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2018年7月 8日 (日)

森本公誠著 『東大寺のなりたち』 岩波新書

東大寺の森本公誠長老(東大寺218世別当)の最近上梓された、『東大寺のなりたち』が小西通の啓林堂書店にたくさん平積みされていました。最近話題の本であり早速買って読みました。新書ながら学術書なみの内容の濃さでしたがわかりやすく書かれています。

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森本公誠著 『東大寺のなりたち』 岩波新書、840円+税。

最初に、東大寺の創建のころをくわしく書かれています。
聖武天皇の息子である基親王の夭折、羂索堂、法華堂、東大寺山界四至図などから書き起こされています。

本の扉より

華厳宗大本山東大寺。聖武天皇の発願に始まるこの寺院は、古来どのような存在意義を有していたのか。入寺から約七十年。東大寺長老である著者は、その問いかけの答えを創建時代の歴史に求めてゆく。朝廷内の政争と陰に陽に絡みながらも、救済の寺としての道を歩んだ東大寺のなりたちを解き明かす。

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目次

 

はじめに

 

第1章、東大寺前史を考える

 

1、山房の時代

 

2、金鐘・福寿寺の時代

 

3、大養徳国金光明寺の時代

 

第2章、責めは予一人にありーー聖武天皇の政治観

 

1、学習の時代

 

2、政治の真価とは何か

 

3、仏教思想による民心の救い

 

第3章、宗教共同体として

 

1、天皇の出家と譲位

 

2、寺院と墾田地

 

3、寺院形態への模索

 

4、国分寺と東大寺

 

第4章 盧舎那大仏を世界に

 

1、開眼供養会へ向けて

 

2、大仏開眼会の盛儀

 

3、新羅はなぜ大使節団を派遣したか

 

4、聖武太上天皇の晩年

 

第5章 政争のはざまで

 

1、権謀術数をめぐらす仲麻呂

 

2、仲麻呂の排除

 

3、称徳天皇重祚

 

4、政争ふたたび

 

第6章 新たな天皇大権の確立

 

1、仏教界の綱紀粛正

 

2、仏教勢力の排除

 

3、藤原種継暗殺事件

 

4、平安京で構想新たに

 

参考文献

 

略年表

 

結びにかえて

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森本公誠師のプロフィール(ウィキペディアより) 

 

森本 公誠(もりもと こうせい 1934年 - )は華厳宗の僧侶・イスラム学者。文学博士。

2004年から2007年まで第218世東大寺別当・華厳宗管長を務める。現在は東大寺長老。

長年にわたり仏教者の立場から国内外でイスラム教との交流を重ねてきた。

経歴

兵庫県姫路市生まれ。
1941年、父が京城の師団司令部附となり家族で移住。
京城府の龍山国民学校に入学。
父の異動のため帰国し、小学1年の二学期から小学四年まで広島市で過ごす。
通った中島国民学校(現・広島市立中島小学校)は今の平和記念公園の南側にあり、原爆の爆心地のすぐ近くだった。
退役していた父が再び臨時招集を受け、原爆投下4ヶ月前の1945年3月に奈良に転居。
広島の家の近所の子供や友人はほとんど亡くなった。
15歳で東大寺に入寺。
奈良女子大学附属中等教育学校を経て1957年、京都大学文学部卒業。
1961年エジプト・カイロ大学留学。
1964年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
1968年京都大学文学博士取得。

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