長谷川潔著『ある新聞記者の履歴書』
フェースブックつながりで長谷川潔さんからご案内をいただきました。
「前の職場の日経からなかなか言ってこないので、自分で「私の履歴書」を書いて出版しました。
生い立ちや企業取材や国際報道の現場で体験したことなどを失敗談を混じえてまとめました。
古稀を過ぎたいま、先延ばししない方がよいと考えました。
どんな担当でも一流の記者たらん、とした奮闘記ですが、もう一つの人生となった合唱音楽をめぐる幸せな歩みにも紙幅を割きました。
Amazonで1000円で買えます。「一時的に在庫切れ」とサイトでは表示されますが、注文があると出版社から取り寄せるようで、申し込んでいただくと、いつ頃届けられるかのメ-ルが来る仕組みです。
読みやすい文章は保証します。
お読みいただければ、嬉しいかぎりです。」
長谷川さんは、学生時代、合唱団での先輩です。
素晴らしいベースで、うしろで歌っていただくととても歌いやすかったことを思い出します。
その後、長谷川さんは日本経済新聞社にお勤めになりました。
現在、東京アカデミー合唱団の代表を務めておられます。
演奏会でお会いしたり、メールのやり取りをしています。
素晴らしい方とお知り合いになれたものです。東京アカデミー合唱団のHPです→https://www.tokyo-academy.com/
早速注文して5月末に到着。ちょうど休みでしたので、早速読み始めました。
長谷川さんの三重県津市の幼少のころから、中学高校、大学へ。
東京外大のグリー、そして東京アカデミー合唱団へ。
日経新聞に入社され、奥様との出会い、本社や地方勤務、そしてアジアへ。
要人との思い出やときどきの世界情勢などを交えての記者生活が詳しく書かれています。
アジアの総責任者やニューヨークのアメリカの責任者など。
音楽とのかかわり。
日経新聞社の顧問を2年して、アカデミー合唱団を中心とした生活に。
2011年東日本大震災の直後の演奏会。
バンクーバーでの演奏会。
バッハのマタイ受難曲。
昨年のロ短調ミサ・・・。
長谷川さんの濃い半生をまとめられていて、まさに日経新聞の「私の履歴書」、いえそれ以上の量であり中味であると思います。
一気に3時間で読み終えました。
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長谷川潔著『ある新聞記者の履歴書』
Amazonで1000円(税込)
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