天神橋筋商店街と歌人の高田ほのかさん
8月8日夕方、近畿経済産業局主催の「商店街とまちづくり」の3時間余りに及ぶセミナーを聞きました。
すこしのぼせた頭を冷やしがてら、大阪の街を歩き、ひさしぶりに、天神橋筋商店街を歩いてみました。
2丁目からJR天満駅まで、左右に店を見ながらふと、「商店街、短歌」の表示に引き込まれて「天三おかげ館」入ってみました。
5年間かけて、天神橋筋の商店街のお店をたずねて、それぞれのお店の短歌を詠まれ、ポスターにして展示されていたのでした。若き歌人の高田ほのかさんの作品でした。
同業の先輩のたまいち土居陶器店の土居年樹さんのことを話したら、土居さん夫妻とお店を短歌に詠まれたポスターを見せてくれました。
天満切子(てんまきりこ)とは、カットされたガラスのことです。大阪の伝統産業である天満切子はこの辺りに工房やガラス問屋さんがありました。
この天三おかげ館は、もともと昭和56年に作られた「天三カルチャーセンター」ということでした。天三カルチャセンターができたころ奈良の商店街で見学に来て、土居さんにお会いしました。その後、土居さんは大阪の商店街の、いえ日本の商店街のリーダーとしてご活躍になりました。天満天神繁昌亭にも尽力されました。
わたしも土居さんには何度かお話を聞いたり、奈良まで講演に来ていただいたり、全国の陶器業界の会合でお会いしたり、お世話になりました。ご自身の書かれた本もいただきました。
高田ほのかさんの100の歌が入った「100首の短歌で発見!天神橋筋の店 ええとこ ここやで」の歌集を買いました。(1500円)
そしてこの日は天神橋筋商店街での展示の最終日ということでした。
高田ほのかさんにお会いしたこの日のNHKの夕方のテレビで、8月20日まで大阪、北堀江のギャラリー「ART HOUSE」でこの展示が行われるという放送があったそうです。フェースブックから写真を拝借。
高田ほのかさんの公式HPです→http://honokatanka.com/
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