吉野・喜佐谷を下り宮滝へ
「スマイルバスで行くディープな吉野の旅」を読んで早速この前から行きたいと思っていた吉野・喜佐谷下り宮滝へ出かけました。
本に書いてあるように、橿原神宮駅から近鉄で吉野神宮駅下車すると、ちょうどスマイルバスがやってきて乗客はわたしひとりながら(Dコース200円)、金峯山寺や吉野山の町を通って上千本竹林院前で下車。10時半到着。
宮滝へ下りるところがよくわからず(あとで資料で調べると水分神社方向へ登っていくと下り口があると思われる)、以前車で通って見かけていた、如意輪寺の駐車場あたりまで下りて宮滝へいく表示を見つけて歩き始めました。
(追記、池内力さんから「下り口は吉野水分神社の手前、雲井桜の所にあります。」とのアドバイスをいただきました。)
下りのはずが道は登る一方で道を間違えたのではと思い始めたところで、稚児松地蔵にたどり着きました。
これで安心、あとはほぼ下りで喜佐谷を歩きました。鳥の声や水の音が聞こえます。ときどき水でしるいところがあり気をつけて歩きました。
平日ゆえか誰にも出会いませんでした。ひたすら滑らないように足下に気をつけて「象の小川」の表示や高滝に着いて昼食休憩。
しばらく歩くと宮滝方向からの入り口にたどり着きました。上野誠先生の書と解説の歌碑がありました。
「皆人の恋ふるみよしの今日見ればうへも恋ひけり山川清み」(巻7・1131)
そのあとしばらく歩いて桜木神社へお参り。ここにも上野誠先生の書による碑ありました。大海人皇子(後の天武天皇)を表して、「虎に翼を着けて放てり」
やがて宮滝に着きました。
上千本から歩き始めて3時間かけて宮滝につきました。資料館などは休みの様子でしたのでバス停で待っているとうまい具合に川上村からのやまぶきバス(200円)に拾ってもらって上市駅へたどり着きました。
犬養孝先生監修「万葉の道、奈良編巻の3」と「スマイルバスで行くディープな吉野の旅」のおかげで無事、吉野・喜佐谷を下り宮滝へのコースを歩くことが出来ました。犬養先生、万葉の道とおすすめの通り、7キロほどの良いウォークとなりました。
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