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2020年10月27日 (火)

『フン虫に夢中』本とお話

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先日、啓林堂での「フン虫に夢中」のならまち糞虫館の館長の中村圭一さんのお話を聞いてきました。

中村圭一さんとはいままですれ違いで今回初めてお会いすることが出来、すこしお話もできました。

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そして本を買ってきました。『フン虫に夢中』くもん出版発行。1400円+税です。

書かれた作者の「いどき えり」さんも東京から来ておられ、お話できました。

本のもくじは

まえがき

第1章 フン虫入門

第2章 生き物好きのけいちゃん

第3章 運命の出会い

第4章 フン虫にハマる

第5章 分かれ道

第6章 フン虫へのかわらない情熱

第7章 ならまち糞虫館、ついにオープン

(解説)ゴールではなく、スタートライン   中村館長

(糞虫館のオープンは、ぼくの中ではゴールではなかった。スタートラインにすぎないから、これからどうなっていくかわからない。今、この本を読んでいる君たち、次世代の糞虫好きとともに考えていきたいと思っている。みんな、よろしく)

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お話はスライドを使いながら1時間ほどありました。

鹿の1回のフン×回数×1300頭分となると、奈良公園で1日1000キログラム、1トンほどになる。

そのフンをフン虫は食料として処理している。もし奈良公園にフン虫がいなかったら、たいへんことになっている。

フン虫の役割は大きい。

中学の頃からフン虫に友達と共にハマったということでした。高校の時には先生のOKをもらって奈良公園にテントを張って鹿の糞のかたまりを作って大きなフンにやってくるフン虫を24時間観察したとのことでした。(その研究は学園祭などで発表、その後日本学生科学賞にも発表し、奈良県知事賞をもらったそうです、これは本に書いてありました)

フン虫は奈良公園に50種類ほどいるそうですが、2ミリくらいの小さなものもいるということです。

スライドでは、大きく映っていてすぐにも見つけられそうですが、2ミリとはかなり小さく思います。

(京都大学のあと就職)東京に出て、フン虫を虫屋さんでみつけ集め出したそうです。本によると海外出張や旅行でもフン虫を集めたとのことです。

50才のころ仕事をやめ、好きなフン虫の博物館をつくろうとして東京から奈良に帰ろうと決めたとのことです。

ならまち糞虫館をオープンするのにかなり苦労されたようですが、2018年7月8日ついにオープン。

中学高校の友人でデザイナーの方に、ならまち糞虫館を宝石を見るような美しさで、集中してみる展示を提案され作られたそうです。

実際に行ってみると、たしかに美しい内装の糞虫館に美しく宝石のようにいろいろなフン虫は展示されています。

中村さんは中小企業診断士として平日は仕事をして、土日の午後、ならまち糞虫館を開館されているということです。(奈良市南城戸町28-12)

この日、お話のあと、奈良公園へフン虫を探しに中村さんと、聞かれていた子どもたちは行かれました。

中村圭一さんは「むしむしブログ」というブログをされています→http://insect.nakamura.business/

2018年8月、ならまち糞虫館、オープン早々に訪問した鹿鳴人のつぶやきです→

 

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