吉岡幸雄展へ 5月9日(日)まで延長
いま吉岡幸雄の仕事と蒐集「日本の色」特別展が、京都の細見美術館で開かれています。
会期を5月9日(日)まで延長という知らせを聞くと俄然行きたくなってきましたので、行ってきました。
場所は平安神宮の近くとのこと、京阪三条駅から歩いて行きました。
第1展示室に入ると、「祈りと荘厳の色彩」
東大寺の修二会の椿の造花
東大寺、大仏開眼会と正倉院宝物、別当の装束、伎楽の装束。
法隆寺の獅子狩文錦、
薬師寺の修二会「花会式」の造り花、伎楽の装束
など奈良でもなかなか見られない展示でした。
そのそれらは吉岡さんの手になるものでした。
第2展示室は、王朝文学の色
第3展示室は、古裂の美、いにしえをたずねて
素晴らしい日本の色が展示されていました。
自然の生物から引き出した、いろいろな色を見ることができました。
吉岡幸雄氏のホームページ→https://www.sachio-yoshioka.com/
吉岡幸雄さんの一周忌追悼記念の本を買い求めました。『吉岡幸雄の色百話ーー男達の色彩』世界文化社、3300円+税。
吉岡さんのエッセイと写真、色が詰め込まれています。ゆっくり読みたいと思います。
最後に蛇足ながら、20年ほど前と思いますが、奈良市異業種交流塾の面々と共に京都の染司よしおかを、佐野純子さんの引率で訪ねました。
吉岡幸雄さんや工房の皆さんのお話をうかがったり、指導で藍染めを体験したり、スカーフを染めたりしました。
上の写真は、わたしの最初にして最後の、染めた藍染めのハンカチがまだ大事に残っていましたので記念にアップします。
疎水や平安神宮あたりは桜も咲き始めていました。(3月25日撮影)
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