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2020年4月30日 (木)

テイクアウトいろいろ

コロナ禍で奈良の飲食店はテイクアウトで頑張っておられます。わたしもお持ち帰りでこのところ各店のテークアウトのお弁当をいただいています。

もちいどのOK広場財団ビル2F、中華の晃輝(こうき)さんの3点。たしか一点800円。

エビチリ、

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鳥の唐揚げ

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酢豚

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もちいどのセンター街・夢CUBEの瑞穂さんの日替わりテークアウト。850円。

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もちいどのセンター街「あるるかん」さんの牛ヒレ肉のステーキ弁当

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もちいどのセンター街の「よばれや」さん 800円。

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拓さん。旧知のMoさんが売っていました。穴子弁当。500円。

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三条宮前新町通のぎんが食堂、ハンバーグとエビフライ。ライスなしは900円。

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いろいろなお店工夫を凝らしてテイクアウトの弁当を売っておられます。

2020年4月29日 (水)

動画、流通業界のコロナ対策

旧知のビジネスコンサルタント、得平 司さんが流通業界のコロナ対策を
youtubeに15分の動画で配信されています。
とてもわかりやすく、参考になると思いますのでぜひご覧下さい。

https://youtu.be/nvhkEwbLXG0?t=6

 

春日大社のHP、新しくなりました

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このほど春日大社のHPが新しくなっています。映像作家の保山耕一さんの画像がトップに出てきます。

https://www.kasugataisha.or.jp/p 

2020年4月28日 (火)

カミュの『ペスト』

最近話題のカミュの『ペスト』を読む前に先日、NHKのテキスト2年前の放送の100分de名著のテレビ放送のビデオ見ましたが、ちょうどそのテキストが本屋に入荷していました。

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このテキストを読んだあと、新潮文庫の『ペスト』を読みました。
文庫本ながら460ページですから私にとってなかなか読み応えのある本でした。

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(追記)100分de名著の講師の中条省平氏の記事が毎日新聞27日夕刊にちょうど載っていました。

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アルベール・カミュの『ペスト』は1947年、第二次世界大戦が終わってまもなく出版されました。したがって、当時、この小説のペストにナチス・ドイツの隠喩を見て、そこにファシズムと戦ったカミュのレジスタンス(対独抵抗運動)の経験が投影されていると考えることはごく自然でした。
 しかし、『ペスト』はそのような比喩的な意味にとどまる小説ではありません。実際、いまこの小説を読み直してみると、金儲(かねもう)けのことしか考えない経済至上主義が病気の脅威を見て見ぬふりをする態度を生むことや、権力者とお役所のことなかれ主義が病気への対応を鈍く遅くすることへの痛烈な批判があって、まさに現今の新型コロナウイルス流行をめぐる日本の官僚機構の弱点を抉(えぐ)りだしています。

アルベール・カミュ(1913~60年)=AP
 しかし、カミュの『ペスト』を純粋に疫病の流行とそれが生むパニックを描いた小説だと考えることも正しくありません。
 というのも、カミュ自身はペストを世界の不条理を凝縮する普遍的な現象だと考えていたからです。
 世界は不条理であり、人間に理解不可能な不幸や悲惨を押しつけてくるものだということが、カミュの思想の出発点でした。これは、カミュがひどい貧困のなかで少年時代を過ごしたこと、また、青年時代から結核を患ってつねに死と隣りあわせで生きてきたことと切り離せません。そこからカミュの根本思想である世界の不条理という考えが生まれたのです。
   ■   ■
 そうした思想を抱くカミュにとって、ペストとは単なる病気ではなく、人間から自由を奪い、人間に不幸と苦痛と死をもたらすものすべての象徴なのです。それは、天災、戦争、ファシズムと等価なものであり、現代日本でいえば、大地震や原発事故のようなカタストロフ(破局)とも共通するものです。そして、こうした不条理に襲われた人間は、自分の自由を守るために、そうした不条理に反抗しなければならないというのがカミュの思想の核心なのです。
 それでは、カミュの『ペスト』の描く災厄と、現代のコロナウイルスという災厄を同一視できるかといえば、それは困難です。
 カミュはペストに襲われたアルジェリアのオランという町を完全な封鎖(ロックダウン)状態に置き、町に監禁されてしまった住民の闘いを描きました。もちろん、今回、この封鎖状態は、武漢(中国)やヨーロッパなど一部の地域で実現されましたが、あくまでも例外です。カミュの時代から60年以上経(た)ってグローバル化された現代世界にとって、封鎖監禁状態を厳密に実施することなどもはや不可能なのです。
   ■   ■
 とはいえ、カミュが描く主人公の医師リウーたちの不条理との闘いには、現代にも通用するいくつかのヒントが見られます。
 その一つは、不条理との闘いをヒロイズムにせず、凡庸な人間にも可能なものにするということです。世界の巨大な不条理に対して人間が一発逆転をすることは不可能です。人間が世界の中心にいると考えることを戒め、人間の限界を謙虚に認め、落ち着いて自分にできる責務を果たすことが各人のモラル(行動の指針)になるべきです。
 もう一つは、絶望に慣れることは絶望よりも悪いということです。絶望的状態であっても、無気力になってその場の勢いに流されて闘いを諦めないことです。どんなに小さな努力でもできることを積み重ねるしかないのです。
 最後は、明るく見きわめるということです。悪(あ)しき事態を過大視も過小視もせず、できるかぎり冷静に見つめ、目をそらさないこと。それがモラルになる、と『ペスト』は語っています。(ちゅうじょう・しょうへい)

2020年4月27日 (月)

奈良のまちかど

25日から5月6日までの県による休業要請で、一段と休業する店が増えています。もちいどのセンター街も閉めている店が多いです。テイクアウトや開店している店もあります。今しばらくの我慢が大事とのこと、器まつもりも5月7日まで休業しておりますのでご不便をかけますがよろしくお願いします。

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4月25日11時過ぎ撮影。

以下27日朝9時前撮影。

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2020年4月26日 (日)

第二十八回奈良県万葉短歌祭 大和歌人協会賞(佳作) 奈良県万葉短歌祭

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奈良大学の島本先生から、大和歌人協会主催の第28回奈良県万葉短歌祭に当方の短歌出して良いですか?とのことでしたので軽い気持ちではいどうぞと返事したきりでした。

思いがけず、第二十八回奈良県万葉短歌祭 大和歌人協会賞(佳作)をいただき、送られてきました。
びっくりすると共に、ありがたいことです。

1月場所優勝の徳勝龍の奈良市三条通でのパレードを詠った歌です。

2月23日のことですから2ヶ月前、ことしはコロナウィルスで、ずいぶん前のことのように思えます。
急速な事態の展開に、どうも時間の感覚がちょっと違うような錯覚を覚えます。

 

徳勝龍の優勝パレードは新肺炎吹き飛ばしてぞ人であふるる

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2020年4月25日 (土)

1918年~1920年、スパニッシュ・インフルエンザ

100年前のスパニッシュ・インフルエンザに、今回のコロナウィルスは似ていると言われます。

スペイン風邪とも言われますが、アメリカが感染源だったようです。
スペイン風邪ということばは聞いたことがありますが、軽く聞こえるニュアンスです。はっきりしたスパニッシュ・インフルエンザであったということです。ウィルスは当時の顕微鏡では捉えられなかったということです。

そしてそのときの日本政府の対応が今回の対応と似ているということです。人は集まらないこと、うがい、手洗い、マスク・・・など。

1918年11月に、当時奈良市会議員をつとめていたわたしの曾祖父もスペイン風邪で亡くなったと祖母から聞いていたことを思い出しました。あらためてたいへんな病気であり流行であったことに思いをいたす次第です。

(追記)

毎日新聞やまと歌壇、6月4日付に入選しました。

百年前スペイン風邪にて亡くなりし曾祖父しのぶコロナ禍の今   松森重博

 

横山季由先生の評、珀年前スペイン風邪で亡くなった曾祖父偲ぶ松森詠、コロナ禍の今だから良い歌になった。

 

 

「1918年3月は、第一次世界大戦の最終段階だった。1918年初頭は米国では動員体制が整い、欧州に大量の兵士を送り込むべく国中が大騒ぎになっていた。全米各地で募兵が行われ、大量の志願者が集まってきた。募兵も、キャンプも、公債購入キャンペーンも、すべて大量の人々が一ヵ所に集まる。第一次世界大戦は、インフルエンザ・ウイルスに、格好の感染拡大の場所を提供していたのだった。


米国内で感染した兵士は、そのまま欧州に送られる。最前線では、死と隣り合わせの極限のストレスと、極度の疲労に晒された兵士の免疫が衰弱していたことは間違いない。かくして、あっという間に欧州戦線の各所でインフルエンザは猛威を振るうようになった。


もうひとつ、考慮しなくてはならないことがある。総力戦では、国家がその能力の限りを尽くして衝突する。そのためには、大量の物資を輸送し、国家経済を回転させねばならない。物資の輸送に伴い、人が動く。


 日本では1918年9月に、最初の集団感染が確認されている。アメリカで発生した流行が、戦争を通じて欧州に渡り、おそらくは物流に伴う人の交流に乗って、日本にやってきたのだ。アメリカでの発生から6ヵ月ということになる。

<第一回流行(1918.8-1919.7)
感染者:2116万人 死者:25万7000人 死亡率:1.22%

 第二回流行(1919.10-1920.7)
感染者:241万人 死者:12万8000人 死亡率:5.29%

 第三回流行(1920.8-1921.7)
感染者:22万人 死者:3600人 死亡率:1.65%
(内務省,104)」

『史上最悪のインフルエンザ -忘れられたパンデミック-』
   アルフレッド・W・クロスビー 著 西村秀一 訳/
   A5判/496頁/定価(本体4400円+税)/2009年1月発行/みすず書房/ 

 

 

 

 

 

 

2020年4月24日 (金)

さだまさしさんの歌

YOUTUBEを探せば最近アップされているそうです。

友人Iさんから、『緊急事態宣言のうた』、

https://www.youtube.com/watch?v=PvuI6bIS9LU

 

また友人Aさんから「亭主関白宣言の替え歌をさだまさしさんは歌っています」とのことです。

 

メッセージ性が強くて良い歌と思います。

さだまさしさんの公式ブログです

https://www.youtube.com/user/MasashiSadaOfficial

2020年4月23日 (木)

藤原辰史著『パンデミックを生きる指針ーー歴史研究のアプローチ』

知り合いの知り合いから紹介を受けました。A4版で8ページほど。読書時間は22分とあります。

なるほどと思いましたので紹介します。

 

藤原辰史著『パンデミックを生きる指針ーー歴史研究のアプローチ』

https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic

目次

1,起こりうる事態を冷徹に考える

2,国家に希望を託せるか

3,家庭に希望を託せるか

4,スペイン風邪と新型コロナウィルス

5,スペイン風邪の教訓

6,クリオの審判


元の「B面の岩波新書」に載っているのは、以下のホームページです。

https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic

 

(京都のNさんからの紹介メールの抜粋です。Nさんありがとうございました。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
知人からもらった情報の転送です。

 

岩波書店には、「B面の岩波新書」というホームページがあります。
岩波新書の著者が、著書に関して、現在考えていることを書くページです。

 

そこに、藤原辰史氏(京大人文研准教授)が書かれた文章です。 4月2日です。
パンデミックをどう生きたらよいか、歴史研究者の視点で、今の日本、そして世界の状況を踏まえて、書かれています。
なかなか、深く考えておられ、う、う~ん、と受け止めました。

 

藤原辰史氏は、『給食の歴史』という新書を書かれました。 2018年です。
僕は読んでいませんが、評判を呼んでいます。
朝日や赤旗新聞にも書評が載ったようですが、記憶していません。
つい最近、どこかの書評誌に、自作の紹介をされており、なかなかの文書で、こんな書き手がいたのかと新鮮に思ったのですが、その時はそれ以上は追いかけませんでした。

 

藤原辰史氏は、島根県の横田高校の出身です。
田舎の高校ですから、そこから京大に入るのは大変だったと思われます。

 

1976年の生まれですから、44歳です。
京大では、総合人間学部で国際文化を勉強し、以後、人文研で研究しながら、農業分野の歴史に関する著作を重ねれておられます。
農業史というより、農業技術発展を切り口とした文明史です。
ウィキペディアで経歴は調べられます。

 

元々の、「B面の岩波新書」に載っているのは、以下のホームページです。
引用著作にリンクが貼られていますので、親切です。
また、「B面の岩波新書」に関する、広い情報も得られます。
  https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic

 

どちらからでもお入りください。

 

 

2020年4月22日 (水)

災害を想定した店舗づくりを

震災、台風、風水害や今回のコロナウィルスも大きくは災害と考えられます。4月21日の日経新聞に旧知のビジネスコンサルタントの得平 司さんの私見卓見の記事が出ていました。そういう災害に供えた流通業の店舗作りついて端的に書かれています。企業の倫理性の重要さを強調されています。

 

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災害想定した店舗作りを クロス社長 得平司
1042文字
[有料会員限定]

日本列島は台風や地震など災害の多い地域といえる。
我が社がコンサルティングで関わる、流通業界などはどのように対応していくべきだろうか。

まず災害を想定した顧客への啓発活動が重要だ。店舗が平時から「災害対策コーナー」を設け、来店客が備蓄をするようになれば、災害時の対応も早くなる。2019年の台風では一部地域の家電量販店で電池や懐中電灯、スーパーマーケットでカップ麺や水などが売り切れた。
インターネット通販の企業もあまり在庫を持っていないケースが多い。備えがあれば、売り切れも少なくできるはずだ。敷地内に損害保険会社をテナントとして入れるなど、日常的に相談ができるようにもなれば良い。

第2に災害時における素早い開店と商品供給が挙げられる。困っている顧客に対して素早く商品を届けられることは地域貢献につながり、どんな広告よりも企業のブランド価値を高めるだろう。水害の起きた地域でのライフライン補完のためにブルーシートや簡易トイレ、太陽光発電池などを多く用意しておきたい。

スムーズな供給には、災害に強い店舗作りが欠かせない。陳列棚やスプリンクラーは耐震仕様にしておくべきだろう。
補給網の確保も重要だ。災害時に柔軟に対応する交通手段を、事前に運送会社と考える必要がある。大規模な災害時には復興需要が確実に生じる。住宅関連の工事業者とも事前に連携策を話し合っていれば、ホームセンターなども素早い対応がとれるようになる。

最後に、災害など危機発生時は、ビジネスチャンスと便乗値上げを間違えてはならない。新型コロナウイルスが猛威をふるい、日本でも患者が数多く出た。マスクを作っている企業の株価も上がったというが、インターネットでマスクの価格を調べてみると、メーカーの意図を離れた便乗値上げが出ていた。あるサイトでは5~15倍程度で販売されていたという。

もともと日本では商業道徳で、危機に便乗した値上げなどを戒めてきた。SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む企業も多い現在、通販に関わるIT(情報技術)企業も倫理観を欠いた出店者を野放しにしてはいけない。 

休業のお知らせ

     お知らせ
毎度ありがとうございます。

コロナウィルスの拡散防止のため、
4月22日(水)から5月7日(木)まで休業します。
一日も早い収束を願っています。
よろしくお願いします。


奈良もちいどのセンター街             

器まつもり本店

 

2020年4月21日 (火)

100分de名著 アルベール・カミュ 「ペスト」

近頃、話題のアルベール・カミュ 「ペスト」をテーマにしたNHKの100分de名著という番組を、4回に亘りYOU TUBEで見ることが出来ました。

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100分de名著 アルベール・カミュ 「ペスト」  La Peste、Albert Camus

 

第一回 https://www.youtube.com/watch?v=IwyxM-OKJv4&list=RDanl2xloEyVM&index=

 

第二回  https://www.youtube.com/watch?v=anl2xloEyVM&t=55s

 

第三回  https://www.youtube.com/watch?v=isa4oeXFJ70

 

第四回 https://www.youtube.com/watch?v=OUcZ095GWVQ

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2020年4月20日 (月)

こいのぼり

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ことしも5月5日はこどもの日。もちいどのセンター街の装飾もこいのぼりが泳いでいます。ことしの連休は外出自粛が続いていますので、やや寂しい感じです。テレビや新聞も歩く人の少ない様子を取材して映像や写真で流されます。

萬葉植物園 来年4月まで閉園

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春日大社の萬葉植物園のポスターです。例年なら4月下旬から5月上旬は見頃で賑わっていますが・・・。

残念ながら萬葉植物園は来年4月まで閉園とのことです。丸窓の移築や植物園の改修とのことです。

 

2020年4月19日 (日)

猪股静彌先生の第五歌集『玄』

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10年ほど前まで、毎日新聞やまと歌壇の選者をされていた猪股静彌先生の第五歌集『玄』です。ずいぶん前に買い求めていたのですが、このほど片付けをしていたら出てきました。外出自粛の時期、早速読みました。

後記によれば

1997年福山市から子規、一遍上人の生国、伊予に渡った旅の歌から、2001年百年祭を迎えた根岸の子規庵をたずねたおよそ2年間の詠われた歌1000首から選ばれた歌です。

歌集の中に2つの長歌。一つは沖縄の佐喜間美術館の丸木位里、俊夫妻の「沖縄戦図」を前にした感慨を詠った歌です。

そしてオーストラリアのカウラ市にある日本兵捕虜収容所跡で詠われた長歌です。

学徒兵として軍服を着、敗戦後長らえてその日まで堅持されてきた志が詠まれています。

各地の旅の歌や日常詠の連作が12の小題で編集されています。

とのことです。

日月茫茫

西国遊行 

大和路往還

北の旅

遠遊沖縄

遠遊オーストラリア

東国遊行

豊州遊行

雑事雑詠

信州遊行

大和路遠近

四季おりおりに

(遊ぶはサンズイの旧い字です)

 

詠まれた短歌です

 

・自然壕の奥くら闇に一つ蝋ともし乳ふくまする若い母あはれ   沖縄にて

・捕虜の身を恥ぢて偽名の兵の墓に捧ぐる遠くきたりて      オーストラリアにて

・のびやかに眉ひく下の目なぶたをややに見開き人間を見る    臼杵大仏

・平家谷と呼びて過ぎにし幾世代神社には赤い注連めぐらして

・つはぶきの咲きそふ小路語りつつ朝立ちいづる若草山さして

・音爆ぜて万の火の粉の散りゆきて闇の夜空は永久のオリオン   二月堂

・昭和十八年入会したるアララギの心とこよりをひねる暁闇

・まなこ開き何も見えねば永劫の世のくら闇の色かこの色

・石楠花のふくらむつぼみ見えながら金堂さしてのぼる石段

・この山に竜在峠見放けたるみ心をしのぶ佐紀終刊の秋

・空に鳴る風にくづほれ思へればすでに逝きにしよき友よき師よ

・「大仏の足もと寝る夜寒かな」奈良の子規の句ここに口ずさむ

 

あらためて素晴らしいお歌だと思います。

猪股静彌先生

1924年(大正13年)8月12日、大分県香々地町に生まれる。18歳の頃にアララギに入会し、土屋文明に師事する。1951年(昭和26年)に法政大学文学部国文学科を卒業し、奈良市立一条高校に勤務する。その後、愛知女子短期大学講師を経て、帝塚山短期大学教授に就任し、退職後、名誉教授となる。2009年(平成21年)9月8日に死去、85歳

2020年4月18日 (土)

もちいどのセンター街のテイクアウトと、やまと歌壇より

もちいどのセンター街では飲食店が、テイクアウトも行なわれ始めました。

若草カレーさん

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あるるかんさん

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晃輝さん

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よばれやさん。

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イタリアン・キャラベルさん

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夢CUBEの瑞穂さんは近くなら配達つきが近日おこなわれるそうです。

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以下はもちいどのセンター街のフェースブックからの情報です。

<不要不急の外出自粛を励行されておられる方、たくさんいらっしゃると思います。
外出は控えるなか、やはり困るのが「食事」…「たまには息抜きにしたいなー」という時に超オススメなのが「もちいどのセンター街内の食事処のテイクアウトメニュー」です。
さまざまなお店が「冷やし中華はじめました」ばりに「テイクアウトはじめました」よ。
それでは今日は
「MOCHIIDONO TAKEOUT GOURMET COLECTION 2020 SPRING」
をお送りしますね。


エントリーナンバー①「キッチン あるるかん」さん
三条通りからシケインを抜けてすぐ右手にある山小屋風の洋食屋さん。本格的な洋食メニューが普段から人気のお店ですが、お持ち帰りは2メニュー「ハンバーグステーキ弁当」そして「牛フィレ肉のステーキ弁当」…自宅待機を頑張っている自分へのご褒美にいかが?(私は「何のご褒美」にかこつけて食べてやろうか、と悩み中)


エントリーナンバー②「若草カレー本舗」さん
さらに進んでセンター街真ん中付近右側。名前の通り「カレー屋さん」なので「カレー弁当?」と思わせておいて「鶏カツのオニオンマヨネーズ弁当」と「カレー風味唐揚げ弁当」でございます。なんでも、カレーのトッピングで人気の2つを弁当にされたとのこと。注文してから作ってくれるので出来たてアツアツですよ!


エントリーナンバー③「イタリアン・キャラベル」さん
センター街中央、スーパーOKestのお向かいのビル2階にあるイタリアンレストラン。こちらの特徴はデミグラス絶品の「ハンバーグ弁当」もさることながら「ファミリー向けのテイクアウトセット」があるんですよ。
ピッツァを中心に3種類のレパートリーとなっております。宅配ピザでは味わえない本格ピッツァを家で食べれるなんて…「まぁ、なんてことでしょう」


エントリーナンバー④「よばれや」さん
夢CUBEをすぎてすぐ左側のお店屋さんです。おでんが有名なよばれやさんでは日替わり弁当をテイクアウトできます。おかず充実の大満足お弁当…秀逸なのはこだわりの「だし巻き卵」。
これだけでも「頼んで良かったな」と思わせてくれます。
皆さんに「食べに来て」とは言えないなかで各店舗頑張っていますので、ぜひ生活必需品等のお買い物に来られた際はご賞味くださいね。何処のお店を選んでいただいても満足いただけますよ。 

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それから、余談ですが16日の毎日新聞「やまと歌壇」横山季由先生選に短歌が載りましたのでご報告。

 

客減りて休む店増えし餅飯殿商店街に今日も店開(あ)く

 

(評)餅飯殿商店街に店を構える松森詠、コロナ禍で外人客等が減った街のさまを捉え、それでも店を開けるという、気持ちの出たいい歌だ。

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2020年4月17日 (金)

17日より奈良県も緊急事態発令

つぎつぎ中止情報が届きます。


友人Yさんから。

「奈良県の緊急事態発令を受け、奈良市の観光案内所3箇所(JR奈良駅、近鉄奈良駅、三条通り観光センター)すべて4/17より5/6まで
クローズとなりました。
5/16.17の興福寺薪御能も中止が決定されました。
先が見えません。」

横山季由著『アララギの系譜』

会合が減り、催しや演奏会が減り、外出自粛の時期です。読書に最適な時期です。ちょうど横山季由著『アララギの系譜』をいただき早速4日間で読み終えました。日本の短歌界の中心といえるアララギの経緯がよくわかる本でした。

『アララギの系譜』は小谷稔先生のあと、一昨年秋から毎日新聞「やまと歌壇」の選者をされている横山季由さんの最新の著書です。『現代短歌』誌に6年あまりにわたり毎月書かれ、73回にわたって連載された力作です。

アララギは俳句で有名な正岡子規が短歌にも力を入れられたことをきっかけに始められました。

この本の目次は、第1部土屋文明以前として、正岡子規、伊藤左千夫、長塚節、岡麓、古泉千樫、島木赤彦、平福百穂、中村憲吉、中村憲吉門下5名、斎藤茂吉、斎藤茂吉門下3名。

第2部として土屋文明70頁あまり、しっかり書かれています。著者の横山さんは直接晩年の土屋文明先生にも教わられたそうです。

第3部として、土屋文明以後、五味保義、佐藤佐太郎、近藤芳美、高安國世、吉田正俊、落合京太郎、小暮政次、上村孫作、赤井忠男、猪股静彌、中島滎一、清水房雄、宮地伸一、小市巳世司、アララギ終刊、小谷稔。

現代短歌社発行、2600円+税。

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本の帯です。

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著者の横山季由さんの略歴です。

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2020年4月16日 (木)

『かぎろひの大和路』復刊36号、発行される

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待たれていた『かぎろひの大和路』復刊36号がこのほど発行されました。今回は高取が特集されています。広告を出していますのでわざわざ持ってきていただきました。

目次

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特集 高取 古代から中近世の歴史を秘める城下町

万葉人の語らい(35)柿本人麻呂

生活と風習と  船倉弁天神社のおんだ祭(高取町丹生谷)

大和を彩ったひと 坂上田村麻呂

まちなみスケッチ 古アーチ石橋の再発見物語 片寄俊秀

発行情報 高取町の古墳探訪

文学&奈良 高取が生んだ阿波野青畝

お話 大和清九郎

まちのげんき10、高取むげん塾

こんな店・こんな味・こんな品

奈良の特産品 大和当帰(ヤマトトウキ)

おたより

ときのつなぎ 『歌集 大和まほろば』(松森重博著)

かぎろひ歳時記

なら酒 蔵めぐり24 乳華(高取町 田井庄)

やまと路NOW ホテル尾花、阿波野青畝冊子、因光寺

「かぎろひ歴史探訪」ウォーク第14期

編集後記にかえて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

楽しみに読みたいと思います。奈良出版館発行、500円+税。かぎろひの大和路のホームページです→http://www4.kcn.ne.jp/~kagiroi/

そして「ときのつなぎ」というコーナーに歌集『大和まほろば』を過分に紹介していただいていますので紹介させていただきます。かぎろひさんありがとうございます。

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2020年4月15日 (水)

第4回入江泰吉記念写真賞

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第4回を迎える入江泰吉記念写真賞の案内パンフです。

くわしくは以下のHPをご覧下さい→http://photocontest.irietaikichi.jp/

2020年4月14日 (火)

上野誠先生『萬葉学者、墓をしまい母を送る』

コロナウィルスによる外出自粛の時期、こういう時期は、読書が一番です。

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奈良大学教授で萬葉学者の上野誠先生の最新作です。

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はじめに。

死の手触り 祖父の死

墓じまい前後 こげな立派な墓はなかばい

死にたまふ母 福岡から奈良への引っ越し大作戦

われもまた逝く 大伴旅人 万葉集「生ける者 遂にも死ぬる ものにあれば この世にある間は 楽しくをあらな」

おわりに

あとがき

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一気に一晩で読み終えました。率直な打ち明けた文でよくわかりました。

 

江戸時代からの旧家。おじいさんが家とも見まがう立派なお墓を建てられたこと、

一方呉服から洋装店への転換、船場の仕入れを近県を取りまとめた大きな卸小売のご商売、スーパーなどの大型店の影響で小売一店舗への集中、おばあさんの死去に続くお父さんの死去。墓じまい。お母さんは福岡を代表する俳人であったこと

お母さんと上野先生の会話。海援隊の武田鉄矢の母子の会話を思い出す博多弁の率直な会話でした。

長男であるお兄さんの死去。お母さんを奈良へ引き取り七年間にわたる介護と別れ。
古事記、万葉集やいろいろな書物、儒教や西欧のことなどを紹介され、生きることと死ぬことを哲学されているように受け止めました。

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本は啓林堂書店の奈良店にありました。講談社発行。1400円+税

 

 

 

2020年4月13日 (月)

鹿愛護会から

南都銀行本店のウィンドーに、鹿の訴えの展示されています。

6月の子鹿の見学の案内。

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死んだ鹿の胃から出てきたビニール袋など・・・。

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量にも驚きますが、パネルで出てきた実物がリアルです。

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2020年4月12日 (日)

上海楼のテークアウト

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近頃コロナウィルスゆえ、飲食店も来店客が少ないということで、テークアウトに力を入れている店が多いとのことです。

東向商店街の中華の老舗、上海楼のご主人と立ち話で、先日新聞でテークアウトを始められたということが載っていましたねなど話をしていたら、ちょうど昼時で実際に売っておられたので買い求めました。
酢豚の弁当です。税込680円。注文したら早速作っていただき、出来たてでとてもおいしくいただきました。

あとエビチリの弁当680円もありました。飲食店も物販のお店もがん ばりましょう

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2020年4月11日 (土)

美ビット見て歩き

いつも楽しみにしている川嶌一穂さんの美ビット見て歩きが久々に奈良新聞に掲載されています。大和言葉で禅の教えを説く、というテーマです。このコーナーはますますお元気で続けていただきたいと思います。

よろしくお願いします。

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *82 川嶌一穂

 

白隠禅師の呼吸法

 

写真 別冊太陽「白隠 衆生本来仏なり」表紙(平凡社 2013年)

 

白隠(1685〜1768)と言えば、ぎょろりとした目が特徴的な数々の「達磨図」や、迫力と稚気を併せ持った「本来無一物」などの書をたまに目にする程度で、詳しく知っていたわけではない。その白隠と、「呼吸法」の白隠とを結びつけて考えることもなかった。
数年前、自宅近くで坐禅会を開いている天台宗の寺院をインターネットで見つけて参加するようになったが、坐禅の前に「白隠禅師坐禅和讃」を全員でお唱えする。
「坐禅和讃」についても全く知らなかったが、そのうちに「あ、」と思う所が出て来だした。「衆生本来仏なり 水と氷のごとくにて 水を離れて氷なく 衆生の外に仏なし…譬えば水の中に居て 渇きを叫ぶがごとくなり 長者の家の子となりて 貧里に迷うに異ならず」…。
人生も後半に差し掛かる頃から、「理想を他に追い求めても虚しい。今・ここを理想の世界にして行くしかない」というようなことをぼんやりと感じていたのを、「坐禅和讃」は言葉にしてくれているのではないだろうか。
そう思うと、江戸時代前半の禅僧・白隠という人物が生き生きと立ち上がり、彼が語った呼吸法とはどういうものか、俄然知りたくなった。それで直木公彦著「白隠禅師 健康法と逸話」(日本教文社・昭和三十年)という本を買い求め、我流でやってみた。
床の中で全身を脱力させて、深く長い腹式呼吸をするのが基本で、吐く息を丹田に落とし込むイメージを持つ。本当は下半身(腰、脚、土踏まず)に力を込めるのだが、それはまだできない。構わずに続けていると、ふっと肩の力が抜ける瞬間がある。うまく行くと足の先までぽかぽかと暖かくなるし、知らない間に眠ってしまう。以来夜に寝付けないということがなくなった。
本来禅宗は「不立文字」を旨とするが、白隠は五十以上もの著作を生前に刊行した。もちろん漢文による語録もあるが、漢字仮名交じり文、つまり大和言葉による法語を多数残した。健康法も後者である。
現代でも、お経は梵語の仏典を中国語訳した漢文で書かれているので、聞いただけでは内容が分からない。庶民に布教するためには自国の言葉で書かれた経典が必要である。16世紀ドイツのルターによる宗教改革も、ギリシア語やヘブライ語で書かれていた聖書をドイツ語に翻訳することがその根幹を成していた。
その意味で、親鸞(1173〜1262)の和讃、蓮如(1415〜99)の御文と同様に、白隠の仮名法語は貴重である。
美術にせよ、文学にせよ日本の文化には仏教の理解が不可欠である。が、私の苦手な分野でもある。外出もままならない今、本棚に眠っている仏教関係の本を読むいい機会にしようと思う。まず佐藤春夫訳の「観無量寿経」(ちくま学芸文庫)を取り出して来たところだ。
3月は体調不良でお休みを頂き、失礼しました。何とか生き延びよう!

 

=次回は5月8日付(第2金曜日掲載)=
・ ・・・・・・・・・・・・・・・
かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

 

メモ 「親鸞和讃集」(ワイド版岩波文庫)=四行書き一首を単位として、経や高僧伝をまとめたもの。例えば「皇太子聖徳奉讃」では、…橘のみやこよりしてぞ/奈良のみやこにうつれりし/数大(しゅだい)の御寺(みてら)を造隆し/仏法さかりに弘興(ぐこう)せり…と聖徳太子の事績が語られる。「蓮如文集」(岩波文庫)=親鸞の教えを蓮如が手紙の形で述べたもの。有名な…朝(あした)には紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり…もこの中にある。

 

2020年4月10日 (金)

明日香村冬野、栢森、芋峠、吉野山、黒滝村、下市へ

良い天気で店も休み、明日香村の細川、冬野などの山道を車を活用して行ってきました。
小谷先生がよく短歌に詠んでおられるところですが初めて訪れることが出来ました。歩きでなく車による登山でしたが。運転がたいへんで写真もほとんど撮れませんでしたが途中、桜ごしに大和三山を望むことが出来ました。

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そして栢森に降りてさらに芋峠をこえて吉野へ行きました。芋峠の掲示は犬飼孝先生の解説です。
たしか土屋文明先生は竜在峠がのちの天武天皇が明日香から吉野へ行くときの道ではなかったかと考証されています。いつか機会があって元気であれば竜在峠も行きたいものです。

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吉野の花矢倉展望台からの景色。そして桜の満開から散り始めの様子です。

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吉野山から黒滝村へ行く道の表示に従って初めて走ってみました。狭い道ながら無事黒滝村へ。かつての洋館建ての役場です。いま県の文化財になっているとのこと。

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黒滝村は天川村や大峰山に行くときに通った村ですが、きょうは狭い吉野山から行きました。

黒滝村物語館や道の駅や南都銀行へ。

遅い昼食を取ったあと、下市方面に走ると思いがけず、川上下社にお参りすることが出来ました。

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神様の使いの白馬とやや小さな黒馬をみることが出来まし た。
これで今まで行ったところを思い返してみると、川上村の川上上社、東吉野村の川上中社、そして下市の川上下社の三社をお参りすることができました。

鳥居前の満開の桜は風に吹かれて散り始めでした。

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ふつうならこの時期吉野山など車ではなかなか行けないところです。

ほとんど車の中からの見物でしたが良い天気に恵まれ何よりでした。

 

2020年4月 9日 (木)

緊急事態宣言 5月6日まで

緊急事態宣言が出されました。8日0時から5月6日まで。東京近辺、大阪、兵庫、福岡など7都道府県。

その他にも準ずる動きが広がっています。

奈良でもさまざまな休業や時間短縮の動きがあります。レストラン、飲食店、ホテル、小売店にも。

最近改装してスタートしたばかりの、きらっ都・奈良(TOMOSU運営)も8日から5月6日まで閉館です。

もちいどのセンター街でも7日水曜日休む店がありました。夕方18時には多くの店が閉まっていました。頑張っておられる店もありました。マスクは、夢おり本舗で500円の自分で組立型のマスクを購入しました。スパークでは奥さんが頑張って作っておられますがこの日は売り切れとのことでした。

 

当方の器まつもりも、4月は水曜日、木曜日は休むことにしました。(29日は営業予定)

営業時間も10時から18時の時間短縮です。それ以上休むかどうかまだ決められません。

夜乗ったタクシーの運転手さんによれば、「県内の社寺もあちこちもがら空きで、タクシーのる人も少なく

お客さん(わたし)できょう4人目です。東京では700人ほどのタクシー運転手が解雇か休業だとニュースで言っていた」とのことです。

たいへんな時期になりました。うがい、消毒、マスクをして「NO集・近・閉(ノーシュウキンペイ)」という3密よりわかりやすい方法で過ごしたいと思います。

皆様もお大事にお過ごしください。

 

 

 

 

ムジークフェスト 中止

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残念ながら5月から6月にかけて行なわれる予定であった、ムジークフェストが中止になりました。

楽しみのオペラセレクトも中止です。つぎつぎ中止で、鉛筆で書き入れている手帳は消しゴムで予定がつぎつぎ消されていきます。

奈良新聞でも報じられています。

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2020年4月 8日 (水)

氷置晋さんのCDなど

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氷置晋さんのCD、みにべすと2020です。
1,古い町
2,桜ひとしずく
3,賛仏歌~明日も照らしていて~
も3曲が入っています。

 

4月5日のコンサートは残念ながら無観客コンサートになりましたが、本番同様のステージで17曲渾身の演奏だったそうです。
またDVDにして発売されるそうです。
奈良新聞にはまた別のCDが発売されたと報じられています。
氷置晋さんのHPです→https://shinhioki.com/

 

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2020年4月 7日 (火)

コロナウィルスのこと「感染症の時代を生きる」

フェースブックの友人からの紹介ですが、11分のお話でよくわかりました。

宮澤 正顯(みやざわ まさあき)先生

医師/医学博士/近畿大学医学部免疫学教室教授/近畿大学大学院医学研究科長

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https://www.youtube.com/watch?v=aD_vMFWUf8Y&fbclid=IwAR2PHTtAl_clcUdRS4e4nH0mSkUr0zYHMz5mcMClUnDrwHy_9T-DN4R68mc

2020年4月 6日 (月)

鐘南山という医師のこと

中国の武漢がコロナウィルスの発生地ということですが、最初に異常発生を見つけ、対処をすすめた鐘南山というリーダーである医師のことを書いたレポートをSさんが送ってきてくれましたので紹介します。

一日も早い日本や世界でのコロナウィルスの収束を願いたいと思います。

鍾南山
しょう なんざん
医師

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説明
鍾南山は、中華人民共和国の医師、医学者、衛生学者、現国家衛生健康委員会専門家グループ長。専門は疫学、呼吸器学、臨床医学。 2002年から2003年にかけての重症急性呼吸器症候群の感染拡大時には、感染の中心地となった広東省で広州市呼吸器疾病研究所の所長を務めていた。 ウィキペディア

 

生年月日: 1936年10月20日 (年齢 83歳)
生まれ: 中華人民共和国 南京市
配偶者: Li Shaofen (1963年から)
学歴: Peking University Health Science Center (1960年卒)、 広東実験中学
フィールド: 呼吸器学、 呼吸器疾患

 

「中国が、いま武漢でも一応落ち着かせているのは確かですが、それは、単に日数が
経ったからではなくて、積極的な「ウィルス退治」をやったからですが、その大きな
要素に「避難所病院」の設置があったようです。
軽症者・無症状の感染者、あるいは接触者を、どんどん検査で見つけ出して収容し、
感染ルートを絶つことで、ウィルスを押さえ込んだということです。
こちらの二つの記事に、鐘南山というリーダーの下で行なわれた「戦い」の様子が
書かれています。自宅療養は、彼らも一度やって失敗し、避難所病院を作っています。

 

https://www.newsweekjapan.jp/marukawa/2020/03/post-60_1.php ニューズウィーク
中国は新型肺炎とどう闘ったのか 
<救急外来で順番待ちをする間に死んでいった患者もいたという一時のパニック状態
から立ち直り、世界で初めて新型コロナウイルスを制圧しつつある中国の死闘の記録>

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20200318-00168400/
中国はなぜコロナ大拡散から抜け出せたのか?
「体制に屈しない気骨の免疫学者」がいたからだ。ウイルスの前に一党支配体制は
むしろ脆弱だ。

遠藤誉  中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士

 

 

 

2020年4月 5日 (日)

ブログ 「短歌のこと」

服部素空氏の会津八一研究のページを見ていて参考になったと言っておられる方のホームページにたどりつきました。

参考になります。

https://tankanokoto.com/category/

 

 

2020年4月 4日 (土)

ちょっと気になったページ「よみとき」

ちょっと気になるページに行き当たりました。

よみとき

「このサイトは、奈良の(特に産業に関する)情報を整理し、奈良を深く知りたい方、奈良で仕事をしている方のお役に立てることを目指しています。
著者のリサーチャーとしての専門性を活かし、観光業を含む奈良の産業をいろいろなデータを用いながら読み解いて行きます。もちろん、奈良に限らず観光や産業の分析に広く関心のある方もご利用ください。観光スポットや奈良の歴史に関する情報提供は他のサイトに譲りたいと思います。」

https://yomitoki-nara.jp/

 

そこから見つけたページ

ならマガ

http://naramaga.in/p 

2020年4月 3日 (金)

マスク もちいどのセンター街にて

昨日来、安倍首相の1世帯2枚のマスクを給付が話題になっています。

ところで現金給付はどうなったのでしょうか。

コロナウィルスでマスクが必需品になっていますが、売っているお店を知り合いからこっそり教えてもらいました。

実は奈良もちいどのセンター街で売っていました。

ひとつは、「RIRO RIRO」さんにて。税込み1つ550円。これはMサイズです。

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そして「カラコロン」さんで。1つ税込み350円。

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ちょっと可愛いのでまだつけてはいないのですが。近頃、いずこもマスクばかり売れるそうです。

それから朱鳥(あけみどり)さんは餅飯殿店ではなく東向店で日本手ぬぐいのマスクを売っておられるそうです。

 

2020年4月 2日 (木)

奈良の8商店街のセミナーがひらかれました。

昨日の南都銀行での新型コロナウィルス関連経済対策のセミナーが、NHKニュースで紹介されました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200401/2050004108.html
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服部正博(素空)氏の会津八一研究ページ

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服部正博(素空)氏。2019年6月20日撮影。

會津八一の研究をWEB上で発表しているのは、私の知るかぎりでは、服部正博(素空)氏が一番ではないかと思います。

彼は、早稲田大学を経て勤めのあと、三重県四日市市の家業を継ぐかたわら、會津八一の門下の早稻田大学名誉教授の植田重雄先生の薫陶も得て、會津八一を長年にわたり研究されました。

また安達先生の指導で長年、仏像彫刻にも力を入れていました。残念ながら2019年8月14日急逝されました。71才。

彼の残している、ライフワークであった會津八一研究のホームページをご子息の努力であらためてアップされていますので紹介します。

膨大なページ数です。先日、私は本のように残したいと思って研究のページをプリントアウトしました。そしていま読み始めています。本文だけでA4版で430ページを超えました。たいへんな労作です。

ご子息からの案内です。

会津八一研究ページは、以下で存続しておりますので、ご覧ください。
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/81top.html」

それから、服部氏が長年に亘って書かれたブログも残されています。

2019年7月までの独り言は、以下で参照できます。
http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/mokuji.html」

 

 

2020年4月 1日 (水)

784ならどっとFM 開局20周年

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784

ならどっとFMです。

ことし開局20周年とのこと、おめでとうございます。

地域になくてはならないラジオです。

インターネットサイマルラジオを通じて日本中で、世界中で聞けるとはすごいですね。

春号が新しく出版されて、町のあちこちにも置かれています。無料です。

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