話で聞いたことか講演会で聞いたことかはっきりしないのですが、最初にひらめいて図面に起こし、プレゼンテーションして採用されたが、その後ズタズタにされて建築家の当初の思いが1%でも残れば良しと葛藤する・・・というお話でした。

野球が好きで、チームで行うということが好きで、仕事面でもチームでおこなうということを大切にしているということでした。

静岡生まれ、群馬で育ち、東京での大学や建築事務所での活動、徳島の所長をつとめたり、2年前に徳島で独立したということです。

国交省や地方自治体などの公共の建物から、個人の建物、住宅まで大小さまざまな建物を担当するとのこと。
建物を建てる過程で、建築家の手を離れていく瞬間がある、
建築は自分の生きがいだ、
情熱を一番大事にしている、など熱く語られました。

また、奈良をとても好きになったので、また奈良にも来たいし、仕事もしたいともお話になりました。

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建物の中から

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建物の外から

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続いて彫刻家の坂口さんは、長澤さんの造られた東京都女性センターの中につくったレリーフ「KO・KO・RO」のお話から始まりました。

20年あまり前に、東京・練馬・大泉学園の公園の真ん中にできた21トンの「石舞台」の作品。子ども達が「石舞台」で遊ぶ様子。

またイタリア半島のサンマリノでつくったモニュメント、などのスライドで今までの作品のことを語られました。

そして奈良・般若寺の一画に、戦前に奈良女子大を卒業し、反戦の活動をして若くして中国で亡くなった長谷川テルさんの来訪の記念碑の制作を依頼されており、近い将来に建てるなどのお話がありました。

東京・練馬・大泉学園の公園。

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東京・巣鴨駅前商店街(これはわたしも見に行きました)

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これから。奈良・般若寺の記念碑予定地。

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(画像はクリックすると拡大します)

講演会は合わせて2時間あまり、内容豊富なお話でした。
また、講演会では卒業以来50年以上会ったことのなかった1年後輩のTさん(毎日私のブログを参考に読んでいると言われてびっくり)や
知人や先輩、同窓の方や、初めてお会いした若い方など、多くの人に会えて私にとって何よりの講演会でした。

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坂口紀代美さんのホームページです⇒https://www.kiyomisakaguchi.com/

(追記)

奈良新聞3月28日は以下のように伝えています。

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平城宮跡大極門へ

この3月、平城宮跡の大極殿院の「大極門」(最近まで南門と言っていたような気がします)が完成しましたので、久しぶり平城宮跡を訪ねました。

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大極殿が見えます

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大極門を西側から見ると、

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扁額です。この字はパソコンでは打ち出しにくい字です。

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さら東に東楼、そして西に西楼、いずれ大極殿院をかこむ回廊ができるようです。

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大極殿を望遠で。

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南に朱雀門を望遠で。

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これで南から朱雀門、大極門、大極殿が並びました。

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桜も咲きかけています。

 

2022年3月26日 (土)

龍華記  第五夜

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龍華記 第五夜 以下で聴くことが出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=PgCe6wnN-mQ

松籟(ショウライ)〜まつのおと〜へ

以前から噂に聞いていたものの機会がなかったのですが、まほろばソムリエの会の広報グループの佳山さんのレポートをきっかけに、初めて行ってきました。奈良女子大正門を少し北へいったところ、北袋町にある、松籟(ショウライ)〜まつのおと〜です。ひさびさのグルメレポートです。

よく通っていた道ですがこんな建物があるのを初めて知りました。古い建物で2階への階段はやや急でした。中庭には店の名前にも使われている、松の木があります。樹齢300年とか。松に合わせて建物は作られたとかという説明でした。

明るいうちに松の木の写真を撮りました。2階の高さくらいある大きな松です。ご主人がご自分で年2回剪定されているとのことです。

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ふたつの座敷の床の間です。

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前日から予約していた鍋は、プリン体鍋。イクラ、ウニ、エビ、アンコウ、アンコウのキモ、カキ、シタビラメなどプリン体たっぷりの魚介類と豆腐と野菜。(3月いっぱいのメニューとのこと。)あふれるような豊富な食材は鍋が煮えるとともにうまく鍋におさまりました。

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1人前3200円+税、2人前です。

鍋とお酒で満腹。出汁でそばを追加出来ると言われていましたがそばまでは食べられませんでした。

奈良の古い民家をうまく活用したお店でした。

お店の情報はフェースブックで発信されているということです。⇒https://www.facebook.com/matsunooto

佳山さんのとびっきりなら観光ガイドの動画レポートです⇒https://www.youtube.com/watch?v=ZO6fW96jObk

 

 

 

笠山荒神社お参りと笠そばへ

天理市のなら歴史芸術文化村ではレストラン混んでいて昼食を食べられそうになかったので、25号線を一路走って、天理ダムを越えて

桜井市の笠に行きました。

そして笠山荒神社のお参り。

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笠山荒神社のすぐ前に「笠そば処」でおいしいそばを頂きました。

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2022年3月25日 (金)

なら歴史芸術文化村へ

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21日にオープンしたなら歴史芸術文化村に行ってきました。天理市内に奈良県が作りました。まだオープンして4日目でした。

天理から桜井方向に走り国道25号線を左折、桃尾滝や天理ダム方向への道をしばらく走ると施設が見えました。平日だから混んでないだろうと思いましたが、入る前に車が20台くらいでしょうか並んで入場を待ちました。天理駅からシャトルバス(有料)もあります。

早速、奈良まほろばソムリエの会のメンバーにもばったり会いました。同じく施設見学とのことです。

最初に、芸術文化体験棟に入りました。272人はいるホールがありました。3階はセミナールームなど。展示はまだまだという感じでした。

3階テラスからはなかなか良い景色でした。山の辺の道や内山永久寺あとも近いようです。すぐそばに大きな池(幾坂池というそうです)があります。奈良盆地の様子も見えます。

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宿泊棟はFAIR FIELDという名前でマリオットホテルということです。早速泊まった人の体験レポートによればマリオットホテルですが、値段はそんなに高くなかったとのこと。またなかなかサービスも良く快適だったそうです。

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次に文化財修復ー展示棟にいきました。仏像などの修理工房がありました。また企画展示室や特別展示室があります。

天理や桜井の発掘の品が展示されていました。
また長岳寺の地獄絵の掛け軸が10本特別展示されていました。この棟は全館、写真禁止とのことでした。

つぎに情報発信棟へ。県内のあちこちのチラシやパンフがありました。まだまだ準備中の様子です。

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最後に、昼食を兼ねて交流にぎわい棟にいきました。とんかつで有名な店が一軒レストランをしていましたが、とにかく名前を書いて順番待ちの様子でしたので即あきらめて、農産物や食品販売売り場へ行きました。そして筆や墨、赤膚焼の陶器製品や木製品など県内産の伝統工芸ショップを拝見しました。

1時間あまり一巡見学しましたが、オープン早々で全般にまだまだ準備中のように思えました。これから徐々に充実していくことを期待したいと思います。

ホームページです⇒https://www3.pref.nara.jp/bunkamura/

またオープニングイベントの一つ、3月27日16時から行われるステージパフォーマンスの大駱駝艦の鉾久奈緒美さんからの情報です。

「YouTube配信もあるので是非お時間ある時に覗いて頂けたら嬉しいです!!

またどうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️

https://youtu.be/tapZ0A576no」

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(画像はクリックすると拡大します)

27日から、佐保川桜まつり燈火会

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(写真は2021年4月撮影)

手作りあんどんと夜桜を楽しむ。第23回佐保川桜まつり燈火会/大宮橋周辺~JR佐保川鉄橋付近の佐保川
2022/3/27(日)~4/8(金) ※あんどんの灯火は4/1(金)・4/2(土)日没~20:30

 

奈良市と大和郡山市を流れる佐保川(さほがわ)は、桜の名所。川沿いに美しい桜並木が続き、シーズンになると多くの人で賑わいます。毎年3月末から4月上旬にかけては、大宮橋周辺からJR佐保川鉄橋にかけてのエリアで、佐保川桜まつり燈火会(とうかえ)が開催。夜桜と書画の書かれた手作りあんどんの風情が楽しめます。

 

今年の開催テーマは「挨拶」とし、あんどんには公募で集められた参加者のメッセージが揮毫されます。4月1日(金)~2日(土)は、日没~20:30にろうそくによる灯火も(雨天中止)。新型コロナウイルス感染予防のため、マスク着用で静かに桜をお楽しみください。
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(写真は2021年4月撮影)

※桜の開花状況により変更の場合あり。また新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては変更や中止となることがあります。

基礎情報

住所 佐保川(大宮橋周辺~JR佐保川鉄橋)
アクセス 近鉄新大宮駅から北へ徒歩約5分
問合せ 0742-27-2223(奈良市総合観光案内所)

近鉄大宮駅下車北へ150mくらいに橋があります。そこを右に曲がると佐保川の両岸に行灯が並んでいます。

 

2022年3月24日 (木)

奈良フィル第50回定期演奏会

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4月17日,奈良フィルハーモニー管弦楽団は第50回を迎える定期演奏会を開かれます。

1時30分開演、奈良文化会館の国際ホールです。

モーツァルトの「戴冠ミサ曲」を奈良フィルハーモニ混声合唱団と共に演奏されます。

そしてマーラーの「交響曲第4番」が演奏されます。

存じ上げている方も出演の由、楽しみです。

第50回記念定期演奏会
奈良フィルハーモニー管弦楽団
指揮 : 粟辻 聡
ソプラノ : 大原 末子
アルト : 山田 愛子
テノール : 鹿岡 晃紀
バリトン : 西尾 岳史


演奏曲目 : 戴冠ミサ曲ハ長調K.317/W.A.モーツァルト
交響曲第4番ト短調/G.マーラー


入場料 (全席自由) : 大人 4,000円 (当日4,500円)
高校生以下 2,000円 (当日2,500円)
未就学児の入場はご遠慮ください。
チケット販売 : 奈良フィル事務局 TEL 0743-57-2235


開催場所 : 奈良文化会館国際ホール
近鉄奈良駅①番出口から東へ徒歩5分
奈良交通バス県庁前下車
時刻 : 開演 13:30 開場 13:00
開催に関しての新型コロナウイルス対策

 

奈良新聞も以下のように伝えています。(画像をクリックすると拡大します)

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2022年3月23日 (水)

正倉院宝物柄ペルシャ絨毯、東大寺に奉納

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(画像はクリックすると拡大します)

写真はもちいどのセンター街の飯田俊一さん、奈良新聞記事は池内力さんからいただきました。

奈良もちいどのセンター街で、ペルシャ絨毯専門店の「メヘラリ」さんは、正倉院文様のペルシャ絨毯をイランで織り上げ、東大寺に奉納された記事が奈良新聞22日付に載っています。

長年、奉納したいと思っておられたそうです。メヘラリさんはイランでプロのサッカー選手などをされ、奈良市出身の奥様の縁でもちいどのセンター街のOK広場前にペルシャ絨毯専門店を現在ひらいておられます。店の前のナンコビル2Fにも多くのペルシャ絨毯を展示販売されています。奈良マラソンに何度も完走されたり活躍されています。

蛇足ながら2015年のイベントの時、ご夫妻とご一緒に記念撮影しています。

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(追記)

3月23日、東大寺・寺務所を別件で訪問したところ、玄関に敷かれていました。

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2022年3月22日 (火)

もちいどのかわら版第4号

もちいどのセンター街の若い方で発行していただいている、もちいどのかわら版第4号が発行されました。

吉野の黒滝村の鳳閣寺と理源大師と箱屋勘兵衛さんのお墓参りのレポートが載っています。(画像はクリックすると拡大します)

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そして魚万の魚谷芳次さんへのインタビューです。お元気に毎日ご商売されています。いまのアーケードを平成8年に建設した頃、理事長をされ、皆さんを引っ張ってくださいました。ますますのご活躍をお祈りいたします。

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以上がオモテ面です。

ウラ面では

お店紹介、藤田芸香亭さん、RIRORIROさん。

などいろいろ最近のもちいどのセンター街のニュースが載っています。

お店の店頭などで配布していますのでどうぞ受け取って読んでください。

もちいどのセンター街のホームページです⇒http://www.mochiidono.com/

辻之所さんの見られた黒滝村のハイキングマップの記事です。あちこちで配布されています。

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2022年3月21日 (月)

薬師寺の修二会法要 

東大寺の修二会がおわり、25日から薬師寺の修二会です。奈良市提供の南都銀行本店のウィンドの展示です。

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奈良新聞の記事です。

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2022年3月20日 (日)

おすすめ『地図で読み解く奈良』

近頃、奈良の本がよく出版されているように思います。かつて写真家の井上博道さんが「奈良は京都に比べて出版などが10分の1だ」と言われていました。今は、京都より奈良が好きという人が増えているように思います。ですから奈良の本が増えているのではないかと思います。

先日、近鉄奈良駅そばの啓林堂・奈良店にいくと、『地図で読み解く奈良』が入荷していました。西田店長のおすすめでした。
早速買い求め、読みました。

かもがわ出版。1700円+税。2022年3月10日発行。奈良女子大学文学部〈まほろば〉叢書。

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奈良女子大学や附属中等教育学校の先生方7人による、「地理学の面白さを伝えるにあたり、奈良県内の具体的な地域を題材に取り上げる」「地理学の視点で見れば、奈良県内には興味深い地域、注目すべき事象がたくさん存在する」

「本書を読んで地理学に関心を持たれた方は、地図を片手に、実際に地域の謎や問題を解き明かすたびに出かけて欲しいと思う」とはじめに書かれています。

7章のそれぞれのテーマは以下の通りです。

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それぞれに興味深いテーマで一気に読みましたが、折に触れてもう少し深く読み直そうと思う本でした。

そして、おすすめサイトとして、

「地理院地図」

https://maps.gsi.go.jp/#15/34.681658/135.836678/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

「ハザードマップ」https://disaportal.gsi.go.jp/

「今昔MAP」https://ktgis.net/kjmapw/

などいろいろのサイトが紹介されています。

google mapがよく話題になりますが、国土地理院による「地理院地図」はなかなか優れものだと思います。スマホからも見ることができます。

 

 

 

2022年3月19日 (土)

史跡 牽牛子塚古墳・越塚御門古墳へ

近鉄飛鳥駅から歩いて、やや登り道を歩いて700m、約10分、史跡 牽牛子塚古墳・越塚御門古墳を見学してきました。

以前にも何回かいっていますが、整備されて初めて行きました。

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真新しい石碑です。令和四年二月 文部科学省とうらには書かれています。

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三段積みで八角形です。斉明天皇(皇極天皇が重祚)の墓であるということです。

明日香村のホームページの説明です。

牽牛子塚古墳

今回は牽牛子塚古墳について紹介したいと思います。

牽牛子塚古墳は明日香村大字越に所在する終末期古墳で別名「御前塚」「あさがお塚古墳」と呼ばれています。

昭和53年には環境整備事業の一環として発掘調査が実施されています。

墳丘は対角長18.5m高さ約4mの八角形墳で版築によって築かれています。
埋葬施設は二上山の凝灰角礫岩の巨石を刳り貫いた横口式石槨で中央に間仕切り壁を有しています。
両側には長さ約2mの墓室があり、壁面には漆喰が塗布されています。
床面には長さ約1.95m、幅約80cmの棺台が削り出されています。
閉塞石については内扉と外扉の2石からなり、内扉は凝灰岩製で高さ約1.12m、厚さ約62cm、幅1.47mを測ります。
内扉の四隅には方形の孔が穿たれており、扉飾金具が装着されていたものと考えられます。
外扉については安山岩系の石材を用いており、幅2.69m、厚さ約63cm、高さ2.4mあり、現地で斜めに倒れた状態で残っています。


飛鳥の刳り貫き横口式石槨墳については益田岩船や鬼の俎・雪隠古墳があり、牽牛子塚古墳と益田岩船は巨石を刳り貫いたタイプで鬼の俎・雪隠古墳(石宝殿古墳(寝屋川市)では床石と蓋石が別々に構成されています。
この二つのタイプの前後関係については石宝殿古墳に羨道が存在することから羨道を持つタイプから持たないタイプへと変化していったものと考えられます。
また1石の巨石を刳り貫いたタイプよりも床石と蓋石が別々に造られたタイプの方が先行すると考えられます。


更に使用されている石材については鬼の俎・雪隠古墳や益田岩船では硬質の石英閃緑岩が、牽牛子塚古墳では軟質の凝灰岩が使用されています。
他の飛鳥地域の古墳をみると6世紀から7世紀中頃にかけて硬質の花崗岩等が使用され、7世紀後半以降になると軟質の二上山系凝灰岩へと変化していきます。
このように考えると飛鳥の刳り貫き式石槨墳は鬼の俎・雪隠古墳から益田岩船、そして牽牛子塚古墳の順に築かれていったと考えることができます。


出土遺物については夾紵棺片や七宝亀甲形座金具、ガラス玉等があり、夾紵棺の一部や閉塞石の内扉は明日香村埋蔵文化財展示室で常設展示されています。
築造年代については出土遺物等から7世紀後半頃と考えられます。
被葬者については古墳の立地や歯牙等から斉明天皇と間人皇女の合葬墓と考える説が有力です。

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展望の広場からは音羽山、談山神社方向がよく見えます。

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越塚御門古墳は下の方にあります。3分間の説明と動画が奥の壁に見えるのですがちょっと見えにくいのが残念です。

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模型の広場には、模型があります。

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飛鳥駅からの道筋です。(画像はクリックすると拡大します)700mやや登りです。

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11年前、ちょうど奈良まほろばソムリエ検定の最上級を受検するため、友人の園部さんと木野本さんと一緒に電動レンタサイクルで訪ねたときのことをブログに残しています⇒http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-0b85.html

奈良テレビの放送がYOUTUBEで紹介されています⇒https://www.youtube.com/watch?v=tkgC3fkpCy4

毎日テレビの放送がYOUTUBEで紹介されています⇒https://www.youtube.com/watch?v=8Jo3sp0UAvs

真弓カンス塚もあと数百メートルということで歩いてきました。

道がとても良くなっています。真弓カンス塚古墳はたしか私有地ということで、公開はされていません。

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帰り道に、久しぶりに岩屋山古墳も見て来ました。

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(追記)

案内動画です。⇒https://www.youtube.com/watch?v=gr5E5zXKhyw

 

 

高松塚古墳壁画発見50周年記念展へ

橿原考古学研究所附属博物館で開催されている、高松塚古墳壁画発見50周年記念展に行ってきました。会期は21日までです。

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「国宝高松塚古墳壁画発見50周年記念展
「よみがえる極彩色壁画」

「飛鳥美人で有名な壁画の発見により考古学の一大ブームを巻き起こした高松塚古墳。1972年3月21日の極彩色壁画の発見から50周年を迎えることを記念して展覧会を開催いたします。重要文化財に指定されている出土品を中心にご紹介し、発見当初の壁画の姿を再現した原寸大コロタイプ複製パネルや複製陶板、そして発掘記録を通して調査当時を振り返ります。

 

会  期  令和4(2022)年2月5日(土)~3月21日(月・祝)
主  催  奈良県立橿原考古学研究所附属博物館、文化庁
       独立行政法人日本芸術文化振興会
後  援  朝日新聞社
特別協力 大塚オーミ陶業株式会社、株式会社 便利堂」

 

1972年発見の頃の新聞や写真。

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発見当時の様子。

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陶板による模造です。質感や風化したところもまねられていて、陶器の良さを感じました。これ以上風化しないし、身近に見えることもできるのですから大したものです。

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最近出版されたばかりの本『極彩色壁画の発見 高松塚古墳・キトラ古墳』新泉社発行。1600円+税。被葬者は誰かという推測なども紹介されていて興味深い本です。

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ちょうど共同通信の記事は、以下のように伝えています。

「文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」が17日、東京都内で開かれ、国宝・高松塚古墳壁画(奈良県明日香村、7世紀末~8世紀初め)を保存、公開する新施設を、現在壁画が置かれている修理施設の近くに2029年度までにオープンする構想が示された。

 飛鳥美人として知られる西壁女子群像に代表される高松塚壁画は、カビなどによる劣化が判明。壁画保護のため石材ごと解体し、古墳から直線で数百メートル離れた村内の「仮設修理施設」に置かれている。

 現在、修理施設で年に数回行われている公開は、狭い見学通路からガラス越しに見る方式となっている。」

 

2022年3月18日 (金)

奈良まほろばソムリエ検定の問題と解答2022

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【奈良新聞デジタル】より奈良まほろばソムリエ検定の問題と解答2022です。
https://www.nara-np.co.jp/web/20220315180421.html


3月13日に実施された第15回奈良まほろばソムリエ検定(ソムリエ・1級・2級)の問題と解答を掲載。ぜひ解いてみてください!

まず最初に2級。そして1級。最後に最上級のソムリエ級の順に答えていくのが良いと思います。


●奈良まほろばソムリエ検定 -通称・奈良検定-は奈良商工会議所のホームページにあります。

過去の問題や受験者数、合格者数などいろいろくわしく載っています。
https://www.nara-cci.or.jp/narakentei/

来年の検定にむけてスタートするのに良い春だと思います。

2022年3月17日 (木)

年号一覧表、西暦、昭和、平成、令和

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(画像をクリックすると拡大します)

ことしは2022年、令和4年ですが、ふと昭和で言えば何年だろうか?平成で言えば何年だろうか?

わかれば便利だろうと思います。

そこで戦後の昭和20年からの一覧表を作ってみました。

ことしは昭和で言えば97年、平成で言えば34年ということがわかりました。

参考までに、一覧表を載せておきます。

そして1945年から2050年までの白い年表です。

以下をご覧ください。

ダウンロード - e38080e68f9be7ae97e8a1a8.xlsx

 

2022年3月16日 (水)

永島福太郎著『奈良』

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以前に古書店で買っていて、積ん読していた本ですが、先日買った佐藤亜聖氏の『中世都市奈良の考古学的研究』で奈良の通史を書かれた本として高く評価されている本です。

昭和38年初版、吉川弘文館発行。

目次

はしがき

Ⅰ 日本のふるさと

Ⅱ 平城京

Ⅲ 社寺の都

Ⅳ 郷および郷民の発展

Ⅴ 奈良町の成立

Ⅵ のどかな奈良町

Ⅶ 国際文化観光都市

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著者のプロフィール。

永島 福太郎(ながしま ふくたろう、1912年12月22日 - 2008年8月19日)は、日本の歴史学者。関西学院大学名誉教授。

経歴
栃木県佐野市富士町生れ。旧制佐野中学校卒業。
1934年國學院大學国史学科卒業。卒業論文は「大和守護職として観たる興福寺没落過程の研究」。
東京大学史料編纂所員、奈良県立奈良高等学校教諭などを経て、1954年から関西学院大学に勤務し、その後教授まで昇任。
1981年定年退職。名誉教授。
立命館大学日本史学科講師を20年間務める。
禅文化研究所学術顧問、奈良県立橿原考古学研究所研究顧問・野村美術館理事・北村美術館評議員・今西家保存会理事・今日庵文庫研究員。小堀遠州顕彰会評議員。1960年に「中世畿内における都市の発達」により、関西学院大学から文学博士の学位を授与される。奈良市法蓮2丁目に住んだ。

2022年3月15日 (火)

美ビット見て歩き 103

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(画像はクリックすると拡大します)

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毎月、奈良新聞で楽しみにしている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは、神奈川県金沢文庫特別展、「春日神霊の旅ーー杉本博司 常陸から大和へです。

以前春日大社の展覧会で、常陸から大和への道中のポイントのあちこちを地図で再現されたのを見ました。

ところで最近注目の鎌倉方面です。金沢文庫は行ったことがなく奈良からは遠く感じるのですが、品川駅から京浜急行で快特で33分と聞くとわりあい近く感じます。

 

美ビット見て歩き 私の美術ノート *103 川嶌一穂

 

神奈川県立金沢文庫特別展「春日神霊の旅―杉本博司 常陸から大和へ」

 

写真 春日神鹿像 鎌倉時代 須田悦弘補作(展覧会チラシより)

 

 先日ある展覧会で『春日神霊の旅―杉本博司 常陸から大和へ』というチラシを見つけて、そのあどけないなりに凛とした表情の雄鹿の像に心引かれ、何の予備知識もなく、明るい陽ざしに誘われるようにして、横浜の南、鎌倉の東にある金沢文庫に出かけた。

 副題の「常陸から大和へ」は、春日大社第一殿の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が茨城県鹿島神宮から、第二殿の経津主命(ふつぬしのみこと)が千葉県香取神宮から大和へ降臨されたことを言ったものと想像できるが、「杉本博司」はどういう関係だろう。
 世界の海を撮った『海景』シリーズで有名な杉本博司は、1948年生まれ。ニューヨークを拠点に活動する現代美術家であり、日本の古美術収集家でもあるが、そのコレクションの半分は「春日もの」だという。約100点から構成される本展のうち16点が小田原文化財団の所蔵、つまり杉本コレクションであり、今回企画、展示にも携わった。

会場で最初に目に飛び込んで来たのは『特別出品 古作面』(南北朝時代)だ。まだ能面ほど抽象化されていない土俗的で、柔らかい力をたたえた面だ。本展準備中に見つかった本面の裏面に、何と「児屋根命」の墨書があった。天児屋根命(あめのこやねのみこと)は藤原氏の先祖神で、春日大社第三殿の祭神である。杉本は「駆け込み乗車で!顕現された」と語る。

『十一面観音立像』(平安時代)は、前田青邨、白洲正子蔵という来歴を持つ小田原文化財団所蔵の木彫仏。化仏には目鼻がなく、彩色もない素地(きじ)のままの作で、神像と考えられるらしい。十一面観音の姿をした神像?!まさに「神仏習合」ワールドとなったこの会場の象徴的存在だ。

 本展での圧巻は軸装のいわゆる春日曼荼羅で、春日大社、興福寺、奈良博などが所蔵する作が20点以上出ている。春日曼荼羅は、実際の位置関係を思い浮かべながら拝見するのがいつも楽しみだが、主に三つに分類できる。
春日社の景色を描く春日宮曼荼羅、
上半分に春日社を、下半分に興福寺を描く春日社寺曼荼羅、
鹿を描く春日鹿曼荼羅の三系統である。

 杉本の「春日もの」コレクションの出発点となった『春日鹿曼荼羅』(室町時代)の図像は興味深い。繊細な鞍を付けた堂々たる雌の白鹿が、ご神体である鏡を抱いた梛(なぎ)の木の枝を鞍の上に載せている(たいてい鹿曼荼羅の解説は画中の木の枝を「榊」と説明しているが、榊の葉は互生、梛の葉は対生なので、この作品に描かれるのは、今でも春日の山に多い梛の木と思われる)。

その大きな鏡の上に遠景として御蓋山が描かれ、さらにその上に五つの円相が浮かぶ。円相の中は、右から春日大社第一殿の祭神・武甕槌命、第二殿・経津主命、第三殿・天児屋根命、第四殿・比売神(ひめがみ)に若宮を加えた五柱かと思いきや、釈迦如来、薬師如来、地蔵菩薩、十一面観音、文殊菩薩の五仏が描かれている。

近代以前の日本人は、何の違和感もなく神仏を二つながら信じていたのだろうか。それとも伝来してから千三百年経っても、仏教には異教的な感じが付きまとったのだろうか。幕末から明治初期にかけて野蛮な廃仏毀釈に走ってしまった近代以降の我々にとっては永遠の謎である。

 写真の『春日神鹿像』(鎌倉時代)は、春日鹿曼荼羅の立体版とも言うべき作。鹿像と樹上の「五髻文殊菩薩掛仏」は杉本コレクションのそれぞれ別の作品で、角と鞍と榊の枝は現代の木彫家・須田悦弘の補作。須田作品が原作の素材、色彩、様式とよく調和して自然に感じられる例だが、補作にはきわめて難しいパランスが要求される。掛仏の吊り金具をそのままにしてあるのは、コレクターとしての杉本の見識の高さだ。

 春日若宮伝来と伝わる『地蔵菩薩立像・神鹿像』(鎌倉時代)は、今回60年ぶりに発見されたとのことだ。総高約23センチメートルという小像ながら、鹿像の彩色が美しく残り、蓮台の上に立たれた少し厳しい表情の菩薩像は、当初の作と思われる精細な金属製光背を伴う。忘れがたい優美な作だ。

会場の金沢(かなざわ)文庫は、隣接する称名寺(しょうみょうじ)の開基・金沢実時(かねさわ・さねとき)の私設文庫だった。金沢氏は北条氏の一族で、北条実時とも称した。鎌倉幕府の滅亡と同時に金沢氏も滅び、日本最古の蔵書印と言われる「金沢文庫」印が押された貴重な典籍もその多くが散逸した。

 帰り道、称名寺の阿字池に尾長鴨が群れ遊び、翡翠が水面低く一直線に飛び去った。

 

=次回は4月8日付(第2金曜日掲載)=
  ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

メモ
神奈川県立金沢文庫 神奈川県横浜市金沢区金沢町142。電話045(701)9069。品川駅から京急本線快特に33分乗車、「金沢文庫駅」下車。東口より徒歩10分。会期は3月21日(月・祝)まで(最終日以外の月曜日休館)。
参考 「杉本博司と日本の神々」(『芸術新潮』2022年1月号)。(筆者未見)。

 

そして金沢文庫の特別展のホームページです。https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm

2022年3月14日 (月)

まほろばソムリエの文章問題

まほろばソムリエ検定の最上級の難関は、四択問題だけでなく、200字と400字の文章問題です。日頃、パソコンなどで字を書く機会が

減ってきていますので、まず字をきちんと漢字で書くこと(神様の名前はカタカナで良い)が必要です。

そして90分の試験時間が足りないくらいです。下書き用の原稿用紙はありますが時間が足りませんから、直接解答用紙に書き込むほうが良いと思います。

そこで今年の出題です。

200字問題、5題のうち2つ選んで回答します。

1,ならまちの中将姫ゆかりの寺について

2,達磨寺と聖徳太子について

3,宇陀松山について

4,葛城地域の古墳について

5,吉野山の歴史について

 

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そして400字問題は、5つの内から1つ選んで、1日案内して楽しませるコースを書きます。

1,春日山周辺の石仏

2,山の辺の道の古墳(天理市)

3,長谷寺(桜井市)

4,松尾寺(大和郡山市)

5,筒井順慶ゆかりの地をめぐる(奈良県)

 

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2022年3月13日 (日)

奈良まほろばソムリエ検定へ

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3月13日、天理大学で奈良商工会議所主催の奈良まほろばソムリエ検定試験があり、お手伝いに行ってきました。

今回はNPO奈良まほろばソムリエの会が試験監督の補佐ということで朝から夕方までいってきたという次第です。

2級と1級は、天理大学と東京会場でもおこなわれました。

ソムリエ級は天理大学にておこなわれました。(写真は2つの教室のうちのひとつのソムリエ級試験の様子です)

ソムリエ級の四択の問題では、澤田瞳子さんの天平時代のパンデミックを描いた小説はつぎの4つのうちのどれか、

といった問題が出ていました。(答えは「火定」です)

2級、1級、ソムリエ級とそれぞれみなさん熱心に問題にとりくんでおられました。

多くの皆さんの合格を期待しています。

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昨年はコロナのため検定試験は中止でしたので今回が15回目。

わたしが受けた第1回はもう16年前ということになります。私がソムリエ級に合格したのがちょうど10年前になります。

奈良検定は日本でも有数の検定試験になりました。

以前は1月の正月早々の寒い頃でたいへんでしたが、きょうは20度を越す春の良い季節で

何よりでした。

来年もたぶん今頃行われると思います。

奈良の地元の人、とくに他から来られる人に接する人にはぜひ奈良まほろばソムリエ検定の、まずは2級を目指して欲しいと思います。

今回、北海道の方も受検されたとのことです。奈良検定の人気は全国区のようです。

奈良商工会議所の奈良検定のページです→http://www.nara-cci.or.jp/narakentei/index.html

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(追記)

奈良新聞15日付は以下のように伝えています。(クリックすると拡大します)

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DVD「祈りの桜」と「金峯山寺の365日」

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最近、保山耕一さんの映像ビデオ(47分)と五條永教師の「金峯山寺の365日」の本がセットで発行されました。

まずDVDを拝見。吉野山の桜と金峯山寺をたっぷりと見ることが出来ました。

本の方も168ページ。読みやすく書かれています。西日本出版発行。DVDと本がセットで1700円+税です。

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奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで毎月開かれている保山耕一さんの上映会も3月13日開かれますが、すでに満席とのことです。

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(2022年3月29日追記)

奈良新聞は大きく伝えています。(画像はクリックすると拡大します)

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2022年3月12日 (土)

奈良県に競技会用50mプールをもう一つ

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最近、プールが老朽化したとかということで、プールがあちこち閉鎖されています。

競技会をひらく50mプールも奈良県には大和郡山市のスイムピアしかありません。>

しかも屋根がありません。

あの飛び込みプールもある伝統の天理プールも閉鎖されたように聞きます。

競技会を開くのもすでに予定が詰まっていて余裕がないそうです。 競技会用50mプールをもう一つ設置をという署名を集められています。

(画像をクリックすると拡大します)

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2022年3月11日 (金)

ボイスドラマ「龍華記」第三夜

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ボイスドラマ「龍華記」第三夜が公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=AewE1WkWAPk

佳山隆生さんのヘリコプターからの奈良観光 後半

【奈良観光】空から奈良をご案内② 奈良ヘリツアー 興福寺 東大寺 元興寺 春日大社 若草山 高円山 奈良上空をヘリコプターで飛んでみた 奈良のすべてがわかる 奈良とびっきり観光ガイド【奈良観光】

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奈良まほろばソムリエの会の広報グループ、佳山隆生さんのヘリコプターからの奈良観光、後半です。

 

この日はとても良い天気でとても良い景色が広がります。

ドリームランド跡地あたりから奈良の中心市街地、興福寺や猿沢の池、もちいどのセンター街から奈良ホテル、若草山、御蓋山(みかさやま)、高円山から矢田原の県ヘリポートへの着陸までの映像です。

先日昇って写真を撮ったもちいどのセンター街のオーケストビルの屋上もヘリコプター画像から見えます。

とてもよく撮られていて、まるでヘリコプターに乗っているような気がします。

細かな説明もよく書かれています。

以下をご覧ください。佳山さんありがとうございます。

https://www.youtube.com/watch?v=N4prYS3RJiI

 

わたしが2020年11月に乗ったときのブログ「鹿鳴人のつぶやき」は以下の通りです。

http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-19be9c.html

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(終わり)

2022年3月10日 (木)

佳山隆生さんのヘリコプターからの奈良観光 前半

【奈良観光】空から奈良をご案内① 奈良ヘリツアー 薬師寺 唐招提寺 垂仁天皇陵 喜光寺 秋篠寺 西大寺 奈良上空をヘリコプターで飛んでみた 奈良のすべてがわかる 奈良とびっきり観光ガイド【奈良観光】

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奈良まほろばソムリエの会の広報グループの佳山隆生さんが先日、ヘリコプターで奈良観光をされ、ビデオで撮影してYOUTUBEで公開されていますので紹介します。

会員制季刊誌やまとびと、及び、やまとびとツアーズに参加してのヘリコプター観光の映像ですが、この日は天気もたいへん良く、とてもうまく撮られています。まるで実際にヘリコプターから奈良の上を飛んでいるようです。

 

奈良市東部丘陵の矢田原の県のヘリポートから一路西へ、薬師寺、唐招提寺、西大寺、佐紀古墳群、平城山丘陵、遠くに京都府山城の方を見ながらドリームランド跡地、奈良陸上競技場から奈良市中心市街地あたりまでの約9分間の映像です。

以下の佳山隆生さんのとびっきり奈良観光をご覧下さい。佳山隆生さんありがとうございます。


https://www.youtube.com/watch?v=5YYc87QF010&t=339s

 

(後半に続く。奈良市中心市街地や奈良公園などは後半で。)

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2022年3月 9日 (水)

佐藤亜聖氏『中世都市奈良の考古学的研究』

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佐藤亜聖氏『中世都市奈良の考古学的研究』という立派な本が出版されたと紹介いただきました。

近鉄奈良駅前の啓林堂書店には並んでいましたので早速手に入れました。最後の1冊とのことでした。

3日後訪問すると西田大栄店長は早速追加注文して3冊入荷しているとのことです。さすがです。

以下に内容説明はくわしく書かれています。佐藤亜聖さんの学位請求論文でとても貴重な本です。

http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/NA20140101-20150300-0002.pdf?file_id=6743&fbclid=IwAR3hNZygtQ_nxnv0dcCyluiZmbOUBohXj2xqBV0Cs7wkO5deKFPlqqdahV8

目次は以下の通りです。

序章

第Ⅰ部 中世都市奈良の成立

  第1章 古代都市平城京における外京の位置づけとその実態

  第2章 長岡京遷都後の平城京と中世都市への萌芽

  第3章 中世都市奈良の成立

  第4章 治承兵火と奈良

第Ⅱ部 中世都市奈良の諸相

  第1章 都市空間の変化と機能分化

  第2章 中世都市奈良における葬送空間の変遷

  第3章 日本中世都市奈良における葬送地と奈良の特質

  第4章 遺物から見た元興寺の納骨信仰

第Ⅲ部 中世都市から近世都市へ

  第1章 元興寺旧境内主要伽藍域と中世都市奈良の終焉

  第2章 都市奈良から見た多聞城と松永政権

  第3章 来迎寺墓地墓標と近世的葬送空間の成立

  附章1 鎌倉時代末の奈良における産業再編

  附章2 大和における瓦質土器擂鉢の編年

  終章 日本中世都市における奈良

  あとがき

  索引

図表目次  図は103枚。

      表は12枚。

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A4版 220ページ  吉川弘文館発行  12,000円+税

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佐藤亜聖氏 略歴

1972年 奈良県に生まれる

1999年 奈良大学大学院文学研究科博士前期課程修了

公益財団法人 元興寺文化財研究所 総括研究員を経て

現在  滋賀県立大学人間文化学部教授 博士(文学)

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外京あたりを1M間隔の等高線で描かれているのをみるとなるほど、体感で東にゆっくり登っているのがあらわされて実感します。この図の上にいろいろの角度から調べたことがらがつぎつぎと図示されます。

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そしてこの本の中で、奈良の通史として、再三紹介されている、永島福太郎著、日本歴史叢書『奈良』1963年、吉川弘文館の本ですが、

古書店で手に入れてわが家の書棚につん読しているのを見つけました。

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2022年3月 8日 (火)

ボイスドラマ「龍華記」第2夜

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龍華記第2夜がYOUTUBEで聴くことが出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=crdV_eKiTO4

なお第一夜は

https://www.youtube.com/watch?v=TGhUumLG66k

 

2022年3月 7日 (月)

奈良のまち遠望 2

(続き、2022年3月4日撮影)画像をクリックすると拡大します。

もちいどのから南の方向をみると、下御門郵便局のポストビルと下御門商店街のアーケード

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さらに右。南方向です。遠くにマンションが2棟みえます。

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ポストビルの左方向。北室町あたりのマンションと思われます。

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高円山の南の山並みと紀寺・高畑方向

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済美小学校から大森町方向。かすんでいるので葛城山や金剛山は見えませんでした。澄み切っていたら見えるということです。

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西。生駒山方向(この山を越すと大阪府です)。手前に矢田丘陵。そして手前はJR奈良駅あたりが見えます。

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高いところからは思わぬ景色が見えます。以前に比べて奈良もビルやマンションが出来ていますが、他の都市に比べて見ると、

低い町並みだと思います。実際2階建ての建物が多いと思います。そして条例で高さが厳しく制限されています。

それが奈良の良さなのでしょう。(終わり)

 

 

 

 

2022年3月 6日 (日)

奈良のまち遠望 1

とくに許可をもらい、奈良のまちの遠望を撮らせてもらいました。
撮影2022年3月4日。もちいどのセンター街オーケストビル(6階建て)屋上より。施錠されておりふだんは昇れません。

興福寺五重塔と猿沢池のあたり。(画像をクリックすると拡大します)

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興福寺五重塔、左手遠くに東大寺大仏殿。

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若草山。まだ山焼きの跡が残っていますが、やや色が薄くなってきたようです。

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手前の御蓋山(みかさやま)と春日奥山

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高円山、大の字のあたりも見えます。

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興福寺中金堂と大仏殿。遠くに三笠温泉が見えます。

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興福寺南円堂と中金堂、先っぽに奈良県庁の塔屋が見えます。

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南都銀行本店。2024年度には南都銀行本店と本部は新大宮に移転すると発表されています。
そのあとはどうなるか。奈良の中心市街地のど真ん中の場所、地元の希望もとりいれて、あとの利用をしっかり考えていただきたいと思います。南の石造りの建物は有形文化財で保存すると発表されています。

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小西通りから上三条交差点あたり。ビルがたくさん見えます。

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西の方向、生駒山と手前はJR奈良駅付近。右端はホテル日航。そして新しい森精機の商品開発センターも見えます。

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(続く)

(追記)

2022年6月1日。ロータリークラブの全国誌のロータリー歌壇 6月号 佐佐木幸綱先生選に

二席で選ばれました。佐佐木幸綱先生はこの歌で、見透かしたように奈良の様子を見ていただいています。

うれしいことです。記念にアップしておきます。

 

高き階にのぼりて奈良を撮りたしという願いかない春景色撮る

 

  (選者評)作者はプロのカメラマンでしょうか。カメラ好きのアマチュアかもしれませんね。
高い視点から奈良を撮るイメージをずっと育てて来て、それがかなった喜びが素直にストレートに歌われています。
きっと五重塔なども写っているのでしょう。

 

 

 

 

         

 

2022年3月 5日 (土)

高取城跡へ

高取の城下町のひな人形を拝見した後、高取城あとを訪ねることにしました。

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ブログをみて以前にも、2014年5月に登ったことがわかりました。

以下の「鹿鳴人のつぶやき」です。http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-a846.html

 

 

2022年3月 4日 (金)

高取ひなめぐりへ

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有名な高取の町家のひなめぐりにいってきました。

以前お話を聞いた野村さんを中心に立ち上げられて第16回目とのことです。

町家のあちこちにおひなさまが飾られていました。

本部のおひなさまの団体での飾り付けは圧巻です。

3月1日から3月末まで行われているそうです。地元のいろいろなお土産も楽しめました。

くわしいホームページをご覧ください→https://sightseeing2.takatori.info/hinameguri/

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2022年3月 3日 (木)

5月4日、くらしにちょっとクラシック音楽の会コンサート

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情報解禁になりましたのでお知らせします。

5月4日、みどりの日、(水曜・祝日)。

DMG MORIやまと郡山城ホールの小ホールにて。

くらしにちょっとクラシック音楽の会(筒井寛昭会長)のコンサートがあります。

開場は13時30分。14時開演です。

ピアノ:佐藤明子、

ソプラノ:大原末子

ピアノ:松下寛子、

バリトン:松下伸也

ヴァイオリン:相原 瞳

ピアノ&ヴォーカル 氷置 晋

そして今回は東大寺の僧侶による声明があります。

入場料2500円、お得なペアチケットは4000円。

お問い合わせ 0742-22-8850(駒)

もちいどのセンター街の器まつもりでもチケットを扱っておりますので、よろしくお願いします。

 

2022年3月 2日 (水)

修二会はじまる。東大寺からのお知らせ。

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(写真は2019年撮影)

東大寺の森本 公穣 (Kojo Morimoto)師からのお知らせを紹介させていただきます。<代替案④>がおすすめです。

昨秋、NHK WORLD-JAPANで期間限定公開された修二会の番組の英語版が、再度アップされました。
NHK Special "Prayers for the Pandemic: 1,300 Years of Ritual at Todaiji" is now available in English. Please check it out. - NHK Documentary | NHK WORLD-JAPAN On Demand
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/4001405/

以下森本公穣師より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22.03.01.【シェア大歓迎】本日より修二会(しゅにえ・お水取り)の本行が始まりました。14日までの期間中、上堂する練行衆の足元を照らすお松明も行いますが、感染拡大防止のため、昨年に引き続き拝観はなるべくお控えください。
<今年度の対応>
A. お松明見学は人数制限を行います。また、12日は見学出来ません。
B. 14日までの終日、堂内(内陣・局とも)での聴聞は出来ません。

<代替案①>
株式会社ドワンゴさんのご協力により、14日までの期間中、「ニコニコ生放送」にて遠景から二月堂の様子を24時間ライブ配信します。「(千手)観音」が社名の由来となっているCanon(キヤノン)製の高精細定点カメラで、遠方からでも遙拝いただけます。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv335682478

<代替案②>
NHKさんのご協力により、下記の時間帯に全国のNHKの各放送局で、昨年収録した修二会の番組を8Kシアターでご覧いただけます(一部、コロナの影響で閉館)。詳しくはNHKの各放送局へお問い合わせください(8Kテレビをお持ちの方は、ご自宅等でも同時間帯にご覧いただけます)。
3月6日13時〜、9日15時10分〜「千三百年 祈り続ける」
3月7日11時〜、10日15時10分〜「異次元体験 闇と炎の秘儀 お水取り」
https://www4.nhk.or.jp/P6811/

<代替案③>
NHK奈良放送局のご協力により、14日までの全日、1階の鹿どーもひろばの8Kシアターで、修二会の番組をご覧いただけます。詳しい時間は下記のリンクでご確認ください(入場無料・先着順)。
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0349047/index.html

<代替案④>
昨秋、NHK WORLD-JAPANで期間限定公開された修二会の番組の英語版が、再度アップされました。
NHK Special "Prayers for the Pandemic: 1,300 Years of Ritual at Todaiji" is now available in English. Please check it out. - NHK Documentary | NHK WORLD-JAPAN On Demand
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/4001405/

<代替案⑤>
上記でも放映されるNHKの修二会の番組がBlu-rayとDVDで発売されています。ご自宅等でご覧いただき、奈良への想いを馳せてください。
「千三百年祈り続ける ~お水取り・東大寺修二会~ 」
DVD:https://www.nhk-ep.com/products/detail/h25245AA
Blu-ray:https://www.nhk-ep.com/products/detail/h25244AA

皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご協力をお願いすると共に、画面の前で我々と一緒にコロナ禍の終息もお祈りいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

#奈良 #東大寺 #二月堂 #修二会 #お水取り #お松明 #練行衆

 

夢CUBEに「縫製基地」オープン

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もちいどのセンター街の夢CUBEの入口左に3月1日新しい店がオープンしました。店の名前が「縫製基地」とのこと、いろいろな衣料を縫製し直して、再び使えるようにするとのことです。長年の経験を活かして、ミシンをいれて手仕事のお店です。

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「縫製基地」経営の代表、鹿岡(かのおか)さんとメインのミシンそして壁にはいろいろな糸がきれいに並んでいます。

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ミシンが合計5台。用途によって使われます。

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フィテイングスペースと出来上がりの品が並んでいます。

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思い出があったり、あまり使っていなかったり、何とか再使用したいという衣類には良いのではないでしょうか。

縫製基地のホームページです⇒https://houseikichi.hp.peraichi.com/

 

 

2022年3月 1日 (火)

もちいどのセンター街「春のWチャンスくじ」

もちいどのセンター街からの案内です。新しいアイデアのイベントです。

3月になりました。どうぞ、もちいどのセンター街にお越し下さい。
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もちいどのセンター街ではきたる3月4日(金)から3月13日(日)の10日間、お買物いただいたお客さまにワクワクドキドキ!お得をゲットしていただける「春のWチャンスくじ」イベントを実施します。
チャンスその①
「めくって当たるスピードくじ」
500円(税込)以上のお買い上げでスピードくじ(カード)を進呈。
めくって当たると「1,000円お買物券」or「500円お買物券」をゲット!

※くじ自体がお買物券になります。

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チャンスその②
新企画 「5指名(ごしめい)くじ」
スピードくじのめくった側(当たり等記載ではない側)がくじ(応募用紙)となります。
お客さまは「お好きな店舗名」をくじ(応募用紙)に記載、各店の応募箱かOKest前の応募箱に投函(応募期限は13日)。
締切後に開票し「店舗名」で集計、「5番目の得票数となった店を記載(予想)した人」が見事大当たり!
賞金10万円分(お買物券)を、見事当選した人数で山分けします。
つまり…当選者5名…お1人あたり2万円分、もし当選者が1名ならばなんと10万円分の総取り!
是非、お買物とあわせてお楽しみください!

<実施期間>
2022年3月4日(金)から3月13日(日)


<実施場所>
もちいどのセンター街会員店舗
※スピードくじ並びに5指名くじのお買物券(金券)はお釣りはでません。
※5指名くじの応募は3月13日(日)の18時迄となります。
※スピードくじの金券としての使用期間は令和4年3月27日(日)までとします。
※5指名くじの当選発表は、3月18日(金)ホームページ・掲示板にて発表!


※各店舗のくじは配布数に到達次第終了となります。

 

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