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2020年5月15日 (金)

大岡信『折々のうた』選 短歌(一)(二)水原紫苑編

2017年4月に亡くなった詩人・評論家の大岡信(1931~2017)氏が長書きつづられたコラム「折々のうた」がかつて朝日新聞の朝刊に載っていました。岩波新書に何冊にもわたって発行されています。
その中で、俳句、短歌、詩と歌謡の全五巻が大岡信『折々のうた』選として発行されました。

 

短歌は水原紫苑さんが編者で2冊にまとめられて発行されました。

短歌(一)の表紙です。クリックすると拡大します。

Img073

そして短歌(二)です。

Img074

水原紫苑さんは第一巻の解説に

「日本の文藝を代表するアンソロジーである、大岡信『折々の歌』の短歌選の二巻を編むという重責をいただいた。そこで古今和歌集と紀貫之の再発見者とも言える著者への敬意を表すために、古今集に倣って、四季の歌、恋の歌、そして雑歌、哀傷歌などに代わる人生の歌という三つの部立を採用した」と書かれています。

千三百年、和歌、短歌は三十一文字で変わらぬ定型です。折々に読んでいきたいと思います。

 

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