森見登美彦『熱帯』
直木賞候補になっている、森見登美彦さんの「熱帯」を奈良・小西通りの啓林堂で買いました。1700円+税。分厚くて以前は見送っていたのですが、今回は思い切って買いました。読み始めると引き込まれてしまいました。不思議な展開です。文藝春秋のページ→「熱帯」
森見さんは奈良出身で京都大学に行かれたとのこと、現在は奈良の郊外に住まれているとのことです。
16日には直木賞の発表があるそうです。
(追記)
直木賞発表までに読もうと読み出しましたが、引き込まれて三夜で500ページあまりを読み終えました。不思議な感覚です。この本を最後まで読んだ人はいない、と本の帯には書いてありますので、ともかく最後まで読もうと思いました。
感想文想文は?と友人から言われたのですが、わたしには手に余ります。東京での沈黙の読書会という不思議な会があり、京都の吉田山あたりの不思議な扉にはいり、満州に行き、「熱帯」に行きました。そこでの次から次へと起こる不思議な出来事。千夜一夜物語とかロビンソンクルーソー、宝島、など・・・。
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