保山さんの映像上映会へ
12月27日、年の暮れに保山耕一さんの映像上映会がバスターミナルでありました。たくさんの方が出演されました。
うまくレポートできませんがメモを残しておきます。
映像作家保山耕一作品上映会&作品解説】
奈良公園バスターミナル レクチャーホール
コロナ感染予防対策として前後左右の席を空けての公演となります。
12月27日昼の部午後2時からの部に参加してきました。
拍子木の音が20回ほど響き、場内に緊張と静けさが・・・。
最初に、書道パフォーマンス、春日大社の映像。書:桃蹊さん、尺八:松本太郎さん
書かれた字は、鳴く、鳴るということでした。 口と鳥が象形文字のように書かれました。
写真は桃蹊さんにいただきました。
この日、保山耕一さんは作品解説を立ったまま元気に熱心に語られました。
○映像詩上映。
・飛鳥、 小春日和、ピアノ、すみかおりさん。
・浄教寺
三条通の浄教寺のフジバカマに飛んできたアサキマダラ。町の真ん中に蝶が舞っていました。「天国か極楽の世界か」という解説でした。
二胡:木塲孝志さんと中阮:牧野由希子さんの演奏。
・興福寺、有明の月から夜明け、24時間の興福寺の映像。これだけ撮れるところはないのではないかという解説でした。
琵琶:多田了水さん。
・飛火野の映像。
2013年、ガンを患ってから飛火野でスマホで撮ったころのお話、
そして朝4時くらいから黒→青い世界→太陽の出た赤い世界→白い世界→虹の世界、七色は一瞬ですが素晴らしい世界との解説でした。
チェロ:田村賢一さん、ピアノ:東前克枝さんの演奏。
そしてYOUTUBEで「仏になる」でアップしているとの解説でした。→https://www.youtube.com/watch?v=5c_RSCuj6JE
・春日奥山
「春日原始林という表現より春日奥山がふさわしい。町のこんなに近くの自然、春日奥山はすばらしい。秋の紅葉が桜が散るように舞い散るのが素晴らしい」との解説
・東大寺の映像。
「大仏殿の観相窓は人が大仏様を見るためではなく、大仏様が人をみる窓であると以前東大寺の上司永照さんに聞いたことがある。」
「仏様は見るものではなく拝むものである。仏様が人を見ておられるのである」という解説でした。
・平城宮跡の映像。
最後にアメージングソング、そしてふるさと。
スクリーンが上がって明るくなり奈良公園の様子が額縁のように見えました。
どこからか大垣知哉さんの歌声。
なんと東の道路をはさんだ芝生の上で大垣さんは歌っているのが聞こえました。びっくりする演出でした。
最後にこの日出演の皆さんが登場されました。素晴らしい映像と演奏でした。
(最後の写真は、保山さんからいただきました)
司会は中川直子(ならどっとFM)さんでした。
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12月27日夜の部午後5時からも行われました。以下は予告より。
○映像詩上映。十津川村、雲海、飛火野、春日奥山、明日香村、正暦寺
○さだまさし様とのエピソード
○ピアノ:野上朝生、琵琶:多田了水
4kプロジェクターとタイムドメインスピーカーにて上映
クリアファイルのプレゼント
抽選で各回3名様にオリジナルカレンダーをプレゼント。
夜の部終了後、「日本人よ、かくあれ」「興福寺の365日」を持参された希望者に保山耕一がサインさせて頂きます。
全席指定、3,000円
(追記)奈良新聞12月29日付に報じられています。
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