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2021年3月31日 (水)

わが町散歩「歴史と自然に囲まれた奈良の町」

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短歌の『新アララギ』誌では、わが町散歩の連載が始まっています。

4月号に、わが町散歩「歴史と自然に囲まれた奈良の町」を書きました。

(クリックすると拡大します)

限られた字数ですが、奈良はあちこちに短歌や俳句で詠まれていることをあらためて知ることでした。

 

わが町散歩 
      

歴史と自然に囲まれた奈良の町
               松森重博

奈良は町のすぐそばに社寺や公園があります。高い建物はなく、都会から来た人は「空が広い」とよく言われます。東京に青春時代を過ごし奈良に今住めることは有り難いことです。

興福寺に行くと奈良時代さながらに二〇一八年、中金堂が美しく再建されました。本坊前に會津八一の歌碑「はる きぬ と いま か もろびと ゆき かへり ほとけ の には に はな さく らしも」があります。
東大寺大仏殿前に行くと「おほらかに もろて の ゆび をひらかせて おほきほとけ は あまたらしたり」の歌碑があります。

會津八一は「奈良を酷愛し」奈良のあちこちに実に多くの良い歌を残しています。

また奈良はご承知のように万葉集にもたくさん歌われています。
「青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり」(巻三・三二八)小野老のはるか九州の太宰府での歌です。

伊賀出身の芭蕉は奈良に何度も来ています。
「菊の香や奈良には古き仏たち」
唐招提寺では一六八八年、鑑真和上坐像を拝して「若葉して御目の雫拭はばや」

正岡子規は有名な「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」を残しています。
明治二十八年、奈良・対山楼に泊まった正岡子規は若い女中に御所柿をむいてもらって食べたとき、すぐ近くの東大寺の鐘が鳴りました。俳句では東大寺でなく法隆寺になったそうです。
対山楼あとは天平倶楽部になり、「子規の庭」が作られています。かつて、このレストランで小谷稔先生を囲んで生駒歌会の記念の会が開かれましたが、つい最近のことのように思い出されます。

奈良は日本のふるさとといわれます。機会を見つけて何度も訪ねて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

2021年3月30日 (火)

上野先生  奈良新聞と毎日新聞文化欄

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(画像をクリックすると拡大します)

奈良新聞にも上野先生の記事大きく載っていると、奈良新聞電子版を購読の姫路の池内さんが送ってきてくれました。

毎日、朝日、読売、とはまた違った視点で書かれています。

「70才になったら奈良町でブックカフェをしたい」とのこと、私も先日そのようにお聞きしました。

有言実行の上野先生ですから、これからの10年と、さらにその後の10年をご期待申し上げます。上野先生もご健康に留意されごますますのご活躍を祈念申し上げます。

そして29日の毎日新聞夕刊です。花澤記者のレポートによれば、上野先生の新著が出るとのことです。

『教会と千歳飴』

さて。

それにしても上野先生をめぐる報道は過熱しています。

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鑑真和上像、京都国立博物館へ

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京都国立博物館では、「鑑真和上と戒律のあゆみ」「特別展が5月16日(日)まで開かれているということです。

くわしくはホームページをご覧ください。→https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/

4月3日から、入江泰吉記念奈良市写真美術館では

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「入江泰吉 法隆寺」の特別展が開かれます。7月4日まで。

ことしは聖徳太子1400年遠忌の年ということであちこち聖徳太子ゆかりの行事や展覧会が開かれます。

同時に以下の展覧会もされるようです。

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2021年3月29日 (月)

佐保川桜まつりへ

(追記)

3月30日の毎日新聞奈良版のトップにあんどんが載っていると、短歌でお世話になっているYさんご夫妻からお葉書を頂きましたので

記念にアップします。よく見つけていただいたものです。Yさんありがとうございました。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さんから、見たよと連絡を頂きましたが、29日朝、出勤前に佐保川桜まつりへ行ってきました。

新大宮から川路桜まで、そして南岸をJRの線路までおよそ1時間、曇り空ながらゆっくり見ることが出来ました。

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私の投稿の短歌を見つけることが出来ました。

・桜咲く佐保川べりの行灯に笑顔あふれて人の賑わう

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存知あげている方もたくさんありました。

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ちょうどJRの電車が走ってきましたので、にわか撮り鉄で一枚。

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170年前に植えられたという川路(聖謨)桜も元気に咲いていました。川路聖謨はいまの大河テレビドラマでも登場されています。

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海龍王寺の石川住職。

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切り絵作家の西村幸祐さん。

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まんとくん。

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川柳の米田先生。

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万葉集。巻7-1123.

佐保川の清き川原に鳴く千鳥かはずと二つ忘れかねつも

(佐保川の清らかな川原で鳴く千鳥、そして河鹿と二つのものは、忘れようにも忘れられない)

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佐保川水辺の楽校で有名な佐保川小学校も創立30年とのこと、時の流れを感じます。

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(2021年3月29日朝9時ころ撮影。曇り)

 

法隆寺では4月3日から5日まで聖徳太子1400年御聖諱法要

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・法隆寺では4月3日から5日まで法隆寺西院伽藍内にて、聖徳太子1400年御聖諱法要が営まれます。

ただコロナ禍のため一般のお参りは制限されるようです。

くわしくは法隆寺のホームページをご覧下さい。→http://www.horyuji.or.jp/

 

・それから、『ならら』4月号が発行されました。聖徳太子と法隆寺の特集です。(上に表紙の写真です)

4月号から、値段は660円(税込み)になりました。器まつもりでも販売しています。

 

・奈良国立博物館では、聖徳太子と法隆寺の特別展が4月27日から6月20日、事前予約(優先)制でおこなわれます。

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保山耕一氏、夢のMY映画館IN平城宮跡公園、平城宮いざない館

映像作家、保山耕一さんのお知らせです。(以下、保山耕一さんのフェースブックより拝借)

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【映像展のお知らせ】
夢のMy映画館へのご招待です。
平城宮跡歴史公園 平城宮いざない館にて
4月24日(土)から6月20日(日)まで、「奈良、時の雫」と題して映像展を開催します。会期中は無休、入場無料です。


特別企画として4月24日(土)、5月1日(土)、5月2日(日)に「映像と生演奏のコンサート」と作品解説を行います。
映像と生演奏のコンサートは、コロナ感染予防対策として入場者数を制限しますが、1日3回の開催となります。
映像と生演奏のコンサートは無料となりますが、事前申し込みが必要です。
平城宮いざない館での映像展はこれで2回目となります。
前回は世の中の誰よりも早くに私の映像詩を評価してくださり、私に光を当てて頂き、映像詩を上映する機会を作って下さりました。
全国から足を運んで下さった来場者に奈良の魅力を伝えることが、この映像展の主たる目的です。
会期中は、出来る限り会場にて皆様をお迎えしたいと思っています。
「映像と生演奏のコンサート」事前申し込みとなっていますので、どうかよろしくお願いします。


■保山 耕一 映像展「奈良、時の雫」関連イベント
 「奈良、時の雫 in コンサート」
生演奏と映像の美しいコラボレーション、作者による作品解説をお楽しみください。
4月24日(土)
第1回 11:00~
第2回 13:00~
第3回 15:00~
演奏者:
木塲孝志(二胡)
牧野由希子(ギター)


5月1日(土)
第1回 11:00~
第2回 13:00~
第3回 15:00~
演奏者:
木塲孝志(二胡)
野上朝生(ピアノ)


5月2日(日)
第1回 11:00~
第2回 13:00~
第3回 15:00~
演奏者:
農澤明大(バイオリン)
川島憂子(ハープ)


◇会場
平城宮跡歴史公園 平城宮いざない館 企画展示室
◇定員


各回30名 ※事前申込のみ
◇公演時間
各回30分(予定)
◇観覧
無料


◇申込開始
2021年3月31日(水)10:00より ※定員に達し次第締め切り
◇申込先
平城宮跡管理センター
TEL:0742-36-8780
FAX:0742-36-8781(申し込み開始時刻以前に受信したものは受付ができません)

2021年3月28日 (日)

吉岡幸雄展へ 5月9日(日)まで延長

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 いま吉岡幸雄の仕事と蒐集「日本の色」特別展が、京都の細見美術館で開かれています。

会期を5月9日(日)まで延長という知らせを聞くと俄然行きたくなってきましたので、行ってきました。

場所は平安神宮の近くとのこと、京阪三条駅から歩いて行きました。

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第1展示室に入ると、「祈りと荘厳の色彩」

東大寺の修二会の椿の造花

東大寺、大仏開眼会と正倉院宝物、別当の装束、伎楽の装束。

法隆寺の獅子狩文錦、

薬師寺の修二会「花会式」の造り花、伎楽の装束

など奈良でもなかなか見られない展示でした。

そのそれらは吉岡さんの手になるものでした。

第2展示室は、王朝文学の色

第3展示室は、古裂の美、いにしえをたずねて

素晴らしい日本の色が展示されていました。

自然の生物から引き出した、いろいろな色を見ることができました。

吉岡幸雄氏のホームページ→https://www.sachio-yoshioka.com/

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吉岡幸雄さんの一周忌追悼記念の本を買い求めました。『吉岡幸雄の色百話ーー男達の色彩』世界文化社、3300円+税。

吉岡さんのエッセイと写真、色が詰め込まれています。ゆっくり読みたいと思います。

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最後に蛇足ながら、20年ほど前と思いますが、奈良市異業種交流塾の面々と共に京都の染司よしおかを、佐野純子さんの引率で訪ねました。

吉岡幸雄さんや工房の皆さんのお話をうかがったり、指導で藍染めを体験したり、スカーフを染めたりしました。

上の写真は、わたしの最初にして最後の、染めた藍染めのハンカチがまだ大事に残っていましたので記念にアップします。

疎水や平安神宮あたりは桜も咲き始めていました。(3月25日撮影)

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2021年3月27日 (土)

佐保川桜まつりはじまる

28日から佐保川桜まつりです。

27日に佐保川べりを歩いた友人のN君が、当方の投稿した行灯の短歌が出ていたと送ってきてくれました。

ことしのメッセージのテーマは「笑」です。4月9日まで桜まつりは行われる予定です。

N君ありがとうございます。

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奈良をよく歩かれご存じの旧知の元奈良新聞記者の小久保忠弘さんにも紹介していただきました。ありがとうございます。

「桜咲く佐保川べりの行灯に笑顔あふれて人の賑わう」。今年もお見事。「定位置で桜と競う秀歌かな」

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まちなかバル、NHK奈良ナビにて

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26日から、あるくん奈良まちなかバルが始まりました。NHK奈良でも一週間にわたるテレビ取材で、会議の様子、準備の様子、お店への説明、東向事務所前での案内、MAPを手にしてお店を探す人、お店での対応、魚谷実行委員長のインタビューなどを奈良ナビのニュースでくわしく伝えられました。

わたしは知人と6件食べ歩き飲み歩きでした。ひさびさのお店に行くことが出来ました。ばったり友人と出会ったり、楽しい時間を過ごしました。

コロナでたいへんな時期、当初予定の2月から一ヶ月延期しての「感染対策し、覚悟の開催」でした。きょう27日もバルは行われます。どうぞご参加ください。

2021年3月26日 (金)

26,27日、あるくん奈良まちなかバル

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桜も咲き始め、良い季節になりました。

26日、27日、あるくん奈良まちなかバルです。26日からスタートしました。

東向商店街事務所前にチケット受付があります。

どうぞよろしくお願いします。

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祈りの回廊 3月から9月号

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祈りの回廊の3月から9月号が発行されたとは聞いていましたがようやく手に入れました。

以下でデジタルブックやダウンロードが出来ます→http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/015guidebook_indivudual/htzxshva6d/

 

 

2021年3月25日 (木)

上野誠先生 毎日新聞、朝日新聞、読売新聞に

上野誠先生は、29年間の奈良大学づとめから、この4月から母校、國學院大學の教授として通われます。

(住まいは引き続き奈良で、奈良大学は名誉教授にご就任とのことです。)

読売新聞、朝日新聞そして22日には毎日新聞に大きく取り上げられています。

以下は毎日新聞より拝借。(画像をクリックすると拡大します)

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研究室でのたこ焼きのお話は何度か伺いましたが、「万葉焼き」に託して29年間を語っておられます。これからも奈良にはお住まいですからお世話になると思いますがよろしくお願いします。

それから、このたび奈良まほろばソムリエの会で刊行した「万葉集 奈良の旅 百首」では、監修はじめいろいろとお世話になりました。

ありがとうございました。御礼申し上げます。

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3月18日の朝日新聞の夕刊を友人から届きました。(画像をクリックすると大きくなります)

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読売新聞です→https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20210317-OYTNT50029/?fbclid=IwAR2dvXTTCh6GuG0AZkNqrqqg5cbvZVP_pqzF5eUlkvoTVWnyHetqIQxc-6Q

以下読売新聞WEBより拝借。

「万葉文化」の風 新天地で
2021/03/17 05:00
上野教授 奈良大を退職
研究室でくつろぐ上野教授。「最終講義ができなかったのも時代を表している」と語る(奈良市の奈良大で)
 万葉集を多角的にわかりやすく解説してきた奈良大(奈良市)の上野誠教授(60)が3月末、29年間、教鞭きょうべんを執った奈良大を退職する。新型コロナウイルス流行の影響でできなかった最終講義の内容や、奈良での思い出などについて聞いた。(関口和哉)

4月から国学院大へ
最終講義 コロナで幻に
 最終講義は1月末に予定されていた。過去50年の万葉研究を鳥瞰ちょうかんするという内容。上野教授は「細分化する研究状況に対応しつつ、歴史学、考古学、民俗学の学知の応用をさらに加速させ、文学から文化領域へと万葉研究を広げる」ことを提案し、著書「万葉文化論」にまとめた。

 この論考を基に、「歌から離れたところに、万葉研究はない」と強調。そのうえで、「国文学の中でも成熟した分野である万葉研究を基点として、文化論を展開してゆかなければならない。そうしないと、国文学は井の中の蛙かわずになり、広がりがない」と述べる予定だった。万葉集にとどまらず、古典そして国文学の将来を説く。

 上野教授は最終講義ができなかったことを「最終講義なんて退職する先生が自分の自慢話をして、学生に偉そうに説教するもの。なくても問題ない」と笑いつつ、「学徒出陣や学園紛争の時代も最終講義どころではなかった。時代時代にいろんな形があり、コロナ禍の時代を生きていることを痛感する機会になった」と語る。内容は3月下旬に刊行予定(非売品)。

 福岡で生まれ育ち、東京で学生時代を送った。古代の都、奈良での暮らしは刺激に満ちたものだったという。飛鳥時代の亀形石造物が見つかった酒船石遺跡(明日香村)や大規模な庭園跡・飛鳥京跡苑池(同)、奈良時代の法華寺阿弥陀あみだ浄土院跡(奈良市)――。数多くの発掘調査現場に足を運んだ。「飛鳥京跡苑池を見て、日本の庭園の源流を知った。万葉の庭園に関する論文が一気に書けた」と振り返る。

 2010年の平城遷都1300年以降に加速した平城宮跡の整備も思い出深いという。朱雀門などの復元に関わる委員会に参加し、「自分の万葉集の知見が、世の中の役に立ったとうれしかった」。

 学生には感心することが多かった。最も印象的だったのは、阪神大震災と東日本大震災のとき。現地に迷惑をかけないよう寝袋を持参してボランティアに向かった男子学生、津波で家財を流された高校生に入学式用の制服を用意した女子学生――。「学生たちが輝いて見えた。細かいところまで行き届いた行動に、ボランティア文化を深く理解しているのだと感動した」

 4月から国学院大(東京)の教授(特別専任)に就く。住まいのある奈良市から通う予定だ。「奈良大は地域に根差した大学として、古代学のメッカでありました。学生たちが、むしろ私を育ててくれた、と言った方がよいかもしれません。これからは東京に奈良の風を直送したい」と話している。

 うえの・まこと 1960年、福岡県出身、国学院大卒、同大学大学院博士課程後期単位取得後退学。92年、奈良大専任講師となり、助教授を経て2004年から現職。「魂の古代学―問いつづける折口信夫」で角川財団学芸賞、「万葉集から古代を読みとく」などで立命館白川静記念東洋文字文化賞、「万葉学者、墓をしまい母を送る」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は約50冊に上る。

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2021年3月24日 (水)

海龍王寺、十一面観音菩薩立像の特別開帳へ

海龍王寺の十一面観音菩薩立像の特別開帳が23日から始まりました。ユキヤナギも咲いているとのニュースもあり23日朝から早速お参りしてきました。(特別開帳は4月7日まで)桜も咲き始めていました。

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ユキヤナギ

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本堂

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有名な會津八一の歌碑です。

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石川重元・住職によりますと

「24日18:30~18:59・NHK奈良放送局のニュース番組「ならナビ」の中で、映像作家・保山耕一氏が撮影された映像を放送される「やまとの季節 七十二候」のコーナーがございます。
3月24日が最終回になるかもしれない中、海龍王寺のユキヤナギと十一面観音様の映像を撮影していただきました。
私も冒頭で少し登場いたしますが、本当に美しい映像にしていただいております。
「降りてくる」を強く意識することになりました。
是非、ご覧になってください。」とのことです。

NHK奈良放送局が見られる方は、ならナビ(18:30~19:00)を
見られない方や見逃された方は
NHK関西ブログ「やまとの季節七十二候」をご覧下さい。→https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/yamato24/?cid=bk-top

 

 

2021年3月23日 (火)

内海健『金閣を焼かなければならぬ』

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作者は高校時代奈良県に住まい、高校も同窓であることから第47回 大仏次郎賞受賞作品ということで紹介を受けましたので、読みました。

もっとも理解が及ばないところも多々ありましたが、何とか読み終えました。

河出書房新社、2400円+税。

青年僧と作家(三島由紀夫)の精神世界を、精神科医の内海健氏は書いています。

金閣寺を炎上させた青年僧は精神分裂症(改名されて、統合失調症)と分析し、長年書かねばならないと思っていたといいます。

人はすぐその動機を探ること知ることによって落ち着こうとしますが、金閣寺を炎上させることに動機はない、と分析します。

そして小説『金閣寺』を書いた三島由紀夫を分析します。

(後略)

以下、朝日新聞の書評です。クリックすると拡大します。

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2021年3月22日 (月)

3月、奈良シネマテーク

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3月の奈良シネマテークは26日から28日、ホテル尾花にて行われます。

「慶州」という映画です。

奈良シネマテークのホームページです→https://nara-iff.jp/cinematheque/1467/

 

行基さん大感謝祭フォトコンテスト

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行基さん大感謝祭の催しは、2018年から3回行われています。写真は行基さんが東大寺大仏様に参拝の様子です。

そこで、ことしは初めてのフォトコンテストを募集開始されました。

テーマは、「日本全国’行基さんゆかりの地’巡りです。

締切りは6月30日まで。

応募方法は、

1,行基さん大感謝祭フォトコンテストの公式インスタグラムアカウントをフォロー。@gyoukisandaikanshasai

2,行基さんゆかりの地で撮った写真にハッシュタグ#行基さん大感謝祭フォトコンテストをつけて投稿

どなたでも投稿できます、とのことです。

最優秀賞1名、優秀賞3名、入賞20名に賞品を贈呈

審査員は、山田法胤師(喜光寺住職・薬師寺長老)

     野本暉房氏(日本写真家協会「JPS」会員

です。

締切りは6月末まで。

主催は、行基さん大感謝祭実行委員会 http://www.gyoki.jp/

 

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2021年3月21日 (日)

「奈良万葉の旅百首」

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万葉学者の上野誠先生の監修を受けて、奈良まほろばソムリエの会による「奈良万葉の旅百首」は2月末に刊行されました。

小西通りの啓林堂書店・奈良店では一般の部で、1位をつけてよく売れているそうです。

奈良県を桜井を出発点として、奈良市東部まで11地区に分けて実際に訪れて読みやすく編集されていますので奈良を歩くには便利と思います。

この本は、わたしも理事を務める奈良検定の最上級である「奈良まほろばソムリエの会」のメンバー60人が手分けして、万葉集の奈良で詠まれた歌について書いたものです。

わたしも二首担当しました。

P220,佐保過ぎて奈良の手向けに置く幣は妹を目離れず相見しめとそ  長屋王

P230,あをによし奈良の大路は行きよけどこの山道は行き悪しかりけり 中臣宅守

原文に訳文もついていてわかりやすく書かれていると思いますのでどうぞお読みいただき奈良の旅を楽しんでいただければ幸いです。

 

2年前に奈良まほろばソムリエの会が刊行した「奈良百寺巡礼」と合わせて利用頂くとよりよく奈良を旅することが出来ると思います。

わたしも1度読み、2度目は、原文と訳文も合わせて読んでいます。なかなか奥深いものがあります。

奈良まほろばソムリエの会の専務理事の鉄田憲男氏が奈良新聞の連載「明風清音」に3月18日付で、以下のように紹介しています。

(画像をクリックすると拡大します)

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2021年3月20日 (土)

3月27日、鹿谷勲さん「茶粥・茶飯・奈良茶碗」刊行記念トークショー

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旧知の鹿谷勲さんの「茶粥・茶飯・奈良茶碗」刊行記念のトークショーがおこなわれます。

3月27日(土)15時から16時。啓林堂2fにて。問い合わせ0742-20-8001

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2021年3月19日 (金)

郡山城、極楽橋へ

3月12日に再建中であった、郡山城の極楽橋の通り初めがあったという報道がありました。木製で総額3億円あまりとのことです。

一部の桜も咲き始め、24日からはお城祭りとのことです。

3月18日に行ってきました。

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極楽橋

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逆光なので天守台方向から。

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とても立派でした。。

近くの桜はかなり咲いていました。

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天守台の上から若草山が見えます。

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柳沢神社です。

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毎日新聞奈良版、2021/03/19は様子を伝えています。

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2021年3月18日 (木)

21日「プロとして使うZOOM」出版記念セミナー

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3月21日(日)17時から18時まで、平田幸一さんによる、「プロとして使うZOOM」出版記念セミナーがあるということです。
啓林堂書店2Fにて。16時30分からサイン会もあるとのこと。

(21日、追記)

YouTubeで見られるとのことでしたので、軽い気持ちで見ました。

平田幸一さんは、塔重五という名前でイラストの「紳士と呼ばないで」という本もだしておられて、メール上では挨拶したことはあるのですが、YOUTUBEによる啓林堂からの90分間のお話をかなりリアルに見ることや聞くことが出来ました。

ちょっとスナップをアップしておきます。ありがとうございました。

新しい「ふうせんかずら」(無人の本のお店)にもまた行かせていただきます。入り方、忘れましたが・・・。

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21日「神仙境吉野の謎に迫る」トークショー

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21日(日)14時から小西通りの啓林堂書店2Fで、奈良まほろばソムリエの会有志と松田度先生による「神仙境吉野の謎に迫る」トークショー

が行われます。お問い合わせ,TEL0742-20-8001、啓林堂書店

当日、「YOUYUBEよもやーろチャンネル」にてライブ配信あるということです。

〈21日、追記)

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21日2時から1時間半のトークを聞いてきました。松田度先生、富田良一さん、亀田幸英さん、道崎美幸さん、前田景子さんの熱心なお話がありました。

富田良一さんから吉野とこの本の魅力のお話がありました。(画像はクリックすると拡大します)

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2021年3月17日 (水)

薬師寺 花会式

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南都銀行本店ウィンドーに、薬師寺の花会式の展示されていました。

3月25日からです。ただ、ことしはコロナ禍の中、やはり参拝は制限付きのようです。

くわしくは薬師寺のホームページをご覧下さい→https://yakushiji.or.jp/。

令和3年 修二会花会式 行事・法話のご案内
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、奉納行事・稚児行列・聞香席・拝服席・野点席・参籠を中止致します。
六時の行法での金堂入堂に際し、検温、マスク着用、ご連絡先記入等のご協力をお願い致します。
金堂の席数には制限がございます。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
また、結願法要は僧侶のみで厳修致します。ご参拝は金堂堂外正面よりお願い致します。

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2021年3月16日 (火)

東大寺修二会 満行

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東大寺修二会は15日無事満行されました。

ことしは、NHKのテレビ放映やインターネット動画配信がありました。

全国の皆さんもテレビ放映を楽しまれました。知り合いからも初めて見たという連絡がたくさん入っています。

実際に見るのがもちろん一番ですが、テレビ放映などで、ふだんはなかなか見られないところが見えたり、肉眼以上に明るく見えたり

したように思います。

来年は、コロナが収束してぜひ実際に拝観できることを期待したいと思います。

2021年3月15日 (月)

「ふりむかないで」奈良市版 小林亜星作曲

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久しぶりにYOUTUBEを見ていると、氷置晋さんが歌う「ふりむかないで」奈良市版がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=T4orbQ5iFcY&list=TLPQMTIwMzIwMjGYKTSzU39l3Q&index=8

2021年3月14日 (日)

『ならり30号』

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最近、奈良市観光協会の『ならり』春夏号がでました。

ならりのPDFは以下で見ることが出来ます→ならり30号

 

 

2021年3月13日 (土)

美ビット見て歩き *92

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いつも楽しみにしている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きが奈良新聞に載っていました。小村雪岱です。あまりよく知らなかった方ですが興味深い画家です。

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *92 川嶌一穂

 

三井記念美術館 特別展「小村雪岱スタイルー江戸の粋から東京モダンへー」

 

写真 小村雪岱「おせん 雨」木版 1枚 昭和16年(1941)頃 清水三年坂美術館蔵(三井記念美術館提供)

 

その昔、東京で下宿して上野の学校に通っている時、道でピーという蒸気の音がするので何かと思ったら「羅宇(ラオ)屋」だった。羅宇は、刻み煙草を詰める雁首と吸い口をつなぐキセルの管の部分で、小さなボイラーを据えた屋台を引いて、羅宇に溜まるヤニを蒸気で掃除する商売が羅宇屋。庭に植えた柳の枝が嫋嫋と下がる町家の門先にそれが停まっていると、ちょっと江戸の街に迷い込んだような気がした。
 関西で美人画と言えば、上村松園(明治8年<1875>〜昭和24年<1949>)のいわゆるはんなりとした上方美人を思い浮かべる。しかし鏑木清方や、「小江戸」として知られる埼玉県川越に生まれた小村雪岱(こむらせったい・明治20年<1887>〜昭和15年<1940>)の描く女性は、松園とはまた違うすっきりとした美人だ。
 東京美術学校で下村観山に学び、岡倉天心の創刊した美術雑誌「國華」で古画の模写に従事した雪岱は、27歳のとき泉鏡花から指名されてその小説『日本橋』の装幀を手掛け、一躍世に知られるようになる。画号「雪岱」も鏡花の命名である。以来商業美術の世界で、粋でモダンな雪岱スタイルを確立し大いなる人気を博した。
 写真は、昭和8年<1933>東京朝日新聞に連載された邦枝完二の大衆小説『おせん』に添えた挿絵を雪岱が描き改めて、その4年後の国画院展に出品した肉筆作品を、さらに木版画にしたもの。
 江戸は笠森稲荷の境内にある水茶屋の看板娘おせんが、おせんに横恋慕する紙問屋の若旦那徳太郎に街で出会って逃げ出そうとする場面。画面右下に頭巾を被ったおせんの顔が、重なる傘の合間からちらと見えている。細いけれども確かな線と大胆な構図が実に印象的だ。
 会場には雪岱の肉筆画、木版画、泉鏡花作品を中心とする装幀本と共に、挿絵原画、舞台装置原画、雪岱の好んだ鈴木春信の錦絵や、雪岱と同じ美意識に彩られた工芸品が並ぶ。
 その全作品およそ200点のうち、約8割が清水三年坂美術館の所蔵である。京都清水寺下の三年坂にある館は、村田製作所設立者の次男理如(まさゆき)氏が蒐集した主に幕末・明治期の工芸品を常設展示する。今ちょうど世界中から小さく愛らしい物を集めた、開館20周年記念展示「村田理如蒐集の軌跡」が開催中である。雪岱展は10年以上前に一度行われたが、残念ながら近々その予定はないとのことだ。
去年地元の古本屋で購入した雪岱画・楠山正雄編『源氏と平家』(冨山房)という子ども向けの本を、時々取り出しては飽きることなく眺めている。コロナ禍のこのご時世、実際に美術館を訪れるのは難しいところもあるが、多くの館はネット上のホームページに力を入れているし、メモに載せたサイトも充実している。鏡花たちが文章で、雪岱が絵で残そうとした江戸の粋をひと時味わって、自粛疲れを拭いたいものだ。冬来りなば春遠からじ!
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

=次回は4月9日付(第2金曜日掲載)=

 

メモ 三井記念美術館 東京都中央区日本橋室町、三井本館7階。電話050―5541―8600。会期は4月18日まで(月曜休館)。日時指定予約制。http://www.mitsui-museum.jp。この後、富山県水墨美術館、山口県立美術館に巡回予定。▶︎清水三年坂美術館 京都市東山区清水三丁目。電話075(532)4270。開館20周年記念展は5月9日まで(月・火曜休館)。▶︎小説『おせん』は、著作権が消滅した作品を公開するネット上の電子図書館「青空文庫」にあり。新聞連載の翌年に単行本として出版された『絵入草紙おせん』は、ネット上の「国立国会図書館デジタルコレクション」にあり(ただし挿絵が数枚切り取られた事故本)。

 

 

 

2021年3月12日 (金)

5月5日、大人の子どもの日

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5月5日、大人の子どもの日です。昨年はコロナ禍のため中止となりましたが、ことしは無事開催してもらいたいと思います。

DMG MORI やまと郡山城ホールの小ホールにて、多彩なプログラムによるニューノーマル音楽会です。

お得なペアーチケットは、2人分4,000円でおすすめです。

器まつもりでチケットは取り扱っています。

2021年3月11日 (木)

 阪神大震災ノート『語り継ぎたい。命の尊さ』

3月11日、東北大震災からまる10年です。

いろいろなことが報じられています。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

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また1995年1月17日の阪神大震災から、26年たちました。1月17日朝5時46分。阪神大震災が起こりました。その当時、神戸の実家に帰省中であったNHKアナウンサーの住田功一さんの話を、1月のならどっとFMの放送で聞きました。番組リスナーに著書のプレゼントがありましたので応募したところ当たり手に入りました。ありがとうございました。

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阪神大震災から26年。あの朝奈良でも、地震で目が覚めました。地面の下からドーンという音がしたように覚えています。目を覚ましても何が起こっているのかわかりませんでした。今までに経験したことがない衝撃でした。どうやら地震らしいと思ったようで、とにかく収まってくれと布団の中で揺れが収まるのを待つばかりでした。

収まったところでNHKテレビをつけました。各地の震度を伝えていました。たしか「神戸からは連絡がありません」ということだったように思います。住田アナウンサーは神戸からその朝から3週間、現場リポートされたことを本では書かれています。

この本を読んで、あらためて阪神大震災の大きさと被害のたいへんさを知りました。

この26年の間に、思いもよらぬ大地震と大津波に遭遇しました。記憶にとどめ、準備を怠らず対応しなければと思いました。

 

2021年3月10日 (水)

鹿谷勲先生著『茶粥・茶飯・奈良茶碗』

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旧知の鹿谷勲先生の著書である『茶粥・茶飯・奈良茶碗』が2月に発刊されました。淡交社発行。2200円+税。

まず最初に、奈良は茶がゆで有名ですが、歴史的にそして県内各地の作り方を実にくわしく調べられています。
わたしも子どもの頃に、奈良の国中である北葛城郡広陵町の母の実家で毎朝食べていた茶がゆを思い出しながら読みました。早朝からかまどでおばあさんが炊いているのをよくそばで見ていました。そしておじさんたちが、残ったご飯を茶がゆにいれたり、はったい粉をかけたり、キリコ(かき餅をサイコロ状に切ったものをいったもの)などをかけて食べているのを見ていましたし、まねをして食べました。
茶がゆが西日本に広まっていったことなどを本は明らかにしています。そしていろいろな作り方や歴史を県内各地でのくわしい取材を通じて明らかにしています。

奈良茶がゆは江戸にも、奈良茶、奈良茶飯などという形で広まりました。

そしてまた戻って上方にも広まったりしたようですし、江戸から全国にも広まったようです。

また東大寺の修二会(お水取り)の行のあと夜遅く、「ゴボ「」といわれる茶がゆを食べられるということですが、作る途中でゴボとゲチャ(茶がゆを作る途中でひきあげた米)の仕分けから、茶がゆと奈良茶飯について考察をくわえておられます。

そして奈良茶碗という器を調べられています。わたしも、蓋付き茶碗のことを奈良茶碗と言っていたことを思い出しました。有田皿山などを調べられています。淀川から伏見のあたりの「くらわんか船」についても書かれています。

全編を通じて茶粥・茶飯・奈良茶碗について実にくわしく調べられていて興味深く読みました。

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そしてほうじ茶で、茶粥をつくって久しぶりに食べてみました。
ずいぶん前に、茶がゆは胃がんの原因になるとか言われていましたが、近頃は言われなくなりました。奈良県で胃がんの原因は茶がゆそではなかったからだと思います。

 

2021年3月 9日 (火)

仏隆寺を訪ねました

室生寺のあと室生山上公園で道を聞くと仏隆寺に行く山道〈近道)を教えてもらいました。途中、獣よけの門を自分で開け閉めして通過しました。

途中とても見晴らしの良いところで写真を撮りました。

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奥様に本堂を特別に開けていただきました。今、しきみの花が咲いていました。いずれ実がなると鳥の餌になるそうです。

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本堂の外観

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ご本尊の十一面観音、弘法大師像、そして有名な茶臼の説明を受けました。奈良まほろばソムリエを受ける人がよく試験にでるからと見に来られるとのことでした。わたしも受検のために桜が咲くころに以前来たことを思い出しました。ところで広域で昨年、日本遺産になったので管理もたいへんですとのことでした。

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開祖の堅恵大徳の廟(生きたまま隠られた石室)

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大和茶発祥伝承地の石碑。

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梅が満開でした。

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千年桜はまだ治療の最中ということでしたが、4月になったら桜見物の人で賑わうということでした。

宇陀市観光協会のホームページの案内です→http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/guide/shrine_temple/t11.html

 

 

2021年3月 8日 (月)

室生 山上公園 芸術の森へ

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以前から室生に芸術の森があるとテレビ、新聞などで見ていたのですがどこにあるかわかりませんでした。室生寺へ行くときに注意深く見ていると南の方に登っていくとあることがわかりました。北入口と南入口がありますが、ふだんは南入口は閉門とのことでした。

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北入口から入ると広々とした公園で、現代美術があちこちに展示されていました。

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季節になると棚田になるようです。

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「地すべり対策の跡地を利用した公共事業と、彫刻家ダニ・カラヴァンのアートが融合した珍しい公園」ということです。2005年に出来たとのこと、もう16年になるそうです。

宇陀市のホームページです→https://www.city.uda.nara.jp/kikaku/kyouiku/leisure/kouen/murouartforest/news/geijutsnomori.html

 

 

2021年3月 7日 (日)

室生龍穴神社と吉祥龍穴へ

つぎに室生龍穴神社と吉祥龍穴へお参りしました。

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そして龍穴神社から少し行ったところの林道を600メートルほど登り、吉祥龍穴へ。以前にも行きましたのでスムーズにご案内。

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吉祥龍穴の降り口

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2021年3月 6日 (土)

室生寺へ

先日おひとりから「ぜひ室生寺に行きたい」というリクエストがありましたので穏やかな春の空のもと、室生寺を訪ねました。

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宝物殿をゆっくり見学しました。時間規制はなくスムーズにゆっくりと拝観できました。

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椿

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初めての奥の院まで行きたいというリクエストに応えて600段の石段を登りました。日頃の運動不足でなかなかたいへんでした。わたしにとって2度目のことでした。春の陽気で汗ばむくらいでした。

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弘法大師のまつられているお堂。

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ご朱印を頂きました。

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降りてくるとちょうど昼時。橋本屋食堂でおいしい山菜ととろざるそばを頂きました。

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夕方、家に帰ってから、5年前、銀座・和光での展覧会で買い求めた、三好和義さんの「室生寺」の写真集を拝見しました。

2021年3月 5日 (金)

奥田勝紀さん追悼アルバム

昨年3月に亡くなられた、奥田勝紀さんが亡くなられてちょうど1年が経ちました。

長年のお仕事をリタイアされて、奈良の素晴らしい写真を撮り、ブログで得意の英語で海外に発信されていました。

入江泰吉記念の写真コンテストで入選されたり、その写真が奈良市民だよりの表紙を飾ったこともありました。

莫大な残された写真を奥様が選ばれて、DVD2枚のりっぱな写真集を作られました。

そしてお世話になった方たちに配布されました。わたしもいただきました。

クリックすると拡大します。

高校で1年間アメリカに留学。慶応大学にすすみ、東京銀行につとめて世界のあちこちで仕事をされました。

仕事をリタイアして奈良の写真を朝早くから撮り歩いておられました。奈良公園でばったり出会ったこともありました。

秋の正倉院展のあるくん奈良スタンプラリーの冊子を作ろうとしたとき、英語併記をしたいというアイデアがでました。

奥田君の日頃のわかりやすい正確な英語を見ていたわたしが推薦したところ、即OKして翻訳してくれました。しかも無償で。

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写真は一部をいまもインスタグラムで見ることが出来るようです→https://www.instagram.com/mark_okuda/

、DVDの表紙をアップしておきます。そして奥田勝紀(おくだまさのり)さんのご冥福を祈りたいと思います。

 

昨年の鹿鳴人のつぶやき→

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(追記)

 

一周忌に奥田勝紀君追悼アルバムをいただきて          松森重博
   

 

・世界中ビジネスマンで活躍しふる里奈良の写真も撮りぬ

 

・ある日には君と奥様写真撮る奈良公園にふと出会いたり

 

・おん祭り松の下にて熱心に祭り撮る君写し出されぬ

 

・手向山神社の紅葉を仰ぐ妻を奥田勝紀君写真に撮りぬ

 

・わが奈良のスタンプラリーの冊子にて英語に訳し説明くれる

 

・一周忌に君の足跡(そくせき)ビデオにて奥様まとめ友に配りぬ

 

・君撮りしあまたの奈良の良き写真奥様まとめビデオいただく

 

・ふる里の奈良をかくまで好きなるを君の写真と文にあふれる

 

・奈良の良さ写真と英語のブログにて君は世界に発信されたり

 

・ナメゴ谷山の尾根沿い桜咲き秋紅葉す龍走るごと

 

・夏越しの輪いずこの神社の夏なのか奥田君より写真の届く

 

・関東の公園に行き白き鳥天高く飛ぶ写真も撮りぬ

 

・白き鳥天空に二羽舞う姿見て奥田勝紀君ご夫妻思う

 

 

・野球にて左で打ちし君なればゴルフもうまく共に遊びぬ

 

・興福寺鬼追い式の提灯にわが店見つけ写真いただく

 

・わがビルの高くて寒き塔屋にて若草山焼き君は撮りたり

 

・山焼きを若草山のふもとより撮りし写真はみごと入選

 

・君撮りし若草山の山焼きはコンテスト入選し市の表紙飾りぬ

 

・君に言われ「ふりむかないで」の替え歌を公園歩きて我つくりたり

 

・奈良の日々君十二ヶ月に歌詞つけて写真は流る走馬灯のごと

 

・春日社の万灯籠も君撮りぬ節分の夜か中元の夏か

 

・東大寺大仏様を観相窓より写しぬお顔の優し

 

・藤の花いと鮮やかに写し撮る奈良公園の新緑のころ

 

・奈良と千葉マイカー飛ばしあちこちの会に元気な顔を出したり

 

・病にてかくも早くに君逝くは残念なこと惜しみて悲し

 

・君偲ぶ人の多きをひととせの忌を迎えてぞあらためて知る

 

                    2021年3月10日

 

 

上野誠先生 やまとしうるはし 4月から國學院大學へ

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(上野誠先生にいただいた色紙です)

上野誠先生は、60才を機に奈良大学を退職され、奈良大学は名誉教授になられるとのことです。
そして4月からは母校の東京の國學院大學に行かれるとのことです。

お住まいはこれからも奈良とのことですから、奈良でのご活躍も期待されますし、東京からのますますのご活躍も期待されます。

おからだに気をつけてますますのご活躍を祈念申し上げます。

2021年3月 4日 (木)

二月堂の様子を連日生中継 ニコニコ生放送

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1270年続く不退の行法、東大寺 二月堂 修二会。
本行中の14日間に渡って屋外から二月堂の様子を連日生中継とのことです。

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv330658733?fbclid=IwAR1eCW5I1o4y1XL8y6soVExSt2FUImBZev0x5o3i4pQ5-oH7cUM_1z2UGT0

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番組概要
1200年以上の歴史を有する東大寺の修二会は、お松明、お水取りとも呼ばれ、二月堂の舞台から炎と火の粉が舞う光景で有名です。
しかし修二会は2週間以上に渡る様々な儀式・法要で構成される過酷な「不退の行法」であり、大変奥深い儀式です。
「お水取り」が行われる3月12日夜を筆頭に、毎年多くの人が参拝に訪れる「修二会」ですが、1270回目を数える今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、二月堂とその周辺の拝観が制限されることになりました。
この状況を受けて、ニコニコ生放送では、東大寺さまのご協力のもと、修二会中の二月堂の模様を連日生中継でお届けいたします。

 

毎夜19時ごろからはお松明の様子がご覧いただけます。
また、今回の行法は公開されませんが、お堂の雰囲気を味わっていただくとともに、僧侶の祈りに心を合わせていただければと思います。

 

修二会について
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が創始された。以来、今年で1270回を数える。
修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味する。
修二会が創始された古代では、それは国家や万民のためになされる宗教行事を意味した。天災や疫病や反乱は国家の病気と考えられ、そうした病気を取り除いて、鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行事とされた。
東大寺のながい歴史にあって、二度までもその大伽藍の大半が失われてしまった時ですら、修二会だけは「不退の行法」として、一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきたのである。
この法会は、現在では3月1日より2週間にわたって行われているが、もとは旧暦の2月1日から行われていたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになった。また二月堂の名もこのことに由来している。
行中の3月12日深夜(13日の午前1時半頃)には、「お水取り」といって、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われる。また、この行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明かりとして、夜毎、大きな松明(たいまつ)に火がともされる。このため「修二会」は「お水取り」・「お松明」とも呼ばれるようになった。
12月16日(良弁僧正の命日)の朝、翌年の修二会を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11名の僧侶が発表され、明けて2月20日より別火(べっか)と呼ばれる前行が始まり、3月1日からの本行に備える。そして3月1日から14日まで、二七ヶ日夜(二週間)の間、二月堂において修二会の本行が勤められる。
※華厳宗大本山東大寺公式サイトから(抜粋)

 

期間: 2021年3月1日(月)~3月15日(月)
詳細は華厳宗大本山・東大寺公式サイトをご覧ください。

3月26,27日あるくん奈良まちなかバル

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コロナのため1ヶ月延期になった、奈良市の、あるくん奈良まちなかバルのMAPなどが出来上がってきました。

3月26日-27日に実施されます。5日からバルチケットも販売開始です。

ことしは、プレバル・あとバルがあります。

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静かな一杯。静かな外食。

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2021年3月 3日 (水)

會津八一、コレクション日本歌人選068

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一昨年秋に出版された、會津八一の五十首を解説した本を、毎日新聞の書評で見ました。歌人の小島ゆかりさんが高く評価されていましたので啓林堂・奈良店で取り寄せしてもらいました。

コレクション日本歌人選に、学習院大学の村尾誠一さんが書かれています。

コンパクトに會津八一を紹介されています。會津八一の「自註、鹿鳴集」を読むために最初に読むのに良いのではないかと思います。

笠間書院、1300円+税。

2021年3月 2日 (火)

13日、東大寺修二会、生中継

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(写真は2020年撮影)

今年は東大寺修二会は、コロナ禍のため見合わせていただきたいとのことです。

そこで特別に以下,NHKのBSプレミアムなどで生中継との情報です。

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コロナ禍の今年、感染症対策のため非公開で行われる東大寺修二会(しゅにえ)「お水取り」を、特別な許可を得て衛星3波同時に生放送する。
奈良時代から連綿と受け継がれてきた深夜の秘儀を生中継するのは、史上初めて。
秘儀の中でもインドやペルシャの影響があるといわれる聖なる炎の儀式「達陀(だったん)」は衝撃的だ。
二度と見られない貴重な映像を8Kの高精細画像で届けるため、クルーの一部は1か月の隔離生活に入っている。
国宝二月堂の堂内を照らすのは、灯明(とうみょう)や松明(たいまつ)の揺らめく炎のみ。
奈良時代と変わらぬ闇と光の合間に、「見えざる世界」への扉が開く。
天下泰安・万民快楽(けらく)・五穀豊穣・疫病退散を祈り、大仏開眼と同じ年に創始されて以来1270回目の今年。
特別な年の特別な祈りを、ぜひ生放送で同時に体験してください。

放送

BSプレミアム
第1部 3月13日(土)午後6時30分~午後7時30分

BSプレミアム
第2部 3月13日(土)午後10時30分~3月14日(日)午前1時15分

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2021年3月 1日 (月)

入江泰吉記念奈良市写真美術館 3月28日まで

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第4回入江泰吉記念写真賞受賞の展覧会を見てきました。

「紡ぎ音」という岩波友紀さんの、東北大震災とそのあとのようす、岩手、宮城、福島の特にお祭りの写真が色鮮やかにあるいは、災害ですこしはげた写真などが多数展示されていました。

写真とともに書かれていたメッセージが心に残りました。(クリックすると拡大します)

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コンテストの一般の部、高校、中学校、小学校のそれぞれ入選の力作が展示されていました。

そして入江泰吉さんの写真展「灯り」がお水取りを中心に展示されていました。3月28日まで。

 

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