西井康元さん古希記念作品集『大和の紺掻き 藍に生きる』
DMG MORIやまと郡山城ホールのお隣で、「ふれ藍工房 綿元」を主宰されている西井康元さんから、古希記念作品集『大和の紺掻き(こうかき) 藍に生きる』をいただきました。
装幀も藍染めをそのまま使ったみごとな本です。
西井さんとは、地域情報誌「マイ奈良」の記者をされていた30台のころに知り合いました。奈良まちづくりセンターの前身の奈良地域研究会でも活躍されていました。36才で代々の大和郡山市の綿屋を継がれ、藍染めを勉強されたとのことです。
目次です。
ごあいさつ
ふれ藍工房 綿元について
日本の藍染めの歴史と大和郡山
綿織物と藍染
藍染の科学
藍染の多様性と国際化
板締め技法について
藍山会について
大和の紺掻き 藍に生きる
そして写真家 藤井金治さんによって撮影された作品が多数紹介されています。
西井さんは以下のように書かれています。
「この時代の流れの中で、大和郡山で伝統的な日本の灰汁発酵で藍染を復活させたのが、わがふれ藍工房 綿元です。
大和郡山城下町の誇る豊かな伝統と文化を象徴するのが、藍染文化だと思います。藍染文化は、戦国時代の軍需物資から始まり、江戸時代には町人文化として大きく広がります。その典型的な城下町が大和郡山です。大切にしたいものです。」
西井さん、ありがとうございました。そして古希おめでとうございます。からだを大切にますますのご活躍をおいのりします。
綿元のHP
http://www3.kcn.ne.jp/~watagen/
そしてHPにこの本をPDFで見ることが出来るそうです。
また6月17日の奈良テレビ「ゆうドキ!」でも放映されるそうです。
当ブログの以前の記事
http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-5e61.html
二上山 夕日 2002年 (2019年夕日を入れる)
105cm×75cm
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