東大寺龍松院 筒井家所蔵拓本展
東大寺龍松院 筒井家所蔵の拓本を『ならら』で特集されていましたが、奈良大学博物館で展覧会が開かれるとのことです。
東大寺長老の筒井寛昭師から案内を頂きました。
6月26日(土)から8月31日まで。入場無料です。
今では拓本にとることもできない貴重な作品も展示されます。
奈良大学博物館のホームページです→http://www.nara-u.ac.jp/museum/
「東大寺龍松院 筒井家所蔵拓本展
―大和古寺の国宝・重要文化財―
開催期間
2021年6月26日(土) ~ 2021年8月31日(火)
前期 6月26日(土) ~ 7月21日(水)
後期 7月24日(土) ~ 8月31日(火)
※期間中、一部の拓本は展示替えを行ないます。
奈良大学博物館では6月26日(土)から8月31日(火)にかけて、企画展「東大寺龍松院 筒井家所蔵拓本展―大和古寺の国宝重要文化財―」を開催致します。
拓本は、凹凸のある造形作品や金石文などの上に、水で湿らせた紙や布を密着させ、その上から墨をタンポで打ちながら、対象物を写し採るもので、採った作品は拓影ともいい、実物大であるところから、かつては文化財修理や研究資料としても活用されました。
今回展観するのは、東大寺龍松院・筒井家が所蔵するコレクションで、今では採拓が不可能な国宝、重文クラスの文化財の拓本が多く含まれ、以前から美術や歴史関係者には貴重なコレクションとして知られていました。今回は、それらの中から飛鳥時代から平安時代にいたる仏像、光背、装飾品など91点におよぶ作品を展示いたします。仏像の光背裏面や頭頂の化仏など、ふだんは見ることの難しい部分の拓本も多く、拓本を通して貴重な文化財に接して頂く良い機会になると思います。」
今回の拓本展示においては
1,通常見ることができないものを、拓本という”本物”で見る
2,拓本ならではの特質・メリットを活かし、形そのものを細部まで観察する
3,既知のものでも、拓本を通して新たな発見を試みる
とのことです。おすすめの展覧会です。
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