来年は聖徳太子1400年遠忌
来年は聖徳太子1400年遠忌ということです。
奈良国立博物館では特別展「聖徳太子と法隆寺」4月27日から6月20日まで開催される案内です。
東京国立博物館では、7月13日から9月5日までということです。
會津八一は、大正10年(1921年)に
ちとせ あまり みたび めぐれる ももとせ を ひとひ の ごとく たてる この とう
と詠んでいます。
素空氏の解説 http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/ta/ta.html#chitose
は
歌意
千年を超えて千三百年という長い年月を、まるで一日であるかのようにこの五重塔は静かにたっている。
歌が詠まれた大正10年の春、聖徳太子千三百年忌(4月11日)を前に寺も斑鳩村もある種の活気があったと言う。太子への思慕を背景に、上の句で表現した塔の長い年月を下の句で一日のごとくと言い表すことによって悠久の歴史の中にたたずむ五重塔を見事に歌い上げた。
上の句 「ちとせ あまり みたび めぐれる ももとせ を」 は最初、全く意味が分からなかったが、解説を読み理解するにつれて歌の素晴らしさが分かった。
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