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2019年8月31日 (土)

9月1日から、奈良県大芸術祭と障害者大芸術祭

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9月1日から11月30日まで、奈良県各地で奈良県大芸術祭と障害者大芸術祭が開かれます。TAKE FREEの分厚い冊子を手に入れました。

内容がたくさんありますのでくわしくはHPをご覧ください→https://nara-arts.com/

2019年8月30日 (金)

高松明弘さん

ならまちでもよく活躍を拝見する、高松明弘さんですが、毎日新聞奈良版に大きく紹介されていました。奈良市シティプロモーション係長もされています。ますますのご活躍を期待します。

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2019年8月29日 (木)

礼文島 3

そのあとの礼文島の見学はスカイ(澄海)岬へ。風がかなり強いところでした。髪が乱れています。

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このあと漁協による、生ウニの中味を取る体験に挑戦しました。ムラサキウニ1個を割る道具で中味を取り出す体験です。そしてそのウニを試食できました(800円)なかなかおもしろい体験でした。1個のウニからはすこししか卵がとれませんでしたが、新鮮でした。8月でムラサキウニの収穫も終わりとの話でした。

 

フェリー乗り場近くのホテル(三井観光ホテル)に宿泊。

 

3日目。朝からあいにくの雨模様。

朝の利尻富士がうっすら見えます。この後次第に雲で隠れて見えなくなりました。

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8時40分ホテルをバスで出発して、少し登ったところから桃岩展望台まで往復2.4キロ、高低差100メートルあまりを女性の花ガイドさんの引率で歩きました。雨がしっかりと降り、風も強くてたいへんでした。
ひとりひとり受信機を借りてイヤーフォンから流れる花ガイドさんの花の説明を聞きながら往復100分ほど歩きました。
(ひとりひとりの受信機でガイドさんの説明を聞けるのは良いと思いました。)
展望台では記念撮影をしましたが、たいへんな山の頂上で撮ったかのような写真です。

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雨が激しく降り、風も強くて、カッパを通り越して衣服がすっかり濡れました。
バスに乗りフェリー乗り場で、昼食までの間に着替えをしました。今回の旅行は服装が難しく、半袖と長袖の両方持って行きましたが、結局半袖シャツは着ることはありませんでした。
地元テレビでは北海道は8月ながら9月下旬の気温といっていましたが、関西から行ったわたしには10月11月の気温に感じられました。

 

昼食は楽しみにしていたごはんが見えないくらいに盛った「ウニ丼」をおいしくいただきました。
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ややしけの海をフェリーで2時間あまり乗り礼文島から稚内へ。

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稚内市内を再度見学してノシャップ岬をみて市場で買い物をして夕方のチャーター便で稚内空港から2時間半無事関西空港につきました。

個人旅行ではなかなか行けない、稚内・利尻島・礼文島を3日間楽しむことが出来ました。

この雨風も稚内地方では珍しいことではないとのことでした。

8月の盆明けでは少し遅く、5月から6月が花もきれいでおすすめということでした。(おしまい)

 

 

 

2019年8月28日 (水)

利尻島・礼文島 2

2日目。朝8時バスで出発、円形の利尻島を9時の位置から時計回りに見学しました。この日は朝から小雨模様です。
姫沼へ。
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オタトマリ沼へ。昨年8月平成天皇皇后が来られたということでした。
この日は雨模様で利尻富士は見えませんでしたが、この沼と利尻富士との写真が有名なお菓子の「白い恋人」のパッケージということでした。

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利尻島の南端の仙法志御崎公園へ。オニユリが咲いていました。
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ハマナスの花と実です。

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晴れていたらこういう風景という写真や撮影ポイントに、看板がきちんと整備されていました。

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利尻はやはり昆布が有名です。昆布をお土産に買いました。
再び時計の9時の所に戻り、ここからフェリーで
40分乗りさらに北にある礼文島へ。

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礼文島での昼食は、漁協経営のレストランで海鮮舟盛りの刺身料理(ウニ、イクラ、ボタンエビなど)、おいしくいただきました。

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そのあとスカイ岬へ。

江戸屋山道では、高山植物を見学しました。花の名前をたくさん聞きました。
礼文島は緯度が高いため、本州では高い山でしか見られない高山植物が低いところで見られるということです。
スコトン岬へ。遮るものがなく風がとても強いところでした。(続く)。

 

 

 

 

 

2019年8月27日 (火)

稚内・利尻島・礼文島へ 1

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店の夏期休暇の日にちに合わせてツァーを探すと、「初めて行く稚内、利尻島、礼文島3日間」というツァー

を見つけました。関西空港からいまは直行便は飛んでいないので、チャータ便で行くというツァーです。
ということで先週いってきました。

早朝集合で、7時半に関西空港を飛び立つと70人乗りのジェット機は雲の上を飛んで、2時間あまりで稚内へ。降り立つと気温は16度ということで涼しいというより寒いくらいでした。30度を超す夏日や真夏日の関西から考えると想像以上に「秋」が深まっていました。
もちろん初めての地です。以前、稚内市議会の有志の方がもちいどの夢CUBEの視察に来られお話して案内したことがあります。稚内市は人口33,000人とのことです。http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/


まず吉永小百合さんの昨年の映画「北の桜守」のロケ地見学しました。次にバスで隣のさるふつ村ではホタテ貝を海に撒くことで育てて町を復活させたという漁業組合理事長のエピソードなどバスガイドさんの話を聞いて、昼食(焼肉とホタテ貝の刺身)へ。そして宗谷岬を訪ねました。日本最北端の地で記念撮影。遠い樺太への望郷の念をこめた慰霊碑ということです。沖合には樺太があると思うと実に北の端と実感します。

 

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早くもススキが赤く咲き始めています。こちらのススキは風が強いので背が低いということでした。とても広い宗谷丘陵の周氷河地形を見学、風力発電のプロペラが50基ほど見えました。広い牧場になっていてエゾシカ、また黒毛和牛、乳牛なども見えました。また特産のホタテ貝の殻を敷き詰めたハイキングのホタテ貝の白い道を最近作っているとのことで一部分を歩きました。

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稚内港から3500トンの大きなフェリーで1時間40分で利尻島へ。すでに夕方ながら、利尻富士(1721m)の全景を見ることが出来ました(西方向より)。

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利尻温泉に宿泊。温泉の良いホテルでした。夜も朝もバイキング料理で海の味を堪能しました。このホテルも5月から9月まで営業、10月から来年4月くらいまで休業とのことでした。(アイランドイン・リシリ)

 

 

 

2019年8月26日 (月)

8月24,25日点描

24日、バサラ祭りのお練り「八重桜」チーム、がもちいどのセンター街を「バサラ、バサラ」とかけ声をかけながら歩いて行きました。

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24日夕方からもちいどのチャリティ・フェスタが始まりました。

解剖した鹿の胃からでてきたビニール袋などが注目を集めていました。

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25日12時からもちいどのチャリティフェスタが始まりました。最初は生駒太鼓の皆さんの演奏です。

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そしてトモミバレエの皆さんのバレエです。たいへんな人気で多くの皆さんが応援に来ておられました。

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3時過ぎから、三条通をバサラ踊り子隊が踊って通りました。

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夕方、もちいどのチャリティフェスタへ。

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トリはシンガーソングライターの氷置晋さん。

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もちいどのの歌や「振り向かないでーー奈良市バージョン」など熱唱でした。

最後、ステージとフロアーのみんなで、サライと故郷を歌ってフィナーレとなりました。

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2019年8月24日 (土)

24日、25日もちいどのチャリティーフェスタ2019

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いよいよ24日25日、もちいどのチャリティーフェスタが始まります。

プログラムです。

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2019年8月23日 (金)

天平たなばた祭り

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8月23日から25日まで、平城宮跡では16時から21時まで、天平たなばた祭りが行なわれます。

この週末24日25日は、餅飯殿センター街ではチャリティフェスタ2019が行なわれます。.

奈良市中心市街地ではバサラまつりといろいろ重なり賑やかな奈良の町です。

 

2019年8月22日 (木)

8月23日24日元興寺地蔵会万灯供養

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8月23日24日奈良の元興寺では地蔵会万灯供養です。

2019年8月21日 (水)

かぎろひ歴史探訪ウォーク

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かぎろひの歴史探訪ウォークの案内チラシをもらいました。初めてのカラー刷りのチラシだそうです。興味深いコースが紹介されています。くわしくは「」かぎろひの大和路のHPをご覧ください→http://www4.kcn.ne.jp/~kagiroi/rekisitanbou/13.html

2019年8月20日 (火)

もちいどのチャリティ フェスタ 2019

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この週末、24日夕方、25日と、もちいどのセンター街では、チャリティ・フェスタもちいどの2019です。

Tシャツです。奈良女子大の学生さんのデザインで「鹿」がテーマです。このチャリティフェスタは奈良女子大の学生さんともちいどのセンター街が共同して行います。最近、死んだ鹿を解剖すると、胃の中からたくさんのビニールなどが出てきたということで鹿の愛護が一層注目されています。実際に出てきたビニールなども展示されます。今回、奈良の鹿愛護会へほ寄付などを呼びかけます。

また、OK広場にはステージが組まれ、いろいろなチームや個人が参加して催しをしてくれます。主に、ならどっとFMさんがプログラムや進行をすすめてくれます。すぐそばのバレエチームも参加してくれるとのことです。

24日夕方から25日、もちいどのセンター街へどうぞお越しください。

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2019年8月19日 (月)

平城京の市と商売 特別展

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奈良市埋蔵文化財調査センターと奈良大学博物館は上記の特別展を巡回展として開催されています。

奈良市埋蔵文化財調査センターでは10月11日まで、奈良大学博物館では10月27日からまで12月21日それぞれ特別展を巡回展として開催されます。

 

 

2019年8月18日 (日)

ならまち遊歩 昔の写真

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17日からならまち遊歩が始まりました。ぶらり歩いて食事して、そして西新屋町のオリエント館奥の麦の蔵で開催されている「ならまち蔵シアター」で奈良の昔の写真を拝見しました。

明治の頃や戦前。そして戦後。30年くらい前の奈良シルクロード博や三条通の様子が良く映像では表され興味深いものでした。

18日、24,25日にも行なわれるそうです。

ならまち遊歩HP→http://naramachi-yuho.com/

 

2019年8月17日 (土)

服部正博(素空)君の急逝を悼む

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服部正博(素空)氏、2019.6.20 鹿鳴人撮影。

 

8月14日未明に三重県四日市生まれで四日市在住の会津八一研究家の服部正博(素空)君が急逝したとの信じられない知らせが届きました。早稲田大学入学以来50年あまりにわたりたいへんお世話になった友人です。亡くなる前の日まで二人のお孫さんと楽しく過ごしたお盆休みをブログに残しています。

http://surume81.web.fc2.com

 

彼とこんなに早い別れになるとは思っていませんでした。深い悲しみです。

会津八一研究のHPは彼の大きな業績です。たぶん唯一のHPではないでしょうか。

上記HPの会津八一研究のページ。

http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/81top.html

 

そして先月亡くなられた安達先生に師事して長年、仏像彫刻にも打ち込んでいました。その作品集です→http://www.ccnetmie.ne.jp/adachi-124/kokuyuu/kaiin/soku/soku.html

 

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彼の店の近くの有名な諏訪神社にて。2019.6.20

 

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当方宅にある服部君よりいただいた会津八一の歌碑(服部素空氏の作品)。

服部君の解説です。

 

「会津八一書画(2011・11)

会津八一歌集・寒燈集より

 

 観音堂(第9首)   

 

  ひそみ きて た が うつ かね ぞ 
    さよ ふけて ほとけ も ゆめ に いり たまふ ころ
 
  (ひそみきて誰が打つ鐘ぞさ夜更けて仏も夢に入り給ふころ)

 

 観音堂   「新潟県北蒲原郡中条町西条、素封家・丹後康平邸
         近く。丹後家の祖先が入道して隠居した」
 ひそみきて 「ひとにしられないようにひっそりと来て」
 さよふけて 「“さ”は接頭語、夜が更けて」

 

 

 歌意
 ひっそりとやって来て、誰が鐘を打っているのだろう。もう仏様も夢にお入りになる夜更けなのに。

 

 空襲で焼け出され、無一物で東京から疎開した故郷新潟の観音堂で、昭和20年8月10日、長年ともに暮らした養女(義姪)きい子を結核で亡くす。この時詠んだ挽歌「山鳩」(21首)は心を打たずに置かないが、その後、1人観音堂で暮らし、詠んだ観音堂10首も素晴らしい。
 八一はこの歌を好んで書画として書いた。写真は1m余のケヤキに素空が彫ったものである。ここに押された白文の書画印は「虚無」である。道人の痛々しい心は印にも表現されているのである。」

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8月16日、台風一過のもと、四日市で葬儀があり、参列してきました。親族、友人、知人が集まり無宗教による葬儀で、4人の友人の言葉が送られました。
私も早稲田大学以来の友人としてご挨拶をさせていただきました。

 「彼は会津八一の短歌をホームページで解説しているが彼が全国で唯一ではないかといわれています。
それは会津八一の生徒であった植田重雄教授が彼の担任でお世話になったからであり、また早稲田には会津八一記念館(いまは会津八一記念博物館)などがあったからだと思います。
服部君はそれもあって会津八一に詳しかったし親類も法隆寺近くにあったので奈良のことが好きでよく奈良にやってきました。
この20年来、ダンディ&メルヘンと称して奈良にも同級生と一緒によく来たしわたしも案内して一緒
に楽しみました。

 

そしてもうひとつ彼は仏像彫刻にとりくんでいました。
先月亡くなられた安達先生に師事していました。この祭壇に飾ってあるのは新薬師寺の盗まれた香薬
師像ですがこの仏像を彫刻するときは早稲田大学の研究室に出かけ写真を撮らせてもらい教えても
らって彫ったそうです。そういうとても研究熱心なところがありました。

 

わたしとメールでも長年よくやりとりしていましたが、この6月20日仕事で名古屋から昼に帰れたので、服部くんに連絡を取り近鉄四日市駅に途中下車して四日市の商店街を案内してもらい、喫茶店で語り合い、
さらに同級生の喫茶店に連れて行ってもらい、しばらく彼は酒を飲まなかったように思
うのですがふたりでビールを飲み友人たちにも紹介してもらいました。

当方ブログ(6月23日)http://narabito.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-86e77d.html

 

大学の頃といえば焼き肉を一緒に食べ、ふたりとも酒の飲み始めでしたのでふたりで1合の徳利を飲んだこともありました。

そしてご両親にもお会いしたこともありました。

長いあいだ服部君にはお世話になりました。亡くなる直前の彼のブログも拝見しました。

お孫さんと遊び、犬とも遊び、最後は熟睡と書かれていました。
服部君には、ゆっくり休んでいただきたいと思います。
服部君、長い間ありがとうございました。」

 

まだまだ若い71才という服部正博(素空)氏の逝去に心より哀悼の意を捧げます。

そして、奥様、息子様ご夫妻、ふたりのお孫さんのこれからのいやさかを祈念申し上げます。

服部君、ありがとう!!

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彼の若き日に残した文という。

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君逝きて我は紀伊子と鹿鳴集八一の歌をひたすら読みぬ  重博

2019年8月15日 (木)

終戦記念日と大文字送り火は中止

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きょうは74回目の終戦記念日です。敗戦記念日ともいわれます。多くの軍人、軍属、民間の人々が亡くなられました。深く哀悼の意を表します。

そして奈良・高円山(たかまどやま)の大の字の送り火も記念すべき60回目でしたが、台風のため中止とのことです。
また春日大社の万灯籠も15日は中止。東大寺の法要は回廊をつかって行われるとのことです。

台風の無事通過を願う一日です。

 

2019年8月14日 (水)

17日から、ならまち遊歩

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17日からいよいよならまち遊歩です。

英語と中国語の案内です。

HPです→http://naramachi-yuho.com/

 

 

 

2019年8月13日 (火)

史料が語る戦時下の奈良町

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10月6日まで、もちいどのセンター街を南へ200mほど行ったところにある、奈良市史料保存館では「史料が語る戦時下の奈良町」展が開かれています。

HPです→http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1560577025401/index.html

 

2019年8月12日 (月)

ならまち遊歩 昔の写真

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ならまち遊歩では以下のように呼びかけておられます。

写真は当方に残っていた明治32年の写真です。器まつもりからもちいどの方向が写っています。

以下はならまち遊歩から。

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【お願い。昔の奈良の写真・映像を探しています。】
昔ながらの街並みがどこか懐かしい「ならまち」。
今回のならまち遊歩では、皆さんの思い出の景色や暮らしの写真をスライドショーで楽しむ「ならまち蔵シアター」を登録有形文化財でもある「奈良オリエント館」にて開催します。
音響や画質などが豪華なシアターというわけではありませんが、蔵に設置したスクリーンにプロジェクターで映写します。
昔、フィルムの写真をスライドにして壁に映写して楽しんだように、昔や今の写真・暮らしの写真を見ながら話したり、改めてまちの特徴を語る。
そんな大がかりではない、余白のある場所にしたいと考えています。
そこで、この投稿をご覧頂いている皆様にお願いがあります。
奈良の写真をご提供頂けないでしょうか。(昔の写真・映像をお持ちの方をご紹介頂けるのもありがたいです。)
ぜひご協力をお願いします!
●ならまち蔵シアター
【ご提供いただきたい写真データ】
(1)奈良・奈良町の昔の街並み・暮らしの写真
※いつの時代のものでも結構です。
(2)あなたの好きな奈良の写真
※フォトコンテストもありますが、ぜひこちらにもお送りください。
【送り先】
以下(1)〜(3)のいずれかの方法でご提供をお願いします。折り返しご連絡させて頂きます。
(1)kuratheater@gmail.comへメールで写真データを送信お願いします。
(2)当投稿のコメント欄にアップしてください。
(3)大量であったり、送るのが難しい場合はその旨をメールでお伝え頂けるとありがたいです。受け取りに伺います。
※映像データをお持ちの方もお寄せ頂けるとありがたいです。
【開催の思い】
「地域の魅力」というのは様々ですが、短期間で出来上がったものは多くはなく、どれも長く年月を重ねて評価されるようになったものばかりだと思います。
今と昔をつなぐ写真や映像の記録から、過去の時代に思いを馳せ、この地域とめぐり逢った縁を感じ、現代を生きる糧にしたいと考えています。
奈良の地域にある記録から、令和の時代を豊かに生きるヒントを得たいと思い「ならまち蔵シアター」を開催します。
どんなことでも結構です。
何卒ご協力をお願いいたします。
【問い合わせメールアドレス】
kuratheater@gmail.com
【イベント情報】
8/17(土)・18(日)・24(土)・25(日)開催
「ならまち蔵シアター」
【上映時間】19:00~21:00
【参加費用】無料(入退場自由・予約不要)【会場】奈良オリエント館(登録有形文化財・松山家住宅麦蔵)
【GoogleMAP】https://goo.gl/maps/vVhCBfUKe3y7awFL8
築190年の町家の「蔵」で、ならまちや奈良の「暮らし」の写真や映像を上映します。
まちの歴史や文化、生活や人々の思い出など、地域の方々から提供していただいた写真の数々。
懐かしい景色や時代の移り変わりがお楽しみいただけます。
当時をご存知の方のお話を聞けることも。
ちょっとした休憩にもぜひお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 

2019年8月11日 (日)

奈良まほろばソムリエの会のHPとつれづれ日記  

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NPO法人 奈良まほろばソムリエの会 のHPがとくに近頃、内容が豊富になってきています。

その中に、活動の実践記録として、つれづれ日記があります。

6月のまほろばソムリエの会での映像作家の保山耕一さんのトーク&映像をはじめいろいろな講座、奈良のあちこちへのウォークなどアップされていますので紹介します。良かったらご覧いただきたいと思います。

奈良まほろばソムリエの会のHPは→http://www.stomo.jp/

その中のつれづれ日記は→http://nara-stomo.seesaa.net/article/468605720.html

2019年8月10日 (土)

美ビット見て歩き*76 「相馬野馬追」

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奈良新聞で毎月楽しみにしている、川嶌一穂さんの美ビット見て歩きは福島県・相馬の野馬追(のまおい)です。2011年東北大震災以来、東北に熱い眼を向けておられる川嶌一穂さんです。奈良からはともすれば遠く感じられる東北ですが、東北に眼を向け手を差し伸べることの大切さが感じられます。それは他人事でなく自分たちのことだと思います。

おすすめのYOU YUBEは以下の通りです。震災の翌年2012年、そして2017年の映像を見ることが出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=VSzsWP6SMV4

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美ビット見て歩き 私の美術ノート *76 川嶌一穂

 

重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうま・のまおい)」

 

写真 本陣で神職から水を頂く甲冑競馬の勝者(著者撮影)

 

先月28日、「相馬野馬追」を見るツアーに参加した。
8年前の大震災の年の7月、南相馬市の伝統行事「野馬追」が、規模を縮小して実施されることになったというニュースが流れた。南相馬市は福島県北部の浜通り(太平洋側)に位置する、地震・津波・放射能汚染の影響を最も被った地域だ。人も馬も甲冑も、帰る家さえ失われた人も多かったことだろう。震災関連の多くの報道の中でも、祭り好きの「東北人魂」を見せつけた印象的なニュースだった。
公式ガイドブックによれば、旧奥州中村藩主・相馬氏の遠祖とされる平将門が始めた、野生の馬を放して敵兵に見立てた軍事演習が、1000年以上も脈々と受け継がれて現在の野馬追に繫がるという。
さもありなん。平将門と言えば、平安中期に東国で兵を挙げ、「新皇」を自称して朝敵となった伝説の反逆者である。「これからもいつ何どき中央に楯突くことになるやも知れぬ。この野馬追だけは決して止めてはならぬ」と言い遺したに違いない!?
祭りは、7月最終の土日月曜日の3日間行われるが、今回のツアーでは、中日の「甲冑競馬」と「神旗(しんき)争奪戦」を観覧した。台風が接近して当日の朝まで雨が降っていたので、会場も会場までの道もかなりぬかるんでいた。会場に向かう途中、馬のいななきが聞こえてきたり、道に大きな馬の落し物があったりして、いやが上にもお祭り気分が盛り上がる。
会場に入って、息を呑んだ。一度にこんなにたくさんの馬を見たことがない。ざっと300頭以上はいるだろう。甲冑を着け背中に旗印を差した武者が、着飾った馬を操っている。
この旗印がまた美しい。鷹の羽や橘などのよく見る家紋もあれば、「諏訪大明神」「八幡大菩薩」などと書かれた神旗もある。色鮮やかで力強いデザインが遠くからでもよく目立つ。
甲冑競馬は、甲冑はそのままに兜だけ脱いで白鉢巻を締め、背中に旗印を指して一周千メートルの祭場を駆け抜ける。旗指物がしなって、「風を切る」という表現そのままだ。
出発地点にゲートがないので、出場する10騎が小さく輪になって回りながら間合いを計り、息の合った時点でスタートとなる。タイミングが難しいので、フライングが何度かあった。他の馬が走るのを見て興奮したか、会場内を気ままに走る放れ馬が出て、注意を喚起する放送が流れた。
審判は厳しく、2位に入った一騎が、旗指物が折れたという理由で3位に降格となった。各回の上位3騎の人馬は、ジグザグにうねった羊腸坂を本陣目指して駆け上がる。人も馬も泥だらけ。その誇らしげな武者姿を、女子が「わー、イケメン」とか言いながらカメラに収めるのも祭りならではの微笑ましい風景だ。
ささやかな復興支援、という最初の旅の目的は飛んでしまって、東北の夏の暑さの中で繰り広げられる勇壮な戦国絵巻に酔いしれた。次回はぜひ午前中の「お行列」も拝見したい。来年の開催は、7月25日からの3日間。

 

=次回は9月13日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。

メモ 相馬野馬追 相馬野馬追執行委員会事務局(南相馬市観光交流課内)。福島県南相馬市原町区本町2丁目27番地。電話0244(22)3064。主な会場となる雲雀ケ原祭場地へは、福島駅から原ノ町駅前まで福島交通バスに1時間30分乗車。または仙台駅からJR常磐線で原ノ町駅まで1時間30分乗車。大阪駅前から福島駅まで、福島交通深夜高速バスあり。いずれも原ノ町駅から祭場地まで徒歩7分。クラブツーリズムなどの旅行代理店によるツアーあり。YouTubeに映像あり。
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トライくんと「花ラグ饅頭」

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もちいどの夢CUBE1期生の東大阪市在住のMさんからいただいた「花ラグ饅頭」です。ラグビーボールの形をしています。トライくんは、「ラグビーのまち東大阪」が市のアピールとイメージアップにと考え誕生したマスコットキャラクターです、とのことです。

高校生の頃、ニュージーランドのカンタベリー大学が花園ラグビー場にやってきましたので見に行ったことを思い出します。ハーフラインの自陣側からゴールキックを狙うのをみて場内度肝を抜かれていました。あのころは今は立派な近鉄東花園駅も、ラグビーの試合のあるときだけ臨時停車する駅でした。

いまラグビーの町として盛り上がり、あと1ヶ月少々でラグビーのワールドカップが始まります。

ともあれMさんありがとうございました。

 

2019年8月 9日 (金)

9月7日 保山さん上映会 満席受け付け終了

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8月3日から発売された、9月7日の保山さんの上映会ですが、満席受け付け終了とのことです。よろしくお願いします。

2019年8月 8日 (木)

ならまち遊歩の冊子です

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ならまち遊歩の冊子がでました。いろいろな情報満載です。奈良のまちかどで手に入れてください。

ならまち遊歩のHPにも情報満載です→http://naramachi-yuho.com//

2019年8月 7日 (水)

8月17日、ならまち遊歩

 

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なら燈花会が14日まで行われています。14,15日が春日大社の万灯籠、15日は高円山の送り火と奈良の行事は続きます。

そのあと、

8月17日から25日まで、ならまち遊歩です。いろいろな催しが準備されています。まずは、楽市手形を500円を手に入れてください。500円分の金券がついてきますので実質ゼロ円。いろいろお得があります。

器まつもりでも販売していますのでどうぞ。

HPです→http://naramachi-yuho.com/

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2019年8月 6日 (火)

24日25日のバサラ祭り 冊子

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24日25日に行なわれる、バサラ祭ろ2019の冊子が商店街のあちこちでも配り始められました。

2日間のスケジュール、参加チーム、などがくわしく書かれています。

24日11時から11時50分まで、もちいどの通り、東向通り、小西通りを「お練り」がスタートです。

バサラ祭を応援する店の特典も載っています。

HPは→http://www.basaramatsuri.com/top.html

 

2019年8月 5日 (月)

9月7日 保山さんの映像上映会

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大好評のうちに8月3日第2回の上映会終了しましたが、第3回、9月7日の案内が保山耕一さんから届きました。

【チケット販売のお知らせ】
第3回「奈良、時の雫」上映会
9月7日奈良公園バスターミナルレクチャーホールにて
14時開演
8月4日よりウェブ受付を開始します。
https://event.nara.jp/sp/hozan/9
参加費1,000円(会場受付にて当日清算)
また、ならどっとFMではチケットを対面販売します。
*前売りが完売の場合は当日券の販売はございません。
内容
■「映像詩、かすがの煌めき」
ならまちに暮らし、書家として生きる桃蹊にレンズを向けた長編の映像詩(2016年作品)
■「奈良百寺巡礼」(奈良まほろばソムリエの会)は聖林寺がテーマ。倉本ご住職をお迎えします。
■松本太郎:尺八 すみかおり:ピアノ
■保山耕一がさだまさしさんとの奉納演奏について、撮影エピソードを話します(さだまさしさんに関する映像上映やさだまさしさんの登壇はございません)
■竹田室長のワンポイントまほろば講座
■会場にて10月上映会(「岡本彰夫の奈良、奥の奥」公開収録)の先行チケット販売を行います。
*9月上映会のチラシを設置していただける方にはチラシを郵送しますので、保山までお知らせ下さい。
よろしくお願いします。

 

2019年8月 4日 (日)

月刊 大和路ならら

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8月号から、「月刊大和路 ならら」が変わりました。

まず大きさが大きくなりA4版になりました。

重さが変わりました。

全ページカラーになりました。

出版母体が一般社団法人 なら文化交流機構になりました。

編集長が変わりました。

変わっていないのは、値段は税込み500円のままです。

今後の展開を期待したいと思います。

 

 

 

2019年8月 3日 (土)

8月3日 保山耕一さんの映像上映会 点描

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8月3日奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで第2回目の保山さんの映像上映会が行なわれました。今回もたいへんな人数の人が来られましたが、当日整理券などうまく配布されて300名の定員ぴったりの入場でした。またクーラーの効いたホールの前の広場でも、モニターテレビで音声付きでも見ることが出来ました。

2時の開会から写真の点描です。

竹田博康奈良公園室長の奈良公園の鹿のディアーラインの説明です。
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すみかおりさんのピアノ演奏でひまわりの映像も流れました。

つぎに1部のメイン。まほろばソムリエとのコラボ、安倍文殊院の映像とお話でした。副住職とまほろばソムリエの会の雑賀さんと司会の村上さんのお話の様子です。

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休憩のあと。

「いのり」をテーマに2部が始まりました。

クリスタルボウルのヒーリング音楽にのせて映像が流れました。

そして海龍王寺住職と保山さん、中川ならどっとFM局長のはなしがありました。

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そして、なら燈花会直前会長の中野聖子さんのすばらしいお話と昨年の燈花会の映像がありました。

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平岩さんのソプラノと野上さんのピアノ演奏がありました。

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最後に保山さんと中川局長のおはなし。

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上映中は写真撮影はできませんでしたので、リハーサルの様子です。クリスタルボウルの演奏です。

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燈花会の映像、そしてソプラノとピアノ演奏です。

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この日も盛りだくさんのプログラムと出演者で、5時近くに終了しました。すっかり堪能してしまい、うまく再現できません。

後日追記

奈良まほろばソムリエの会、広報Gの増田優子さんが、まほろばソムリエの会のHPのつれづれ日記に

くわしくレポートしてくれていますので転載します。

http://nara-stomo.seesaa.net/article/469080359.html

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「奈良、時の雫」第2回「祈り」保山耕一さん上映会
8月3日(土)保山耕一さんの作品上映会の第2回「祈り」が奈良公園バスターミナルで行われました。この催しは当会とコラボで月1回第1土曜日に開催されています。

 

7月の上映会では、予想をはるかに上回る来場者でした。入場できずに帰られた方、会場ロビーのモニターで観られた方続出!(音は出なかったけれど映像だけでもと…)ということで、まずは本番10分前の反省会から始まりました(もちろん今回も満員御礼!)

 

 

 

本番10分前の反省会
前回のことを誠心誠意お詫びされる保山さんと『ならどっとFM』社長の中川直子さん。何度も何度も申し訳なさそうに頭を下げられていました。「ならどっとFMって本当少ない人数なんです。最低賃金かと思うくらいで運営されていて。奈良って本当スポンサーがつかない。」と本音をちらり。

 

「でもね、そういうスポンサー・大企業に頼らないで、カンパが集まらなかったら自腹でやる!」「皆さんがスポンサーで、皆さんの力で成り立っているんです。前回のカンパのお陰で、あと2回分は開催できます。」

 

「いつも『ありがとう』ってよく言われるんですけど、こちらが『ありがとう』なんです。ほんまに!」って。「僕は奈良の魅力を発信したいんです。」と強いお言葉から、保山さんの真心が伝わってきます。「『三方よし』って言うじゃないですか。奈良県とゲストの方々とお客さん。そうやって成り立っていけるといいなって思っています。」

 

そして、前回の上映会を終えた後に届いたメールやハガキのお話をしてくれました。「NHK『こころの時代』を拝見。車で2時間かけて行きましたがすでに満員!入れませんでした。会場ロビーのモニターを観て、『良かったなぁ、良かったなぁ』と感動して帰りました。」というご夫婦を紹介。

 

保山さんは「会場の外の音の入らないモニターで映像だけを観て『良かった、良かった』って言わはるんですよ。そして2時間もかけてまた帰っていかれる…僕はもう夜も眠れないほど自分を恥じました。涙が止まりませんでした。今も…」と。

 

図書情報館、国営平城京跡歴史公園からのお知らせ
ここではまず、県立図書情報館の伊藤さんを紹介。「ここの手作りのチラシ、すごく面白いんですよ~」って保山さんお薦めです。続いて平城京跡歴史公園の夏休みイベントのお知らせや奈良公園バスターミナル竹田博康室長の「ワンポイントまほろば講座」。今回は奈良公園のディアラインのお話でした。

 

 

 

五條のひまわり
さて、いよいよ「五條のひまわり」の映像です。こんなに美しくなつかしい日本の原風景が奈良に残っているなんて!それもピアニスト・すみかおりさんの生演奏とコラボで観られるなんて。やっぱり本当に贅沢‼(ご覧になりたい方は、なんと!保山さんはYouTubeで発信して下さっていますよ~(^^))

 

うっとりとしていると、おやおや、次は我がソムリエの会副理事長・雑賀耕三郎さんの登場です。

 

奈良百寺巡礼~安部文殊院~

 

 

 

当会ベストセラー本『奈良百寺巡礼』から毎回1つのお寺を選んでご紹介という企画。雑賀副理事長は「今日の映像を持って浄土に行けば、えん魔様が『おぉ、こんな映像を持ってきたのか。許してやろう』とおっしゃって下さるのでは?」と言われると、会場はどっと笑いにつつまれていました。そして、この日の本の売れ行きは約100冊!

 

 

 

今回は、安部文殊院の植田悠應(ゆうおう)副住職をお招きしてのトークタイム。お寺のご由緒や「三人寄れば文殊の知恵」のこと、受験生だけでなくボケ封じのことも話されました。そういえば、ボケ封じのお話では、日頃の生活で良くない習慣を教えて下さいましたよ。

 

「一番良くないのが、テレビの見過ぎ!情報が一方通行ですから」と。そして「一番危険なのがテレビに喋りかける人」ですって(会場では苦笑いする人がチラホラ)。ちなみに、良いことは「旅に出ること」だそうで「いろいろ想像したり、次はどこへ行こうかとか考えるのがいいんですよ」ということでした。

 

安部文殊院といえばお花!にも注目です。毎年9月中旬にはコスモス迷路ができあがります。実はこの迷路、年々出口へ抜け出るのが難しくなっているようで、中で助けを呼ぶ人もいるそうです(会場:笑)また、パンジー8000株で作る干支も大人気です。この干支は安部文殊院ホームページに掲載されているので、次の年の干支を年賀状に使われる方もいらっしゃるとか(なるほど!グッドアイデア)。

 

保山さんいわく「撮影に行った時、植田副住職がドロドロになって、コスモス迷路を自分で作ってはるんですよ。業者の方かと思いました」(会場:笑)「でも、ドロドロになって、汗だくになって作業してはるお姿を見ただけで、『あぁ、いいお寺やなぁ』と思いました。」「おもてなしは、あえて大和茶!黙っていたらわからない。コストをかけてでも大和茶を出したいというその思い!その心配りに僕は撮影に行っても癒されるんです。」と。

 

「『どんな時でも迎えてくれる』これが奈良のお寺のいいところです。」「皆さん、ぜひ足をお運びください。」とおっしゃっていました。

 

そして、会場は一気に今回のテーマ「祈り」へのいざないに変わります。音楽は一切流れることはなく、ひたすら植田副住職の声明。その声の響く中、流れる雲、清らかな水、風、山、安部文殊院本堂、境内、渡海文殊群像、月、雲、額の汗・・・もう会場は静まりかえって祈りの場に!あちこちで手を合わせる方がいらっしゃいました。

 

そして、保山さんより来月(9月7日)の予告
「来月は聖林寺です。(9月チラシの写真には観音様の美しい指)この手を見ただけで、優しさが伝わります。」「けれどね、びっくりするくらいお寺に人が来ないんですよ。」と。そして「映像詩は『かすがの煌めき(きらめき)』。今から3年前に僕が遺書として春日大社に奉納した映像です。まぁ一度奉納したものなんですけど…これが最後です。」と。(次々に観たい映像を予告される保山さん。そりゃぁ皆さん観てみたいと思われますよ~)

 

「9月からは上映会チケットが1000円になります。その一部をお寺に寄進します。耐震工事のお金がないんです。1人でも多くの人から多くのお金を集めて、お気持ちを頂いて建築費にあててほしいということになりました。」「皆様どうぞよろしくお願いします。」とおっしゃっていました。

 

休 憩(休憩を挟むと見慣れない楽器がステージに並んでいます)
映像詩:蓮

 

 

 

野田真喜子さんのクリスタルボウルの生演奏に合わせて「映像詩:蓮」が始まりました。なんとも言えない心地良い音色にお客様の脳にはアルファ波が出現したのでは?しかもこれが保山さんの映像とピタリとはまる素敵なコラボ!

 

和蝋燭(ろうそく)の祈り
次は海龍王寺のイケ住(じゅう)こと石川重元ご住職と保山さんのトークです。石川ご住職は「保山さんのカメラからは〈圧〉が来るんです。カメラからくる〈圧〉に負けてしまうのです。保山さんは、観音様の前で全く別人になります。ごまかしが通じない。自分の120くらいを出さないといけない。自分の持っているもの以上を出さないと映らないんです。」とその時を振り返ってお話下さいました。

 

 

 

保山さんは「蝋燭(ろうそく)の灯りだけで観音様を照らすには、どこでどう撮ればいいのか」と考え続けます。「蝋燭は、日本に仏像が入ってきた時に一緒にやってきて、仏像を拝むために作られたのだから『蝋燭一本だけの灯りで新月の日に祈りましょう』」ということにたどり着き、そこから石川ご住職とのつながりが始まります。

 

石川ご住職もどのようにすれば、仏様への想いを伝えられるのだろうと考えていた時に保山さんから提案があったそうです。「大きな和蝋燭1本で仏様がほほえんだり、怒ったりしているお姿を映し出す。仏像だからこその灯りを保山さんの映像によって奈良時代の再現ができたのです。」と。

 

保山さんは「キーワードは『畏怖の念』なのです。物が残ればいいというのではないのです。」と「心がどう伝承されるかが大切!」と強く訴えておられました。

 

石川ご住職は、この夏、親子での修学旅行企画をされています。「子ども達もものすごく敬虔になるんです。背中はピシッとなります。仏様は見ている子どもの心にも訴えかけるものがあります」と。子ども達に祈りの本質を伝える機会を増やそうという活動もされているそうです。

 

保山さんはご住職のことを「平城京のために!残したい奈良のために!何ができるのかとこの暑い時に走り回ってはるんです」。そして「地域のために!地域とともに!『イケ住』のこと尊敬しています」とおっしゃっていました。また「明日も東京のまほろば館へ行くらしいんです。何事にも全力!東京では食べ歩き、グルメ情報まで取材してくるんですから。やりすぎ!」(笑)

 

でも「自分でやらないと納得できない。自分で見てきたこと、聞いてきたことを伝えたい。可能な限りやっていきたい」とおっしゃるご住職に、保山さんは共感し尊敬されていました。

 

20年目の祈り ―なら燈花会 2018-

 

 

 

ここでは、なら燈花会の会4代目「直前」会長の中野聖子(さとこ)さんとのトークから。「今年21回目、奈良の夏の風物詩になってきました。最大10万個、毎日つけて、毎日消します。警備代だけは出してもらいますが、あとは全てボランティアです」と。

 

最初企画案を出した時は、「木造建築の多い奈良で、裸火でそんなことをして、奈良公園を燃やす気か!」と怒られます。「灯り1つに消火器1つ置きなさい」と無茶を言われてしまいます。「でも、あきらめなかった!!」コップに水を入れ蝋燭を浮かべたら自動消火器になるという仕掛けを作ってOKをもらいます。「電気でスイッチオン!とつける灯りとは違うんです。このお祭り100年200年と蝋燭の火を灯すイベントだといいな」と中野さん。

 

保山さんは「春日大社前権宮司の岡本彰夫先生は『祈りのあるところなら1000年、2000年と続きますよ』と言われました」「無意識のうちに手を合わせてしまう不思議さ、真夏の夜をぜひ楽しんで下さい」と。

 

そして、保山さんは今回の映像のことを「夕日、鹿の表情、鳥が鳴いて春日大社と一体化していく。燈花会のあかりを通して、寄せ合っている、寄り添っている、そういう気持ちで撮りました」。「生かしていただいてありがとうございます!」と心をこめておっしゃっていました。

 

また「自分が地域に貢献できたのも中野さんのお陰」と言われて「中野さんの生き方にあこがれたんです。いきいきと地域のために生きて、まわりの人に愛されて。僕はなんで今までこういう生き方をしてこなかったんや。自分のことばかりやった」と。

 

こちらは、野上朝生(ともお)さんのピアノと平岩雅子さんのソプラノとコラボ!胸の奥まで響く生演奏です。たっぷりと堪能させていただきました。

 

 

 

保山さんは「元気なうちにこの奈良公園バスターミナルにグランドピアノを入れたい」と次の夢を語られます。「ピアノ祭りをしたいんです」「世界的なピアノを屋上へ持って行って、ちょうど夕日の時に演奏するんです」というのです。会場からは「わぁ~!」と歓声。「スポンサーは皆さんです。大仏様を造られた聖武天皇のようにというと大それていますが、そういう心で。子どもも100円という気持ちで。」(会場の方の笑顔、笑顔。もう賛同する気になっていますよ~)

 

「僕が『奈良はこんなに素晴らしいところです』って発信したら、あるご家族からメールをいただきました」と。「僕の映像を観てもらうのがあと2日早かったら…という思いがあったり…」「実は、東京からお父さんと娘さんの親子二人で来たかったらしいんです。娘さんはうつ病で…YouTube見ていてくれたらしいんですけど…自殺されて…」と。

 

また、余命2,3日の方で、奈良で生まれ奈良で育った方が、亡くなる前に氷置晋さんと作った僕の映像を観たいと言われて、送らせてもらいました。そして、それを観てから亡くなられました…、そういう出会いもありました。」保山さんは「私は皆さんの想いの中で支えられています。私は撮るだけ!行けるところまで行かなきゃ!そう話してくださいました。

 


最後は「桜」です。保山さんは「長谷寺の本堂から迎えられる桜。な~んか楽しそうに大空に舞い上がって、ひとしきり舞った後、最後は本堂の仏様のところに飛び込んで行く」そう優しくおっしゃっていました。祈りをのせて散る桜は人々の心の奥の奥にまで舞っていくことでしょう。

 

保山さんの映像は、奈良の景色はこんなにも美しく素晴らしい!と気づかせてくれます。今回もたくさん温かい拍手が、会場いっぱいにいつまでも響いていました。保山さん、素敵なひとときを本当にありがとうございました!そして今後の映像、企画も楽しみにしてるファンは間違いなく多いことでしょう(^^)

 

(盛り沢山のプログラムにどれもこれも魅せられて、全部書いてしまいました。長いレポートなのに、最後までお読み下さった方ありがとうございました。)

 

 

 

 

 

 

 

8月15日奈良大文字送り火

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高円山の頂上近くに、奈良大文字送り火が8月15日に行なわれます。ことしは60回目ということで記念のコンサートやパレードも行なわれるということです。20時点火です。

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2019年8月 2日 (金)

5日から 燈花会

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いよいよ8月5日から14日まで、なら燈花会が開催されます。多くのボランティアの皆さんによって行なわれるのは素晴らしいと思います。ことしもお世話様です。

時間は19時から21時45分まで。猿沢池から奈良公園一帯で行なわれます。三条通の橋本町の御高札場横の階段やならまちのあちこちなど町なかでも行なわれます。

公式HPです→http://www.toukae.jp/

 

 

 

2019年8月 1日 (木)

ラグビー・ワールドカップ

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バスに乗ったらラグビー・ワールドカップの大阪・花園ラグビー場の日程が流れていました。いよいよ9月から。

公式サイトです→https://www.rugbyworldcup.com/

 

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