25-26日、大立山まつり ちとせ祝ぐ寿ぐまつり
1月25日(土)26日(日)は奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつりです。
今までにないビジュアルなチラシです。
石川・海龍王寺ご住職の実行委員長のお話です。
【大立山まつり ちとせ祝ぐ寿ぐまつりのビジュアルについて】
今回「大立山まつりちとせ祝ぐ寿ぐまつり」のビジュアルは、まつりの開催を知っていただくためのビジュアルと、平城宮跡の存在の意味および平城宮跡で開催されているイベントの存在の意味を、お伝えするためのビジュアルを作成いたしました。
ここに紹介するビジュアルは、永年の私の思いが込められた「平城宮跡の存在の意味および、平城宮跡で開催されているまつり、イベントの存在の意味をお伝えするビジュアル」です。
このビジュアルを作るにあたり、先ず考えたのは「古代から令和の時代に至る奈良の歴史」のビジュアル化と、今までに無かったビジュアルを作ることでした。
直近のまつりである大立山まつりは、今まで人々に対して「どのようなまつりであるのか」を、訴求できていなかったように感じていたことから、従来のような、まつりの名称を前面に出すのではなく、奈良および、まつりの本質を伝えることに重点を置いたほうがいいと考えたので「あったかいね、冬の奈良」というキャッチコピーを前面に出しました。
女 帝と女性が持つ「あったかもん」には「令和を生きる我々が、古代から受け継ぐもの」の意味を込めているとともに、「あったかい」には「あたたかい品」というだけではなく、和銅5年(712年)正月、元明天皇が諸国の国司に対し、荷役に就く民を気遣う旨の詔を出しておられ、詔を出されたのが、まつりの時期(月)に重なってくることから「人としてのあたたかさ」という思いも込めました。
以前から、平城宮跡で実施されているまつりやイベントを「一気通貫で紹介する」ことで、まつりやイベントがより広く、より深く伝わると考えていたので、いつか実現したいと考えていました。
今、「大立山まつり ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」実行委員会会長に就いている時しかできないと思い、様々な方々に相談いたしました。
「会長の意を汲んでやれ!」と談判してくださった方。
「赤字で制作してくださった方」
「割に合わない費用なのに、私のイメージを美しいイラストにしてくださった方」
「女帝への思いを文章で寄せてくださった方」
何年も考えていたことを実現していただいて、ホンマに、嬉しかった~。
完成したビジュアルを見た時は、泣いた(笑)
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ことしのお祭りに注目したいと思います。
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