蓮の喜光寺へ
7月2日朝、毎日新聞を見ると、毎週奈良まほろばソムリエの会のメンバーが書いている、「やまと百寺参り」は喜光寺でした。
友人の増田優子さんがくわしく書かれています。
喜光寺(奈良市)
「いろは歌」で写経勧進
菅原の里にたたずむ喜光寺(古くは菅原寺)は721(養老5)年、行基によって創建されました。
1990(平成2)年に、本山・薬師寺の故高田好胤(こういん)管長の命で着任した山田法胤(ほういん)住職が寺の復興のために考案したのが「いろは写経」でした。
「いろは歌」は『涅槃経』(ねはんぎょう)をもとにした替え歌です。訳すと「美しい色の花もいずれは散ってしまう。誰か永遠である者はいるだろうか。欲望という深い迷いの山を今日越えて。浅はかな夢に迷わず酔いには浸(ひた)るまい」。変化するものの世界に執着する心を超え、今日を懸命に生きていきましょう、という教えだそうです。
この歌を中心とした二百文字たらずの「いろは写経」は、今年から新たに「ぬり絵」でもできることになりました。(郵送も可。詳しくは喜光寺まで)
5月末に、本尊の阿弥陀如来坐像(平安時代後期・重要文化財)の保存修理が完成。引き続き、光背・台座の修理が行われています。また、来年創建1300年記念事業として「佛舎利殿」が建立される予定です。
今、気品のあるハスの花が美しく咲いています。午前中に花はひらき、午後にはとじるので、朝がオススメです。
(奈良まほろばソムリエの会会員 増田優子)
早速、朝から平城宮跡に続いて、喜光寺をお参りしてきました。試みの大仏殿と言われる本堂。
境内のあちこちに蓮の鉢が並べられています。
旧知の写真家の方にお会いしたり多くの方が写真を撮っておられました。
ちょうどこの日は、行基さんの日でコロナ禍のため3ヶ月ぶりという法要が行われていました。
はじめて、いろは写経に挑戦してみました。
山田法胤住職、小林澤應副住職にもご挨拶できました。
まだまだこれから蓮の花が美しく咲くようです。蓮は朝のうちがおすすめです。
いただいたコロナウィルス疫病退散の御朱印です。
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