岩船寺へ
先日、行基さんの会で、岩船寺の若い執事の植村宥善さんとご一緒になりました。自動車で浄瑠璃寺と岩船寺の間の石仏の道に行くにはどうすれば良いかを尋ねたら、「岩船寺までまず車で来て、お参りして車はおいたまま、石仏の道を歩けば下り坂で楽ですよ、そして浄瑠璃寺からコミュニティバスに乗って、岩船寺に再び来るのが良いですよ」とのことを教えてもらいました。そして久しぶりに岩船寺にお参りしてきました。6月に入り、紫陽花が咲き始めていました。池には睡蓮も咲いていました。
本堂では、お父さんの副住職さんの説明を伺いました。
「ご本尊は丈六の大きな阿弥陀如来で、浄瑠璃寺の阿弥陀如来より100年以上古い仏様で光背にも特徴があります。
岩船寺は奈良の大きなお寺の学問寺であり、隠居寺でした。
平城京の頃は奈良の後ろという意味の、山背やましろのくに、といっていたがその方が確かです。
いま山城(やましろ)というので、どこにお城がありますか?とかよく聞かれるが、そうではありません。
また最近、南山城という言い方がありますが、これを「なんざんじょう」と読む人がいて、どこに「なんざん城」がありますか?といわれることがあります。奈良から浄瑠璃寺は直線で7キロでとても近いのです。
むしろ、奈良といったほうが良いといわれました。
また「奈良百寺巡礼」の本はとても良く、わかりやすくて良い。よく売れているそうですね」といっていただきました。
岩船寺の素晴らしいHPです。→http://gansenji.or.jp/
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