安部龍太郎著、小説『平城京』
先日なら100年会館の万葉オペラのための鼎談とコンサートがありました。万葉学者の上野誠先生やバリトンの三原剛さん、NHKの湯木奈良支局長の鼎談がありました。興味深いお話でした。
そしてソリストや合唱団による演奏がありました。
2月11日の万葉オペラの案内でもありました。
会場に、第148回の直木賞作家の安部龍太郎さんがおられ上野先生から場内の満員の人々に紹介されました。わたしもお会いできました。そういえば昨年、啓林堂書店で安部龍太郎さんの小説『平城京』を買ったままになっているのを思い出し、このほど読み終えました。
会場に、第148回の直木賞作家の安部龍太郎さんがおられ上野先生から場内の満員の人々に紹介されました。わたしもお会いできました。そういえば昨年、啓林堂書店で安部龍太郎さんの小説『平城京』を買ったままになっているのを思い出し、このほど読み終えました。
角川書店。1800円+税
藤原京から急遽、平城京に遷都されることになったこと、その様子をリアルに小説にしていました。
主人公、阿部船人の活躍。遣唐使のこと。葛城族や行基集団のこと。唐や百済のこと。天智天皇系と天武天皇系の角逐があったこと。元明天皇や元正天皇のこと。藤原不比等のこと。阿倍仲麻呂、吉備真備のことなどいろいろな人間関係が描かれ、平城京の建設当時のことを描いています。
主人公、阿部船人の活躍。遣唐使のこと。葛城族や行基集団のこと。唐や百済のこと。天智天皇系と天武天皇系の角逐があったこと。元明天皇や元正天皇のこと。藤原不比等のこと。阿倍仲麻呂、吉備真備のことなどいろいろな人間関係が描かれ、平城京の建設当時のことを描いています。
ストーリーは意外な展開でしたがこれは読んで確かめてみてください。
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