『神仙境 吉野の謎に迫る』
出版が待たれていた、『神仙境 吉野の謎に迫る 壬申の乱と修験道の誕生』という本が出版され、近鉄奈良駅近くの啓林堂書店の店頭にならんでいましたので早速買ってきました。
著者は古代吉野を見直す会、大淀教育委員会の松田度さんのご指導による、奈良まほろばソムリエの会の10名の皆さんによる長年の活動の成果です。おめでとうございます。
書かれた奈良まほろばソムリエの会のみなさんは、
宇田光美さん、沖田拓司さん、亀田幸英さん、川井祐司さん、繁田泰樹さん、鈴木和子さん、富田良一さん、中瀬道美さん、前田景子さん、道崎美幸さん。
出版は地元の京阪奈情報教育出版株式会社、京阪奈新書。900円+税です。
目次
第1章 吉野と王権の神祇政策~壬申の乱前後~
第2章 吉野の神と仏~修験道のはじまり~
第3章 吉野古代史の現地を訪ねる
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序にかえてで 前園實知雄先生は「本書の白眉は第三章です。吉野古代史の現地を訪ねるというタイトルで「古代吉野を見直す会」の方々が、六年に及ぶ坐学と現地踏査に基づいて書き上げられた、古代吉野を学ぶための必携の書になっています」と書かれています。
前園先生のアドバイスにしたがって、まず第3章を興味深く読みました。
そしてかなり専門的な1章から2章をゆっくりと読み終えました。かなり内容が濃い1章2章です。
たぶん3章から読み始める方が良いのではないかと思いました。
京阪奈情報教育出版のページ→http://www.narahon.com/book/2020/10/31/56
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