飛天を奉納された喜光寺へ
先日、行基菩薩の終焉の地である、菅原町の喜光寺(山田法胤住職)をひさしぶりに拝観しました。早稲田の同窓の榎本さんが飛天を奉納されたことを友人のOさんから聞いていたからです。
「試みの大仏殿」といわれる本堂。奉納された8体の飛天像が舞っています。
飛天奉納を伝える2月17日の奈良新聞。(画像はクリックすると拡大します)
境内には大きな睡蓮鉢がたくさん並んでいました。
6月中旬からロータスロードということで、薬師寺、唐招提寺、喜光寺に加えて今年から西大寺も参加、4つの寺で蓮を見ることが出来るということです。
そして本堂横に會津八一の歌碑。素空氏の解説です→☆
ひとり きて かなしむ てら の しろかべ に
きしや の ひびき の ゆき かへり つつ
(一人来て悲しむ寺の白壁に汽車の響きのゆきかへりつつ)
歌意
一人やってきて、この寺の荒れ果てた様を悲しんでいる私に汽車の響きが、寺の白壁にゆきかえりする。
喜光寺のHPです→http://www.kikouji.com/
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