ウワナベ古墳発掘調査見学会へ
ウワナベ古墳の発掘調査の現地見学会が21日から始まりました。県コンベンションセンターの天平広場出発のシャトルバスで、一条高校東に到着。24号線を北へ400メートルほど歩いて、ウワナベ古墳の北部分に到着。24人のグループで現地で25分ほど見学しました。
見学会は22日と23日まで。当日受付もされていましたので、時間帯によれば当日でも参加できるようです。
もらった4ページの資料の1ページ目。
入口
仮設の橋を渡りました。
資料の1ページの奈良市の調査部分。
橿原考古学研究所の方のお話では、
稲刈りが終わったころ水を抜いて調査をはじめたとのこと。
実際の長さが従来より長いことがわかったこと。
円筒埴輪が三段にわたりぐるりを巻いていて、頂上部にもあったこと、ときどき装飾の埴輪もあったと思われること。
(埴輪はどこで焼いたのですか?)
おそらく平城山で焼いたのではないでしょうか。相当の量が焼かれています。
この見学会が終われば埋め戻しなどが行われて11月末で調査は終了しますとのことでした。
今回発掘された埴輪の断片。
復元された円筒埴輪は以前の自衛隊の訓練校の中での発掘の品ということでした。
11月17日に、ヘリコプターから撮ったウワナベ古墳全景です。
今回は、空からのヘリコプターの遊覧、そして歩いて訪ねたり、そして見学会で実際に発掘の様子を運良く見ることが出来ました。
11月21日の奈良新聞はくわしく伝えています。クリックすると拡大します。
« 『おんまつり』 | トップページ | 『大和の古墳を歩く』 »
コメント