瑜伽山(ゆうがやま)園地へ
瑜伽山(ゆうがやま)園地が24日にオープンし、庭園は自由に見学できるということでしたので、見学してきました。
明治のはじめくらいまで、興福寺の大乗院、一乗院などと同じく松林院という子院だったそうです。公家の子息が住職を務めていたとかと聞きました。明治以降は、上記のような経緯があったとのこと。戦後は裁判所所有となり官舎などになっていたようですが、その後、何も使われない雑木が茂るもと屋敷のようになっていたと思います。また何年か前には土塀ごしの木が外を歩く人に向かって倒れ、危険であるとも言われていました。
一部の反対はありましたが、何度かの公開説明会などがあり、無事オープンにこぎつけました。ただ時節柄、開園の催しも行われず静かに開園しました。
MAPですが、上は西です。右手に北、下が東であり市内循環道路をはさんで奈良公園の飛火野が広がる好立地です。
交流・飲食施設や宿泊施設のオープンはまだ先のようです。6月5日からとも聞きます。
入り口あたり。
交流・飲食施設
茶室
交流・飲食施設や宿泊施設はどうなるのか期待されます。
北の鷺池の浮見堂からの遠景です。
帰り道に興福寺本坊の南の大湯屋のある一画を通りました。数十年前、私どもが子どもの頃はフェンスがなく自由に遊ぶことができました。
たしか、ひょうたん池とかいっていましたが、池を中心とする庭園あとでした。やはりよく似た日本庭園に思えました。
フェンスの東からの風景です。建物は大湯屋です。
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