フォト
無料ブログはココログ

« 10月16日から吉野・金峯山寺 | トップページ | 興福寺北円堂特別開扉 10月24日から11月8日まで »

2020年10月15日 (木)

保山耕一さん上映会へ

Img20200913_17411762_20201011212001

保山耕一さんの上映会は、最近、相次いで本を刊行された、岡本彰夫さんと興福寺執事の辻明俊さんを迎えての新刊を語るというテーマの、ならどっとFMの公開放送でした。保山耕一さんの「祈り」などの映像が映し出されました。

対談される岡本彰夫先生と辻明俊師。

P1120222

辻 明俊師の東金堂の薬師如来への疫病退散のお祈りが最後に唱えられました。参加者も合掌されていました。

P1120223

そして興福寺の五重塔を背景に、バスターミナルの屋上での夕暮れから夜にかけてのコンサート。興福寺の夕方6時の鐘が聞こえました。

桃蹊さんの「ASURA ちから」の大きな書が出演の皆さんのメッセージとともに書き上げられました。

P1120224

P1120253

当方最近多用で伝えきれませんので、了解を得て、村上浩司さんの伝える素晴らしいレポートを以下引用させていただきます。村上さんありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日(10月11日)は、
岡本彰夫先生の『日本人よ、かくあれ』と辻明俊師『興福寺の365日』の出版記念イベントでした。
元春日大社権宮司でおられた岡本先生は、ご著書の出版に当たって、
「その昔、お寺から信者の人やお参りにきた方に読んでもらうために渡していた〝施本の文化〟のように皆様に読んでもらえたら」と。
また、興福寺の辻明俊執事は、
「日々の修行、僧侶になったわけ、お寺で起こる不思議な出来事や歴史の話。積み重ねた時の記憶を、保山氏の映像とともに縦横無尽に紡いだ」
とそれぞれ説明されました。


講談師・玉田玉山さん、
アナウンサー・上本京子さん、
シンガーソングライター・大垣知哉さん
によるそれぞれ本の一節の朗読の後、
お二人の対談。
・春日大社と興福寺のご縁の話
・長年途絶えていた法要復活?の話
・声明の話  などなど
いつもの様に時間が足らず、
でもまだまだ話は尽きず、この続きを
来月11月8日(日)に90分ノンストップの対談で再び聞ける事が決定❗️ 楽しみです。
第一部の最後は辻明俊氏による
疫病退散のお祈りに会場全体が包まれました。


そして、屋上に場所を移し、
第二部は「夕暮れコンサート!
興福寺五重塔を望みながら、
多彩なアーティストの方々のライブ演奏🎶。
野上朝生さんの『アーリア・阿修羅バージョン』
をバックに、桃蹊さんの書のパフォーマンスで
幕開けです。
ソプラノの平岩雅子さんは『落葉松』を熱唱。
奈良の秋にぴったり。
ちょうど、興福寺の梵鐘が
雰囲気を盛り上げてくれました。
ピアニスト・すみ かおりさんは、『糸』を弾き語り。
すみさんの歌声、初めて聴かせていただきました。
木塲 孝志さんの二胡と牧野由希子さんによる中阮の
〝中国楽器コラボ〟、
さらには、了水さんによる薩摩琵琶と二胡との
〝日中楽器コラボ〟が圧巻‼️
日が落ちた暗い空間にぴったりの幽幻さ。
そしてラストは、一部のオープンニングを飾った
寧鼓座・和太鼓の木山実樹さんも加わっての
大垣知哉さんの『花となれ』。
あーーー、このメンバーでの、
ここでしか聴けない多彩な楽器による
夢のコラボ。最高でした。
ミュージシャンの方々がそれぞれ演奏後一言ずつ寄せ書きし、再び桃蹊さんが仕上げた書❗️
そこには『ASURA いのち』の文字が‼️
まさに、一部と二部が繋がり、
祈りと、夕暮れの空と、音が繋がり、 
みんなの気持ちが繋がり、
1300年の流れと、今と、『いのち』が繋がり…。
その時、僕の頭の中には、
保山さんの710→2020のオープン映像が、
興福寺を巡る時の流れが、
再び流れていました。

« 10月16日から吉野・金峯山寺 | トップページ | 興福寺北円堂特別開扉 10月24日から11月8日まで »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 10月16日から吉野・金峯山寺 | トップページ | 興福寺北円堂特別開扉 10月24日から11月8日まで »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31