十津川村へ 1
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秋の好天に恵まれて、奈良まほろばソムリエの会による、十津川村への一泊二日のバスツァーに参加してきました。
近鉄八木駅南口集合、奈良交通の貸し切りバスで9時に出発。五條市を経由して国道168号線を一路十津川村へ。
同じ奈良県と言っても北の端の奈良市から南の端の十津川村へということで、行くのは3度目のことでした。途中、鉄田憲男専務理事より天忠組の解説があり、ひさしぶりに天忠組の復習が出来ました。てんちゅうぐみは二つの漢字があるが、岡本彰夫先生は天忠組の方をすすめられているということでした。
ほどなく、五條市の以前の大塔村にある,かつて天忠組が本陣を置いたという天辻本陣跡へ。バスを降りて900メートルとのことでしたが、勾配のきつい上り道で日頃の運動不足を感じることでした。
映像作家の保山耕一さんのYOUTUBEの映像です「五條から天辻峠」2017.5.24撮影→https://www.youtube.com/watch?v=LCyYUie_L8g
バスの車内では、講演講座グループの名講師、福井洋さんによる沿線のくわしい説明がありました。
・4つのクイズの一つ、西日本で一番の山国はどこか?
答えは奈良県。奈良県は1000m以上の山がたくさんあり、西日本では随一の山国だということでした。
たしかに山が実に多くて深いことを実感します。
やがて五條市を過ぎて、かなり走ると十津川村の北の端あたりの谷瀬の吊り橋へ到着。長さ297メートル 高さ54メートルの生活用の吊り橋としては、日本一(近頃観光用の吊り橋はほかでも出来ていますので)です。
対岸に住む谷瀬の皆さんが多額の私費を出し合って建設したそうです。
つぎは十津川村役場そばの道の駅でおいしい蕎麦の定食を食べたあと、十津川村歴史民俗資料館を見学。
単なる見学ではなくここからは郷土史家でもと先生の杉井辰夫さんの解説付でした。十津川村の地理、歴史、生活などがよくわかりました。
そのあとバスでこの日の宿泊、十津川温泉のホテル昴(すばる)へ到着。源泉掛け流しの温泉や郷土料理を楽しみました。
(2日目に続く)
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