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2018年10月31日 (水)

ことしは「古都奈良の文化財」 世界遺産登録20周年です

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ことしは「古都奈良の文化財」世界遺産登録20周年です。各地で世界遺産登録の活動が活発に行われています。
一方20周年を迎えた奈良では、あまりその記念のためのイベントやフォーラムは聞きませんが、12月2日にセミナーがひらかれます。
12月2日(日)13時から16時。ならまちセンター市民ホールにて。参加費無料。事前申し込み要。
また、12月8日、15日は唐招提寺で御影堂の修復現場解説付き拝観もあります。1500円。
くわしくはHPをご覧くださいとのことです。→http://www.nara.accu.or.jp


2018年10月30日 (火)

西国三十三カ所草創1300年記念特別拝観

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ことしは西国三十三カ所草創1300年記念とのことで、各お寺では特別拝観をされています。
興福寺では北円堂が11日まで特別公開されています。
HPです→https://www.saikoku33.gr.jp/1300/sp.php

2018年10月29日 (月)

香薬師像の右手、新薬師寺で公開

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新薬師寺の香薬師像の右手が3年前に発見されましたが、このたび新薬師寺で公開されていると奈良新聞が伝えています。11月12日まで。
香薬師像の本体も帰ってきてもらいたいものです。

2018年10月28日 (日)

興福寺今昔写真展  興福寺会館にて

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11月8日まで、興福寺今昔写真展がひらかれています。興福寺会館にて。貴重な写真が多数展示されています。

入場無料。おすすめです。

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2018年10月27日 (土)

11月11日まで興福寺中金堂ライトアップ

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10月20日から一般公開されている興福寺中金堂ですが、17時30分から20時まで行われているライトアップも始まっています。500円。
夕暮れの興福寺を訪ねてみました。
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17時30分。ライトアップが始まりました。

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つぎつぎにライトの色が変わり、中金堂の魅力を伝えます。
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五重塔もライトアップされています。暗い東金堂も趣があります。

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17時30分から20時までの夜の興福寺も魅力的です。
昼間は北円堂の特別公開もされています。
来年秋は南円堂の特別公開が1日ではなく50日あまり行われるという情報です。

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チラシ裏面。
興福寺のHPです→http://www.kohfukuji.com/

2018年10月26日 (金)

入江泰吉「古都奈良の文化財~興福寺~」展

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10月26日から12月24日まで、入江泰吉記念奈良市写真美術館では、入江泰吉「古都奈良の文化財~興福寺~」展がひらかれます。
同時に、野村恵子、古賀絵里子LIFE LIVE LOVEも開催されるということです。

HPです→http://irietaikichi.jp/

スタンプラリーの冊子

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毎年、実行委員会メンバーが工夫してつくっている冊子の中です。かなりよくできています。商店街MAPは最新版です。無料で配布しますので、奈良駅駅頭、あるいはお店でGETしてください。

2018年10月25日 (木)

27日から、あるくん奈良スタンプラリー

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いよいよ27日から奈良国立博物館では正倉院展がはじまります。そして、はじまりは正倉院展実行委員会主催で、あるくん奈良スタンプラリーもはじまります。参加無料。お店や駅前でスタンプラリーの冊子も配布されます。

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お店の前のフラッグにご注目を。

どうぞ3カ所でお買い物や食事、ラリーポイントに立ち寄っていただきスタンプをもらって、ガラポン抽選で素敵な景品をもらってください。

http://arukunara.info/

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2018年10月24日 (水)

「美しき都 平城(なら)」展へ  平城宮いざない館にて

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10月6日から始まっている「美しき都 平城」岡田庄三さんの写真展と映像作家 保山 耕一さんの映像展にようやく行くことができました。平城宮いざない館 企画展示室にて、12月28日まで。

岡田さんの写真は会期の前半のときの倍くらいに増えていました。

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奥の特別室で、大型画面の保山 耕一さんの映像展が放映されていました。1回40分間。繰り返し上映されています。

途中で入りましたので、1回半くらい見続けました。冬の早朝、日の出、春の鳥や梅、夏のツバメのねぐら入り、夕暮れの風景、日の入り、夕焼け、ススキ、朱雀門、大極殿、金の鴟尾、風鐸・・・、若草山から春日奥山、生駒山の遠景、何回見ても新しい発見があります。素晴らしい映像、そして素晴らしい音楽。おすすめです。

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ちょうど昼時で、うまし館へ食事にいきました。すると、有名な銀とき子さんにばったり会いました。朝から兵庫県養父郡の小学生たちがお米を運んで平城宮跡に来たので、天平衣装でお迎えにきたそうです。

そして、旧知のカメラマンの藤山(とやま)さんと平城宮跡で撮影しようとしていたそうです。記念に写真を撮ってもらいました。

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そう言えば、9月末のもちいどのセンター街での夜市で、彼女は巫女さんとしてご縁玉(5円玉)を配ってくれて大好評でした。ありがとうございました。

遣唐使船前にて銀とき子さん。

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2018年10月23日 (火)

10月27日から、奈良工芸フェスティバル

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正倉院展のスタートに合わせて
10月27日から11月4日まで、奈良工芸フェスティバルがひらかれます。
ことしのテーマは奈良工芸の守破離(しゅはり)とのことです。HPです→http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1411971044941/index.html

2018年10月22日 (月)

行基 生誕1350年 高次喜勝師

10月20日の毎日新聞夕刊に、行基さんのことが大きく載っています。
書かれたのは、行基さん1350才大感謝祭の事務局として獅子奮迅の活躍の、喜光寺 副住職の高次喜勝さん。
奈良市在住の気鋭の記者、花澤茂人さんの写真です。

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A4のスキャナーではすこしはみ出ますので、もう1枚添付します。合わせてお読みください。

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2018年10月21日 (日)

行基さん1350才感謝祭 点描

この日、カメラの電池切れで写真がほとんどありません。実行委員としてお手伝いで忙しかったということにしておきましょう。朝8時30分奈良公園の飛火野に集合。

小雨。喜光寺からお出ましの行基さんの祭壇あたりの準備のお手伝い。9時半、ボランティアスタッフが続々と登場、頼もしい。雨も上がった。場内を一巡して、東大寺の金鐘ホールの地下へ。シンポジウムは会場満員。東大寺・狭川宗玄長老、薬師寺長老で喜光寺住職の山田法胤師、唐招提寺の西山明彦長老、西大寺の清浄院・久修院住職の佐伯俊玄師、春日大社の中野和正権祢宜のお話をそれぞれ15分間から20分くらい、うかがった。それぞれすばらしいお話であった。

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写真は95才という狭川長老。頭脳明晰で立て板に水であった。

シンポジウムは2時間近い昼休み、再び、飛火野へ。

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大勢の皆さんが来られている。早速、この日のカレー。布目ダムカレーをいただいた。そして行基鍋をいただき、木津川市のおやきをいただいた。行基さんの祭壇前で、喜光寺副住職の高次喜勝師と共に般若心経を唱えて、お話を聞いた。喜光寺のご朱印をいただき、この日のみ発売されていた行基さんのお守りをいただいた。

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飛火野ではいろいろなブースがあり、それぞれを訪れた。国土交通省から災害時の特別車両が展示されたり、土石流のお話などされていた。連凧があげられたりもしていた。

午後からふたたびシンポジウムへ。先生方のお話があり、行基さんをそれぞれの方向から語られた。中でも奈良文化財研究所の馬場基さんのお話は興味深いものであった。

以下の写真は友人からいただきました。T女史、T氏ありがとうございました。

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4時から飛火野からの行基像を先頭に飛火野会場の皆さん、シンポジウム参加の皆さんとともに、東大寺大仏殿にお参りした。100人以上の皆さんと大仏さんのそばまで上がり、般若心経をお唱えした。大仏様の基壇にははじめて上がったが撮影禁止。お参りの人たちと中門前で大記念写真を撮ってもらった。

再び飛火野に戻り、夕方からのランタンのお手伝い。事前にひとつ申し込んでいたので、ランタンをひとつもらった。来ていた知人や友人と談笑して夕焼けを見て、ランタン打ち上げを待った。日の入りして30分はあっただろうか。カウントダウンとともに、200人くらいいただろうか、一斉にランタンの糸を伸ばした。LEDライトとヘリウムガスいりの風船が入ったランタンは10mくらいの高さでたゆたっていた。行基さんのおかげであった。お月様がきれいで星も瞬きすばらしい奈良の空であった。そして再び糸をたぐってランタンをお返しした。

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あと片付けを少し手伝い、楽しい行基さん1350才感謝祭りを終えた。
後日、反省会や懇親会がある予定です。来年のこともお話に出ることでしょう。

各地で来年行いたいという希望がでているらしいが、東大寺大仏様にお参りできる、やはり奈良の飛火野で開催してほしいと思います。2回目が大切だと思います。

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奥田勝紀くんが英語のブログで紹介してくれています。

(写真も)拝借

https://plus.google.com/u/0/?tab=iX

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2018年10月20日 (土)

ならシネマテーク10月26日、27日、28日

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10月26日から28日まで、ならシネマテークです。東大寺・金鐘ホールにて。

「しあわせはどこにある」

2018年10月19日 (金)

小谷稔先生のこと

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2018年8月23日生駒市での万葉集の勉強会にて90分立ちっぱなしで講義される小谷先生。
 
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わたしの高校時代、国語を教えていただいた小谷稔先生です。この9年間ほど、短歌も教えていただきました。
この1か月ほど、入院されたり自宅療養しておられました。そんな中、やまと歌壇の選者も最後までつとめられていました。10月18日の新聞にも載っていました。その矢先に訃報を聞きました。たいへん残念です。師の土屋文明氏のように100才まで元気に教えていただけるだろうと思っていました。
10月19日毎日新聞奈良版の訃報記事です。
ご冥福をお祈りします。

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2018年10月18日の毎日新聞やまと歌壇の小谷先生の選者の一首です。
薬剤の副作用にて喉渇きふるさとの天然水ひたすら恋し
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20日、行基の実像に迫るーー第3回行基鍋ーーという記念シンポジウム

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20日、行基さん大感謝祭のひとつとして、行基の実像に迫るーー第3回行基鍋ーーという記念シンポジウムがひらかれます。
20日(土曜日)受付開始9時30分から、10時から15時50分まで、東大寺総合文化センター(金鐘ホールの地下、小ホールにて)。
150名。入場無料。事前申し込みも不要とのことです。

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20日、いよいよ行基さん大感謝祭

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実行委員会からのお誘いです。バスか歩きで奈良公園…飛火野へお出かけください。

「20日に開催が近づいてまいりました、行基さん大感謝祭!

1300年前、電話もない時代に数万、数千人を集めて大集会を行ったと言われている行基さん。

その大集会を行ったといわれている世界遺産の地「春日大社境内 飛火野」で大集会を再現したイベントを開催しますよ!

10月20日、飛火野には行基さんにまつわるブースが盛りだくさん!親子さんでも楽しめる内容になっています!是非お越しください♫

夜は、日本初となる世界遺産の地で開催するスカイランタン!
「わたしは、奈良派」のポスターにもなっている地、飛火野の夜空に無数の灯りが舞い上がります!

10月20日は、是非奈良へお越しください♫

【スカイランタン・行基さん大感謝祭】
↓↓↓お申し込みはこちらから↓↓↓
https://novajp.wixsite.com/…/eve…/xing-jisan-da-gan-xie-ji-1

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2018年10月18日 (木)

澤田瞳子著 『龍華記』

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興福寺中金堂落慶法要が終わり、小西通りの啓林堂書店で、澤田瞳子著 『龍華記』に出会いました。平家による南都焼け討ちのころを書かれた新作です。角川書店発行、1700円+税。

第1章、平家の軍勢によって般若坂の守りが破られ、興福寺、東大寺や町などが焼け討ちになる様子、第2章、復興の様子、第3章、庶民や町の様子など・・・、第4章、平家の没落、終章、興福寺、仁和寺、山田寺・・・。

澤田瞳子さんの鋭い筆致で、焼け討ちがいかにたいへんなことであったか、そのころのこと、人間模様が深く描かれています。320ページながら、後半はとくに一気に読み終えました。

「怨みごころは怨みを捨てることのみによってのみ消ゆる」というお経の一節が再三述べられます。

ちょうど14日、興福寺会館で出版記念の帝塚山大学のフォーラムがありましたのですこし聴講してきました。

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作者プロフィール

澤田 瞳子(さわだ とうこ、1977年生まれ )は、日本の歴史学者、小説家。京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院文学研究科博士課程前期修了。専門は奈良仏教史。(ウィキペディアより)



 


 

2018年10月17日 (水)

20日から興福寺今昔写真展

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20日から興福寺中金堂の公開がはじまります。(500円)
その際おすすめが興福寺会館でひらかれる興福寺今昔写真展です(無料)。わたしも楽しみにしています。
そして、北円堂の特別公開も20日から行われます。あわせて、興福寺境内を巡ってください。

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2018年10月16日 (火)

大元興寺展 11月11日まで

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創建1300年を迎えた元興寺では、いま大元興寺展がひらかれています。また貴重な機会である国宝・禅室の「屋根裏探検」も行われています。11月11日までとのことです。

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2018年10月15日 (月)

「小泉八雲 ラフカディオ・ハーン」展

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10月19日から11月11日まで、天理図書館では「小泉八雲 ラフカディオ・ハーン」展がひらかれます。会期中無休。入館無料。
20日には記念講演会も行われるそうです。当日受付。入場無料。
天理図書館のHPです→https://www.tcl.gr.jp/index.htm
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能面展

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丸尾万次郎先生のご指導の万美夢面館  能面展が10月19日から21日まで奈良もちいどのセンター街の器まつもりの2F、ギャラリーまつもりでひらかれます。第31回を迎えるということです。
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2018年10月14日 (日)

10月21日ならまち・わらべうたフェスタ

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ことしも、ならまちわらべうたフェスタが10月21日(日)。におこなわれます。奈良もちいどのセンター街の春日大社の大宿所でもいろいろな遊びを楽しめます。どうぞご参加ください。

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2018年10月13日 (土)

美ビット見て歩き *67 「没後50年 藤田嗣治展」

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毎月奈良新聞に掲載され楽しみにしている、川島一穂さんの美ビット見て歩きは「没後50年 藤田嗣治展」です。
来週の10月19日から12月16日まで、京都国立近代美術館(岡崎公園内)で開かれるとのことです。
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美ビット見て歩き 私の美術ノート *67 川嶌一穂
京都国立近代美術館「没後50年 藤田嗣治展」

写真 藤田嗣治『自画像』 1929年 油彩・カンヴァス
 東京国立近代美術館蔵 ©Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833(京都国立近代美術館提供)

 美術界では長い間、フジタ晩年の30年を支え、画家亡き後の著作権者であった君代夫人の目の黒いうちは、大規模な展覧会は開催できないと言われてきた。親鳥が大きな翼で雛を守るように、展覧会開催を拒否していた夫人が、9年前に98歳で他界し、今年がフジタ没後50年。ようやく藤田嗣治の大回顧展が開かれた。

 父・嗣章の、陸軍軍医総監としての前任者・森鷗外の助言をいれて、フランス遊学の前に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学したフジタは、卒業制作の『自画像』を残している。世間に漕ぎ出そうとする若き日の野心的な表情を見事に描いた自画像である。
 美校卒業後パリに渡ったフジタは、当時流行していたキュビスムや、目を貼りつけたようなモヂリアニ風の作品にも取り組んだ。フジタらしからぬこれら初期の作品には、本展で初めて目にすることができた。

 1920年代に入って、乳白色の下地に細い墨の線で描くという、日本画の技法を取り入れた独特の様式が完成し、非常な人気を博した。写真の『自画像』も、そのスタイルを遺憾なく発揮した作品だが、画家はどことなく不安気な表情をして、壁の女性像も倦み疲れたような顔である。
 この自画像が制作された1929年に世界大恐慌が始まり、パリの美術界もパトロンを失って低迷し、フジタも中南米に渡った後、昭和8年(1933)、日本に帰国した。異国の風景に触発されたこの時期は、別人によって描かれたかのような濃彩の作品が多い。

 続いて『アッツ島玉砕』と『サイパン島同胞臣節を全うす』の並ぶ「作戦記録画」の部屋に入ると、再び空気が一変した。しかし暗い画面をじっと見ていると、「戦意昂揚のため」という建前とは関係なく、大作の群像作品を制作する画家フジタの素朴な「喜び」も見えてくる。

 日本の敗戦後、戦争中の国策協力を非難され、アメリカに渡るが、そこでもアメリカ人画家・ベン・シャーンらに「日本人ファシスト」画家として糾弾される。しかし戦争画を描いた日本人画家は藤田だけではないし、ベン・シャーンが米戦時情報局で制作したポスターも、いわば「戦争画」と言えるだろう。フジタは一人納得できない思いを抱いたのではないだろうか。

 渡仏して夫人共々フランス国籍を取得し、カトリックに改宗したフジタ最晩年の宗教画が最終室に並んでいるが、何故か痛々しい印象を受ける。むしろ、グッズ売り場にも置かれていた集英社新書『藤田嗣治 手しごとの家』『本のしごと』『手紙の森へ』の中の、いつも何かしら手を動かして物を作り、それを身の回りに置いていたフジタが、彼本来の姿なのかもしれない。
次回は平成30年11月9日付(第2金曜日掲載)=
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かわしま・かずほ
元大阪芸術大学短期大学部教授。
メモ 京都国立近代美術館(岡崎公園内) 京都市左京区岡崎円勝寺町。電話075(761)4111。
いい季節なので、近鉄京都線「近鉄丹波橋駅」で京阪線に乗換え、「三条駅」で地下鉄東西線に乗換え、「東山駅」下車。東へ歩き、左折して疎水沿いに歩くのがおすすめ。約10分。会期は10月19日から12月16日まで。月曜日休館。http://foujita2018.jp/
 

行基さん大感謝祭

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10月20日の行基さん大感謝祭が近づいてきました。
以下のようなご寄付依頼のメールが来ました。よろしくお願いします。

お世話になっております。

 

さて、現在のご寄付状況について報告をさせていただきます。

 

本日からカウントダウンメールをさせていただきます。特にクラウドファンディングについて

 

ぜひご自身のフェイスブックやツイッター・SNSへの拡散、メールでの協力依頼などご協力の程お願いいたします。

 

 

 

1010日時点 

 

 

クラウドファンディング(Ready for

 

108,000円(20名の方からご寄付いただいております)

 

 

30万円まで残り、198,000円で達成

 

 

プロジェクト支援はこちら

 

https://readyfor.jp/projects/gyoki1350

 

 

 

直接、銀行口座への振込

 

319,700円(16名の方からご寄付いただいております)

 

 

 

口座 南都銀行 本店(010) 口座番号 2379660

 

名義 行基さん大感謝祭実行委員会 会計 高橋佑司

 

 

宜しくお願い致します。」


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2018年10月12日 (金)

興福寺国宝館へ

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興福寺国宝館を訪ねました。東京根津美術館所蔵の帝釈天と興福寺の梵天が、再会して展示されていました。11月15日まで。
中金堂の一般公開は20日からです。

11日、興福寺中金堂落慶法要の結願

7日から5日間にわたって行われた興福寺中金堂落慶法要は11日無事結願を迎えました。11日は朝のうち少し雨が降りましたが、法要の10分前くらいには雨も上がったと、この日参列された方のお話です。大きな「だ太鼓」もカバーされ、中金堂の内部も拝観できなかったそうですが、散華が素晴らしかったとのお話です。この日の多川貫首は、初日同様、「新しいお寺の動線ができました。これからは中金堂が中心です。明日からまたスタートです」とのご挨拶があったそうです。
 また慶讃のお茶席も5日間好評であったとのことです。
慶讃のお茶席をお世話されたFさんによれば、「明治維新から150年の今年に興福寺は廃仏毀釈から見事に中枢となる中金堂を再建しました。そして千宗屋氏の仲立ちにより、比叡山延暦寺の声明が境内に響くという素晴らしい慶事となりました。」とのことです。

中金堂の焼失は江戸時代の8代将軍のころとか。明治150年の今年ともいえますし、平成のはじめに再建を志され、平成の30年、最後に見事に再建されたともいえます。
何しろ、素晴らしい慶事です。
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午後からは何百人もの方を迎えて、奈良ホテルで結願の祝賀会がひらかれました。わたしもお招きを受けましたので出席してきました。

最初に森谷副貫首から
300年ぶり無事に中金堂が落慶できた御礼のご挨拶がありました。
文殊講の方の乾杯の挨拶では「これからの回廊整備や南大門復元にむけてご協力をお願いしたい」というお話もありました。
司会は興福寺僧侶の 俊慶師でした。
Cimg31112 ご挨拶の森谷副貫首。
桝酒とおいしいお弁当をいただきました。
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多川俊映貫首、甥の多川良俊執事長、多くの興福寺のみなさま、東大寺の森本公誠長老、法隆寺の大野玄妙管長、薬師寺長老であり喜光寺住職の山田法胤師、氷室神社大宮宮司ら多数の方にご挨拶できました。
地元の方や吉野郡天川村の方、東京からの方などと同じテーブルでした。
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最後に多川良俊執事長のお礼のご挨拶がありました。

わたしは奈良ホテルからの帰り道、はじめてのルート、猿沢池の五十二段を登り、南大門あとを通り、中金堂を仰ぎ、国宝館を拝観しました。そのあと、東金堂、五重塔、南円堂をお参りしました。新しい動線かもしれません。
ともあれ、興福寺中金堂落慶法要の初日に参列できて、最後の結願の日にお参りできるということはとても有難いことでした。

2018年10月11日 (木)

興福寺中金堂落慶の散華

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7日から連日多くの方が落慶法要に行かれているようです。
10月11日、興福寺中金堂落慶法要のいよいよ結願です。
興福寺中金堂平成再建落慶記念としていただいた、散華です。
絵は、法相柱を描かれた、畠中光享さんの作です。
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2018年10月10日 (水)

大和文華館、高麗特別展

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ことしは高麗建国1100年ということです。奈良・学園前の大和文華館では、10月6日から11月11日まで特別展が開かれています。 

大和文華館のHPです→http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/

2018年10月 9日 (火)

奈良・依水園、寧楽美術館

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奈良市水門町の名園、依水園です。東大寺南大門や若草山を借景としたすばらしい日本庭園です。その中に寧楽美術館があります。そこで、高麗青磁の特別展が10月1日から2月24日まで開かれます。
大阪市立東洋陶磁美術館、大和文華館、寧楽美術館の連携した展覧会ということです。

画像をクリックすると拡大します。

 

HPです→https://www.isuien.or.jp/

2018年10月 8日 (月)

10月7日 興福寺中金堂落慶奉告法要 点描

四半世紀かけて計画された、興福寺中金堂落慶奉告法要(初日)が台風の心配もなくなり、秋晴れの好天の下、朝10時から12時過ぎまで行われました。

入場

惣礼

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シビ再照 除幕

 

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献花

献茶

 

散華

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再建落慶奉告文  多川俊映貫首

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慶讃文、 東大寺 狭川普文猊下

祝辞、 文化庁長官

舞楽 「賀殿」

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読経

回向文

多川貫首 ご挨拶

惣礼

退出


司会  NHK奈良放送局 秋鹿アナウンサー

終了後、たいへん人数の中、中金堂の釈迦如来、法相柱などを拝観できました。

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2018年10月 7日 (日)

いよいよ興福寺中金堂、落慶法要です

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7日からいよいよ興福寺中金堂の落慶法要です。心配された台風も避けられて、何よりです。10時から厳修とのこと(招待の方だけが入場できます)。一般公開は20日からです。

2018年10月 6日 (土)

正倉院展は27日から

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第70回正倉院展は10月27日から11月12日まで開催されます。「ならら」10月号は正倉院展、技のかぎり、という特集です。今回も充実した出陳の品を載せています。定価500円。(器まつもりでも販売しています)

奈良国立博物館のHPです→https://www.narahaku.go.jp/

読売新聞のWEBも詳しく載っています。動画も出てきます

https://www.yomiuri.co.jp/shosoin/

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画像をクリックすると拡大します。

2018年10月 5日 (金)

全国商店街支援センター、初の夜市!

全国商店街支援センターは以下のように紹介してくれています。

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<にぎわいづくり>初の夜市開催!もう「早く閉まる」とは言わせない!-もちいどのセンター街でもういちど楽しいひと時を【奈良県奈良市奈良もちいどのセンター街協同組合】  イベント 地域振興 

2018年10月02日 (火曜日) 15:00

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地域の人だけでなく外国人観光客の姿も見られた。

夜になったらもう一度—。奈良の夜は早いというイメージを覆そうと、奈良市の餅飯殿(もちいどの)センター街が9月28日、29日に「もいちど夜市」を開催した。

奈良の街は夜の店じまいが早いと言われ、宿泊先を近隣の京都や大阪に選ぶ人もいるほど。昼間は観光客で賑わう同センター街も、店のほとんどは19時~20時の間に閉まってしまう。そこで、夜のセンター街でもう一度楽しんでもらおうと初の夜市開催に着手した。

夜市は店が閉まりだす19時頃からスタートし、今回は、36の店が夜市限定のグルメの店や縁日の店を取り入れた。今や奈良が聖地とうたわれる人気のかき氷やタイ風やきそばなどのグルメに、独特の魅力を放つ猫面のワークショップやハンドメイド雑貨の販売、疲れた体を癒すお灸に耳つぼピアス、さらに無料のイベントとしてガラポン抽選会(当日使えるお買物券)やゆかたの着付けなど、多彩な商品とサービスで来街者を迎えた。2日間でおよそ6500人もの人が詰め掛け、多くの店が完売状態となったほど、初の夜市は大盛況のうちに幕を閉じた。

このイベントを企画したもいちど夜市実行委員会は、「昨年『夢CUBE』の10周年記念パーティを夜に行った際、予想以上に多くの方がセンター街に遊びに来てくれました。それならば夜市をやってみようと今回の開催に至り、こんなにも大きな反響をいただけたことは、『もちいどのセンター街販促委員会』の若手店主たちにとっても大きな励みになりました」と話す。また、夢CUBEは若手の育成を目的としたチャレンジショップで、将来商店街の担い手となる期待の若手が育つ場所だ。
今後も定期的に夜市を開催する予定で、夢CUBEを含む新旧100以上のショップが力を合わせ、奈良の夜を盛り上げていく。

NHKならナビ、もいちど夜市 のリポート

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9月28日(金)29日(土)に行われた、奈良もちいどのセンター街の「もいちど夜市」を準備段階からNHKならナビは密着取材でレポートしてくれました。NHKならの以下のHPで見ることができます。

http://www.nhk.or.jp/nara/program/report/index.html#1003

西大寺 光明真言土砂加持大法会 点描

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ちょうど、西大寺で所用がありました。光明真言土砂加持大法会が開かれている日でした。西大寺では友人が関わったという、塔跡での光の展示物があるという知らせを聞いてお参りして来ました。毎年、大掛かりになっていくようです。真ん中の円のようなものが横に360度回転して光を発します。夕焼けのとても美しい日でした。(10月4日18時ころ撮影)西大寺のHPです→http://saidaiji.or.jp/
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2018年10月 4日 (木)

中村卓哉写真展 「海と森がつなぐ命」 大阪では10月11日から24日まで。

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先日、所用で東京新宿に出かけました。写真集の編集などで活躍している高校時代からの同級生、小西治美さんがこの展覧会を紹介してくれました。夕方、うまく拝見することが出来ました。画像をクリックすると拡大します。

個別写真でなければ撮影可。SNSで公開も可ということでした。

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美しい辺野古の森と海です。さんご礁、魚、亀、カニなど。そして森、滝、水・・・。
17年間通って撮影されたということです。直接、辺野古沖の埋め立てについて語られてはいませんが、写真は美しい辺野古は守るべきであることを力強く訴えています。


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撮影された水中用の大型カメラです。相当重そうです。何キロあるのでしょうか。
会場にはちょうど大柄な写真家の中村卓哉さんがおられました。
会場で写真集を買い、サインしてもらいお話もできました。

中村卓哉さん曰く

「10月11日から大阪梅田のヒルトンプラザウェスト・オフィスタワー13階のニコンプラザ大阪内、THE GALLERY 電話06-6348-9698で展覧会をすること。
10月11日から13日は在廊していること。
とくに13日(土)14時から、中村卓哉トークイベントを行い、作品の解説もするのでたくさん来て欲しい」とのことでした。

多くの写真ファンの方、写真家の方、おすすめです。
中村卓哉さんのHPです→http://www.t-nakamura.com/

会場で美しい写真集を買いました。(税込2500円)小西治美さんの編集で素晴らしい写真集です。

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2018年10月 3日 (水)

10月9日ジャズ・ライブ

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10月9日(火)ならまちのあしびの郷で、

ジャズライブmemories of  youが開かれます。

予約・申込みはTEL0742-33-2166/090-9716-8852山脇さんまで。

 

2018年10月 2日 (火)

10月6,7,8日,奈良鹿の角きり

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奈良公園の鹿苑での鹿の角きりが10月6日7日8日に開かれます。1672年(寛文12年)から開始されたとのことです。

当日は11時30分開場。12時から安全祈願祭。13時から15時まで30分間隔で角きり行事が行なわれます。おとな1000円。こども500円。

南都銀行本店のウィンドーの展示です。

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2018年10月 1日 (月)

奈良 興福寺 落慶

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10月になりました。

興福寺中金堂は10月7日から11日まで、落慶法要。そして10月20日(土)から一般公開です。いろいろな落慶に伴う催しがひらかれます。

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10月17日だけ南円堂の中を拝観できます。

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