9月7日保山さんの映像上映会 点描
9月7日、午後2時前から、バスターミナルの3回目になる保山さんの上映会がひらかれました。
平城宮跡での催しの案内、そして竹田博康奈良公園室長から奈良公園のお話、今回は13日に采女祭が行なわれる猿沢池のお話でした。
今回は第1部、「かすがの煌めき」がテーマで春日大社に奉納された映像の68分版が上映されました。飛火野での書を思案される書道家、桃蹊 さんの姿が映し出されました。飛火野の巡る季節も浮かびあがりました。春日の神への思いなども描き出されました。そして春日大社の協力を得て、早朝の真っ暗闇で和ろうそくの明かりひとつで、大きな白い紙にきらめく、「煌」の一字が書き上げられました。
そしてステージが暗い中、尺八の松本太郎さんの演奏の中、春日大社の灯籠の火などが浮かび上がる中、書道家の桃蹊 さんが白い紙3枚に、筆を持ちかえながら書かれました。3枚あわせると4尺四方くらいで、3枚がつながりました。
休憩の後、第2部が始まりました。まほろばソムリエの会による「奈良百寺巡礼」第3回目は桜井の聖林寺です。
聖林寺の四季が保山さんの素晴らしい映像で紹介されました。
そして司会の村上さんとまほろばソムリエの会の道崎美幸さんのトークで聖林寺の本尊、地蔵尊やお寺の紹介がされました。
そして十一面観音像の映像が流れました。ご住職の倉本明佳さんのお話がありました。
十一面観音像の収蔵庫が60年経つので耐震工事など改修されるとのことです。(工費は1億円以上かかるということです)
来年の5月の連休まで現在の収蔵庫で見られるのでどうぞお寺にお越しください。またご寄付もお願いしたいということでした。
午後5時半に盛りだくさんのプログラムは3時間半、たくさんのメッセージを込めて無事終了しました。
閉会のあと、保山耕一さん、アシスタントの清水真貴さんを囲んで、まほろばソムリエの会の広報グループ、増田優子さんと記念のスナップです。
くわしいレポートは後日、増田優子さんが書いていただける予定です。
そして8日付け奈良新聞にも大きく載っています。
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