11.13 NARA CROSSOVER
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シンガーソングライターの氷置 晋さんたちが、11月13日平城宮跡歴史公園、朱雀門ひろばでメイドインならの音楽フェスティバルを行うとのこと。
主催者の想いを以下のようにつづっています。
「この1年半の間、何度も動き出そうと試みましたが、度々やってくる「感染拡大」の波にのまれ、音楽活動を継続するモチベーションを保つことすら難しい日々が続いていました。
そんな中でも配信ライブに切り替えてみたり、技術の研鑽に励んでみたりと、なんとか活動を続けてきました。でも、何かが足りない・・・。
音楽は楽しいはずなのに、足りないものがあるのです。
こんなにモヤモヤするなら、いっそのこと音楽を辞めて新しい仕事を、と思い悩むくらいに、何かが決定的に不足していました。
それは「わくわく感」でした。
未曾有の事態の中、僕だけではないと思いますが、ずいぶん長い間「何かにわくわくする感覚」をすっかり失ってしまっていたのです。
自分はシンガーソングライターとして一人で歌うことが多いですが、もともと音楽の道に入ったきっかけが路上でのチャリティライブだったこともあって、大勢のミュージシャンの人たちと集まって演奏をするのが大好きです。
それが自分にとってこんなに大切なことだったなんて、コロナ以前は思いもしませんでしたが、当たり前にできなくなったことで「自分が音楽を好きな理由はこれだったのか」と、初めて痛感しました。
このままではいけないと思い、「この秋にみんなで集まって何かしよう」「自分がわくわくできることをしよう」と、このイベントを主催することを決めました。
地域との連携についてや、「困っている誰かのために」など、イベントの意義について色々と考えたりもしましたが(もちろん結果的にそうなったら嬉しいですが)、本当は自分自身が「わくわくしたい」という、とても個人的な理由で企画したイベントです。」
今の自分が「一緒に音楽がしたい!」と心から思う音楽家たちに声をかけさせていただきました。当日はきっと自分自身が誰よりも一番楽しんでいるに違いありません。
その楽しさが、観てくださる方たちにも伝わってくれたらいいなと思っています。
企画が動き出してからは、世の中の状況的にも難しい部分がたくさんあり、野外で(しかも世界遺産で)イベントを主催するのも初めてのことなので、実現できるかわからない不安は多々ありましたが、いつの間にか、自分の中に少しずつ「ワクワク」が戻ってきていることを感じました。
「これでまだ音楽を続けられる」と心から思いました。
僕が自分らしく生きていくために本当に必要だったのは、本番に向けて、何かを準備したり企画したり、大勢の人たちと一緒に動いていくエネルギー、仲間と一緒に音を奏でる「わくわく感」、そしてそれを聴いてくれる方たちの拍手、それら全てが合わさって初めて完成する「生のライブ」でした。
このイベントに関わってくださる全ての皆さまの心に、少しでも「ワクワク」が戻ってくるような一日になればと、強く思っています。
奈良ミュージックデザイン 氷置晋」
ホームページです⇒https://shinhioki.com/
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