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2019年11月14日 (木)

第35回、南都二六会の仏教セミナーへ

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35年目、第35回を迎える南都二六会の仏教セミナーがならまちセンターで行われました。第1部、講師は奈良大学教授の上野誠先生です。

万葉のはじまりのうた、と題してのお話でした。

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年号は日本だけに残っている、今回の令和について。

願いをするから叶えられる。願いがかならずかなえられるものではないが、願いをするから叶えられるのだ。

万葉集は必ずしも穏やかな時代ではなく、渤海と新羅の争い、饑饉の時代などたいへんな時代であった。

1、万葉集、最初の雄略天皇の歌。「籠(こ)もよ み籠(こ)持ち・・・・・」。

天皇の慈悲、慈愛。雑歌(ぞうか)である。

助詞の違い

「も」、AもBもCも、どれも良い

「は」Aは・・・だがB、Aは良いがBは・・・・

これは大切

例え話を声色も交えてたくみに解説された。ひさびさの上野節を聞き、深く感動し場内も笑い声が漏れ、このあたりさすが上野先生でした。

2,古代の婚姻

よばひ・・・互いの名前を呼び合う動詞「よばふ」の連用名詞形、夜這うではない。

結婚、女性の家の一角に妻屋(つまや)が建てられた。敷地の北の方、したがって北のかた、とか北の政所とかいわれる。

(参考)古代の集団見合いともいうべき歌垣においても名を問うところから交際がはじまる。

3,平城京の時代は春日野が若菜摘みの場

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80分間がとても短く感じられる上野先生の楽しい講演でした。

天皇陛下のお言葉、政府高官の国会答弁など、落語家も顔負けの声帯模写でした。

休憩のあと第2部、

上野先生そして長弓寺の薬師院の岡崎良昭師、西大寺の清浄院の佐伯俊源師、霊山寺の東山光秀師の4人によるお話でした。

薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来のお話。奈良は方角や空間性の特長がある。心を落ち着かせる境内の雰囲気。などのお話。

中でも

「奈良は、奥さんとスニーカーで来るところ、お金を落とすところがない。京都は、愛人と来るところ、お金をおとすところがいっぱいある」という説は場内大爆笑でした。

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最後に、会場の僧侶全員が登壇され、場内の皆さんといっしょに「般若心経」を唱えられました。

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